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U-NEXT 31日間無料トライアルをお試し中 「ラーゲリより愛を込めて」を鑑賞

8月18日より、U-NEXT(ユーネクスト)31日間無料トライアルをお試し中です(^^♪ 動画配信サービスのメインはNetflix(ネットフリックス)を利用していますが、必要に応じてAmazonの Prime Video(プライムビデオ)やHulu(フールー)を利用しています。

U-NEXTの利用は今回じめてですが、家電量販店エディオンでエプソンのプリンターインク6色パックを購入したところ、購入者限定キャンペーンの特典として、U-NEXT31日間無料視聴ギフトが付属していました。しかも1000ポイント(1000円相当)もついていました。

もともとU-NEXTには31日間無料トライアルがありますが、ポイントは有料会員でないと付与されません。動画配信サービスには、2週間~31日間の無料視聴があります。Netflixやディズニープラスは、昔はありましたが、現在無料視聴はありません。動画配信サービスは現在30社以上あるそうです。

動画配信サービスに興味のある方は、無料視聴期間中に自分の好みの映画やドラマ・アニメがあることを確認して、気に入れば加入すればよいし、気に入らなければ無料視聴だけ利用して、キャンセル(解約)することもできます。有料会員になっても1ヵ月単位で解約も可能です。但し、無料視聴であっても事前にクレカの登録が必要です。

U-NEXTは、国内最大級の動画配信サービスで、見放題作品は25万本ありますので、かなりの作品が楽しめます。月額プラン2189円と割高ですが、毎月1200ポイント(1ポイント=1円)が見放題作品の視聴、雑誌読み放題サービスに利用できますので実質989円になります。ただ、付与ポイント90日間~180日間の有効期間があるので、その期間中に利用する必要があります。

私の場合、ギフトの31日間無料トライアルでしたが、1000ポイントが付与されていましたので、TSUTAYAなどのレンタルショップで、現在 新作ビデオとしてリリース中の「ラーゲリより愛を込めて」(399ポイント)、「Dr.コトー診療所」(399ポイント) をこのポイントを使って視聴しました。

この2作品は、以前より観たかった映画作品でしたので、タイミングよく鑑賞することができました。どちらも予想通り感動する内容の映画作品でした。

ちなみに「ラーゲリより愛を込めて」の中で、サブテーマとして歌われている「いとしのクレメンタイン」(My Darling Clementine)は、日本では「雪山賛歌」として紹介されたものですが、元はアメリカ映画「荒野の決闘」(1946年)の主題歌です。

「ウォーキング・デッド」11シーズン全161話を1ヵ月半かけて鑑賞 面白かったです

Netflix(ネットフリックス)で、アメリカのTVドラマ「ウォーキング・デッド」11シーズン161話が配信されており、約1ヵ月半かけて観ました。おどろおどろしたシーンもありますが、見ごたえもあり、なかなか面白かったです。ほぼ毎日3話~5話づつ鑑賞。次々に襲い掛かるゾンビ(ウォーカー)に噛みつかれた人間はゾンビになって、人間を襲ってきます。一旦死んでも、脳が無事なまま死亡するとゾンビ(ウォーカー)になってしまいます。

「ウォーキング・デッド」は、ベストセラーのアメコミ「The Walking Dead」が原作。日本では2010年11月から放送開始され、2021年シーズン11最終章までなんと10年以上の歳月が流れています。物語は世界の終末を迎えた後のゾンビ(ウォーカー)がはびこるアメリカを舞台に、ウォーカーの集団から逃れながら、時にぶつかりあいながらも安住の地を求めて旅をしてゆく人間たち(グループ)を描いています。極限状態での人間同士の対立や、人々の深層心理に訴えかける人間ドラマであります。

ドラマに出て来るウォーカーは、あらゆる生物をむさぼり食う動く死人で、ナイフや刀で体を刺しても、拳銃で撃っても死にません。倒すには脳のある頭を狙うしかないのです。ウォーカーを倒すシーンでは、頭を狙って拳銃で撃ったり、ハンマーで殴ったり、刀で跳ねたりするシーンがいたるところで出てきます。

圧巻のウォーカーと、その大群を迎え撃つ生存者たちとのサバイバル劇は「ウォーキング・デッド」の定番でありますが、ウォーカーは人間ではないという設定になっているものの、残忍なシーンがけっこうあります。しかし、それ以上に人間ドラマとして秀逸であり、他のゾンビ映画とは一線を画しています。アメリカではシリーズ開始以来、異例の高視聴率を獲得し続けました。

全世界から注目を集める超人気シリーズは、日本での人気も絶大で、亡くなった安倍首相もファンであると公言したことで大きな話題にもなりました。

「ウォーキング・デッド」(シーズン11全177話)
*シーズン01(6エピソード)
*シーズン02(13エピソード)
*シーズン03~シーズン09(各シーズン16エピソード)
*シーズン10(22エピソード)
*シーズン11(最終章)24エピソード(8エピソード×3)

シーズン11は、24話がパート1(第1話~8話)、パート2(第9話~16話)、パート3(第17話~24話)に分けられています。Netflixではパート1までが配信されています。シーズン11の最終章をすべて見終わるためには残り16話残っています。

ディズニープラスでは、10月3日からパート3の配信が開始されたようなので、急いで見るのあれば、1ヵ月だけでも入会して見ることも可能ですが、ここまで見たら急ぐこともないので、Netflixの配信を待ちたいと思っています。

ネタばれになるかもしれませんが、シーズン後半に進むにあたって、メインをはっている脇役たちが順次命を落としてゆきます。シーズン11(第8話まで)で生存していたのは、ダリル、キャロル、マギー、二ーガン、ミショーンなどでした。不動の主人公だったリックは、死んだ訳ではありませんが、シーズン9から登場しなくなります。サプライズだらけのドラマ展開に視聴者はきっと満足するに違いありません。但し、R15+です(笑)

「ドライブ・マイ・カー」を観たけどエンターテイメントには程遠い映画だった

濱口竜介監督による「ドライブ・マイ・カー」を、やっとDVDで観ました。第74回カンヌ映画祭(2021年7月)で4冠を獲得、アメリカ・ロサンゼルスで開催された第94回アカデミー賞(2022年3月)では「国際長編映画賞」を受賞。また、第45回日本アカデミー賞でも最優秀作品賞を受賞(2022年3月)。メジャーな映画祭において数々の作品賞等を受賞したすごい映画なのであります。

昨年8月公開の映画ですが、数々の作品賞により、前評判上々の映画でしたのでぜひ観たいと思っていました。最近、映画は動画配信サービス(NetflixやAmazon Prime)で楽しんでいますので、久々にTSUTAYAで借りてきました。何しろ約3時間(179分)の長編なので、腰を据えてじっくりと観ました。

見終えた時の感想は、私にはメリハリのない無駄に長いだけの映画でした。長いわりに面白くなかったということです。中盤から家福が演出する多国言語の戯曲「ワーニャ伯父さん」(チェーホフ)の棒読みセリフが続いたり、単調なセリフと起伏のないシーンが延々と続きます。これほどまでに尺を長くする必要があったのかと。

映画の原作は村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録されている「ドライブ・マイ・カー」で約54ページ相当の短編小説です。

物語は、音(妻)は「今晩大事な話がある」と家福に伝えたまま、くも膜下出血で他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、広島に2ヵ月滞在することになる。演劇祭で演出を担当することになり、愛車サーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。

色々な映画や評価はそれぞれあっても良いと思います。正直なところエンターテイメント性の全く感じられない映画でした。海外では間違いなく評価された映画なので、評価の分かれるとことだと思います。

国内外の映画際で受賞した作品は、洋画・邦画関係なく大抵観ていますが、楽しめる作品が多いです。2009年第81回アカデミー賞外国語映画賞(現国際長編映画賞)日本初の受賞作品「おくりびと」も昔観ました。聞きなれない職業をテーマにしたものでしたが、受賞にふさわしい価値ある作品でした。

「ドライブ・マイ・カー」の場合、滝口監督の作品に対するコンセプトを知ると、広島をロケ地に選んだことや、ストーリーの各シーンを深堀りすれば、そうだったのかと心に響くものはあります。1回だけではなく2回観ればこの映画の本当の良さが伝わるかもしれません。

映画愛好者の中には良かったと評価する人もいますが、映画をエンターテイメントとして楽しむ大多数の人は、面白くない映画と感じるに違いありません。映画を観た人のコメントに「冒頭から引き込まれました。普段邦画を観ていない人にお勧めです」とありましたが、エンターテイメント性のある映画ではないので、それはないと私は思います。

映画紹介サイトは映画通が多いので投稿によるコメント評価は高いですが、娯楽を求めて買うアマゾンのDVD購入者のコメント評価は低いです。映画は単純に感動したり、楽しめるものがいいです。「ドライブ・マイ・カー」は、評価の高い秀逸な映画作品かもしれませんが、凡人の私には、感動もなくつまらない映画でした。だた広島ロケによるシーンは広島県人として興味深く拝見、素晴らしいカットに感心しました。

【Netflix】世界94カ国で視聴回数1位になった「イカゲーム」を観ましたか?

Netflixオリジナルの韓国ドラマとして配信がはじまって、公開から26日で視聴世帯数が1億1100万を超え、Netflix史上最高の記録を作りあげたというイカゲームが、今 話題沸騰中であります。

Netflixの「今日の総合TOP10」で、世界94カ国で一位を続けており、Netflix史上最高記録になりそうです。皆さんは、もうご覧になりましたか? 多額の借金を抱えた人生崖っぷち状態にいる456人が、賞金456億ウォン(約44億円)を目当てに、危険なゲームに参加するというストーリーになっています。勝てば天国、負ければ即死~賞金を手にいれるのは生き残った優勝者ただ一人!!

「イカゲーム」を、パクリだと言っている人もいます。そもそも日本では ”ゲームに負けたら死ぬ” という設定は、すでに映画の「カイジ」シリーズや「バトルロワイアル」でおなじみのものです。一度観た人はそれほど新鮮味は感じないかもしれませんが、昔みた映画を何度見ても面白いのと同様にそれなりに楽しめます。内容は残忍極まりない内容なのに、”楽しめる” はないですが、あくまで映画としてです(笑)。

「カイジ」と同じくデスゲームをテーマにしていることには違いありませんが、次々と繰り出されるゲーム内容や人間関係など細かいシチュエーションは全く違いますので、はじめて見る人にとっては、ハラハラドキドキで面白いかもしれません。この手の映画をはじめて観た人が多かったのか、世界で最高の視聴回数になった所以だと思います。Netflixの場合「今日の総合TOP10」という視聴回数ランキングが出ますので、上位はつい観てしまう傾向があります。

サバイバルゲームなので、人を蹴落としても生き抜こうとする人間集団を描写している訳ですが、極限状態の中でも人間的な優しさを持つ人物がいたり、自分が死んでも相手を助けたりする人間の情愛みたいな展開もあります。反面 容赦なく銃器により血しぶきが飛び散り、人間が死んでゆくシーンがあるので、小さな子供には見せられないドラマです。

「イカゲーム」とは、地面にイカのような形を描き、攻守にわかれてそのエリアの中で陣取りをして勝ち負けを決めるという、韓国の子供の遊びです。日本にも「ケンケンパ」を応用した「かかし飛び」という陣取りゲームがありました。

現在1シーズンのみですが、9エピソードで構成されています。少々ネタバレになりますが、第一話「だるまさんがころんだ日」は、単なる子どもの遊びと思いきや、鬼であるロボットが振り返ったときに動きを少しでも感知すれば、容赦なくその場で射殺されてしまいます。一人死ぬごとに天井にぶら下がった大きな袋に1億ウォンの札束が溜まってゆきます。死者によって溜まった456億ウォンが勝ち残って優勝者に与えられます。

第1話 だるまさんがころんだ日
第2話 地獄
第3話 傘をさした男
第4話 チーム分け
第5話 平等な世の中
第6話 カンブ
第7話 VIPたち
第8話 フロントマン
第9話 運のいい日

物語に登場してくる人物が、なぜか日本の俳優に似ている人がいて、最後までかぶりました(笑)
妻とは離婚して、借金もあるのにギャンブルが止められず、年老いた母の金にまで手を出す主人公ソン・ギフンを演じているイ・ジョンジェが、何故か役所広司に見えたり、ソウル大学卒業の証券会社エリート社員だったチョ・サンウを演じるパク・ヘスが大森南朋に見えるのは私だけでしょうか。配役には紹介されていなかった、今や世界で活躍している韓国大物スターのイ.ビョンホンの登場にはびっくりでした。

保存しているDVD-R寿命 10年~13年経つと読み取り不可が発生!!

 

上記写真は、老後に楽しもうとTSUTAYAより借りたレンタルDVD から、15年かけて気に入ったものだけをコピーした映画DVD-R約500枚と音楽CD-Rが約100枚です。他にBD-R/DVD-R 約600枚が別の保管庫にあります。合わせると全部で1,200枚~私のコレクションといったところです(^^♪

赤枠(写真のケース)に、DVD22枚ありましたが、13年目にして経年変化による色素劣化で、再生不可で廃棄したため、スペースができたものです。他のケースのスペースも同様です(最初は各ケースぎっしり詰まっていました)鑑賞時に時々チェックしていますが、8年~10年以上経ったDVD-Rが多くあるので、これからも再生不可のDVDが発生しそうです。

不織布で保管したものは、布とディスクが常に接触しているので、ソリや布転写が起きやすく再生不可になり易くなります。できればハードケースでの保管がベストです。

 

市販DVD/BDのリッピングは、以前は個人で楽しむものについてはOKでしたが、2012年10月著作権法改正以降、個人で楽しむものであってもDVDやBDのプロテクタ(コピーガード)を解除するリッピングやネット上にある動画のダウンロードも違法となりました。但し、音楽CDはプロテクタがかかっていませんので、現在も個人で楽しむ分についてはコピーOKです。

また、2012年10月以前にリッピング(コピー)したDVD/BDについては、個人で楽しむ分には違法になりません。

遡れば、ビデオテープレコーダーは、ベーター方式とVHS方式に二分されていた当時、βテープを約700本、VHSテープを約500本、同じくレンタルショップで借りたテープのコピーガードを解除し、お気に入りの映画をコレクションしていました。しかし再生機の製造中止と画質の悪さから、一部を残し数年前すべてそれぞれを廃棄しました(廃棄方法は当ブログで紹介)。

正常に動くVHSビデオコーダーを現在2台所有しています。DVD変換に必要なので貴重であります。

 

前置きが長くなりましたが、2000年初めごろから、映画コレクションは、DVD-Rに切り替え、BD-Rにも移行しました。しかし、10年~100年もつと言われたこれら光ディスクの寿命が、書き込み後 8年~13年目でDVDドライブやDVD / BDプレーヤーにかからなくなるものがでてきました。寿命に巾があるのは、歴史が浅く検証できないためです。

利用したメディアメーカーは、太陽誘電、ソニー、三菱電機(現Verbatim)、日立マクセル、TDKなどです。再生不可になるのはTDK製が多いです。ソニー製もたまに不具合があります。製造ロットによるものか、同じTDK製でも購入時期によってはOKのものもあります。

 

再生不可のディスクは、経年による色素劣化と思われますが、傷や色素変化や曇りなどもなく、目視で判別できません。プレーヤーにかけて初めて分かります。再生途中やエンド近くで先に進まなくなるものありますが、最初から読み込みまないものが圧倒的に多いです。最初かかっても後半の不具合は、チャプター送りで分かります。不具合のあるディスクは途中からジャンプしなくなります。

原則はハードケースに入れて保管、専用保管庫や専用ボックスに入れているものは、除湿剤を入れて風通しのよい日の当たらないところに保管しています。TV番組録画DVDなどは、不織布ケースにて保管しているものもありますが、10年経たないうちに再生不可が発生しました。マクセル製はOKなのに、特定ロットとはいえ、TDK製にNGが多いです。

※ 再生不可のTDK製DVD-R19枚(2007年12月、2008年3月焼いたもの)一年前はOKでした。

※ NHK放送の「冬のソナタ」DVD10枚(2004年12月全20話)録画後17年近く経ちますが、TDK製なのにすべて再生OK(製造ロットが違う?) 

※ 太陽誘電製DVD(2008年8月)は、13年経過ですが再生OKです(4枚入りハードケース)

※2007年秋 レンタルショップから借りた朱豪(チュモン)全81話日立マクセル製DVD41枚にリッピング&コピー、不織布ケースを布転写の少ないBD用に交換。現在も問題なく再生します。

 

ネット上の通信速度はめざましいものがあり、高画質な動画もコマ落ちなくスムーズに見れます。今や見たい時にいつでも見れる動画配信サービスを楽しむ時代。映画好きの私も、Netflix(ネットフリックス)アマゾンプライムで映画・ドラマを楽しんでいます。

最近は、TSYTAYAに行くことがなくなりました。ビデオテープはとっくに廃れ、老後楽しむために、DVD・BDを一生懸命コピーしてコレクションしていたのは、何の意味があったのかと思ってしまいます。ネット上で映画鑑賞できる時代がくるなんて・・・長生きはするものですね。

【007】初代ボンド役のショーン・コネリーさん逝く

 

人気スパイ映画 007(ダブルーオーセブン)シリーズ~初代ジェームズ・ボンド役の英国俳優 ショーン・コネリーさんが死去した90歳でした。映画ではケビン・コスナーと共演した「アンタッチャブル」でオスカー(アカデミー助演男優賞)を受賞し、エリザベス女王からナイトの称号も授かりました。

昭和の洋画ファンにとっては寂しい限りです。美女との遭遇時や折に触れ「The name is Bond, James Bond」と自己紹介するシーンが必ずあります。最初にセカンドネームを言い、次にフルネームを言う念押しのスタイルになっていますが、このセリフの言い回しがもっともセクシーなのは、歴代ボンド役を通してショーン・コネリーの右に出る者はいません。

若い頃は、海軍勤務、トラック運手、肉体労働者など職業を転々としていましたが、重量挙げのコンテスト入賞がきっかけで芸能界に入りました。その後も芸能生活で長い下積みを経て才能を見出され、007シリーズ第1作「ドクター・ノオ」の初代ボンド役で栄光への道を手に入れました。

 

007シリーズで、ボンド役として確固たるポジションを得ましたが、ボンドのイメージが強すぎて、しばらくは本人が意とするオファーがありませんでした。しかし、その後 様々なジャンルの映画にも恵まれるようになり、年を重ねるごとにいぶし銀のような魅力を発揮し、俳優としての名声を博しました。

007シリーズ以外では、ヒチコック作品「マーニー」(1964年)、「アンタッチャブル」(1987年)、ハリソン・フォードと共演した「インディージョーンズ/最後の聖戦」(1989年)、本も読みましたが、トム・クランシー原作の映画化「レッドオクトーバーを追え」(1990年)など、ほかにも多数出演し新境地を開きました。

 

冒頭の写真は、「007は二度死ぬ」の日本ロケで、ボンドガールとして共演した浜美枝さん、若林映子さんとの記者会見のときのものです(1966年7月)。ほかに丹波哲郎さんも出演しました。
当時ショーン・コネリーは36歳、身長188cmあり逞しいですね。浜美枝さんもこのとき23歳、若いですね。

ショーン・コネリー出演の「007」シリーズの7作品は以下の通り。

1962年「007は殺しの番号ドクター・ノオ」
1963年「007 ロシアより愛をこめて」
1964年「007 ゴールドフィンガー」
1965年「007 サンダーボール作戦」
1967年「007は二度死ぬ」
1971年「007ダイヤモンドは永遠に」

1983年「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(番外編)
第4作目≪サンダーボール作戦≫のリメイク作品

 

ちなみに、初代ショーン・コネリー「ドクターノオ」から、6代目ダニエル・クレイグ「スペクター」の出演作品まで、「007」シリーズの25作品はすべて観ています。映画好きの私とっては当然であります(^^)/ 最近、仲間はいても 特に同世代で当時の映画を語れる人が見当たらず、ブログでのつぶやきが多くなりました。以下は歴代のボンド役俳優と作品数ですが、ダニエル・クレイグを除き皆さん高身長ですね。もっとも、日本若手俳優も高身長になり、今では決して引けを取らなくなりましたが・・・。

2代目 ジョージ・レーゼンビー(身長188cm)1作品
3代目 ロジャー・ムーア (身長185cm)  7作品
4代目 ティモシー・ダルトン(身長188cm)2作品
5代目 ピアース・ブロスナン(身長187cm)4作品
6代目 ダニエル・クレイグ(身長178cm)4作品
第5作品目「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」は2021年公開

ショーン・コネリーの007シリーズ中で、もっとも印象に残るのは「ロシアより愛をこめて」ですね。マット・モンローの主題歌も映画も大ヒットしました。

以下の編集映像は、私がTubeにアップしているものです。

「ボヘミアン・ラプソディ」に感動、サントラCDも買っちゃいました!

 

先日、クィーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画、ボヘミアン・ラプソディに感動した旨ブログで紹介しましたが、早速 オリジナル・サウンドトラックのCDを購入しました。

多くの人がもう一度観たいと言っていますが、それほど心を揺さぶる映画でもありました。
当然ながら映画に流れたサントラもゆっくり聴きたいというのも自然の流れだと思います。

 

映画を観た翌日、市内の家電量販店CDコーナーで購入~その日店頭では最後の一枚でした。
アマゾンでも注文翌日入手可能だったのですが、値引きなしの定価(税込2700円だったし、すぐほしいということもあって店頭で購入した次第です。
iPhone、Walkman、パソコンに入れて、自宅にいるとき、外出時やジムで運動しているときなど、折にふれ聴きまくっています^^

 

オリジナル・サウンドトラックCDのセットリスト

 

01. 20世紀フォックス・ファンファーレ(オリジナル)*

02. 愛にすべてを
03. ドゥーイング・オール・ライト
04. 炎のロックン・ロール
05. キラー・クィーン
06. ファット・ボトムド・ガールズ(初公開)**
07. ボヘミアン・ラプソディ
08. ナウ・アイム・ヒア
09. 愛という名の欲望
10. ラヴ・オブ・マイ・ライフ +
11. ウィ・ウィル・ロック・ユー
12. 地獄へ道づれ
13. ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
14. アンダー・プレッシャー(クィーン&デヴィット・ボーイ)
15. リヴ・フォーエヴァー

16. ボヘミアン・ラプソディ(ライブ・エイド)+
17. RADIO GA GA(ライブ・エイド)+
18. AY-OH(ライブ・エイド)+
19. ハーマー・トゥ・フォール(ライブ・エイド)+
20. 伝説のチャンピオン(ライブ・エイド)+

21. ドント・ストップ・ミー・ナウ(エンド・ロール)*
22. ショウ・マスト・ゴー・オン(エンド・ロール)

初収録 ** 初公開 + CD初収録

 

熱烈ファンからはベストアルバムとは言えないかもしれませんが、セットリストは映画のストーリーをなぞる構成になっており、聴いていると各シーンがかぶり聴き込むほどに心に染みてきます。

 

最初の20世紀フォックスのファンファーレは既成のものではなく、ブライアン・メイのギターとロジャー・テイラーのパーカッションによるものです。「リスナーがサウンドトラック・アルバムを聴いていることを忘れないように」と、ブライアンのアイデアであり配慮なのだそうです。

 

エンドロールで流れる「Don’t Stop Me Now」「The Show Must Go On」も大好きな楽曲です。
ネットからの受け売りですが、「ショー・マスト・ゴー・オン」は、フレディのエイズが進行していて体調が悪化している中、当時作曲をしたブライアン・メイは、この曲はフレディにはムリかもしれないと考えていました。

デモを聴かせたところ、” I’ll fucking do it, darling”(ダーリン、俺はこの曲にすべてをかけるよ)と語ったという逸話があるそうです。歌詞も命がある限りショーを続けていかなくてはと自分を勇気づけるものにしています。この歌唱は彼の生涯最高のうちのひとつだとブライアンは語っています。

 

私の世代のロックと言えばロックンロール~1950年代半ばごろからビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、プレスリーの「ハートブレイク・ホテル」や「監獄ロック」、チャックベリーの「ジョニーB.グッド」など~1960年代にはプレスリーに影響を受けた英ロックバンドのビートルズ時代が、青春時代真っ只中でした。

1970年代に入りクィーンの楽曲は知っていましたが、女装などファッションもキワモノの印象が強かったので少し距離をおいていました。
しかし、今回観た映画でフレディの生き様に共感~いっぺんに楽曲が身近なものになりました^^

 

※CD冊子内フォトの一部

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました

 

1971年に結成された伝説の英ロックバンド「クィーン(Queen)
映画「ボヘミアン・ラプソディ」、ボーカリストのフレディ・マーキュリー半生を描いた伝記作品です。
全国公開は11月9日~最近はもっぱらBD/DVD化を待って映画鑑賞することの多い私ですが、かなり話題になっていたこの映画だけは、どうしても観たくて遅まきながらシネコンに行ってきました。

 

独特な旋律、歌詞、ファッションで世界を魅了したクィーン~
そして、フレディ・マーキュリーの強烈な生き様

期待に違わず心を揺さぶる最高の映画でした!
音楽史に残る名曲誕生の瞬間や20世紀最大のチャリティーコンサート「LIVE AIDE(ライブ・エイド)」での圧巻のパーフォマンス~ラスト21分間は感動以外なにものでもありません!

 

ロックバンドの頂点に登りつめたクィーンですが、驕りから次第に仲間と疎遠になり孤独へと転落してゆくフレディ~元恋人メアリーの忠告から再びバンド仲間・家族・友人との絆を取り戻しゆく彼の半生を描いた数々のシーンとライブで演奏される楽曲が重なり、言葉では言い表せない高揚感と感動で心が揺さぶられてしまいました。

 

※実際のLIVE AIDの映像

 

ゲイでもあったフレディはエイズ(HIV)により、1991年45歳の若さで亡くなりました。
病名を世界中に明かしたのは亡くなる一日前でした。
彼の死後、Bohemian Rhapsodyが再リリースされ、2億円以上の収益をHIV患者へのチャリティー財団に寄付されました。

 

クィーンを知らない世代の人が観ても間違いなく感動を共有できると思います。
この映画は絶対映画館で見るべきです。DVD/BD化による鑑賞ではライブシーンの感動は味わえません。大画面とドルビー大音響でこそあのライブ・エイドを擬似体感できます。
IMAXシアターであれば尚良いと思います。 もう一度観たいです。

 

映画の中では以下のお馴染みの楽曲が流れていました。
もれている曲もあるかもしれませんが・・・太字は映画の中のLIVE AIDで流れた楽曲です

*Bohemian Rhapsody
*Killer Queen
*We Will Rock You
*We Are the Champions
*Another One Bites the Dust
*Radio Ga Ga
*Ay-Oh
*Hammer To Fall
*Somebody To Love
*Don’t Stop Me Now(エンディングロール)

 

主演のラミ・マレックはフレディ・マーキュリーと瓜二つではないのに、映画の中ではフレディそのものでした。彼は全く歌えないので歌唱のシーンはすべて口パクです。
マレックは、「ナイトミュージアム」でエジプト王の役をやっていましたね。
ギターのブライアン・メイもそっくりでした。役者さんのなりきり演技に脱帽でしかありません。

 

久々のシネコン鑑賞でしたが、いつの間にかチケット販売は自動化されていました。
フロアにはデモ用のピアノが置いてあり、椅子に座ると音楽が流れる仕掛けになっていました。
映画のPRにいろいろ工夫を凝らしているようであります^^

 

劇場で観る映画って本当にいいですね。満喫しました!

 

「カメラを止めるな!」どこがおもしろい?

 

映画「カメラを止めるな!は、2018年6月23日 当初都内の2館だけの劇場公開でしたが、SNSなど口コミで面白い笑えると評判が広まり、8月には全国340館に拡大~社会現象にもなった映画であります。

 

12月5日リリースされた「ジュラシック・ワールド(炎の王国)」ほか数本を、TSUTAYAでDVD/BDを借りました。「カメラを止めるな!」も同日リリースされていたので、前評判の高い映画でもあったし、店内でもお勧めビデオとしてPRしていたため一緒に借りて鑑賞したのですが・・・期待が大きすぎたのか、正直なところ全然笑えなかったしどこが面白いの?って感じでした。
かなりの数の映画を見ていますし、経験則から70代のジジイが見ても面白くないのかもw

この映画は、40代位までの若い世代にはウケる映画なのかもしれません。
口コミで連鎖し、多くの人が面白いといっているのですからその評価は尊重すべきですが、世代間の評価や好みの違いを考慮に入れても、私の見た印象からくる評価とかなりギャップがありすぎたのでびっくりした次第です。

 

私も若いころからの映画好きで、今日まで邦画・洋画問わず数千本は見ています。
昔は映画館にもよく通いましたが、現在では劇場公開された映画は4~5ヶ月でDVD・BD化されるので、最近は自宅のミニシアター?で映画鑑賞です^^
邦画は宣伝や評判のわりに期待外れが多く見るのはもっぱら洋画の方です。
映画ライブラリも1000本以上あります(笑)

 

私の持論ですが、秀逸な映画が必ずしも面白い映画とは限りません。
かって、映画評論家のおすぎ(おすぎ&ピーコ)さんが推奨する映画の解説などを聞いていると、予想もしないストーリーの深読みや高尚なメッセージ性の強いものであったり、娯楽性のない映画が多く、私にとっては面白くないものばかりという印象があります。
人によって評価も色々だし好みもあると言う訳です。

 

「カメラを止めるな!」は、制作面ではよく練られた秀逸な映画と思いますが、残念ながら私には面白い映画には思えませんでした。しかし 300万円の低予算で宣伝費もかけず無名な俳優で30億円の興行収入は大したものです。

 

前半37分間ワンカットシーンだけであればただの他愛ないゾンビ映画で終わるところですが、さらに物語はその1ヶ月前にさかのぼり、後半は前半シーンのメイキングになっています。
メイキングによるネタばれで、観客はそういう事だったのか・・・
その意外性の中に登場人物の個性やほろっとくるファミリー的要素も入れた展開が観客の気持ちを最後まで引き付けたのかなと思います。

 

ちなみに同時に借りた「ジュラシック・ワールド(炎の王国)」「オーシャンズ8」「アメリカン・アサシン」は、理屈抜きで楽しめました。多分誰が見ても単純に面白い映画と思います。

 

Youtube にアップした動画が年齢制限の対象に!

Youtubeにアップした一年以上前の動画に対して、突然メールで 年齢制限の対象コンテンツになった事を伝えてきました。

 

 

問題になった編集動画は、1966年製作のフランス映画「男と女」で、第19回カンヌ映画際グランプリ受賞作品でもありアカデミー賞外国映画賞も受賞した名作でもあります。
監督のクロード・ルルーシュの名を一躍世界に知らしめた映画にもなりました。

 

「ダバダバダ~♪」で始まるスキャットが全編に流れるフランシス・レイの音楽も有名です。
若い人は知らないかもしれませんが、団塊世代には一度は耳にしたメロディーです。

 

アヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャンが演ずる大人のラブストーリーであり、フランス映画が誇る不滅の名作が「何故?」って感じですが、不特定多数が閲覧するYoutubeではベッドシーンが問題になったと思われます。

 

2016年、製作50周年を記念してデジタルリマスター版がリバイバル公開されましたが、確か18禁にはなっていない筈・・・ Tubeでは大抵の性的コンテンツは削除されますが、Tube側のコミュニティガイドラインに沿っての判断で、削除されなかっただけでもありがたいと思っています。

 

当然ながら、Youtubeでこの動画を再生しようとすると年齢確認の為のログインを求められます。

 

 

もっとも、ある条件下ではアカウントがなくても簡単に解除できる方法があるので、興味ある人にとっては意味をなさないかも~かえって興味を駆り立てるかもしれませんね(笑)
(あえてある条件下にしていますので、掟破りの方法でも見れます^^)
複数の映画賞をとった名作であり、今のラブストリーにはない新鮮さを感じる筈です。