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PCサイクルマーク付きのパソコンが故障 データ消去のためハードディスクを壊す

2012年3月に購入したマウスコンピューター製パソコンが壊れたため、廃棄処分することにしました。小さいトラブルはいろいろありましたが、ショップブランド製品のため、メンテナンスを含め故障などは、殆ど自分で対処しましたので、13年間も長く使うことができました。

また、複数台のパソコンを必要に応じて利用していたことも長く利用できた理由だと思います。何しろ13年前のWindows7(途中Windows10に無料グレードアップ)パソコンなので、アプリが増えてゆくにつれて、経年と共に起動や操作に対する反応がとても遅くなりました。その矢先に突然故障、ブートディスクを使用して、リカバリー(バックアップファイルにて)を試みましたがダメでした。元は十分とれましたので廃棄することにしました。

PCリサイクルマーク」シール付きのパソコンなので、製造メーカーであるマウスコンピューターの公式サイトから申し込めば、本体を無償で回収してくれます。リサイクルマークは、平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼付されているものです。リサイクル対象製品のため、メーカーが回収の上、再資源化されます。一般不燃物としてゴミ廃棄できません。

メーカーが倒産していた場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会(PC3R)がメーカーに代わって回収してくれます。PCリサイクルマークが付いていないパソコンは、有料で回収手続きをとることになります。

「PCリサイクルマーク」シール付きのパソコンは、購入価格にリサイクル費用が含まれていますので、パソコン製造メーカーに申し込めば、無料で回収して貰えます。但し、個人情報はじめ、漏れてはまずい情報も少なからずあるので、改修前にHDD(ハードディスク)にあるデータは消去しておく必要があります。パソコン稼働するなら、対象のHDD(ハードディスク)又はパーティションは、最低でも、Windows標準のフォーマットをしてデータを消去しておくべきです。

絶対に復元されては困るデータであれば、専用ソフト(デタラメな文字列を書き込む)を利用したり、又は、物理的に破損させます。回収時、データ消去を依頼することも可(有料)

私の場合も、パソコンが故障したため、HDD内のデータ(ファイル群)は、消去できないので物理的に壊すしかありません。

 HDDを物理的に壊す方法

1.HDDの裏ブタを止めているビス10本を外す(赤色印〇 7カ所、黄色印〇 3カ所はシールの下)

2.裏ブタを外した状態

3.プラッタ(円盤)に、ドライバーなどで複数個所の傷を入れる、磁気ヘッドを曲げる。または金づちで磁気ヘッドのアームやプラッタ(縦方向に円盤が重なっている)を叩いて壊してもOK。後者の方がシンプルでいいかもしれません。これでデータを読み出すことは不可。

HDDの内部を壊した後、裏蓋をつける。パソコンの元の場所に取り付けて、パソコン製造メーカに回収の申込をします。私が行ったパソコンの回収手続きについては、近日中に当ブログにて紹介の予定です。

サイバーリンク(CyberLink)カストマーサポートの意外に早い対応にとても満足

サイバーリンク(CyberLink)のソフトはよく利用しています。特に、動画編集ソフトPowerDirectorシリーズは操作性がいいので、この手のソフトでは以前使っていたAdobeと比べて価格も手ごろだし、バージョンアップする度に利用していた時期もありました。動画再生ソフトPowerDVDは、市販パソコンはじめサードパーティメーカー製品などにバンドルされるソフトで有名です。サイバーリンクは、台湾に本社をおく、いまや世界的に知られているコンピューターのソフトメーカーです。

今回、PowerDVD14のラインセンスに関する問い合わせを、ダメ元であまり期待せずにカストマーサポートに連絡したところ翌々日には、求めていたライセンスが復活し無事解決しました。予想外に早い対応にびっくりした次第。先方の問い合わせフォームに用件を文字入力まもなく、受付したことを連絡するメールが入りました。メールに記されたチケットID(URL)内でやりとりをします。

リアルタイムではありませんが、変則的な文字チャットという感じです。メールと違い、同じページ内でやりとりするので見やすいです。但し、問い合わせ中は、メールで案内されたURL(チケットID)を、時々チェックする必要があります。チャットほど早い訳ではありませんが、対応はとてもていねいで満足しています。

PowerDVD14は数年前に購入したものですが、今回ライセンス認証に関する問い合わせの詳細内容は、ずいぶん前にWindows10ノートパソコンにインストール済で、今回 新たにWindows10デスクトップパソコンにインストールししようとしたところ、私のパソコン操作ミスで以下の如く「プロダクトキーのアクティブ化制限回数を超えました。CyberLinkのカスタマーサポートにお問い合わせください」という、メッセージが表示され、ライセンス認証されなかったことにあります。

問い合わせフォームに、PowerDVD16のパッケージおよび印刷されたプロダクトキーを撮った写真、エラーメッセージのスクショを添付するよう指示あり。その後、どこの店で購入したのかも聞かれました。要するに本人が正規に購入したものかどうかの確認だと思われます。私は現行で利用しているソフトパッケージを習慣的に保管していたのが幸いでした。ソフトパッケージは廃棄する人が多いと思いますが、その場合でも購入店名とか、メーカーへの商品登録などで証明可能であればOKがでるのではないかと思います。

ちなみに、Windows10はデスクトップとノートと各1台ありますが、今年10月14日でサポート終了したため、基本的にはオフラインで利用。稀にネットに接続することもあるので、セキュリティソフト「ウイルスバスタークラウド」をインストールしています。現在は、Windows11デスクトップPCをメインに毎日利用しています。

私の問い合わせ内容(要望事項)

サイバーリンクサポートからの最終回答

昔、アドビ(Adobe)のフォトショップエレメントでも同様なライセンス認証の件で問い合わせたことがあります。アドビのソフトは高いので有名ですが、ライセンス認証は2台までです。2台目にインストールしたパソコンが故障したため、新しく購入したパソコンにインストールが出来なくなりました。本来は、正常なとき一旦ソフトをアンインスートールし、ライセンスを1台分確保した上で、新しく購入したPCにインストールすればOKなのですが、インストールされたまま故障したため、その旨、アドビのサポートに連絡したところ、即対応して貰えたことがありました。

アドビのサポートは、文字チャットのやりとりでしたので即日対応でした。問い合わせ内容は違いますが、マイクロソフトのサポートも対応が早くて良いです。私の時は電話対応でしたが、あまり待たされずに接続されました。自動音声で用件を数字ボタンを押すことで振り分けられ、電話はしかるべき部署に転送されます。対応する人は女性で大丈夫かいなと思いましたが、何のなんのとても詳しくプロって感じでした。

業績が伸びる会社は、サポート窓口も期待に沿うものと認識しました。

デジタル遺品の管理 トラブル防止のため終活で最低限の整理はしておこう

デジタル遺品の相続人がパソコンを開けられず問題になっています。デジタル遺品とは、故人が残したデジタル情報や電子的な資産の総称です。生前に使用していたデジタル機器(パソコンやスマホ)の中に残されたデータや、インターネット上に残されたデータが該当します。スマホ決済(PayPayなど)、電子マネー、メール送受信内容、ネットバンキング情報、SNS/Webアカウント情報、写真・動画、サブスクなどデジタル空間に存在しているものです。

総務省が2025年5月に発表した「通信利用動向調査」では、パソコンでインターネットを利用している人は46.8%携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォン)でインターネットへのアクセスをしている人は78.6%に達しているそうです。全世代を通して、パソコンより携帯電話での利用が圧倒的に多いです。

年代別では、インターネットのスマホ利用が一番多いのは30代の96.5%、20代・40代・50代の各世代は、バラツキがあるもののすべて93%以上、パソコン利用が一番多いのは、同じく30代で61.1%、20代・40代・50代の各世代は、ほぼ横ばいで60%前後です。私の世代である80代のパソコン利用12.0%、スマホ利用24.3%となっています。私は毎日パソコンとスマホをそこそこ使いこなしていますが、かなり少数派のようです。

このように時代の流れと共に、生活の多くがデジタル化され、故人のデジタル遺品の管理は、今後ますます重要になります。デジタル遺品は適切に管理されていないと、相続トラブルや情報漏洩の原因となることがあるため、利用者は生前から整理を始めておくことが大切になります。

デジタル遺品で困るのは、アカウントが分からないと、相続人がアクセスできず、重要な情報や資産が失われるリスクがあります。パソコンが開けなかったり、オンライン上の動画配信サービス(サブスク)は、契約すると自動更新なので、ID・パスワードでログイン後に解約手続きをとらない限り、毎月定額を徴収され続けます。ネットバンキングは、相続手続きや証明書提出しても、アカウント凍結や資産移転に多大な時間と労力を要します。

PC・スマホのパスワードを解除する専門業者もいるそうですが、数万円~数十万円の費用がかかります。料金の差はパスワード解析にかける労力と時間に比例すると思われます。結果が出るとは限らないため、成功報酬を採用することもあります。このような場合、「作業費」として10万円、結果を得られた場合には「成功報酬」の20万円を追加するケースです。結果が出ない場合の10万円出費は大きいです。

相続人に残すべきデジタル遺品情報

定期的に利用料金が発生するサービス(動画配信のサブスク、レンタルサーバー、有料音楽サイト、クラウドサービスなど)のWebサイト、課金される期間(毎月又は年間)および課金費用
パソコンおよびWebサイトのログイン情報(ID・パスワード、暗証番号・PIN・二段階認証の有無・ワンタイムのスマホ電話番号)クレカ登録の有無。
キャッシュレス決済(PayPayなど)チャージ金額がある場合、「端末の認証を有効にする」をオフにしておく、またはチャージを事前にゼロにしておく。スマホが暗証番号で開けられても、顏認証の場合、PayPayが本人しか開けない。
クレジットカード情報、16桁番号、年会費の有無、有効期限、セキュリティコードなど、又は、現物クレカの所在場所を明確にしておく 年会費有料クレカは、解約手続きをしない限り、毎年銀行口座より引き落とされます。

インターネット契約と携帯電話の解約は一番最後にすることがポイントです。ウェブサイトを開くにはインターネット契約が必要ですし、ログインに二段階認証を利用していると、ワンタイムコードの連絡先をスマホにしている場合、現物がないとサイトを永久に開くことができなくなります。必要な手続きも出来なくなります。

デジタル遺品のみならず、銀行通帳・銀行印、自宅の所有権登記済証、遺書など大事なものの所在は相続人に分かるようにしておくべきだと思います。遺書を残していても所在場所が分からず、生前に聞いていた話と違うと揉めるケースもあります。

私も83歳、まだまだ元気ではありますが、いつの日かこの世から消えることになります。パソコン歴46年、ネット歴26年なので、デジタル遺品については、他人事ではありません。パソコンも何台も買い替えましたので、デジタル遺品となるべく産物が、パソコンおよび外部ストレージに、25TB(テラバイト)に存在しています。<1TB=1,000GB>

現在利用しているWindowsパソコン4台、および SNSやWebサイトのアカウント(ID・パスワード)は約140個あります。すべて一覧表(エクセル)にして印刷しており、息子にも分かるようにしています。パスワードマネージャーは、性に合わないので利用しません。もっとも、生前中に可能な限り、迷惑をかけるデジタル遺品は残さないよう心掛けるつもりです。

PayPay詐欺被害を最小限に抑えるアプリ設定にしましょう!

PayPay(ペイペイ)を使っています。利便性が高いですが、最近PayPay詐欺で被害が続発しています。代表的なのが、①返金詐欺 ②グループ請求詐欺 ③チケット詐欺などですが、これ以外にあとに述べるQRコード決済を悪用した新手のPayPay詐欺 (フィッシング) が出現。日頃からフィッシングメールにひっかからないと自負している人でも、被害に遭遇しかねないほど巧妙になっています。

①PayPay返金詐欺とは通販サイトで商品を購入したが、「欠品のため注文をキャンセルします」とメールが届き、その後「払い戻しはPayPayで返金する」と持ちかけられ、返金されるどころか、逆に送金させられてしまう手口。LINEに友達登録から指示通り操作していると、複数回の操作に惑わされ、いつも間にか送金していたという流れ。

②PayPayグループ請求詐欺とは、他人が勝手に検索でヒットした相手をグループに追加し、実際には関係のない支払い(割り勘など)を請求してくるものです。これは、初期設定のままだと、電話番号やPayPay IDを使って誰でもアカウントが検索できてしまうことが原因の一つと考えられています。

PayPayチケット詐欺とは、主にSNSやフリマアプリなどでチケットを譲ると持ちかけ、購入者からPayPay残高を騙し取る詐欺です。購入者がお金を支払った後、チケットが送られてこない、連絡が取れなくなるなどの手口

これら3つは、被害金額が事前に判明していますが、QRコード決済を悪用した詐欺(フィッシング)は、オートチャージ機能オフなのに、チャージが繰り返され、銀行口座にある残高を根こそぎ持っていかれるとんでもないPayPay詐欺なのであります。本件に関しては、被害者の方がNote記事で詳細に紹介されています。

詳細は記事を参考にして頂くとして、きっかけはパソコンに届いたPayPayカードからの月度請求金額のメールでした。金額も微妙で45,000円も使ったかなと思いつつ、「アプリで請求明細を確認する」のリンクをクリック。

現れた二つのQRコードをスマホで読み込んでも、パソコンでは何も起きず、PayPayアプリにも変化はありません。不審に思うまもなく、紐づけられた銀行から「出金のお知らせ」メールが次々と届きはじめ、ネットバンクで確認すると、身に覚えのない金額が、自分のPayPayアカウントに送金されていたのです。送金によるチャージを使って、全く見覚えのない支払が次々と繰り返されて、最終的に73万円の被害に遭ったのです。しかも、オートチャージ機能オフでした。


出典:被害者の方「Note」記事より

事の重大さに気が付いた時、PaypPayに紐づけした銀行口座を解除してこの被害金額でした。対処が遅れたら、被害金額はもっと膨らんでいたに違いありません。一般的なIDとパスワードを盗んで行うフィッシングと次元が違います。この詐欺は手法を変え、今でも続いているそうです。

QRコードをスキャンするだけで、銀行口座から残高を抜き取られるなんて、ホントに怖いお話です。ちなみに、この方はPayPay側の検証により「第三者により利用の可能性が高いと判断」されたため全額弁償して貰ったそうなので幸いでした

私は基本は現金払い派ですが、PayPayは、必要に応じて使っています。しかも、銀行口座と紐づけしています。チャージは簡単にできる反面、先に述べたようにPayPayを乗っ取られると、銀行口座残高を根こそぎ持っていかれる怖さもあります。安全なのは、コンビにあるセブン銀行やローソン銀行で現金を入れて、都度チャージする方法もありますが、その足でコンビにてキャッシュレス決済ではナンセンスです。また、場所探しや手間がかかるようでは、キャッシュレス決済のメリットがなくなります。

不審なメールのリンクは、絶対にクリックしないことが原則です。万一、PayPay詐欺に遭遇しても被害が最小限になるようPayPay側のデフォルトの設定を変更する必要があります。

 PayPay詐欺被害を最小限に抑えるアプリ設定

1.「取引履歴」は週1回および月末に1回は確認をする。月度の利用状況、金額や支払先を日ごろから把握しておきましょう。

2.冒頭 ホーム画面の右下部にある「アカウント」をタップする。画面に表示される4つの項目をしっかり設定することにより、安全性が高まり被害を最小限に抑えることができます。
①通知設定
②利用可能額の設定
③セキュリティとプライバシー
④送る・受け取るの設定

①「通知設定」(プッシュ通知)の設定。「重要なお知らせ」をタップしオンにする。オンにすると詳細7項目が表示される。すべてオンでもOKです。支払いなど設定された最新情報がタイムリーに通知されます(私は内二つをオフにしています)。

②「利用可能額の設定」 1日あたりの利用金額および1ヵ月あたりの利用金額を下げる。デフォルトは高めになっています。下記スクショは私の設定例です。これにより、1日被害額が最大1万円に抑えられますので、QRコード決済詐欺に遭遇しても少額被害で済みます(PayPayでは、第三者による不正利用は、全額弁償されます)。

併せて、「利用可能額の詳細設定」で「取引を一時保留」に設定する。
この設定で勝手に設定額を超えて、取引することができないので安全性が高まる。

③「セキュリティとプラバシー」の設定。「端末の認証を有効にする」をオンにする。
私の場合、iPhoneのロック画面解除は顏認証なので、PayPayを開くときも顏認証になります。そのほか、本人のパスワード入力や指紋認証を使って解除することになります。

④「送る・受け取る設定」携帯番号・PayPay IDの検索や連絡先からの検索をオフにする。
検索にヒットしないので、不正な割り勘請求などを防ぐことができます。

82歳にして帯状疱疹に罹患!2025年度より対象者はワクチン予防接種の一部公費負担有り

82歳にして生まれてはじめて帯状疱疹にかかっちゃいました。男性より女性の方が発症率が高く、強い痛みが伴うという話は聞いたことはあるものの、しょせん他人事と思っていました。まさか自分がこの歳になって罹患するとは夢にも思っていませんでした。おかげさまで、すでに治癒しておりますが、治療期間は約20日間でした。一般的な治療期間 平均1ヵ月と比べると少し早く治ったようです。

治療を誤ると後々まで後遺症として痛みが継続する場合があります。帯状疱疹を知ることにより、適切なタイミングで治療を受けることができたり、症状の重症化や治療事後の痛みを未然に防ぐことができますので、私の帯状疱疹治療体験を紹介したいと思います。

帯状疱疹」とは、水ぼうそう・帯状疱疹ウイルスが原因で発症する皮膚の病気です。子どもの頃に発症した水ぼうそうは1週間程度で治ります。しかし、治癒後もウイルスは、体内の神経節に長い間(数十年単位) 潜んでいます。その後、加齢やストレス・過労などが原因となってウイルスに対する免疫力が低下すると、神経節に潜伏していたウイルスが再活性化し、帯状に痛みを伴う赤い発疹を生じます。これが帯状疱疹です。

幼少時、水ぼうそうに罹患しなかった人は、ウイルスが体内に潜伏していないので、帯状疱疹にはなりません。ワクチン予防接種も不要です。ただ、罹患しても症状が出ない場合もあるので、親の伝言や罹患していない記憶がある人でも、帯状疱疹に罹らないという保証はなく微妙なところです。

データ上からは、約9割の人が水ぼうそうに罹患しているそうです。帯状疱疹は50歳過ぎると発症が増え始め、加齢と共にリスクが高まります。80歳までに約3人に1人が発症するともいわれています。身体の左右のいずれか一方の神経にそって発疹が現れます。

私の場合、治療期間は9月10日~10月1日まで約20日間でした。

診断を受ける1週間前から、 腰や下肢にかけて皮膚の表面がピリピリするような兆候がありました。皮膚の軽いヤケドのような感覚です。皮膚表面に触っても痛い訳ではなく、皮膚の下がピリピリする感じでした。その後、腰の左側後ろが痒くなり、掻いているとじんま疹のような発疹がでて、赤く濃い小さな盛り上がり範囲が、徐々に広がってゆきました。そして、下着が当たっているだけで痛みが発生するようになり、発疹はおよそ15cm四方までに広がりました。

冒頭紹介の「帯状疱疹の症状」から引用すると「みずぶくれ」の状態でした(皮膚科医院から貰った小冊子から)。写真ほどひどくはないですが、この状態のとき、かかりつけの皮膚科医院に行って診断を受けたところ(9月10日)、即「帯状疱疹だ」と言われました。原因となるストレスや過労の自覚もなく、診断を受けるまで帯状疱疹なんて、予想もしていなかったので、まさに「晴天の霹靂(へきれき)」でした。

発疹発生から1週間経過(9月半ば)で、皮膚表面のピリピリ感がより強くなり、「焼けるような」「刺すような」な痛みに変わりました。就寝時、仰向けになると患部の左腰を圧迫し、皮膚が焼けるような痛みで、とても仰向けに寝ることが出来なくなりました。眠りも浅くなります。痛い時だけ服用するようにと処方された痛み止め「カロナール」も効きが悪く痛みが取れません。横向きに寝るとガマンできる痛みでしたので、服用しない方が早く治るかもしれないと、根拠のない理由で数日間 痛み止めを服用しませんでした。

痛み止めを数日間服用していないことを先生に話したこところ、「痛みを我慢してはいけない」、ガマンするとその痛みを脳が記憶して、発疹痕が消えたあとも、痛みだけが残る「帯状疱疹後神経痛」という、場合によっては一生続く痛みになりかねないと言われ、より薬効のある同じ神経ブロック系の内服薬「プレバガリンカプセル25mg」を朝夕服用を続けた経緯があります。これにより焼けるような痛みがかなり軽くなりました。

治療開始の最初7日間は、抗生物質(アメナリーフ錠200mg)1日1回2錠 経口投与します。神経節の帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える薬です。効果があってもなくても投与は一週間までだそうです。併せて、発疹患部には同じく、ウイルスの増殖を抑えるために、抗生物質外用薬(ゲンタマイシン硫酸塩軟膏)を1日1回風呂上りに塗布します。帯状疱疹は、皮膚と神経節の両方でウイルスが増殖し炎症が起こっているため、皮膚症状の痛みだけでなく、強い神経痛も発生するのが特徴です。

プレバガリンカプセルは治療期間中ずっと服用しました。治療中は絶対安静なので、スポーツジム通いも中止、お酒もNGです。

私の場合は、「水ぶくれ」が破れることはなく、発疹内の水分が体内に吸収され、そのまま固まり「かさぶた」になりました。治療終盤「かさぶた」に移行し始めると痛みも徐々に軽減してゆきます。治療終了の目安としては、すべての「かさぶた」がとれた時です。この頃は痛みも殆ど感じなくなります。それ以降は、抗生物質外用薬を塗布する必要はありません。痛み止め服用も辞めましたが、その後の痛みの発生はありません。

かさぶたがとれたあと、発疹痕はしばらく残りますが、日々徐々に薄くなってゆきます。10月半ばごろからスポーツジム通いを復活させウォーキングから徐々に体を慣らしています。

最近、テレビによるスポットで、2025年度4月1日から翌年3月31日まで、帯状疱疹ワクチンの定期予防接種が、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる人は、一部公費負担で受けることができるようになりました。但し、 定期接種による公費負担を受けられるのは生涯に一度だけだそうです。

自治体によって違うようですが、接種費用の一部公費負担があっても、個人の負担費用は思うほど安くありません。発疹が出る一週間前の兆候である皮膚にピリピリ感があるときに対処すれば、一週間以内に治癒するそうです。もちろん保険適用なので安く上がります。私の知り合いで、発疹発生前に対処して3日間の治療で治った人もいます。