運転に纏わる常識は多くあります。今更ながらと思いますが、年4回発行されるJAFの機関誌 JAF Mate(ジャフメイト)2025年夏号で掲載された「令和の運転常識、教えます 」という記事を紹介したいと思います。 わたくし的には知っていることばかりなので、ブログネタとしてすぐ紹介しようと思いながら、一年以上もずるずると今日まで延びてしまいました。当然ながらJAF会員の人で、読んだ人は周知されていると思います。すでにネット上でもこの記事を引用しているサイトあります。
ひょっとして、JAF会員に加入していない方やご存知ない方もいるかもしれないので、改めて紹介したいと思って遅まきながら取り上げました。昭和の運転常識が、車の技術革新によって、バージョンアップされ、そうでなくなったものがけっこうあります。多かったアンケート順になっています。
1位《36%》:停止時のすえ切りはダメ!
令和の常識:今の車はすえ切りしてもOK
「すえ切り」とは、停止状態でハンドルを大きく切ること。パワステのない時代と違って、電動式や油圧式のパワステでは、駐車する際のすえ切りでもタイヤの摩耗も含めて問題ない。
2位《32%》:雪道の下り坂ではエンジンブレーキ
令和の常識:フットブレーキが基本。AT車は自動でシフトダウンしてくれる。
エンジンブレーキは駆動輪だけに作用するため、フートブレーキは4輪に適切に制動がかかるので、姿勢がみだれにくい。
次の項に出てくるポンピングブレーキですが状況にもよります。20年以上前、アイスバーンの下り坂をノーマルタイヤで下った経験があります。「L」ギアに入れて、エンジンブレーキをかけても、下り坂なのでスピードが速くなります。アイスバーンのため、強いブレーキをかけるとスリップするので、ポンピング でスリップすることなく下ったことがあります。ABS搭載の車でした。
3位《31%》:滑りやすい路面ではポンピングブレーキ
令和の常識:ABSがついていれば、ポンピングの必要なし
ポンピングブレーキが推奨されたのはABSが装備されていない時代。ABSがついているので強いブレーキを踏んでも4輪がロックすることはない。
ABS機能を試すため、平坦な雪道(アイスバーンでなく雪が薄く積もって固まった状態)を、時速40キロで走行し、急ブレーキをかけてどうなるかテストをしたことがありますが、スリップすることなく直進状態で止まります。
同じ雪道でも新雪が厚く積もった状態で、(冬タイヤを履いていましたが)反射的にブレーキをかけたことがあったのですが、ABSは効かずスリップ、土塀に当たってバンパーが破損したことがあります。何事の過信は禁物です。
4位《27%》:エアコンはいつも内気循環
令和の常識:外気導入で新鮮な空気を取り込む
私の場合、かっては 夏は内気循環のままにし、冬は状況により外気導入していました。今乗っている車は、外気導入と内気循環を自動的に切り替えます。
4位《27%》:エアコンは夏のみON。冬はOF
令和の常識:冬はエアコンONで除湿暖房。曇り止め防止。
私の場合、エアコンは年中いれっぱなしです。コンプレッサーを定期的に回していた方がガス抜けも起こしにくいです。
6位《24%》:ハンドルは10時10分
令和の常識:9時15分が安全性や操作性ですぐれる。
手を持ち変えず、大きくハンドルがきれ、切った量も分かり易い。10時10分では展開したエアバックが動作した時、ケガをしやい。
7位《17%》:暖気運転をする。
令和の常識:今の車は暖気運転は不要。
暖気運転が必要だったのはキャブレータ(気化器)の時代のお話。今の車の多くは電子制御で燃料噴射しているので、エンジンを温めなくても問題なく走りだせる。但し、エンジンは高回転で回さない(4000rpm以上)。駆動系の馴染みも含めてエンジンが温まるまで2000回転以下で走る。
8位《14%》:信号待ちでライトを消す
令和の常識:消すと点け忘れたり、見落とされ危険あり。点灯のままでOK
昔はバッテリ上がりの恐れがあったが、今はない。付け忘れによるリスクの方が危険。
9位《11%》:どんなときでも急ブレーキはダメ。
令和の常識:事故回避は急ブレーキ。
ABS搭載の車であれば、急ブレーキを踏んでも車輪がロックしないので問題なし。
10位《10%》:坂道発車では、パーキングブレーキを引く。
令和の常識:多くの車に装備されているヒルスタートアシスト機能(ブレーキペタルから足を離しても2秒間ブレーキを保持)があるので、パーキングブレーキは必要ない。
「ブレーキホールド」機能のある車であればもっと長くブレーキ保持されるので楽勝