私も正確にはあと3週間で82歳になります。そのジジイが20年ぶりにクラシックギターを引っ張り出して弾いてみました。意外と体で覚えているところもありましたが、全く手が動かないところもありました。久々に聞くガットギターからの音色は心地よいものでした。これからボケ防止に時間をみつけて練習しようと思います。
実は、断捨離までにはいかないものの、不要なものは少しづつ廃棄しているのですが、20代~30代で購入した楽譜が出てきたのです。その後購入した楽譜もあるのですが、よく残っていたなと思いました。表紙も破れていたりしていますが、今見るととてもなつかしいものです。
楽譜の曲名をみているとなぜか弾きたくなり、楽譜を見ながら弾いていみたのですが、若い時のようにスムーズにはいきませんでした^^; 20年以上弾いていないので、当たりまえと言えば当たり前ですが。
ギターを弾き始めたのは10代後半からです。若い人は知らないでしょうが、ギター教本の中に、亡き平尾昌晃さんの「星は何でも知っている」が紹介されていました。ギターと言えば、左右の手の指を全部使う「禁じられた遊び」が、当時練習曲としてよく使われました。当時はYouTubeのようなものはなく、ギター教本も、文字とイラストによるものでした。周りに誰も聞く人がおらずまさに独学、人前で弾けるようになるまでには、かなり時間がかかりました。
現在は、テレビの講座で取りあげられたり、Youtubeなどに楽器演奏に関するテクニックやノウハウがたくさん紹介されていますので、これから学ぼうする人は幸せです。これも時代の流れですね。
※ 禁じられた遊び(愛のロマンス)の楽譜 <クラシックギター練習曲として利用される>
冒頭の写真にあるのは、アコースティックギターです。左がフォークギター、右がガットギター(クラシックギター)です。弦楽器は何度か買い替えています。私の世代では、フォークやエレキのブームがありました。フォークギター、エレキギター、12弦ギター、ウクレレ、スチールギターなどいろいろ買いました。当時から下手の横好きというか、現在もそうですがチャレンジ精神旺盛なのです。広く浅くってやつでそこそこ弾けても、独学なのである程度のところで頭打ちになり、演奏スキルは趣味レベルの域はでませんw
編曲された楽譜は、素人的に言えば、メロディーとコード(和音)ベース(低い音)で構成されています。エレキバンドに例えれば、メロディを弾くリードギター、コードを弾くリズムギター、低音域やリズムを支えるベースギターがあります。これにリズムやテンポを刻むドラムが入る訳です。ギターソロの場合、これらを1本の弦楽器で演奏するので、ソロ演奏でも聞いていて、心地よく鑑賞できる訳であります。言うまでもなく、単音で弾いただけではとても単調なものになります。
今回私が20年ぶりに弾いたのは、クラシックギータ―のことです。フォークギターは時々弾いていました。フォークも高度なテクニックがありますが、私の場合、コード演奏で下手の歌に合わせて適当なストロークを駆使して弾く訳です(笑)こちらは、コードを知っておけば、それなりにボーカルの伴奏として成立します。後期高齢者の爺ですが、ボケ防止にクラシックギター演奏は有りかと思います。まずは、「禁じられた遊び」の完奏を目指して練習をしようと思います。
※ フォークギターを弾くとき、コードを忘れた時はコードブックで確認
弦の音を標準キーに合わせるために、チューニングは下記のものを使います。