フィッシングメールも日々進化しており巧妙になってきています。企業を騙る迷惑メールは相変わらず毎日のように届きますが、ユーザーの不安を煽り、期限を切って緊急性を強調するところは共通しています。
先日、アマゾンを騙るフィッシングの内容が今までのものと少々違ったものが届きました。今までのパターンは、「アカウントの停止・確認」「支払い情報の更新請求」「プライム会員の自動更新」といったアカウント絡みのものでしたが、今回は注文品の物流に関するもので、配達できなかったので緊急対応が必要であるというものです。今までなかったパターンです。メール内容は以下の通り。
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差出人:Amazon <server@omidheidari.com>
宛先:アマゾン登録メールアドレス
件名:【重要】配達できませんでした – 緊急対応が必要ですNo・・・
内容:
Amazon 配達についてご連絡
お客様のご注文(注文番号:874-5874124-8745214)は、本日(2026年1月26日)の配達を試みましたが、ご不在のためお届けできませんでした。
配達に関するアクションが必要です
配達員は配達通知票を投函いたしましたが、本日中に対応が無い場合、荷物は発送元に自動返送されることがあります。
▼今すぐ対応する(ログインが必要です)
選択可能な対応方法
1.配達日時の再調整
2.宅配ボックスへの配達依頼
3.お近くのAmazonロッカーでの受け取り
4.コンビニ受け取り
対応期限:本日2026年1月21日23:59まで
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この迷惑メールに引っかかる人はよもやいないと思いますが、いろいろと手をかえ品をかえ攻めてくるのですね。内容が稚拙すぎます。①メールドメイン(@以降の文字列)Amazonの文字列がない②配達通知票は投函されていない③ウソの注文番号に合致するユーザーなんてどれだけいるのか
④配達通知票を投函したのであれば、ユーザーから連絡あるまで待機すればいいだけの話なのに、わざわざメールなど送信してことを複雑にしています。⑤「配達に関するアクションが必要です」という表現もおかしいですね。⑤メール送信当日に期限を切る企業なんてありません。*⑥リンク先URLもAmazonを全く含まない文字列
(*文字列が表記されていても必ずしも正しいURLとは限りませんが、表記が無いのは論外)
フィッシングメールは様々なパターンを見ることで学習できますので、注意喚起のため紹介させて頂きました。アマゾンから届くメールは、Amazon公式サイトにログイン後、「アカウントサービス」⇒「メッセージセンター」で、Amazonからの送信メールは、ここですべての件名・内容が確認できます。

