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【広島市】新型コロナウイルスワクチン接種6回目を予約(2023年5月)

新型コロナウイルス感染症の位置づけは、今まで新型インフルエンザ等感染症(2類相当)とされていましたが、本日(5月8日)より5類感染症となりました。通っているスポーツクラブも、本日より体温測定や筋トレのマシン間にあった遮蔽版も取り除かれました。マスク装着も個人判断になり、以前よりかなり緩くなりました。

5類移行に伴って、症状が出た場合の受診の流れや、感染対策も大きく変わります。厚生労働省は発熱など新型コロナを疑われる症状が出た場合、医療機関に行く前に国の承認を受けた検査キットで検査するように勧めています。結果が陽性でも症状が軽い場合は自宅で療養し、高齢者や基礎疾患のある重症化リスクの高い人や症状が重い場合は、早めに医療機関に連絡を取るよう勧めています。医療費も今までは無料でしたが、8日以降は原則自己負担となります。

5類移行後は、これまでのように法律に基づき、感染者を一律外出自粛を求めることもなくなります。コロナウイルスがいなくなった訳ではないので、特に、高齢者は今まで通り基本的な感染対策(手洗い・マスク・うがい)をしないと、間違いなく感染してしまいます。毎日の感染者数の発表もなくなりますので、危機感も薄れてくるように思います。

私を含む高齢者は、重症化リスクが高いのでワクチン接種は必須になります。広島市」Web上から6回目の新型コロナウイルスワクチン接種の予約をしました。私は、前回同様、一日中楽しめる中四国地区最大級のモール「広島マリーナホップ」内にある「マリホホール」の集団接種会場を選択。予約完了すると件名「広島市 予約確認のお知らせ」として、登録メールにも予約内容の連絡が届きます。

5回目接種の時は、同じ「広島マリーナーホップ」でしたが、ほぼ毎日が予約可能になっていました。今回の予約日は、5月27日・28日(土・日)の2日間のみです。6月以降の予約は未定となっています。接種ワクチンはファイザー社BA.1オミクロン対応2価ワクチンです。自己負担はありません。

5回目のワクチン接種まで、いずれも筋注した箇所の痛みが少しあっただけで、大きな副反応は全くありませんでした。冬には7回目接種もあるのでしょうが、インフルエンザワクチンのような感覚でうまく付き合ってゆくしかないようです。

【広島市】新型コロナウイルスワクチン6回目の接種案内が来ました

先日(4/21)私の住む広島市より、6回目の新型コロナウイルスワクチンの接種案内が来ました。私が購読しているローカル新聞で、毎日 国内の新型コロナウイルス感染者数が発表されていますが、ずいぶんと少なくなりました。

昨年の東京・大阪の感染者数のピークは2万人に迫る勢いでしたが、現在は2千人にも満たない人数までに落ちました。広島県も昨日の感染者数は463人(広島市は内218人)で、昨年8月の8000人を越える感染者数を考えると、こちらもウソみたに少なくなりました。10万人当りの感染者数では東京を超えることもありました。併せて亡くなる人も減少、ワクチン接種率アップや集団免疫などが功を奏したようです。

マスク装着も個人の判断でOKとなりました。とはいえ新型コロナウイルスが消滅した訳でもないので、高齢者が感染すれば、重大なリスクを負う可能性はゼロではありません。私は5回のワクチン接種で副反応はほとんどありませんでしたので、6回目の接種も受ける予定です。

6回目の接種は、5回目と同様、自己負担なしでオミクロン株に対応したオミクロン株対応2価ワクチンの接種となります。対象者は、前回接種から3ヵ月以上経過した次の方になります。①65歳以上の方②12~64歳の *基礎疾患を有する方 その他重症リスクが高いと医師が認める方 *医療機関ん、高齢者施設、障害者施設の従事者となっています。

ただ、接種券は届いたものの、インターネット予約しようと思いましたが、4/26日現在 何故かシステムがうまく動作しません。予約期間は5月8日~8月(予定)までなので、それまでに立ち上げれば問題はありませんが・・・

放射線治療後2年(経過観察)前回値よりさらに下がりPSA値0.042でした

昨日(3/6)PSA検査のため、広島大学病院(放射線科&泌尿器科)に行ってきました。前回値よりさらに下がり、PSA値0.042でした。前立腺がん放射線治療終了後、今回検査で約2年が経ちました。今まで経過観察として3ヵ月毎にPSA検査をしてきましたが、泌尿器科担当医より、順調な推移なので、これからは6ヵ月毎のPSA検査にしましょうということになり、次回より9月4日と決まりました。

放射線治療の場合、全摘手術と違って、前立腺が存在しているため、PSA値は下降し続けてゼロになる訳ではありません。いずれ下げ止まりのまま推移したり、又は限られた範囲内で上がったり下がったりするようです。検査毎の絶対値よりトレンド(推移)が大事なポイントになります。

放射線治療の場合、2回の検査で連続してPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で 再発と判断されます。

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がん放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。

併用したホルモン治療は、2020年9月1日~2021年3月末まで7カ月間継続投与。放射線治療中の2か月間は、ホルモン治療と重なりました。ホルモン治療は、精巣(睾丸)からの男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑えることで前立腺がんの増殖を抑制するゾラテックスというお薬を使います。

ゾラテックスは、1回の注射で4週間(28日)効果が持続するタイプと12~13週間効果が持続する二種類あります。前腹部の皮下に注射します。継続投与によって手術による精巣を摘出したとき同じレベルの低テストステロン状態を維持させます。先生のお話だと睾丸の大きさが7割位になるとか。

男性は何歳になってもスケベーですが、治療以降 卑猥な裸の女性を見ても何にも感じませんし、エロサイトも見る気にもなれません(笑)。ホルモン治療は二年前に放射線治療と共に終了しましたが、体重は4キロ増え60kg、ウエストは83cmから93cmになりました。かかさず週3回走っていますが、体重はキープしたままです。

放射線治療後2年経過の現在、排尿回数6回~7回(睡眠時間5時間、起きている時間が長いw)、排便は毎朝1回あり。放射線治療による晩期副作用と言われる膀胱炎 (膀胱出血)・尿道狭窄や直腸出血なども一切ありません。

 放射線治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療終了(7ヵ月間のホルモン治療併用)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06   PSA値 0.042
(放射線治療後、約2年経過)

毎回、広島大学病院にはA.M9時ごろ到着し、最初に自分で採尿をしたコップを所定場所に提出、約30分待機後に採血があります。PSA検査値が分かるのはさらに1時間後のA.M10時半ごろになります。泌尿器科の医師よりPSA検査値の説明や次回PSA検査日程などが決められます。1時間待つ間のA.M10時ごろ放射線科医師の定期面談(治療後の様子などを聞かれる)があります。ほぼ午前中にはすべて終わります。

※ 私の番号は154でした

今回放射線治療に拘わった放射線治療科の担当医D先生(女医)が、広島大学および連携先HIPRAC(ハイプラック)を退職され、県病院(県立広島病院)に行かれる話を直接聞かされました。

広島市は医師が少なく、医師の意思(希望等)ではなく県で医師を管理する部署があって必要に応じて配置替えがあるそうです。一年前には針生検やホルモン治療、経過観察などでお世話になった泌尿器科担当医のF先生が広島大学を退職し開業医になりました。

両先生にはとてもお世話になり、マラソンの話題など診察以外の話などで盛り上がっていましたが、これからはそれも出来なくなりました。せっかくのご縁でしたが致し方のないこと。治療に拘わって頂いた医師やスタッフの皆さんに感謝あるのみです。

週に150分、強度のランニング(有酸素運動)は、前立腺がん治療中・治療後のケアに好影響を与えているというアメリカでの論文があるそうです。私も、前立腺がん放射線治療中はもちろんのこと治療前後も週3回のマラソン練習を欠かさず続けてきました。多少なりともそれが功を奏しているのであればとても幸いなことであります。

お笑いの間寛平さんもステージ4の前立腺がんで放射線治療を受け、今もマラソンを継続しており、練習後 ビールもガンガン飲んでいるそうです。

放射線治療後1年9カ月(経過観察)PSA値 0.054でした

昨日(12/5)PSA検査のため、広島大学病院(放射線科&泌尿器科)に行ってきました。PSA値は0.054でした。前回値よりさらに下降、順調に推移しております。前立腺がん放射線治療終了後、今回検査で1年9カ月を迎えますが、経過観察として3ヵ月毎にPSA検査をしています。前立腺がんにおいては、放射線治療も全摘手術した人も定期的な経過観察は必須となります。

放射線治療の場合、全摘手術と違って、前立腺が存在しているため、PSA値は下降し続ける訳ではありません。いつかは下げ止まりとなり、そのまま推移したり、又は小さな範囲内で上がったり下がったりするようです。正常な規定値の範囲内で横ばいで推移していれば問題ありません。

放射線治療の場合 、2回の検査で連続してPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で、再発と判断されます。

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がんの放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。次回のPSA検査は、来年3月6日と決まりましたが、治療終了からほぼ2年経過に当たります。順調な推移に治療にあたった医師やスタッフに感謝あるのみであります。

 治療後のPSA値推移  

*2021/03/29 放射線治療終了(7ヵ月間のホルモン治療併用)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05   PSA値 0.054

前立腺がんは、男性のかかるがんとして「国立がん研究センター」統計では、2019年度 部位別罹患率で第一位になっており、2022度罹患予測においても第一位になっています。日本では2人に1人ががんに罹り(2019年データ)、4人~6人に1人ががんで亡くなる(2021年データ)という現実があります。

前立腺がんの場合、近年罹患率上昇の要因として、①長寿による高齢化 ②食事の欧米化 ③PSA検査の推進などがあります。前立腺がんは罹患した当初は自覚症状が全くありません。早期発見すれば100%治癒(完治)するがんです。PSA検査は、精度の高い前立腺がん早期発見ツールなので、60歳以上の人は、ぜひPSA検査をお勧めします。

私の友人で前立腺がんになった人が6人もいます。殆どの人が60代で罹患しています。ちなみに、私は77歳のとき見つかりました。前立腺がんは、前立腺の外線に出来る悪性腫瘍のため、最初は自覚症状がありません。一方、前立腺肥大は内線にできる良性腫瘍ですが、尿道を圧迫するので尿が出にくい頻尿などの自覚症状があります。

前立腺がんは、進行の遅いがんなのでほっておいても大丈夫だと言われていますが、自覚症状がでたときは手遅れとなります。前立腺がんのそばには大事な臓器やリンパ腺があるので、外腺皮膜を破ってがんが拡大したときは、全身に転移するからです。

人生100年時代と言われていますが、健康寿命あっての長寿であります。病気とうまくつきあいながら生活する選択肢もありますが、男性にとって罹患率の高い前立腺がんは、早期発見すれば100%完治します。5年、10年生存率もほぼ100%です。60歳以上の人は、まずはPSA検査です。

スポーツジムで1年ぶりに爺80歳の体組成を測定してみました

3ヵ月前に体組成計(TANITA製BC-316)を購入し毎日測定しています。測定可能項目は、体重・BMI・体脂肪率・筋肉量・推定骨量・内臓脂肪率・基礎代謝量・体内年齢です。体重は毎日入浴前に計りますが、体組成は10日に1回位です。体重はほぼ60キロをキープしていますが、総合的にはそれほど問題はありませんが、「内臓脂肪率がやや高い」と「推定骨量がやや少ない」という判定がでています。ちなみに体内年齢64歳となっています。

行きつけのスポーツクラブのジムに業務仕様の体組成計があり、有料ですが必要に応じて定期的に検査しています。これがきっかけで自宅でも利用したいと体組成計購入のきっかけになりました。

前回測定から一年近くなるので、先日 ジムの体組成計で測定(検査)して貰いました。業務用なのでかなり詳細に分析してくれます。検査結果データはA4で2ページあり、詳細はスタッフが説明・アドバイスをしてくれます。

総合判定は、赤枠で囲んでいますが、体重・体脂肪率ともに標準で、体格判定は<理想的>と出ました。摂取カロリー(飲食)と消費カロリー(運動量)のバランスがとれているので、現在の生活パターンの維持で良いそうです。一年前に比べると体重は1キロ減少していますが、この範囲の体重変化は日ごろよりあるので、一喜一憂する必要はありません。

体脂肪率も減少方向に改善しました。標準体重は63キロが理想ですが、走る分には60kgくらいがよろしいかと思います。毎日体重を測定していると分かりますが、ランニング(マラソン)後は、脂肪燃焼と発汗による水分で1キロ位体重が減少します。

約2年前、前立腺がん治療でホルモン治療を7カ月間、さらに2ヵ月間の放射線治療を受けました。当ブログにおいても治療日記で紹介させて頂きましたが、治療終了後は早期発見ということもあり、順調に推移していおります。ところが、治療前はもちろんのこと治療中も週3回のハードなランニングをしているにもかかわらず、治療終了後 数ヵ月経った2020年6月ごろから、50キロ台半ばから体重が4キロ~5キロ増えました(笑)

2019年8月に始まったホルモン治療中(副作用の一つに中性脂肪による体重増加あり)であれば理解もできますが、ホルモン治療が終わってずいぶん経ってからなので不思議です。ホルモン治療は、前立腺がんを促進させる男性ホルモン抑制のためなのですが、去勢手術と同等の効果があるそうです。

治療終了後は、男性ホルモンの90%を生成するこうがん(通称きんたま^^)の大きさが、正常より7割位に小さくなるそうです。治療は禁欲生活と同じなので・・・もっとも80歳のジジイにそんな元気もありませんが(笑)体重増加はなんらかの治療の影響はあったと思います。

少しお話がそれましたが行きつけのスポーツジムにおいても走る人は少ないです。まして80歳のランナーは皆無。これからも週3回のランニングは可能な限りずっと続け、ベストな体調を維持してゆきたいと思います。

現在 ランニングによる月間走行距離80km前後、腹筋運動も毎日150回していますが、ウエスト回りについた脂肪はなかなかとれません。もともと細身だった私としては、体重増加は望むところなので運動しながら増えた体重がキープできるのであれば、これに越したことはありません。体組成の検査結果も理想的と判定しているので問題はないと思います。

新型コロナワクチン 5回目の接種に行ってきました(広島市)

11月10日10時45分、予約していた5回目の新型コロナワクチンの予防接種に行ってきました。3回目接種より自宅から車で10分で行ける「広島マリーナホップ」で接種を受けています。接種会場の受付は、予約時間15分前に開始なので、10時30分に接種会場に入り、予備部屋で約10分間待機後、本人確認 ⇒ 予診票提出 ⇒ 医師の予診 ⇒ ワクチン接種 ⇒ 待機スペース15分間様子見の後、11時05分には退出しました。所要時間は35分でした。集団接種会場では、毎回この流れです。

接種した5回目のワクチンは、オミクロン株対応の「ファイザーBA.4-5」です。今回は、従来型の1価ワクチンではなく、現在流行のオミクロン株に対応した「オミクロン株対対応型2価ワクチン」でなくてはなりません。

オミクロン株対応ワクチンは、モデルナ社製には「BA.1対応型」ファイザー社製には「BA.1対応型」および「BA.4-5対応型」があります。モデルナ社には、オミクロン株BA.1のあとに流行したBA.4やBSA.5に対応した「BA.4-5対応型」2価ワクチンがまだありません。厚労省では「BA.1対応型」も「BA.4-5対応型」も効果に大差はないと説明していますが、やはりファイザー社製「BA.4-5対応型」ワクチンを希望する人の方が多いと思います。

5回目接種後、3日経過しますが、副反応はありませんでした。接種数時間後、接種した上腕部の軽い痛みはありましたが、翌日の夕方ごろには痛みもなくなりました。体温も接種直後、8時間後、就寝前、翌日も測定しましたが、すべて36度台半ばの平熱で問題ありませんでした。接種翌日11日には、スマホの「新型コロナワクチン接種証明書」アプリに反映していました。

ワクチン接種後の注意点として激しいスポーツや過度な飲酒はさけるようにとあります。接種後、本日のお酒は飲まないようにと接種した女医先生からも説明ありました。飲酒を控える説明は今回はじめてで、接種当日の晩酌はずっと続けていたので、何故かと聞いたところ、飲酒して体温が上がることが良くないそうです。多分、接種により副反応として、発熱する人に対する注意点(保険)ではないかと思います。

過度な飲酒は良くないと思いますが、私の場合 今までワクチン接種による副反応は全くなく、接種当日も晩酌もずっとしてきたので、今回もいつも飲むロング缶やめて350mlの缶ビールでがまんしましたw 続けて飲むワインも当日はやめました。激しい運動もよくないので、ランニング練習は接種当日と翌日はお休みし、接種2日後より開始しました。一応注意点は遵守したつもりです(笑)個人差はあるので、人それぞれなのでマネはしないでください。

※ 集団接種会場の「広島マリーナホップ」施設の一部です

【2022年10月】新型コロナウイルスワクチン5回目接種を予約

新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチン接種が本格的に始まりました。第7波も少し落ち着きを見せてきたように思えますが、私の住む広島県(広島市)の場合、減少傾向にあるものの直近で1000人越えの日がちょくちょくあります。これから忘年会シーズンなる年末にかけもっと増えそうな気がします。

昨日(10/28)、広島市より新型コロナウイルスワクチン接種の案内が届きました。 早速、本日午前中に広島市ホームページの予約サイトにて予約手続きをしました。予約日時は11月10日10:45、前回と同じ広島マリーナホップ(遊技場や水族館のあるショッピングモール)、接種ワクチンは「ファイザーBA.4-5」です。11月第1週はすでにいっぱいでした。広島マリーナホップは、今までモデルナ製ワクチンのみを接種する集団接種会場でしたが、今回はファイザー社製ワクチンの接種が可能になっていました。

ワクチン接種2回目以降から、送られてくる接種券(予防接種済証)には、前回接種を終了した日から必要な接種間隔を空けた日がすでに印字されています。

私の4回目接種は7月14日だったのですが、5回目接種となるオミクロン対応2価ワクチンの接種は、前回接種した日から5ヵ月以上の間隔を空ける必要がある旨記載されていました。そのため5ヵ月後の2022年12月14日という日が接種券に印字されていました。

これには続きがありまして、5ヵ月の間隔を空けるのは、2022年9月末時点の国の見解であり、10月末時点で3ヵ月に短縮可能と見解が改められました。その結果、10月14日から接種可能となりました。

今回の案内の中で「今後、国において接種間隔を短縮する方向で検討され、10月下旬までには結論が得られる予定です。予防接種証や予診票には『前回の接種を終了した日から5ヵ月が経過する日』を記載していますが、接種間隔の短縮を国が決定した場合、新たに示された接種間隔での接種が可能になります」と予め明記してありました。

予約サイトに「接種券番号」にてログインすると、すでに10月14日から接種可能と改定された案内がされていました。接種券番号により、個別に改定された接種間隔の案内があるようです。

3回目以降の接種は、従来型の1価ワクチンではなく、現在流行のオミクロン株に対応した「オミクロン株対応2価ワクチン」の接種となります。

2価ワクチン接種の予約対象者は、①オミクロン株対応ワクチンを受けていないこと、②2回目接種を受けていること、③12歳以上であること等の条件を満たしていることが条件になります。オミクロン株対応2価ワクチンには、モデルナ社製の「BA.1対応型」と、ファイザー社製は「BA.1対応型」および「BA.4-5対応型」の二種があります。

新型コロナウイルスのオミクロン株は、最初BA.1が流行し、後にBA.4、BA.5が流行しました。ワクチンも流行に応じて開発されたので、普通に考えればBA.1より後に承認されたBA4-5の接種を希望したいところです。モデルナ社も近日中にBA.5対応型ワクチンを申請予定のようです。

オミクロン株流行により、自治体には先に流行したBA.1対応型が配布されましたが、まだ在庫が消化しきれない段階で、国からBA.4-5のワクチンの追加配布があった自治体も少なくありません。どちらもオミクロン株に特化したワクチンですが、広島市のホームーページにはBA.4-5を優先して接種しますが、在庫切れになった場合は、BA.1を接種する旨 記載されています。ワクチン保存期限の関係からBA.1を先に優先して接種する自治体もあります。

どちらの2価ワクチンに、より効果があるのか気になるところですが、厚生労働省では、BA.1、BA.4-5は、いずれもオミクロン株の種類(亜系統)です。抗原性(免疫反応を引き起こす性質)について、オミクロン株と従来株との間の差に比べ、BA.1とBA.4-5との間の差は大きくないことが示唆されています。要するに効果にそれほどの差はなくどちらでもOKと説明しています。

効果に大差ないというものの、予約時 ワクチン種別を指定する際、3回目・4回目接種はモデルナ製でしたが、「ファイザー(従来型)、ファイザー(BA.1)、ファイザー(BA.4-5)、モデルナ(従来型)、モデルナ(BA.1)」の中から、BA.1のみしかないモデルナ製ではなく、ファイザーBA.4-5を選択して、今までと同じ集団接種会場を指定したところOKだったいう次第。今までモデルナ製のみの接種会場でしたが、2価ワクチンに関しては接種率を上げる為か、すべての集団接種会場で対応するようです。

放射線治療後1年6ヵ月(経過観察)PSA値0.065 でした


一昨日(9/2)広島大学病院へPSA検査に行ってきました。前立腺がん放射線治療終了から、1年6ヵ月になりますが、検査結果はPSA値0.065 (ng/ml)でした。担当医から検査値が下がり続けることはなく、次回の検査値は少し上がるかもしれないと言われていたので、さらに低くなりびっくりです。上がるよりは下がることは良いことなので喜ばしいことであります。

放射線治療の場合 、2回の検査で連続して最低値からPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で、再発と判断されます。前立腺がんの手術(全摘)または放射線治療後は、いずれもPSA検査による定期的な経過観察は必須となります。前立腺がんの完治率はPSA値の推移によって判断されます。

PSA検査を始めてから10年目になる2020年7月(77歳)のとき、PSA値13.0(正常値4.0以下)まで上昇、延べ3回目の針生検で前立腺がんが見つかりました。それまで延べ5回のMRI検査をし、画像所見は「前立腺がんの疑いあり」でしたが、それを受けて過去2回の針生検を実施するも、がんは見つからず、「異常なし」だった経緯があります。

広島大学病院泌尿器科と放射線治療科 (HIPRAC)の連携で行うことになり、7ヵ月間のホルモン治療と2ヵ月間の放射線治療を受けました。放射線治療中はホルモン治療と併用となりました。治療は昨年3月を以て滞りなく終了~今日に至っています。

治療は、広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、昨年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がんの放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。

 治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療&ホルモン治療終了
*2021/06/11 PSA値 0.147
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

「前立腺がん治療日記」はNo15を以て終了させて頂きましたが、今後は放射線治療後の経過観察状況を折にふれ紹介して、同世代の前立腺がんを罹患している方への参考になればと情報発信しています。前立腺がんは早期発見し適切な治療を受ければ完治を望めるがんです。

2021年4月27日国立がん研究センターの発表されたデータでは、前立腺がんの5年生存率98.5%、10年生存率98.7%と他のがんと比べて一番高いのが特徴です。全体のがん10年生存率59.4%です。二人に一人ががんになる時代~どうにもならないことですが、日ごろの食事や適度な運動などを通して、免疫力を上げることも大事だと思います。

タニタの体組成計(BC-316)を購入 乗るだけで体重ほか8項目を測定可

TANITA(タニタ)BC-316型体組成計を購入しました。タニタはクッキングスケールなど計量器では定評のある老舗メーカーであります。体組成計の売れ筋ランキングでは、トップを含めて数モデルが常に上位を占めています。競合会社としてはオムロンも有名です。

今まで何十年間もアナログタイプの体重計を利用していました。行きつけのスポーツクラブでも有料(300円)で体組成を部位別に細かくチェックをしてくれますが、自宅に常備していてもいいかなと思い購入しました。しくみは、測定時に体内に微弱な電流を流し、その抵抗値(インピーダンス)を計測して、体脂肪や筋肉率などの体組成を推定しています。

今回購入したタニタの体組成計は以下の8項目が測定可能です。( ) 内は、昨日の私の測定値です。

①体重(60.25kg)
②BMI(20.8)
③体脂肪率(17.3%:標準)
④筋肉量(47.2Kg:標準)
⑤推定骨量(2.6Kg:標準)
⑥内臓脂肪レベル(13.0:やや多い)
⑦基礎代謝量(1326kcal:多い)
⑧体内年齢(64歳)

スマホに測定データを転送して管理可能なモデルもありましたが、都度確認すれば良い事なので、Blootooth内蔵モデルの購入は考えませんでした。本モデルはアスリートモードも設定可。手動による体重測定はもちろんですが、「乗るピタ」モードでは、何の操作もなくただ乗るだけで8項目の測定が出来ます。体内年齢は、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から算出するそうですが、実年齢より15歳も若い64歳とはうれしいですね。

話が逸れますが、マラソン練習時に装着しているGarmin(ガーミン)GPSウォッチForeAthlete245も、有酸素運動における心肺能力の指標となっているVO2MAX(最大酸素摂取量)を測定してくれます。この数値が高いほど心肺能力面から長距離走能力があるという目安になるのですが、私のVO2MAXは「38 ml/kg/分」。この数値から私のフィットネス年齢は54歳であると判定されています。私の健康法であるマラソン練習が、いろいろ数値として実年齢より若く判定されることはうれしい限りです。

体組成計購入のもうひとつのきっかけは体重増加です。現役リタイア後 しばらくしてマラソン(ジョギング)を始めて15年になります。現在も週3回走っています。マラソン開始時は65歳~屋外練習では、気温30℃を越える真夏日や気温10℃の冬場でも元気に走っていましたが、10km~15kmコースでも給水なしで走っているので、70歳以降は年齢的なこともあり、気温が25℃を越える6月~9月半ばまでは、脱水症状や熱中症防止のため屋内練習にしました。

マラソン選手はやせ型の人が多く、マラソンを愛好している私も体重55kg~56kgがベストで、何を食べても、数十年間体重変化はありませんでした。胃下垂の傾向もあり体質的に肥満とは無縁でした。55歳の時、ヘビースモカーだったタバコもきっぱりやめて25年になります。喫煙者が禁煙すると体重が増えるとよく言われますが、私の場合は体重増加はなく現状維持でした。

ところが、77歳のとき前立腺がんが発覚~6カ月間ホルモン治療後 IMRT技術による放射線治療を実施。早期発見ということもあり治療結果は順調に推移しておりますが、放射線治療終了と同時にホルモン治療も終えてから、徐々に体重が増えて60kgになりました。ウエストも85cmから94cmになりました(笑)治療終了後から1年半、増えた体重は減ることなく現在もキープしています。

前立腺がんのホルモン治療中は、個人差はありますが様々な副作用があり、男性ホルモンを抑制する治療なので体重増加や男性機能障害は最たるものです。治療中はきれいな可愛い女の子をみても何も感じないし、グラマーで豊満な女性やエロい映像をみても欲情をそそる事もなくなります(笑)。男性は少なからず何歳になってもスケベーですが、私の場合 治療終了後もその気は全くなくなりました^^;

ホルモン治療中の体重増加なら副作用として理解できますが、ホルモン治療を終えてからの体重増はとても不思議に思います。マラソン練習は毎回汗だくになりますが、治療中もずっと続けていました。しかし、ホルモン治療終了後 2~3ヵ月で体重60kgになった訳ですが、私の身長170cmを考えると全く問題もないし、理想的な体重は62kgなので、あと2kg増加しても大丈夫なのです。

ウエスト85cmのズボンはまったく合わず10着以上処分しましたが、標準体重よりぽっちゃり肥えたくらいが長生きするという米の調査もあるので、今回体重が増えたことはいいことだと思います。健康な状態で80歳を迎えたことに感謝であります。今や人生100年の時代、体組成計も活用した健康管理をしながら、健康寿命を延ばしてゆきたいと思います。

不織布マスク 数あれどダイソーの30枚入り100円にはびっくり

毎日外出しますが、コロナ禍において使い捨ての不織布マスク消費もバカになりません。30枚1000円程度のものをよく利用していましたが、最近 私めも100円ショップの不織布マスクを必要に応じて利用するようになりました。中でも30枚110円とは驚きですが、一時売り切れたこともある人気商品だそうです。そのほか不織布マスクでも5枚110円や10枚110円という商品もあったり、デザイン性のあるウレタンマスクも様々なものが売られています。

30枚110円であっても安かろう悪かろうではなく、思いのほか品質もよく抜群のコスパであり、機能性など飛沫防止の観点からみても全く問題ありません。3層フィルター構造で空気中の細菌を99%カットし、花粉やほこりもブロックしてくれます。顔にぴったりのノイズワイヤーでフィット感もバッチリです。

新型コロナウイルスの感染拡大防止は、3密(密閉・密集・密接)を避ける、「うがい」「手洗い」「マスク」の遵守、併せて4回目ワクチン接種など、高齢者の私はすべて実践しています。さまざまな対策がなされているものの、感染力の強い新型コロナ変異株により日々感染者が増加しています。広島県も昨日6000人を突破しました。

そんな中、行動制限もなくなり盆の帰省や国内旅行が活発化しています。8月~9月にかけどっと感染者が増えるのではと懸念しています。

夏場の熱射病対策でマスク装着の条件がゆるくなっていますが、それでもコロナ禍における必須ツールはマスクであります。マスクの素材によって飛沫防止にかなりの差があります。以前、スーパーコンピューター「富岳」を使ったマスクのシミュレーション結果では、飛沫の飛散を抑える効果が高いのは不織布マスクであることがすでに判明しています。

マスクの素材やフェースシールドで、吸い込む飛沫量と吐き出す飛沫量はどれほど違うのでしょうか?(以下引用元:豊橋技術科学大学のプレスリリース)

マスク無しの「吐き出し飛沫量」を100%とした場合、不織布マスクは20%、布マスクは18%〜34%となりますが、ウレタンマスクは50%、フェースシールドは80%で殆ど抑制効果なし。

一方、マスク無しの「吸い込み飛沫量」を100%とした場合、不織布マスクは30%、布マスクは55%~65%、ウレタンマスクは60%~70%、フェースシールドは小さな飛沫には効果なしであります。

以上の実験値で、吐き出し飛沫量と吸い込み飛沫量に対して、不織布マスクが一番の抑制効果があることが分かります。ウレタンマスクは吐き出しと吸い込み飛沫量は50%以上もあり最悪であります。デザイン性にはすぐれているもののウレタンマスクは以来辞めて、不織布マスクをメインに利用しています。しかし、不織布マスクも中華製や国内製品(日本製)など色々ありますが、素材についてはそれほど差は感じられません。

不織布マスクの価格はピンキリで、品質など考えてどのくらいのものを購入すればいいのか?あまり安いのは品質的に問題があるのではないかと心配もします。ウレタンマスクを利用していたときは、5回~6回位洗って再利用していましたが、不織布マスクは使い捨が原則です。2時間位の使用マスクでも、翌日利用なんてことはしません。その時点で捨てます。

東京のコロナ感染拡散がすごいので、東京在住の息子に連絡をとった際、100円ショップ ダイソー(DAISO)の30枚入り不織布マスクを使っていると聞いてびっくり。1枚単価3円?そんな安い商品は、品質に問題あるかもしれず、せめて30枚1000円以上のものをと勧めたことがある。

息子には高めのマスクを勧めておきながら、上記写真にあるのは、現在 私が使い分けているかなり安めの不織布マスクです。50枚770円(15.4円/枚)、50枚440円(8.8円/枚)、10枚110円(11円/枚)、30枚110円(3.7円/枚)の4種類でノイズワイヤーはすべて入っています。当然ながらマスク一枚の単価もそれぞれ違います。不織布の3層構造による99%カットフィルターは共通しているので、抑制効果はみな同じと思われますが何が違うのでしょうか。簡易的に見た目を検証してみました。

普通サイズでW170mm×H95mmとかW175×H90mmの範囲。いずれも3層構造を謳っていますので、素材の厚みについては特に差は感じられません。

但し、ギャザー(折り目)の数が価格によって違います。左側の商品(50枚770円&10枚110円)は、上下に広げるとずいぶんの伸び、口元空間のスペースが広いです。右側の商品(50枚440円&30枚110円)は、ギャザーが少ないので上下に大きく伸びず口元空間が狭いです。しかし、鼻から顎の下まで覆うことは可能です。

50枚770円の商品には、花粉・ウイルス・微粒子(0.1μm)・細菌を含む飛沫・PM2.5(微小粒子状物質⇒2.5μm、1μm=1mmの1000分の1)を99%カットするとあります。ほかの3商品の説明は、花粉・ほこり・細菌(PM2.5を含む)を99%カットとなっています。いずれの商品も100%カットでないのは完全ではないということなのか(笑)

10枚110円と30枚110円の商品は、ダイソー(DAISO)の不織布マスクです。今後は新型コロナウイルスの飛沫防止ということであれば、この二種類の使い分けで十分かと考えています。前者はノイズワイヤーが2本入っていますので、口元空間を確保し易いすぐれもの。過信は禁物ですがウレタンマスクや布マスクを比べた場合、飛沫抑制効果は不織布マスクのほうが断然上なので、100円ショップ商品と言えども侮るなかれです。