2023年7月に両眼の白内障手術してから1年8カ月経過しました(今年7月で満2年)。術後半年過ぎて特に問題なければ、一般的には一年毎の定期検診でいいみたいですが、私が白内障手術を受けた眼科医院の院長は、半年毎に定期検診するようにアドバイスします。年齢的なこともあるのかもしれませんし、高齢になると緑内障という失明に繋がる病気もあります。眼圧が高いと視神経を圧迫し緑内障になると言われていますが、正常眼圧でも緑内障なるケースもあるそうです。
私の場合、視野検査を含め、緑内障の検査を受けたことはありますが、現在のところその兆候はありません。ひとまず今回は術後の定期検診に行ってきました。いつものごとく眼圧検査や屈折検査の後、視力検査で裸眼0.7(両眼共)、矯正視力1.0でした。半年前は裸眼で両眼共1.2でしたのでずいぶんと視力低下したものです。時間帯や眼のコンディションで、視力は変わると聞いていたので、一応午前中に行ったのですが、思いのほか視力低下にびっくりです。
しかし、検査結果を見た先生の診断・診察では、裸眼視力0.7であり、術後経過も良好で問題なし言われました。また、花粉アレルギー(花粉で眼が痒くなります)で結膜炎を起こしているので、点眼液の処方がありました。経過良好のため、半年前の定期検診と比べて視力低下のことについてはあえて聞きませんでした(ひょっとしたら私の勘違いで矯正視力1.2だったかも)。生活上、見えずらいとか支障があることは全くないので、良しとすることにしました。
白内障手術で、水晶体の代わりに挿入する眼内レンズの寿命は人の寿命よりも長く、半永久的に使用できるので、基本的にはレンズの摘出や交換の心配はありません。
白内障手術前の老眼鏡は度数2.5(目から30cm離した位置でピント)を利用していましたが、術後同じメガネをかけたところ、15cmで位置でピントが合うようになりました。適正な30cmの位置でピントが合うのは、度数が軽くなる2.0の老眼鏡でした。5~6本あった度数2.5の老眼鏡は使えなくなりましたw なので、今は読書したり新聞を読んだりするときは、度数2.0の老眼鏡を利用しています。もっとも、40cmから50cm離すと、裸眼で新聞の見出しから記事の文字は何故か読めます。
パソコンは最低でも毎日3時間は操作しているので、モニター上(LEDバックライト⇒ブルーライトを多く含む)のコンテンツや文字を見ることになります。サブスクの映画も大画面液晶テレビ(LEDバックライト)で、深夜に鑑賞することが多いので意外に目は酷使しています。目は遠くを見ているときが一番リラックスするそうです。特に緑を含む遠景はいいみたいなので、眼を適度(1~2時間に1回は窓を開けて遠景を見るなど)に休ませることが必要です。
私の場合、自動車の運転などに差し支えないよう、遠方にピントの合う単焦点レンズを入れていますので、今まで通り老眼鏡が必要です。眼内レンズには、遠方(5m以上)・中間・近方(30cm~40cm)のいずれか一つにピントを合わす単焦点レンズがあります。希望(目的)によりいずれかを眼内レンズとして利用します。もう一つは、遠・中・近のうち二つ又は三つすべての距離にピントを合わす多焦点レンズです。後者は保険適用外でけっこうな出費になります。