前立腺がん放射線治療後5年経過 PSA値0.029 前回最低値をさらに更新

今回のPSA検査は、PSA値0.029ng/mlでした。前回PSA値0.032を、わずかではありますがさらに下回り、最低値を更新しました。治療後のPSA値推移は下降傾向で順調に推移していると担当医から説明がありました。いずれPSA値は下げ止まり、多少の上下動の中で横ばいで推移してゆくものと思っていましたが、5年間下がり続けることに驚きました。前立腺がん治療で放射線・外科手術を問わず、治療後の満5年はひとつの節目であり、5年生存率・10年生存率などの指標にもなっていますので、早期発見ではありましたが、ひとつの山は越えたように思います。

 放射線治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療終了(ホルモン治療併用も終了)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)大学病院にてPSA検査
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06    PSA値 0.042

*2023/09/04    PSA値 0.040
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*2024/03/04 PSA値 0.041  泌尿器科医院(大学病院担当医が独立)にてPSA検査
*2024/09/12 PSA値 0.033
*2025/02/27 PSA値 0.037
*2025/08/20 PSA値 0.032
*2025/02/19 PSA値 0.029

前立腺がんに罹患した方に参考になればと、放射線治療後の関連記事を発信しています。当該ページで、罹患発覚から現在までの経緯・概要が分かるよう、PSA検査推移と共に 紹介しています。毎回一部内容が重複することをご了承ください。

68歳(2010年)から、かかりつけ内科医院でPSA検査を開始、当初PSA値3.23年後に正常値(4.0以下)を超えるPSA値4.28となり、紹介された中電病院(中国電力系民間病院)で針生検を実施しましたが、がん細胞は無し。その後7年間 半年毎の経過観察の中、PSA値13まで上昇。その間 MRI検査5回実施、今度はMRI画像から「がん所見あり」と診断されたため、2回目の針生検実施するも、がん細胞は見つからず。2020年7月(77歳のとき)、紹介された広島学病院にて、3回目針生検で前立腺がんが見つかる!

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで約2ヵ月間、IMRT(強度変調放射線治療)による放射線治療(78Gy:延べ39回)を受けました。放射線治療前7カ月間、ホルモン治療を実施(放射線治療2ヵ月間は併用)。

前立腺がんの放射線治療は、前期・後期の副作用があります。前期【急性期】(治療中~終了後数週間まで)には、排尿困難(勢いがない、時間がかかる等)、頻尿、排尿痛、排便時の痛み出血などがあります。後期【晩期】(治療後数ヵ月から2年~3年以降)尿道狭窄、直腸出血などがあります。

前立腺がん放射線治療から早や5年、前期副作用もなく、PSA値推移は順調に推移してきましたが、治療後4年目(2025年)から、排便時 拭いたティッシュに真っ赤に血がつくことが、日を追うごとに回数が増えてきました。排便は毎日ありますが、少し固めの便がでると血がティッシュに付着します。ポタポタというような出血ではありません。あとで述べる座薬で出血は止まるのですが、座薬をやめると便の状態により出血するという・・・ほぼ一年間 その繰り返しでした。

かって痔主だったので、治療受けた肛門科医院にて、内視鏡で診てもらったところ、痔ではなく直腸に出血があると言われました。内視鏡写真を見せて貰うと、直腸表面の毛細血管が充血した状態でした。放射線による後期副作用で組織が損傷を起こしているので、完治することはないとも言われました。薬を貰いにゆくと、2ヵ月分(60日分)の座薬と軟膏(ステロイド系軟膏および非ステロイド座薬)を処方されます。症状 の有無にかかわらず、座薬・軟膏をずっと使い続けるようにと説明を受けています。

この二種類の座薬は痔疾の薬なのですが、ネットで調べると、いずれも長期使用(20日以上)は禁止されており、医師に相談とあるのに、その医者がずっと使い続けろというのも変な話です。習慣性や副作用はいやなので、出血があれば、座薬は最長1週間を限度に数日間使用しては、出血が止まれば、様子を見ながら断続的に座薬を使用していました。

座薬使用は就寝時1日1回。使用中は固めの便がでても大丈夫なのですが、座薬をやめると、便の固さよって出血(ティッシュに付着)があります。私の場合、毎日排便があるので思うほど固い便ではないのですが、直腸の炎症(充血部分)に擦れて便に付着すると思われます。

今年の年頭早々から、排便時に軽い出血があり、はじめて連続10日間座薬を使用。当然ながらその間出血はありません。座薬の長期使用はしないようにしているので、いつもの通り座薬使用を一旦やめました。その後、出血するような固めの便が何度かでたのですが、なぜか40日間以上出血なく排便ができています。

昨年1年間は、座薬中止後、数日間で出血がおこり、再び座薬を使用するというパターンの繰り返しでしたが、1ヵ月以上出血なしはありませんでしたので少々驚いています。断続的な座薬使用でも薬効によるものなのか、それとも体の持つ治癒力や免疫力で改善したのか、現状は快方に向かっている感があります。 現在、座薬は使用せず様子見です。ちなみに、体の血行改善に効果のある有酸素運動(ウォーキングや軽いジョギング)は今も続けています。

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