確定申告のシーズンがやってきました。先日2月19日 e-Tax(イータックス:国税電子申告・納税システム)にて確定申告をしました。現在、主たる収入は公的年金ですが、ほんのささやかな副収入があるため、毎年 確定申告をしています。年中行事?ではありますが、いつ確定申告したのか備忘録として、e-Taxの紹介を兼ねてブログに記事を投稿しています。定年後、有限会社を設立した際、税務署の説明会をきっかけに始めたものです。その後、会社は閉鎖しましたが、その利便性からe-Taxによる確定申告を2007年より続けています。
e-Taxの確定申告のメリットは、インターネット環境が必要ですが、税務署に行かなくても、①確定申告期間中は24時間可能ですし、②自宅に居ながらいつでもできることです。一定期間の保管義務はありますが、③添付書類が不要。④還付金がある場合 書面より圧倒的に早いです。
必要事項を入力するだけで、すべて自動計算で行われます。入力ミスがないようチェックしながら進めますが、1時間以内で作成・送信できます。万一、ミスがあっても、訂正したものを再送信すればOKです。最後に送信されたものが優先されます。電子送信された確定申告書の受付確認は、国税局の「e-TaxソフトWeb版」からログイン後、メッセージボックスから確認できます。リンク(青字タイトル)をクリックすれば、さらに詳細内容が分かります。
毎年、所得税を支払っていましたが、昨年の2024年分(令和6年分)の確定申告は、国の物価高対策として、夫婦二人分の定額減税6万円(特別税額控除)があったため、納付する所得税はゼロでした。
今年の2025年分(令和7年分)の確定申告はどうだったのか。毎年の合計所得は減ることはあっても増えることはありません。昨年のような定額減税がないので、所得税を納付することになると思っていました。ところが、今年も所得税ゼロでした。何故? 確定申告書の内容を改めてチェックすると、今まで基礎控除48万円だったものが、基礎控除88万円に引き上げられていました(e-Taxは基礎控除を自動計算)。
実は、2025年度の税制改正により所得税の基礎控除が改正され、基礎控除48万円から最大95万円まで引き上げられたためです。但し、合計所得金額に応じて、88万円、68万円、63万円、58万円と段階的に基礎控除は少なくなります。それまで基礎控除は一律48万円でした。国民民主党の公約「103万円の壁を178万円に引き上げ」から始まった税制改正は、国民として喜ばしいことであります。
2025年基礎控除見直し(合計所得に応じて基礎控除が改正されました)
・合計所得金額132万円以下 95万円
・合計所得金額132万円超~336万円以下 88万円
・合計所得金額336万円超~489万円以下 68万円
・合計所得金額489万円超~655万円以下 63万円
・合計所得金額655万円超~2350万円以下 58万円
今回の税制改正により、パート・アルバイトの従来の「103万円の壁」が160万円に引き上げられ、年収160万円以下なら所得税は非課税になります。これにより、103万円を超えて働けるメリットがあります。しかし、所得が増えることにより、約130万円(または106万円)の社会保険料の壁はそのままなので、社保加入による「働き損」リスクがあるので注意が必要です。
この大幅な基礎控除引き上げは、2025年・2026年の暫定措置(2年間)なので、2027年以降は一律58万円へ引き下げられる予定です。


