インターネット」カテゴリーアーカイブ

YouTube 二つの動画が削除されてしまった 背水の陣であります

が~ん! YouTubeでアップしていた動画が、二つ続けて削除されました。ジャンルを問わず、主に昭和の歌をアップしていましたが、災難は忘れた頃やってきますね。YouTubeには、邦楽を中心にしたものと洋楽を中心としたものと、二つのチャンネルをTubeに開設しています。

洋楽チャンネルの方は、映画音楽や有名アーティスト歌唱の動画、1960年代~1970年代の映画全盛時の懐かしい映画クリップなどを編集してアップしています。こちらは、動画ブロック(公開⇒非公開)はあっても、動画削除(3回動画削除されるとアカウント停止および全動画削除)されることはありません。

邦楽チャンネルの方は著作権に対する対応が厳しく、「著作権侵害の警告」を受けると動画削除されます。ただ、過去一度もなかった動画ブロック(公開⇒非公開)での対応が、最近何度かあったので、少しゆるくなったのかなと思っていましたが、動画削除は健在でした。

高画質映像や視聴回数のペースがアップしてくると削除される傾向にありますが、実際のところ何を基準に削除されるのかは分かりません。アップしてから3年経った動画がいきなり削除されたり、5年経った動画がブロックされることもありました。ブロックの場合は動画非公開になるもののペナルティとしてカウントされない事の方がありがたいです。

2012年10月以降、著作権法改正で、第三者に著作権のあるコンテンツをアップロードしてもダウンロードしても違法になります。罰則もあります。しかしながら、Youtubeにアップされている動画の90%以上は違法にアップされていますので、取締りはむずかしく動画は合法的に公開されています。もっとも、公開OKであっても今後削除されない保証はありません。ある日突然に削除されることもあります。

現在、著作権者は Content ID (YouTube上の 動画から所有するコンテンツを発見するための、自動識別システム)を設定することで、権利を所有しているコンテンツのパターンに一致する動画をブロックすることができます。なので、動画アップ終了後 すぐ判別されブロックがかかることもあります。一方で広告を貼って著作権元への収益化を図ることで、動画アップが合法的にOKになる場合もあります。多くの動画はそのおかげで公開が許されています。

動画アップ後に、著作物(映像や音楽)の名称と著作権者名が表示されます。単独の場合や複数の著作権者名が列挙されることもあります。公開OKであれば著作権侵害の警告ではありません。影響なしと判定されて公開OKとなります。収益化も著作権元になっているのでPVと思えば何も問題ないように思うのですが・・・

しかし、公開OKであっても、今回の例のように著作権元ではなくCODA(コンテンツ海外流通促進機構)やRIAJ(日本レコード協会)のような違法行為を取り締まる著作権管理団体からの申し入れもあったりするので、公開OKであっても削除されることがあるのです。

YouTube(ダッシュボード)

今回は邦楽系のチャンネルで1回目の動画削除は5月18日、2回目は6月1日に動画削除されました。削除されてから90日後にペナルティがクリアされます。2回目があるとその時点からさらに90日間が加算さます。

2回目の動画削除があると、そのままにしておくと私の経験上2週間以内に3回目の削除があります。2008年からYoutubeにチャンネル開設してから、7回のアカウント停止を経験していますがすべてそうでした。

解決方法としては、削除されそうな動画を非公開にします(コメントや視聴回数、高評価数、登録者数は保持されます)。一番確実なのは、ペナルティがクリアされるまでの期間、全動画をすべて非公開にすれば良いのですが、クリア後 非公開にした動画を公開に切り替えても、元の視聴回数を確保するには3ヵ月以上かかります。つまり、チャンネル開設してはじめて動画アップをしたのと同じ状況になります。

今回、210本ある動画のうち、76本を非公開とし134本を公開することにしました。過去この方法で当該チャンネルをクリアしたことがあります。私のように昭和の真っ只中、青春時代を過ごした人々に楽しんで貰うためにアップしているので、なんとか無事クリアできることを願っています。

【YouTube】著作権侵害の警告を受け3年ぶりに動画削除される

YouTubeに5ヵ月前にアップした動画が、著作権侵害の警告を受け削除されました。削除されるのは3年ぶりになります。最近は動画ブロック(ペナルティ無し)の傾向があり安心していましたが、動画削除も健在でした。動画削除されると上記の如く、登録したメールに連絡がきます。

今回は、1978年10月NHKのビックショーで放送された都はるみさんの「北の宿から」の歌唱シーンと、1990年4月に放送されたフジテレビのミュージックフェアという音楽番組で、本田美奈子さんの同名の歌唱シーンを編集してアップしたものが削除対象になりました。

前者NHKは45年前、後者フジは33年前の映像ですが、録画したテープやDVDから映像を抽出・編集してアップしたのものです。厳密には、合体した二つの内 後者の本田美奈子さんが歌う「北の宿から」の動画が著作権侵害とされ、フジテレビ代理として「一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)」の申請で削除されました。この団体は違法動画を摘発する国とも連携している著作権管理団体です。

2012年10月以降、第三者に著作権のある動画を動画投稿サイト(Youtubeなど)へのアップロードやダウンロードは、私的理由であっても違法となります。Youtubeから特定の動画を自分で楽しむために、スマホやパソコンにダウンロードしてもNGとなります。

私がアップしている動画は、30年以上前に放送された古い動画が多いのですが、青春時代の昭和を過ごした団塊世代の人たちに楽しんで貰うためにYoutubeにチャンネル開設しています。削除された動画は、第三者に著作権のある動画なので異議申し立てはできません。しかしながら、YouTube動画の90%以上は、第三者に著作権のある違法アップ動画であり、楽しんでいる閲覧者も多くいることも事実であります。

今回削除された動画のあるチャンネル総再生回数は、直近で毎日9万~10万回あります。経験上 アクセス数が増えてくると、何故か動画削除される傾向があります。

YouTube(Google)では、第三者に著作権のある動画であっても、著作元への収益化や動画内で広告を流すことで、アップした動画は削除されることなくOKとなっています。現在、Content ID(YouTube の自動コンテンツ識別システム)を使用して、著作権で保護されたコンテンツを YouTube 上で簡単に識別・管理できます。

なので、アップロードと同時に著作権侵害の判別がなされて、即ブロックされたり、または著作権元への収益化等で合法的にOKとなっています。だからといって、今後削除されないという保証はありません。あくまで著作権元の意向で判断されます。

著作権には、歌(歌手・作詞・作曲者)や映像(肖像権)など別個に存在するので、今回のようにContent IDでOKであっても、手動で抽出されて数ヵ月後に削除される場合もあるのです。

動画削除3回で、アカウント停止および全動画が削除されます。最近は「削除」ではなく「ブロック」で処理される傾向があり、安心していたのですが、久々に削除の洗礼を受けました。ブロックは、「著作権侵害の警告」ではありませんが、本人以外誰もその動画を見ることができません。私はブロックされると削除しています。当然ながらチャンネルの総再生回数はその分減ります。

1回目削除のペナルティをクリアするためには90日間を要します。その間 2回目削除を受けるとさらに90日間のペナルティが加算されますので、クリア期間はさらに長くなります。クリア期間中に3回目の動画削除があると、メール連絡もなく一瞬にしてアカウント停止および全動画が削除されます。チャンネルを開いたときにはじめて知る訳です。2回目削除を受けると3回目は時間の問題です。

私は2008年ごろからTubeに動画アップしていますが、今まで7回アカウント停止の洗礼を受けています^^;  当初と比べると動画アップに対して少しゆるくなり安心していましたが、災難は忘れた頃にやってきますね。収益化している訳でもなく、高齢者の皆さんに楽しんでもらう為に、古い動画を編集しアップしているので大目に見て貰いたいものです。

フィッシング 「Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります」(2023年5月)

一時、鳴りを潜めていたAmazonを騙るフィッシングメールが、最近よく来るようになりました。何度も受信されている方にはすぐフィッシングと判別できるものですが、はじめて受信した人にとっては、うっかりリンクをクリックしてしまうのではないでしょうか。

当ブログでも、アマゾンを騙るフィッシングで件名の違うものは、事例として都度紹介するようにしています。今回は一分差で全く同じ内容で同じ送信元・リンク先で届きましたので、フィッシング丸出しでした。通常は数日間空けて届く場合が多いのですが、同じ日に届くこともあります。その場合であっても、送信元メールアドレスやメール内リンクは違うものが多いです。

今回届いたフィッシングメールは以下の通り。

***************

差出人:Amazon<no-reply@Amazon.co.jp>
宛先:アマゾンに登録しているメールアドレス
件名:Amazonプライム会費のお支払いに問題があります

プライムのお支払いに登録いただいた支払方法に問題があるため、プライム会員資格が一時停止されました。この問題が解決されるまで、プライム特典をご利用いただけません。

プライム会員の特典を引き続きお楽しみいただくには、以下の2つの簡単な手順を行ってください。

1.このリンクにアクセスしてアカウントにログインする新しい支払方法を追加するか、既存の支払方法に更新する。

Amazonプライムを継続してご利用いただくために、会費のお支払いにご指定いただいたクレジットカードが使用できない場合は、アカウントに登録されている別 のクレジットカードに会費を請求させて頂きます。会費の請求が出来ない場合は、お客様のAmazonプライム会員資格は失効し、特典をご利用できなくなります。

今後ともAmazonをよろしくお願いいた� ��ます。

***************

Amazon Primeには必要に応じて1ヵ月プランに加入しています。送料がかかる品物を注文した場合、Prime会員に加入すると送料が無料になる上に、希望すれば翌日配達はじめ、Prime VideoやAmazon Music Prime、Amazon Photos、Prime Readingなど、様々なデジタル特典を追加料金なしで享受できます。月間プランであれば1ヶ月500円(税込)、年間プランは4900(税込)です。

1ヵ月プランは、何もしなければ自動更新しますが、任意に1ヵ月単位で退会できます。私は動画配信サービスは、常時Netflix(ネットフリックス)を利用していますが、見たいコンテンツがある時、必要に応じてPrime Videoも利用しています。

たまたまAmzonプライムに観たい洋画・アメリカドラマがあったので、一週間前 Prime Videoに加入手続きをしたばかり。このタイミングで今回のメールが届いたので、件名をみたとき一瞬本物かなと思いましたが、連続で届いたことや内容を一目みてフィッシングと分かったので当然無視です。

今回のフィッシングはプライム会員の人が対象になります。加入していない人にとってはすぐフィッシングと分かります。送信元メールアドレスも本物らしくしていますが、見る人が見ればフィッシングとバレバレです。リンク先は、以下の通り本物そっくりの偽ログイン画面に誘導されます。

いかんを問わず、アマゾンが一方的にプライム会員特典を停止することはありませんし、メールでアカウントや更新を求めることは絶対にありません。また、Amaonからのメールは、文頭に必ずフルネームで◯◯✕✕ 様と明記されています。これらを知っているだけで、フィッシングは未然防止できます。

アマゾン公式サイトのメッセージセンター(ログイン後、アカウント内のアカウント⇒メッセージセンター)からでも送信されたメールは確認できます。ここに無い場合は、フィッシングとなります。

メール内の①~⑤はすべて同じリンク先になっています。②~④のリンク名称は、本物メールにもありますが、リンク先URLはそれぞれ違います。⑤は本物メールにはありません。リンクURLは文字列 Amazon.co.jpを含ない短いURLになっています。また、メール最後の一部が文字化けしていますが、本物メールではあり得ません。

本物のメール内のリンクやログインのURLは、https://www.amazon.co.jpで始まり、あとに続く文字列はアルファベット大文字・小文字、数字や記号を含む100文字を超える長いURLになっています。

Amazon を騙るフィッシングメールは、本物そっくりの偽ログイン画面に誘導します。IDやパスワードはもとより、クレジットカード番号を入力させることが目的なので、Amazonに限らず企業を騙るリンク先がログイン画面である場合は要注意です。ブラウザから本物のログイン画面のURLと比べても偽物の判断ができます。

【Jetpack & Count per Day】爺の趣味ブログに日別平均アクセス数250は上出来

古希を機に2013年11月から、WordPress(ワードプレス)で拙ブログオヤジの悠々人生」を開設。あれから満10年を超え、11年目に突入しています。我ながら長く続いていると思います。ブログTopに記している通り、徒然なるがままに日々の出来事や感じたこと、趣味や健康など ジャンルに拘らず 3日~4日に一回のペースで更新しています。記事投稿は私のボケ防止にもなっています。

ジジイのブログ記事なんて、不特定多数の人が訪れることは少ないと思いますが、11年目を迎える拙ブログも、直近で1日平均250前後のアクセス数があります。趣味ブログなのに、毎日これだけの訪問者があることは、私とってうれしい限りであります。ブログ開設5年後の2018年~2019年ごろには一時700~1000のアクセス数までにアップしましたが、2020年になって毎日500前後で推移。趣味ブログとしては満足できるものでした。

ところが、2020年12月末 にプラグイン「All in One SEO」が、内容を一新する大規模バージョンアップがあり、その後数日間で4回のバージョンアップが続きました。それを機に翌年1月には500前後で推移していたアクセス数が急激に100以下に下がりました。ブログ開設2年目以降ここまで下がったことは一度もありません。

「All in One SEO」はSEO対策するためプラグインなので、アクセス数にとても影響を与えます。本来はアクセス数アップに繋がる筈なのに、キープどころか一気に下がっため、バージョンアップの過程で何かしらのバグがあったのかとも思いましたがどうすることもできません。

最終的に、「All in One SEO」によるXMLサイトマップを「Google XML Sitemap」に変更しました。XMLサイトマップとは、各ページのURLを記載したファイルです。このプラグインはXMLサイトマップを自動作成し検索エンジンのクローラーに伝えます。

2021年1月当初、アクセス数100以下が10日間くらい続きましたが、プラグインを変更後 徐々に上昇し1月末には300前後まで上昇。もちろん記事内容に負うところはありますが、現在は250前後のペースを推移しています。ま、ジジイの趣味ブログとしては上出来かなと思います。冒頭のアクセス数はWordpressプラグイン「JetPack」によるものですが、日々の訪問者数・閲覧数は分かりますが、記事別や総閲覧数などは分かりません。

そこで利用しているのが、プラグインCount Per Day」です。気軽に使えるアクセスカウンターでしたが、2019年10月27日 ガイドライン違反でワードプレス公式サイトでは配布禁止となりました。なので、現在では入手できませんが、インストールしたものはそのまま利用できます。自己責任で利用していますがとても重宝しています。

プラグイン「Count Per Day」は、以下の項目がカウントされますが、ウイジェットに設定すれば、全投稿記事の閲覧数(リアルタイム)、今日や昨日・月別の閲覧数や訪問者数、1日当りの訪問者数などフロントに表示可能です。バージョン3.6.1が最後のものになりますが、私は3.5.7のものを利用しています。

①総訪問者数・閲覧数、②月別訪問者数、③月別閲覧数、④最近のカウント、⑤記事別の訪問者数、⑥1日あたりの訪問者数、⑦オンライン中の訪問者数、⑧リファラ、⑨検索キーワード

記事別アクセス数を知ることは、訪問者の好みとか傾向を知ることができるので記事投稿にとても参考になります。「Count Per Day」は、Google Botなど無視するbotの設定が可能なので、30個余りのbotのアクセスを設定で除外しています。また、日本以外からの不要な国からのアクセスも除外しています。したがって、アクセス数が精度の高いものになっています。「Count per Day」のアクセス数と「Jet Pack」のアクセス数はほぼ合致しています。

5月7日現在の総訪問者数1,195,231人 総閲覧数1,420,971であります。

【YouTube】10ヵ月ぶりに20万回を超える動画がブロックされました

YouTubeにアップしていた動画の一つが、10ヵ月ぶりにブロックされました。私の場合、懐かしい昭和の楽曲を編集してアップしています。ただ、第三者に著作権のある音楽番組の動画をアップしていますので、ブロックされても異議申し立ては出来ません。ある程度想定内のことではあるのですが、視聴回数が約22万回もあったことを考えると少々残念ではあります。

今回、チューリップの「サボテンの花」「心の旅」を二曲のメドレーとして動画アップしたものですが、「心の旅」の方が著作権元であるNHKさんの申し出によりブロックされました。「サボテンの歌」はOKでしたが、ブロックされると、後で述べる救済処置をとらない限り、片方のみ動画公開することはできません。

ブロックされると動画が非公開になり、本人を除いて動画を見ることはできなくなります。実質 誰も見れないので削除するしかありません。ただ、削除すると視聴回数約22万回はチャンネル総視聴回数から減ります。削除することなく非公開のまま置いておけば、視聴回数の変動はありません。私はブロックされた場合は、視聴回数が減っても原則 削除します。

YouTube にアップロードされた動画は、コンテンツ所有者(著作権者)が提出したファイルのデータベースと照合されスキャンされます。一致するとアップロード時に判明する場合が多いのですが、ファイルデータ追加や手動検索で数ヵ月~数年後にブロックされることもあります。

著作権者は Content ID (所有するコンテンツを YouTube 動画を発見しやすくするための、自動識別システム)を設定することで、自身が権利を所有している著作物に一致するアップロード動画をブロックできるのです。また広告を貼って著作権元への収益化を図ることで、第三者に著作権ある動画アップが合法的にOKになる場合もあります。当然ながら、私はすべての動画に対して収益化を図ることはしておりません。

日本武道館で行われた一年限りの再結成チューリップのスペシャル番組の録画したものを、編集してアップしたのですが、以下のYouTubeダッシュボードによれば「歌える!J-POP黄金のアルバム」コンテンツ内の動画と一致したためです。番組の中で日本武道館の映像が流れていたのかもしれません。このJ-POP黄金のアルバムを動画アップ禁止としてContents IDに設定していた可能性があります。

※ YouTubeダッシュボード

ブロックされた動画は、①セグメントをカット、②他の曲に換える、③曲をミュートする のいずれかを選択することで、動画ブロックが解除され、公開可能になります。①の選択が無難ですが、今回は選択項目がすべてグレーになっており、OKだった「サボテンの花」のみの公開は不可で、動画削除するしかありませんでした。

第三者に著作権がある動画をアップしている以上、多少のリスクはやもえません。数年前までは、ペナルティのある動画削除(3回削除でアカウント停止・全動画削除)が主流でしたが、最近はペナルティのない動画ブロックになりほっとしてます。洋楽系の動画は、当初よりブロック対応でした。

フィッシング【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除しました <本物との違い>

最近、Amazonを騙るフィッシングメールが増えてきたように思います。中でもAmazonプライムの自動更新解除に関するものがありますが、4月になって立て続けに届きました。その一つが冒頭に紹介している通りです。段落や文書レイアウトもなっていないし、Amazonロゴを挿入した思われる部分も正しく表示されていません。見る人が見ればすぐフィッシングと分かりますが、とても企業から送信されるメールとは思えません。

しかも、文面にある「2023年4月19日に更新を迎えます」の更新日の箇所のみを変え、且つ送信元メールアドレス(Amzon文字列は含む)も変えて、数日おきに同じ件名と同じ内容で送られてきました。

Amazonプライム会員未加入の人は、すぐフィッシングと分かりますが、数日おきに同じ内容のメールがくれば、初めての人でもさすがにフィッシングと分かります。

数打てば誰か引っかかる人がいるとでも思っているでしょうか。それでも送信頻度やパターンは色々で、手を変え品を変え攻めてきますので、うっかりということもあり安心は禁物 注意が必要です。

ネット上には、フィッシングメールの様々な事例や、騙られた企業からも注意喚起なされているにも関わらず、フィッシングメールが後を絶たないのは、何度もうま味を享受した悪徳集団がいるからです。つまり少なからず被害は続いている訳です。振込詐欺被害が一向になくならないのと一緒で、我々は自衛をするしかありません。

今回紹介するフィッシングメールの内容は以下の通り。

***************

差出人:Amazon.co.jp <changeid@amazon.co.jp>
宛先:<アマゾンに登録しているメールアドレス>
件名:【重要なお知らせ】Amazonプライムの自動更新設定を解除しました

Amazonプライムをご利用いただきありがとうございます。

お客様のAmazonプライム会員資格は、2023年4月19日に更新を迎えます。 お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。

 Аmazon ログイン 

なお、48時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。

※ 本メールは、ご登録されたメールアドレス宛に自動的に送信しています。

※ このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。このメッセージには返信しないでください。

今後ともをよろしくお願いいたします。

***************

Amazonからのメールは、必ず 氏名(フルネーム)が表記されます(例:岡本太郎様)。なので、メール文頭に氏名が表記されていない事だけで偽物の判断できます。以下に紹介するのは、本物のAmazonからの自動更新解除の案内メールです。明らかに、Amazonを騙るフィッシングメールとは全然違います。

Amazonのメール件名は、「フルネームで◯◯✖✖様:Amazonプレイム自動更新の解除」となっています。メールの文頭にも必ず氏名が表記されます。Amazonプライムは必要に応じて加入したり解除したりしていますが、その都度届くメールの件名・内容は変わっておらず同じです。

Amazonプライムの自動更新の解除は、「アマゾン公式サイト」のAmazonプライム会員情報(『アカウントサービス』から)から本人が手続きをとります。Amazon側が勝手に自動更新を解除したりすることはありません。

アマゾンから届くメールは、同じく「アマゾン公式サイト」のメッセージセンター(『アカウントサービス』アカウントサービス ⇒ メッセージセンター)から確認できます。

今話題の無料で使えるChatGPT(チャットGPT)を試してみました

最近、ChatGPT(チャットGPT)が、ワイドショーやニュースなどマスメディアで取りあげられ、何かと話題になっています。公開元は人工知能(AI)を研究開発しているアメリカの「OpenAI」といういう企業です。2022年11月に公開され、わずか2か月間で1億人のユーザーが登録したと言われています。

ChatGPTとは、ネット上の膨大なテキストデータから言語学習を行い、人間に近い自然な文章を生成するチャットボット(人工知能を活用した自動会話プログラム:ユーザの質問に対してロボットが回答)です。つまりロボットを相手にしたテキストチャットです。質問に対して人間のように返答してくれます。

時間帯によるのかもしれませんが、無料版であっても質問に対する回答スピードは十分早いです。回答内容も精度が高く誤字もなく自然な文体です。

登録は、メールアドレスと電話番号(スマホ)があれば簡単に手続きできます。Googleのアカウントでも登録可能です(私はこちらで登録)。利用は無料版と有料版があります。アプリをインストールするのではなく、ブラウザ上で ChatGPT (サーバー)とのやりとりを行うものです。

冒頭画像の赤枠で囲んだ「Try ChatGPT」のクリックで以下の画面が現れます。下部に薄くグレイの文字で”Send message”の入力欄に質問を記述します。

注意すべき点は、以下の画面において、日本語の翻訳画面で入力すると、現れてくる回答画面が、ひらがなの「も」とか「あ」など、一文字だけ表示されてスクロールがストップしエラーが発生します。なので、英文画面のままで入力を行ってください。入力を日本語で行えばOKです。

例えば、身近なところで「風呂のカビ対策について」と入力すると

対話形式で一秒も待たずして回答が始まり、文字スクロールしながら30秒内には回答終了。

ChatGPTの凄いところは、小説や詩などオリジナルなものをゼロから作成してくれることです。例えば、マラソンをテーマにした小説」の作成を依頼すると、他愛ない内容ですが以下のごとく短編小説をあっという間に作ってくれました。

無料版でも、こんな具合ですから、有料版(約2500円/月)になるとアクセスの混雑時の緩和だけでなく、次世代大規模言語モデルGPT-4を公開しているので、もっと高度な内容の作成依頼もこなせそうです。

大学の卒論や政治家の演説ゲラなど応用範囲は無限にあり、事実使っている政治家もいるそうです。ChatGPTのような人口知能(AI)を応用したツールにたよりすぎると、人間本来の創造力や思考力など物を考えることをしなくなり、人間がバカになるかもしれませんね。

一般的には、ちょっとしたヒントやアドバイスを参考にする分にはいいかもしれませんが、とても精度の高い便利なAIツールであるだけに活用に当たっては、今後いろいろ功罪が出てきそうです。

60年以上前、24歳のとき自動車事故でなくなったで伝説のスター「ジェームズ・ディーン」という俳優がいます。彼が出演した映画作品は「エデンの東」「ジャイアンツ」「理由なき反抗」の三作品。現在もファンにとっては忘れらない映画です。

彼の出演した映画作品をChatGPTに聞いたらひどい結果でした。出演していない映画が続々でてきました。内容によって誤りがあるみたいです。有料版ではないのかもしれませんが、題名も原題が翻訳されていたり精度が悪いです。

現役のトム・クルーズの映画作品は、現役俳優だけあって、新しい情報が基になったためか、すべて正しいです。

ChatGPTは、遊び心で色々興味あるキーワードやとっぴょうしない言葉を入力して、回答内容を見るだけでも十分楽しめます。

Photoshop Elements ライセンスオーバーでバーチャルアシスタントにヘルプ

Windows10とWindows11搭載のパソコンに「Adobe Photoshop Elements 2023」をインストールしました。ところが、Windows10パソコンが壊れてしまいました。ほかのパソコンにPhotoshop Elements2023をインストールしようにも、ライセンス認証2台分しかないのでインストールしてもアプリを開くことが出来ません。事前に、Photoshop Elementsをサインアウト又は削除しておけば、他のパソコンに問題なくインストール可能です。

ライセンス認証の規定台数を超えたとき、何らかの事情でサインアウト(又は削除)できなかった場合、ライセンス調整はAdobeのサポートに電話をかけて認証できるようにお願いするしかありません。しかし、現在サポートの電話番号案内はなく、ライセンス調整は「Adobeバーチャルアシスタント」に依頼をします。文字チャットによるやりとりになります。(Adobe公式サイトの上段にある「ヘルプ&サポート」⇒「お問い合わせ先」の順にクリックすると「Adobeバーチャルアシスタント」が現れます)ログインが必要なので要会員登録。

実は、2012年3月購入のWindows7パソコンに、HDD2TBを追加しWindows8.1をインストールしてデュアルブート構成にしていました。2015年11月には、Windows10の無料アップデートの案内があり、Windows8.1をWindows10にアップグレードした経緯があります。その後は、Windows7/10のデュアルブートとして利用してたパソコンですが、Windows10が開けなくなりました。

複数台のパソコンを分散して使うためか、10年以上経った現在まで大きな故障もなく利用できていましたが、ある日突然 Windows7側では、BDドライブ再生可能なのに、 Windows10側では共有のBDドライブが再生出来ないという現象がきっかけでした。

今回はWindows10側のドライバー更新で簡単に対処できると思っていました。一般的なシングルブートであれば問題なく解決できたかもしれないのに、デュアルブートのためトラブルが複雑なりました。途中経過は長くなるので省略しますが、その後、Windows10が開けなくなり、Windows7だけは起動できるものの、動作していたBDドライブも再生不可となりました。

ひょっとしたらBDドライブが壊れたかなと思い、ASUS製DVDドライブを新規購入し入れ替えましたが、BDドライブ同様に再生出来ず。さらに調べるとデバイスマネージャーやBIOSにも認識されておらず、ケーブルの結線に問題はなくBIOSに不具合があるのかも? しかし、BIOSを更新したくても、購入後10年以上経過のためマザーボードメーカーサイトからも入手不可。

故障の前置きが大変長くなりましたが、Windows10の復帰は難しく、イントールしたAdobe Photoshop Element2023をサインアウト(又は削除)しないまま故障しましたので、当面Windows10のノートパソコンに、インストールしたのですが、30日以内に他のパソコンのアプリのサインアウトせよとメッセージが出てアプリが開けません。昔、ライセンスオーバーで直接電話をかけて、何度か担当者にロックを解除して貰ったことがあります。

しかし、現在サポートはすべて「Adobeバーチャルアシスタント」でのやりとりになります。チャットでの依頼ははじめてなので、スムーズに事が運ぶのか心配でしたが、最初ちょっとした手違いはあったものの、担当者と15分くらいのやりとりで無事解決しました。

最初は、ライセンスオーバーのため、調整をお願いすべく理由をテキスト入力すると、しばらくして、解除したので再度アプリを立ち上げるようにとチャットで案内がきました。さすが早いなぁ 自動的に処理しているのかと思いつつ、インストール済のアプリをそのままクリックして立ち上げましたがNG。さらに一旦アンインストールした上で、再インストールしましたが、30日以内にサインアウトせよとメッセージ表示がでて最初と変わらず。どうなっている?

案内通りしても解除されず、再度チャットにて連絡。スタッフが対応中のため、用件済み次第連絡するのでしばらくお待ちくださいと案内あり。5分位待たされましたが、直接担当者でチャットをやりとりをしました。アプリのシリアル番号を聞かれましたが、Adobeではどの端末にどのように利用されているのかログですべて分かるみたいです。状況が確認されたため、ライセンス調整をしてもらい、最終的にはロック状態だったインストール済のPhotoshop Elements2023を無事開くことができました。

Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります フィッシングに注意(2023年3月)

最近、またアマゾンを騙るフィッシングメールが来るようになりました。ネット上にはフィッシングメールの事例がたくさん紹介され注意喚起されているので、よもやひっかかる方はいないと思いますが、くれぐれも被害に遭わないことを願うばかりです。通販サイトということもありAmazonのフィッシングは多いので注意しましょう。

今回受信したメールは以下の通りです。

***************

差出人:Amazon <no-reply@amazon.co.jp.
宛先:(自分)アマゾンに登録しているメールアドレス
件名:Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります。

内容

プライムのお支払いに登録いただいた支払方法に問題があるため、プライム会員資格が一時停止されました。この問題が解決されるまで、プライム特典をご利用いただけません。

プレイム会員の特典を引き続きお楽しみいただくには、以下の2つの簡単な手順を行ってください。

    1.このリンクにアクセスしてアカウントにログインする
    2.新しい支払方法を追加するか、既存の支払方法を更新する

Amazonプライムを継続してご利用いただくために、会費のお支払いにご指定いたたいたクレジットカードが使用できない場合は、アカウントに登録されている別のクレジットカードに会費を請求させて頂きます。会費の請求が出来ない場合は、お客様のAmazonプライム会員資格は失効し、特典をご利用できなくなります。

今後ともAmazonをよろしくお願いいた ? ? ? ます。

Amazonカスタマーサービス

***************

Amazonの場合、フィッシングを見分けるポイントは、メール文章の文頭に必ず「◯◯✕✕ 様」とフルネームの表記があります。Amazonを騙るフィッシングメールにはこの名前の表記がありません。

当然ながら、Amazon Primeに加入していない人は対象外になりますね。もし、プライム会員であれば、以下の方法で会員情報が確認できますので、フィッシングメール内容と整合性がとれていないことで判別がつきます。

Amazonサイトにログイン後、「アカウント&リスト」にカーソルを乗せるとプルダウンメニューが現れるので、「Amazonプライム会員情報」をクリック

プライム会員の有無や会費の支払い状況が分かります。一括年払いもありますが、私は必要に応じて1ヵ月単位で加入しています。1ヵ月分会費(500円)を支払うと自動更新になっていますので、何もしなければ毎月クレカから引き落とされます。昨年 利用した最終月は11月で、その後 自動更新を解除したので、最終支払日2022/11/03になっています。

また、Amazonから届くメールは、アマゾンのメッセージセンターでも確認できます。「アカウント&リスト」のプルダウンメニューから一番上にある「アカウントサービス」をクリックし現れた画面から「メッセージセンター」を選択。Amazonから送信されたメール一覧・内容が確認できます。以下はAmazonプライム会員の自動更新を解除した時、届いたメールです。

アマゾンでは、メールドメイン(@以降の文字列)の差出人メールアドレスの注意点を説明していますが、今回のフィッシングメールの差出人のドメインは@amazon.co.jpになっています。ドメインが以下の文字列に該当していても、なりすましがいますので信用おけません。過信は禁物です。

Amazonはじめ、有名企業を騙るフィッシングメールは、チェックポイントさえ押さえておけば、確実に判別つきます。ちなみに、メール内にある①~⑤のamazonの文字列を含まないリンク先は、すべて本物そっくりの偽ログイン画面に誘導されます。またメール文末の一部に文字化けもあります。

e-Taxによる確定申告 マイナンバーカード交付数増で普及率アップに期待

少し前になりますが、2月18日 パソコンで、e-Tax(イータックス:国税電子申告・納税システム)にて確定申告を致しました。今年で17回目の利用になります。本人確認はマイナンバーカード(埋め込まれている電子証明書を利用)で行われますが、年々工夫されてきており効率よく確定申告できます。

本人確認である電子証明書は、署名用電子証明書(暗証番号英数字混載6桁~16桁)と利用者証明用電子証明書(暗証番号数字4桁)の2種類があり、e-Taxではどちらも使います。毎年パソコンで行っていますが、今年はWindows11デスクトップ、ブラウザはChromeで実施。昨年はWindow10からでした。

パソコンの e-Tax利用環境は、OSは Windows10および11、ブラウザは、ChromeおよびEdgeとなっています。Mac OSは利用できません。

定年後、有限会社設立した際、税務署の説明会をきっかけにe-Taxを利用しています。会社閉鎖後もその利便性からずっと継続しています。マイナンバーカードは交付が始まった2016年1月に取得済です。

その前は住民基本台帳カード(通称住基カード)を利用していましたが、埋め込まれた電子証明書の有効期間は3年で更新料500円を徴収されました。不人気で住基システムはいつのまにか自然消滅。それに代わるマイナンバーカードの電子証明書は有効期間5年になりました。ちなみにマイナンバーカード本体の有効期間は10年です。

e-Taxで確定申告データを送信すると冒頭の画像が現れ、さらに右下の「閉じる」をクリックすると、所得税はじめ送信されたデータ詳細項目が確認できます。国税庁ホームページ「メッセージボックス」でも以下のように確認できます。

私の場合、長年パソコンでe-Taxを利用していますが、事前準備(税務署にて利用者識別番号の取得、ICカードリーダー、マイナンバーカード)が必要。しかし、現在ではスマホとマイナンバーカードだけで自宅からの確定申告が可能になりました。確定申告を必要とされる方は、24時間いつでも自宅から利用できるe-Taxをお勧めします。

 自宅からのe-Taxによるメリット 

①税務署への持参が不要。
②印刷・郵送代が不要
③添付書類が不要(一定期間 保管義務はあります)
④確定申告期間中は24時間いつでも出来る
⑤還付金がある場合、早期還付(約3週間)書面提出は1ヵ月~1.5ヵ月かかる。

総務省ホームページによると、2月26日現在のマイナンバーカードの申請状況は約72.2% になりました。数字はかなり上昇しましたが、2023年3月にほぼすべての住民が保有するという国の目標にはまだほど遠い状況であります。

直近の申請状況約72.2%は、そのまま交付率として反映しますが、申請の義務はないので交付率100%にはならないでしょうね。ただ、確定申告を書面で提出している方は、マイナンバーカードを利用して自宅からe-Taxに挑戦して頂き、利便性を享受して頂きたいです。膨大な税金を使って構築されたシステムなので利用しないのはもったいないです。