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Window 11のリリースは10月5日、更新可能かチェックできる「PC正常性チェック」

お待ちかねのWindows11のリリース日が、2021年10月5日に決定しました。これから新規にパソコンを購入する方は別として、現在使っているWindows10搭載パソコンのアップデートで、新バージョンであるWindows11にアップグレードする方も多くいると思います。

Windows11へのアップデートの方法は、「スタート」⇒ 「設定」⇒ 「更新とセキュリティ」⇒「 Windwos Updateから実行します。但し、配信は順次行われゆきますが、10月5日に利用ユーザーすべて行き渡る訳ではありません。しばらく案内通知があるまで待つしかありません。

すぐにアップデートをしたいという方は、マイクロソフトサイトより、実行ファイルを入手できますので、手動でインストールすることになります。但し、MSとしてはWindows Updateに通知が届いてからのダウンロードを勧めています。

Windwos10からWindows11へ更新するにあたり、アップデートするパソコンが果たして更新できるのかチェックする必要があります。チェックツール「PC正常性チェック」は、「マイクロソフト(新しいWindow11へのアップグレード)」よりダウンロードすることができます。

下方へスクロールすると、以下の通り「PC正常性チェックアプリのダウンロード」をクリックして実行ファイル(WindowsPCHealthCheckSetup.msi)をダウンロードします。

実行ファイルをインストールすると「WindowsPC正常性チェック」のセットアップ画面が現れますので、各項目にチェックマークを入れ、完了をクリック。

「PC正常性を一目で確認」画面が現れますので、「今すぐチェック」をクリック。

条件が満たされているとこのPCはWinddows11の要件を満たしていますと表示されます。さらに、下部にある二つあるタブのうち「すべての結果を表示」をクリックする。

表示の中に、
「このPCはセキュアブートをサポートしています」
「このPCでは TPM2.0が有効になっています」
とありますが、この二つの条件がWindows10からWindows11へアップグレードできるかどうかのキモになります。

セキュアブートとTPM2.0については、8/22付の当ブログ「Windows11への更新で必須になったTPM2.0とUEFI(BIOS)」でも紹介しています。この二つの条件をクリアしないとWindows11へ更新することはできません。

「セキュアブート」はBIOSの後継であるUEFIが提供する機能であります。コンピューター起動時の安全性を確保するため、デジタル署名で起動するソフトウエアを検証する機能の事を言います。つまり、ソフトのデジタル署名をチェックして、動かして安全であるかどうかを判断し、OKであれば起動させますが、NGの場合はソフトを起動させません。

「TPM2.0」とは、デバイス上で様々なセキュリティ機能を提供するためのモジュールで、暗号キーの作成や使用制限をするために利用されます。セキュリティブートと同様、安全性を確保するための機能です。

Windows11へアップグレードして、不具合があった場合は10日以内であれば、Windows上から元に戻すことができます。Windows11にアップデートできないパソコンの場合や不具合が発生した場合、2025年10月14日までは、Windows10をそのまま利用できます。

尚、「PC正常性チェック」アプリは、使用後、「設定」⇒「アプリ」⇒「アプリと機能」よりアンインストールできます。

生まれてはじめての視野検査、緑内障ではありませんでした

8月盆明けに、当ブログでも紹介しましたが、左目の「結膜下出血」により、近所の眼科にて治療を受けました。白目の部分が真っ赤になる症状で、まさに兎の目みたいになります。痛みはなく処方される点眼薬で、1週間~10日くらいで治ります。見た目より意外に軽症で心配のいらない病状のようです。

実は、6月末にも同じ左目の結膜下出血で治療を受け、1ヵ月半後のお盆に同じ症状で2回目の治療を受けた経緯があります。その際の検査で、眼圧は正常でしたが、左右の目の視野に少しずれがあるとのことで、「視野検査」を受けることになりました。都合のつく時でよいのでと9月21日に予約。先日検査に行ってきました。

視野検査の予約は、早い方がいいのかなと思ったら、私の場合  いつでもよいと言われました。なんだか過剰診療のような感もありましたが、今まで一度も受けていない検査でもあり、異常がなければ緑内障ではないという証にもなるため検査を受けてみた次第です。おかげさまで、検査結果は異常なく緑内障ではありませんでした。

視野検査は、緑内障傾向のある人は必須の検査であります。緑内障の特徴である眼圧が高かった訳でもないのですが、最近では「正常眼圧緑内障」という眼圧が正常でも、かかっている人がいるそうで、40歳すぎれば誰でも発症の可能性があるという。

 

「視野検査」とは、まっすぐ前方の固定視点を見つめているときに、上下左右前方、どの位の範囲を見えているかを調べる検査です。ちなみに正常な人では、片目につき上方に60度、下方に75度、鼻側に60度、耳側に100度という広い視野を持っているそうです。

検査は、装置にあごを載せて固定し、アイカップに目をぴったりつけて、片目づつ行います。
中央部に固定視点(二重丸のマーク)を見つめたまま、周辺部にブザー音と共に明暗のある輝点(丸いドット)がランダムに発生します。輝点を確認したとき、手に持っているボタンを押します。

鼻側に近い狭い範囲の視野検査と耳側に近い広い視野の視野検査を行います。左右の目で狭いエリアと広いエリアをそれぞれ約50回づつ行うので、ブザー音は合計200回鳴った訳です。ブザーがなっても輝点が出るとは限りません。ブザー音を頼りにボタンを押したり、輝点を目で追ったりする人もいるそうですが、検査員や医師にはすぐ分かるみたいです。所要時間は約20分でした。

 

緑内障は、視野の一部が欠けて見えにくくなる目の病気です。進行性なので次第に見えにくい部分が増え、そのまま放置していると失明にいたることもあります。治療は進行を止めるという治療になります。完治させることはできないので、早期発見が大事になります。眼科に行き、眼圧検査・眼底検査・視野検査で、緑内障の診断可能になります。眼科受診のきっかけとして、見え方の変化による簡易的なチェックで緑内障の傾向を知ることができます。

冒頭の「アムスラーチャート」と言われる格子状の表を用いてチェックします。

14インチ以上のパソコンモニターがあればベストです。画面上のチャートをクリックして表を大きくします。眼鏡・コンタクトレンズは着用したまま、目の位置を画面から約30cm離します。

片目に手を当てて塞ぎ、中央の黒い点を見つめます(片目づつをチェック)。

①中央部が歪んで見える ②中央部が薄暗くぼんやり見える ③中央部が白く抜けて見える 
①~③のいずれかのように、見えた場合、網膜に異常がある可能性がありますので、眼科受診が必要になります。

マラソン練習日記 その103 3ヵ月ぶりの屋外練習でヘロヘロ 4.77km

 

昨日、秋晴れに近い晴天と気温27℃ということもあって、屋外を久々に走ってみました。いつもの通り午前10時半にスポーツクラブの駐車場をスタート。徐々に太陽が昇るにつれ、体感で気温も30℃に上昇(マラソンを始めて10年以上経つと体感でおよその気温が分かるようになります)。
走行結果は以下の通り。

走行距離:4.77km 走行タイム:32分12秒 平均ペース:6分45秒/km 平均心拍数:139bpm

前立腺がん治療前は、時速10km(キロ6分:1km走行のタイム)で、走れていましたが、治療後は体重増加の影響もあるのか? 時速9km位(キロ:6分40秒)に落としても、何故か距離1km以上が連続で走れません。500m~1kmを刻みながら走らないと、つまり5kmを走るのに途中で休み休みでないと走れなくなりました。

途中から気温が上昇したとはいえ、30℃を越えていないのに、走るのにヘロヘロでした。以前 30℃越える真夏日にマラソン練習で走ったとき、脱水症状になって、体が一歩も前に進むことが出来なかったことがあるのですが、それに近い感じでした。その時もしんどくて6km位しか走れませんでした。

練習を終えて帰宅したとき、私が家を出てから 気温が急に30℃に上がり、大丈夫だったかとカミさんが聞いたくらいなので、天気予報でも気温はまだ夏に近いものがあったようです。

 

新しく買ったガーミンGPSウォッチForeAthlete245のアプリ「Garmin connect(ガーミンコネクタ)」でさまざまデータ詳細が見れます。少しずつ使い勝手に慣れてきたので、アプリ詳細は機会をみて別途紹介したいと思いますが、以下のようにマラソン練習の走行軌跡が各種データと共に、リアルタイムで確認できます(Youtube上の大きな画面で見ると分かり易いです)。マニュアル(手動)で、データをなぞっても地図上の丸印(マーキング)が、走行軌跡に沿って動きます。

 

※ PhotoA 河川敷に降り、一往復しましたが、その様子も上記動画の走行軌跡で確認できます。

※PhotoB マラソン練習コース 太田川放水路沿道、右後方は「安芸の宮島」になります

※PhotoC 練習コースの沿道に咲く彼岸花

 

10月に入るとかなり涼しくなるので、走れる可能性もありますが、来年参加予定の「錦帯橋ロードレース」のハーフ21kmは、ちょっときびしいかもしれません。今年11月エントリー可能になりますが、それまでに練習コース10kmが、クリアできない場合は棄権するしかありません。

スポーツジムのトレッドマシンで時速8kmで、1時間の走行がイケていたのに、現在は時速7.5kmでも30分走行がいっぱいいっぱいな状態です。元気だったら80歳越えてもマラソンをしようと思っていたのですが、ちょっと厳しくなったかも。

※PhotoD マラソン練習コースからヨット練習の帆走が見えました。

※PhotoE 練習コース西端にある草津港係留場、奥は「安芸の宮島」河川敷には左側の手摺りから降ります。「安芸の宮島」を背に降りた河川敷がPhotoA

中国新聞に掲載された「太田川放水路」の夜景がとても印象的(広島)


出典:中国新聞デジタル

9月12日付中国新聞「太田川 恵みと営み」シリーズ 第18回【放水路の本分(広島市)】が掲載されましたが、紹介されていた太田川放水路の上空からの夜景がとてもきれいで印象的でした。写真手前から上に伸びる太田川放水路の夜景ですが、写真に写っている河川沿線は直線距離で約8kmはあります。望遠レンズで撮っているため、奥行きが圧縮されているので、遠く離れた距離がとても近く見えてしまいます。

Google Earth上で、写真の画角を再現すると以下の通り

四角(赤線)で囲まれたエリアが、撮影された写真の画角エリア

9/12付 中国新聞に掲載された「太田川 恵みと営み」の記事と写真(22面) 

このシリーズは、昨年12月より第1回が始まり、シリーズ化されています。太田川の恵みや営みに拘わる市民のかかわり合いや出来事など、記事と写真で月2回ペースで紹介されています。毎回 写真をみて興味があれば記事を読んでいます。今回はインパクトのある太田川放水路の夜景写真に、つい引き込まれました。最近コロナ禍の影響もあって、趣味の写真撮影に出かけることがなくなりましたが、これから秋のシーズンに入りますので、機会があれば撮りたいものです。

広島市は、太田川を源流とする三角州の上に街並みがあり、川の街とも言われ、昔は市内に7つの川が流れていました。東から猿猴川、京橋川、元安川、本川、天満川、福島川、山手川の7つです。広島市の市章は。3本の川マークになっているほどの「水の都」なのであります。

西端にあった、福島川、山手川を埋め立て、開削して大きな1本の川(放水路)に作り替え、大雨
の時には市街地の川に流れ込む水量を、上流にある大芝・祇園の水門で調整し、大量の水を速やかに海に流すようにするというのが太田川放水路の計画でした。

太田川放水路が出来るまでは、台風シーズンになると勢いで溢れる水量で、幼少のころは近所を流れる天満川にかかった橋は、木製が多く毎年のように流されていました。橋が流されると歌の「矢切の渡し」ではありませんが、住民は渡し船で行き帰りをしていました。

昭和42年、戦前の着工から36年の歳月と145億円(平成2年のレート換算で約3,200億円)をかけて太田川放水路が完成しました。太田川放水路が出来てからは、上流・下流とも堤防氾濫による浸水被害はなくなりました。そんな歴史のある太田川放水路終端の両側に位置するヘリコプターエアポート(元広島空港跡)や草津漁港のある河川沿線は、マラソン練習コースでよく利用しています。

前立腺がん治療日記12 放射線治療後 5ヵ月経過 PSA値0.092まで下がる

先日、治療後 2回目の経過観察のため、9/10 広島大学泌尿器科、9/13 広島大学病院放射線科(HIPRAC外来)に行ってきました。広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、今年2月1日から3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による前立腺がんの放射線治療を受けました。治療後の経過観察は、泌尿器科と放射線科の担当医が連携をとっています。

放射線治療終了後から約5ヵ月経過~今回の経過観察では、PSA値0.092でした。1回目の経過観察時は、PSA値0.147でしたので、さらに下がりました。昨年7月前立腺がん発覚時のPSA値13.0を考えると劇的に下がりました。

がん発覚してからホルモン治療の実施(2020年8月27~2021年3月31日まで延べ7カ月間)。放射線治療 は、2021年2月~2021年3月29日(週5回、延べ39回)、最後のホルモン治療のゾラテックス皮下注射(12~13週間持続型製剤)は、昨年12月18日だったので、放射線治療が終了する3月末をもって、ホルモン治療も終了となりました。

 

ホルモン療法は、男性ホルモン分泌を100%カットし、前立腺がん細胞の増殖を抑制するため、劇的にPSA値が下がりますが、この治療だけで完治することはありません。数年使い続けると効かなくなる特徴があります。私のような中リスクの前立腺がんの放射線治療は、ホルモン療法で病変部を縮小させて、放射線でがん細胞を叩くという形がとられます。

放射線治療終了しても、ホルモン治療を継続している場合は、男性ホルモン抑制によりPSA値が下がっているので、放射線治療による効果は、ホルモン治療中止または終了後のPSA値に反映します。つまりホルモン治療中のPSA値では、暫定的に抑えられているので、再発や完治の判断はできません。

私の場合、放射線治療終了後、ホルモン治療はしていませんので、PSA値推移曲線が下降していることは、放射線治療効果が顕著に現れているとの放射線科D先生のお話でした。放射線治療終了直後は、X線によって前立腺がん細胞は傷ついているもののまだ消滅しておらず、半年くらいかけて徐々にDNAが壊れて消滅してゆくのだそうです。また、泌尿器科F先生のお話では、今後 下げ止まりはあるが、もっとPSA値は下がるだろうと言っておられました。次回のPSA検査は12月10日になりました。

 

治療中も晩酌とマラソン練習は続けていましたが、ホルモン治療中の体重変化は全くなかったのに、今年3月ホルモン治療終了から3ヵ月後の6月ごろから、細身だった私の体重が、4kgも増加し60kgになりました。腰回りに脂肪がついたせいか、ウエスト84cmから93cmになりました(笑)

以降、1日150回の腹筋運動もやっていますが、現在 ウエストも変わらず、体重は60kgをキープしています。ただ、走るのが少々きつくなりましたが、今までが細かったので、適正な体重とも言えます。昔から胃下垂傾向にあり、肥えることには縁がなかったので本当にびっくりです。

 

 PSA値推移&治療経過(広島大学病院) 

*2018/01/10 PSA値 8.1 MRI画像所見「前立腺がんの疑い有」針生検実施 前立腺がん見つからず
*2020/07/17 PSA値13.0 針生検実施 10カ所の組織片採取で病変部1カ所から前立腺がん見つかる
*2020/08/27 男性ホルモンを抑制するゾラテックス3.6mg (4週間持続型製剤) 腹部皮下注射>
*2020/09/28 PSA値 9.05<ゾラテックスLA10.8mg(12~13週間持続型製剤)腹部皮下注射>
*2020/12/18 PSA値 2.36<ゾラテックスLA10.8mg(12~13週間持続型製剤)腹部皮下注射>
*2021/02/01 放射線治療開始
*2020/03/12 PSA値 0.566
*2021/03/29 放射線治療&ホルモン治療終了
*2021/06/11 PSA値 0.147
*2021/09/10 
PSA値 0.092

ディーガの無線LAN化が壊れて、DLNA機能が堪能できなくなった

地上デジタル放送が始まった10年前(2011年)、パナソニックのディーガ ブルーレイレコーダーを購入しましたが、以来故障もなく今も現役で使っています。地デジ番組など内臓HDDに保存、HDD(ハードディスク)には容量に限界があるので、必要なものはBDに焼いて別途保存、HDDの録画映像は定期的に消去するという使い方をしています。

しかし、一番のメリットはなんと言ってもディーガのDLNA機能を重宝しています。DLNA(Digital Living Network Alliance)とはネットワークに繋がれたテレビやHDDブルーレイレコーダーといったAV家電をはじめ、パソコンおよびスマホ・タブレットなど、機器やメーカーを問わず、LANを通じて、映像・音楽・写真を、相互にやりとりできるようにするためのガイドラインです。

ソニーは「ルームリンク」、パナソニックは「お部屋ジャンプリンク」と呼ばれているものです。

DLNA機能があると、リビングにあるディーガで録画された放送番組の映像は、離れた私の部屋のブラビア(ソニー)で観ることができます。但し、相互機器がDLNA対応であることが条件になります。パソコンで同じ録画番組を見る場合は、DLNAソフトのインストールで可能になります。

リビングではカミさんがTV番組を見ていても、帰省した息子夫婦や孫がリビングを占領することがあっても、録画された映像は離れた自分の部屋で鑑賞できます。仮にリビングでレンタルビデオを再生していたり、レコーダーの同じ録画番組を見ていても、離れた部屋で関係なく好きな録画映像を鑑賞することができます。

 

DLNA機能について、概要は理解して頂けたと思いますが、10年前に購入したディーガは、無線LANが内臓されておらず、有線LANでしかDLNA機能を活かせません。LANケーブルで無線ルーターとディーガの相互のLAN端子に接続すればOKなので、有線でも機能的には何ら問題もないのですが、フローリングの床面や壁伝いに這わしたLANケーブルが、目に入り物理的にとても目障りなのです。ディーガを無線LAN化すれば、無線ルーターへのケーブルが不要になります。

そこで、バッファロー製WLAE-AG300H WiFiアダプター(ワイヤレスユニットスターター)を購入ました。無線LAN非搭載のAV機器・パソコンのLAN端子に本品を接続するだけで無線LAN化する優れものです。しかも子機(クライアント)・親機(サーバ)どちらにも対応、2台の機器まで無線化が可能になります。無線LAN非搭載のディーガーと40インチブラビア各々を無線LAN化しました(2年前にこのブラビアが故障し、現在は無線LAN内臓の4Kブラビアに買い替えましたので、ディーガのみ接続された状態でした)

ところが、先日 WLAE-AG300Hが9年目にして故障!! 購入後3年目にも一度故障しましたが、その時は、5年間長期保証で新品交換して貰いました。本品はすでに生産完了で同じ商品の入手は難しい筈ですが、ネット上で同じ商品が21,000円で売っていることにびっくりです。私は7,000円で購入しましたので3倍の価格です。製造されてから年数も経っており、商品の信頼性はきびしく買う人はいないと思います。新しい後継商品の方がお得ですが、6000円位でLAN端子ひとつだけの商品がありました。

ディーガも購入してから10年になりますので、いつ故障するかもしれず、WiFiアダプターの購入はしばらくはがまんしようと思います。最近の商品は無線LAN内臓は当たり前~4Kチューナー内蔵でDLNA機能のあるディーガにしようと思っています(OBとしてはソニー製品にしたいのですが、私が調べた限り、レコーダー全製品が何故かDLNA機能がありません)。家庭内LANを構築している人は、DLNAの利便性は理解されていると思いますが、1台のHDDブルーレイレコーダーのDLNA機能をうまく利用すれば、複数のレコーダーを買ったのと同等価値があります。購入の際は、DLNA機能つきブルーレイレコーダーがお勧めです。

デジタル遺品 スマホのパスワード解除で30万円?

 

近年、パソコンやスマートフォンのデジタル機器が急速に増えたことに伴い、デジタル遺品のトラブルが急速に増えているそうです。特に、最近のデジタル機器はセキュリティを強化しているため、所有者本人が機器にロックをかけたまま亡くなったりすると、遺族はパスワードを解除することができず、データを開くことができません。故人の債務整理や遺産相続手続きにも支障をきたすケースもあり、場合によっては金銭トラブルにも発展しかねません。

ちなみに、「デジタル遺品」とは、故人が生前に利用していたパソコンやスマホなど、デジタル機器の中に残したデータ全般のことです。スマホも64GB~128GBを利用する人が多くなり、個人情報含むデータが膨大に詰まっています。

デジタルデバイド(情報格差)の観点から、スマホやパソコンを使いこなす高齢者は少なく、デジタル遺品トラブルは、現在はそれほど多くないかもしれませんが、第一次ベビーブームの団塊世代(1947年~1949年生まれ)が、今年72歳から75歳を迎え、前期高齢者の領域に突入しています。

この世代は企業のIT導入等で、現役時代は会社内においてパソコンに接する機会が多かった人たちなので、今後 デジタル遺品を残す可能性が大であります。もちろん、高齢者のみならず、自死や事故死、突然死などで若年層にとってもおよぶ問題でもあります。

 

先日、なにげに朝のテレビ番組を見ていると、デジタル遺品のことを取り上げ、スマホのパスワード解除に30万円かかるという話が紹介されていました。本当にそのくらいかかってしまうのかと疑問に感じましたが、パスワード解除料金について、ネット上で調べたら2万円以上とか5万以上と紹介しているだけです。こういう表記は、最低料金がそうであって、強固なセキュリティ解除であれば、上限は30万円かかることもあながち否定できません。

私はパソコン(スマホ)で利用しているアカウント情報(ID&パスワード)は200近くあります。これだけの数になると覚えきれません。アプリで管理することもできますが、パスワード一覧をエクセルで作成し、オフラインの外部ストレージに保管、および プリントアウトして紙でも保管しています。紙のパスワード一覧はエンディングノート(まだ殆ど書いていません^^; )と一緒に保管しています。

稼働しているデスクトップPC3台は、各PCにすべて内臓ディスクを増設していますので、各々4TB相当の複数HDDを内蔵しています。合わせると12TBのHDDとなります。デジタル遺品で残った場合、パスワードがないとPCを開くことができません。遺族にPCに詳しい人がおれば、スマホと違いHDD(ハードディスク)をPCから取り出し、他のPCを使って外付HDDとして読みだすことは可能です。

スマホのパスワードが分からない場合も、ある条件下ではスマホの初期化(工場出荷の状態)で、データの復元が出来ます。つまり、故人がいつも使っていたパソコンに、バックアップデータがあれば、復元可能になります。IPhoneであれば、ITunesを通してクラウドから必要なデータを復元できますし、PCにフルバックアップの場合、パスワード(通常は自動ログイン)が必要ですが同じく元の状態に戻せます。

 

デジタル遺品の中には、サブスクの動画配信・音楽配信や、金融取引(株・FX)有料オンラインストレージやクレジットカード契約もあります。これらは契約者の死亡により、銀行口座凍結等で必然的に契約中止になるかもしれませんが、凍結までは自動引き落としになります。

終活されていると思われる70歳以上の方は、スマホ・パソコンのアカウント情報やサブスク情報など、いざというときは配偶者には分かるようにしておくとか、エンディングノートに記録を同梱しておくとか、デジタル遺品への対処を念頭においておく必要があります。ひと昔前にはこんなことは想像もしませんでした。

利用した方がお得!2回目の「高齢者いきいき活動ポイント」(広島市)

 

昨年に続き、今年も「高齢者いきいき活動ポイント事業」が、9月よりスタートしました。広島市内在住の65歳以上の高齢者が、自ら健康づくりや地域支援のために行う活動(いきいき活動)を奨励するためのもので、活動実績に基づき付与されるポイント数に応じて、奨励金を支給する広島市独自の高齢者福祉事業であります。

ポイント数に応じて、最高1万円が貰えます。当ブログでも紹介させて頂きましたが、私めも一万円をゲットしました(^^♪ 昨年9月より、8カ月かけて100ポイントを獲得。今年5月14日 広島市にポイント手帳を送付、6月25日 以下の通りポイント確認の連絡があり、7月には一万円振り込まれました。

 

 

今年の「高齢者いきいき活動ポイント手帳」の表紙は紫色(昨年は黄色)です。ランニング・マラソン練習のため、通っているゆきつけのスポーツジムが、ポイント事業登録の活動団体になっていますので、手帳を提示するだけで、ポイントがたまってゆきます。週3回のペースですが、1日1回1ポイントなので、100ポイント獲得するためには8カ月かかってしまう訳です。

1ポイントのほかに2ポイント、4ポイントのポイント活動事業もあります。ポイント付与期間は2021年9月1日~2022年8月31日。

自らの健康づくり・介護予防に取り組む活動(1ポイント/日)
 グランドゴルフ等のスポーツ活動、囲碁・将棋等の文化活動、グループ活動によるウォーキング
地域の支え手となる活動(ボランティア活動)・特定健康診査等の受診(2ポイント/回)
 特定健康診査、がん検診、後期高齢者医療制度の健康診査、児童の登下校見守り、町内清掃活動
ボランティア活動のうち広島市が指定するもの(4ポイント/日)
 オープンスペースでの子育支援の活動、介護施設・保育園・障害者支援施設・児童福祉施設・医療機関での清掃、配膳、洗濯、駐車場の誘導など

 

以前、65歳以上の高齢者に対して、交通費助成費(上限6000円)がありましたが、障害者の方への対処が手薄だったため廃止され、要介護者・要支援者・障害者の方にも手厚くなった「高齢者いきいき活動事業」が新たにスタートした訳であります。

健常者への交通費助成費は廃止され、「ポイント付与による奨励金」のみ(上限1万円)となりました。要支援者・要介護者・障害者の方は、「ポイント付与による奨励金+交通助成費」と併用が可能(上限1万円)になりました。

ポイント事業の活動団体は広島市公式ホームページに紹介されています。当ブログ記事冒頭の「高齢者いきいき活動ポイント事業」(リンク)より、参照してください。自宅近所に活動団体があれば、広島在住65歳以上の高齢者の方は、ぜひ参加してポイントを獲得してください。

 

ヨドバシカメラを騙る詐欺メールがきた!件名:「お客様情報」変更依頼受付のご連絡

 

次から次へと詐欺メール(フィッシングメール)が来ますが、ヨドバシ・ドット・コム(ヨドバシカメラ)を騙るメールの受信は初めてです。私、ヨドバシカメラから購入したことないし・・・ 取引はないので、明らかにフィッシングメールと分ってしまいます。以前は三菱東京UFJを始めとする銀行関連、佐川急便など運送関連、Appleを騙るものも多くありました。最近ではアマゾンの詐欺メールが増えてきましたが、まさかヨドバシカメラを騙るフィッシングメールは、初めての受信であります。

これだけ、スパムや詐欺メールが氾濫していると、ひっかかる人は少ないと思いますが、数は少なくとも被害に遭う人の存在がある以上、、犯罪集団はそのうま味から手を緩めることはないのでしょうね。ささやかではありますが、都度 事例をブログで発信することにより、防止の一助になればと紹介している次第です。今回の受信メールは以下の通り(冒頭画像)

********************

差出人:ヨドバシ.ドット.コム <epq@yodobashi.com>
件名:ヨドバシ?ドット?コム「お客?様情報」変更依頼受付のご連絡
宛先:(自分)myメールアドレス

■■「お客様情報」変更依頼受付のご連絡 ■■
(このメールは、配信専用のアドレスで配信されています)

ヨドバシ・ドット・コムをご利用していただき、ありがとうございます。
お客様のお客様情報変更手続きをおこないました。
内容のご確認をお願いいたします。
(パスワードは表示しておりません)

【変更対象の会員ID】
—————————————————————-
・会員ID:myメールアドレス
—————————————————————-
● 変更されたお客様情報
—————————————————————–
・電話番号
・日中のご連絡先電話番号

ご登録情報は、下記「お客様専用ページ」からご確認ください。

▼お客様専用ページ
https://order.yodobashi,com/yc/login/index・・・・・・・

このメール内容に心あたりのない場合は、お手数ですが、ヨドバシ・ドット・コムお問い合わせ窓口へ支給ご連絡をお願いいたします。

******************
※メール内の「?」は文字化けか?

 

いつものことながら、メール内リンクから本物そっくりの偽ログイン画面に誘導し、アカウント情報を入力させて、住所・氏名・電話番号をはじめとする個人情報や、クレジットカード情報を盗み出すのが最終目的です。なので、リンクをクリックして、偽ログイン画面が表示されても、入力しなければ大丈夫です。

ヨドバシカメラ」では、これらフィッシングメールに関して、以下のように注意喚起しています。

********
■正しいURLであるかの確認
当社Webサイトや当社からお送りする電子メールに記載されたリンクの正しいURLは「https://xxx.yodobashi.com」などで始まります。ご利用されるWebサイトやメールのリンク先がこのURL(xxxは任意の英字でorderやlimited、secureなど)になっていることをご確認ください
********

 

しかし、今回の詐欺メールのリンクは、ヨドバシカメラの注意喚起に則って装っているのでタチが悪いです。「https://order.yodobashi.com・・・」と正しく表記されたリンクURLになっています。本物らしく装っていますが、その文字列からさらにリンクが貼られ、実際には「https://www_order_youdubeshi_com.25b7b9x.cn/?p・・・」に飛ばされます。その中には当初あったyodobashiの文字列はなく、youdubeshiでごまかしています。敵もさるもの、ヨドバシカメラの注意喚起を逆手にとっている訳ですので、みなさん くれぐれも注意をしてください。