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4K Video Downloader Plusをインストール! 旧バージョンの方にメリット有り

パソコンネタが続いておりますw 「4K Video Downloader Plus」をイントールしてみました。その前まで、人気の旧バージョン「4K Video Downloader」を2015年ごろからずっと利用しています。それ以前は、ダウンロードスピードが速いフリーソフト「Freemake Video Downloader」や「Orbit Downloder」などを利用していました。時代ごとに秀逸なフリーソフトが、パソコン雑誌などで紹介されるので都度試し、使い勝手のよいものは継続していました。

「4K Video Downloader」は、ロシアに拠点を置くOpen Media LLCが開発し、2014年5月にリリースされた動画ダウンローダーで、現在1100万人以上のユーザーが利用しています。新バージョンの「4K Video Downloader Plus」には以下のような特徴があります。

*最大8Kの動画のダウンロード
*動画・再生リスト・チャンネルのダウンロード
*MP4, MKV, 3GP, FLV形式(映像)、MP3, M4A, OGC形式(音声)のダウンロード
*複数の動画の一括ダウンロード
*字幕のダウンロード
*1日10本まで(旧バージョンは30本まで)

インストール終了すると以下の通り、デスクトップにショートカット「4K Video Downloader+」が作成されます。

ダウンロード出来るサイトは、有名どころで、YouTube、Vimeo、TikTok、Facebook、Dailymotionなどがあります。

動画をダウンロードする方法(旧バージョン&新バージョンPlus)
(1)4K Video Downloader(Plus)を起動します。
(2)ダウンロードしたい動画へのリンクをコピーします。
(3)「リンクを貼り付け」のクリックで、動画リンクの解析開始。
(4)「動画のダウンロード」または「音声の抽出」を選択
(5)解像度を選択し、形式と出力フォルダーを選択します。
(6)「ダウンロード」ボタンをクリックします。

※ 動画リンク解析中の旧バージョン(4K Video Downloader)の画面

※ 動画リンク解析終了後の旧バージョンの画面、「ダウンロード」ボタンをクリックで取り込み

 

※ 動画リンク解析中の新バージョン(4K Video Downloader Plus)の画面

※ 動画リンク解析終了後の新バージョンの画面、「ダウンロード」ボタンをクリックで取り込み

新バージョンになった現在、後に述べる理由で旧バージョンと比較をしても何の意味もなくなりましたが、私の場合、旧バージョンのまま利用していても何の問題もありませんでした。ただ、YouTubeにおいて、動画リンクの解析が、Windows11になって、10分前後かかるようになりました。Windwos10では、長くても数十秒以内で解析終了していたので、解析タイムが異常に長いのです。YouTubeシステムが大きく変更されたせいという話もあり、頻繁にダウンロードする訳ではないので、そのまま利用していた経緯があります。

公式サイトでは、Plusへのダウンロードを推奨しているので、ひょっとしたら動画リンク解析タイムが、新バージョンでは短くなるかもしれないと、ダウンロード&インストールしてみたのです。 しかし 結論は同じく10分位かかりましたYoutubeの他のコンテンツを数点試してみましたが全く同様でした。最新Verでは解析5分以内

旧バージョンでは、1日30本までダウンロードが可能ですが、新バージョンでは1日10本までとなりました。これを不満に思い旧バージョンに戻したい人もいるかもしれませんが、公式サイトからは 新バージョン(Plus)しかダウンロードできません。開発元サイトから「旧バージョン」(最新Ver 4.32.5まで)入手が可能ですが、インストールしても動作しないので注意が必要です。Plusを推奨するため、意図的にそうしていると思われます。

また新バージョンでは保存先(Cドライブ⇒ユーザー内のドキュメント)の変更ができません。(旧バージョンは保存先が変更可能)大量にダウンロードする方は、HDD容量によりますが、デフォルトでは、Cドライブを圧迫するので要注意です。左上部にあるファイル⇒ディレクトリを開く⇒ファイル⇒フォルダ選択で保存先変更が可能でした。

新バージョンでは8K動画や一括ダウンロード、字幕ダウンロードなど、旧バージョンにはないメリットがありますが、ダウンロード数の多い人は、1日30本可能な旧バージョンのままにしておいたほうが良いと思います。旧バージョン(最新Ver4.33.0)が利用できるのは、いつまでかはわかりませんが、アンインストールしなければ、新バージョン共にいずれかが利用可能です。

また、「4K Video Downloader Plus」の安全性を懸念している人もいますが、旧バージョン・新バージョン共にセキュリティ上、クリーンで安全なソフトです。新バージョンをGoogle Cloud社が提供する脅威インテリジェンスのオンラインサービス「Virus Total」でのチェックでは、以下の通りマルウェアや悪意あるスパイウエアなどの仕込みはありません(フリーソフト利用前にチェック、重宝しています。悪意あるマルウエアが検出されたソフトについては利用しません)。

Virus Total(ウイルス・トータル)で、ファイル・URLなどから安全性をチェック

※ 73種のベンダーでマルウェアの検出はゼロ

最後になりますが、2012年10月(平成24年10月)著作権法改正により、第三者に著作権のある動画コンテンツのダウンロードおよびアップロードは禁じられており、罰則の対象にもなっています。個人で楽しむ場合であってもNGとなりましたので、すべて自己責任でお願い致します。

Windows11 24H2 をインストール、リリース20日後 Windows Updateに案内

Windows11 24H2をインストールしました!! 昨日、Windows Updateに更新案内がありました。実は、5日前に当ブログにて、遅まきながら10月2日にWindows11 24H2がリリースされたことを投稿~Windows Updateに更新案内されるまで、数ヵ月かかるかもしれないものの、バグや問題点があるマイクロソフト公式サイトからではなく、Windows Updateからのダウンロード&インストールを推奨しました。ところが私のパソコンに、リリース後17日目に当たる10月19日に配信されたことが判明。

Windows10の大型更新の事例から考えると、意外に早い配信にびっくりしました。2024年9月現在、国内のWindows11普及率は44%、Windows10の時より、搭載条件がきびしいので台数が少ない分、配信が早かったのかも。

Windows Updateには、必要に応じて今回のような機能更新(大型更新:年1回又は2回)や品質更新(セキュリティ更新プログラムや修正プログラム:頻繁)の案内があります。パソコンに電源が入っていれば(2時間以上)、自動的にダウンロード&イントールが行われます。パソコンの電源オン・オフのタイミングによって再起動待ちになっている場合もあります。

また、以下のように「最新の状態です」となっていても、「更新プログラムのチェック」をクリックすると更新案内されることがあります。過去においても、Windows10や11など大型更新のリリースがあった時、このチェックボタンを意識的に時々クリックすることがあるのですが、昨日もたまたまクリックしたところ、 Windows11 24H2への更新案内が、新たな品質更新と共に出てきた次第。

各更新案内は、パソコンに電源が入っていれば、自動的にダウンロード&インストールが行われ、再起動を促されます。Windows11 24H2のダウンロード&インストールの所要時間は約15分でした。

再起動で、Windows11 24H2の更新プログラムにより、レジストリの設定など再編成が行われます。途中2回の再起動があり、インストール後 更新作業の所要時間は約25分

システムメニューでバージョンを確認したところ、Windows11 24H2に更新されていました。

Windows11 24H2 正式リリース!Windows Updateからの更新をお勧めします

2024年10月2日、Windows11 Ver.24H2 が正式リリースされました。しかしながら、Windows Updateに配布されるまでには、数ヵ月はかかると思います。常に新しいもの好きの人で、待ちきれないと言う人は、上記の通りマイクロソフト公式サイトよりダウンロードは可能です。年次の大型更新なので、新機能や拡張があったと思われますが、私もよく分かっていません。ただ、標準装備のワープロアプリ「ワードパット」は削除されます。前Ver.23H2から実行ファイルを事前に保存しておけば、アプリ追加は可能です。

以前は、年2回行われるWindowsの大型更新には、正式リリース発表後、日数のかかるWindows Updateへの配布を待たず、常にマイクロソフトの公式サイトより、人より早く 更新ファイルをダウンロード&インストールしていた時期がありました。大きなトラブった記憶はありませんが、一般の人より少し早くインストールしたからといって、大きなメリットを実感したこともありません。

Windowsにおいては、リリース直後はいろいろバグがあったり問題点も発生する場合も少なくありません。Windows Updateに配布されるものは、あとで述べる不具合に該当するパソコンには、セーフガードが働いて、問題点が解決するまで、アップデートさせないようなしくみになっています。

しかし、マイクロソフトのウエブサイトより、直接Windows11のファイルをダウンロードしたものは、セーフガードのようなサポートするしくみはないので、インストール後 不具合が発生しても自己責任で対処するしかありません。

10月1日現在、Windows11 Ver.24H2において、6項目の不具合が分かっています。この項目に該当するパソコン所有者は、Windows Updateへの配布を待って、ダウンロード&インストールした方がよろしいかと思います。

6項目の内容も専門的であり、一般の人には知る必要もないし、急いでインストールしても何のメリットもありません。配布に数ヵ月かかっても安全にインストールできるWindows Updateからのインストールをお勧めします。

※ Windows11 Ver.24H2の既知の6つの問題点

は、致命的な不具合ではありませんが、これから試験を受けたり、該当アプリを利用する場合は、24H2のインストールは避けた方がよい。
オンラインで試験する専門ブラウザSafeExamBrowserバージョン3.7以降は、互換性がなく動作しません。

は、ブルースクリーンやエラーを発生するので、該当アプリ削除しない限り、24H2をインストールしない方がよい、
Intel12世代CPU搭載PC、Easy Anti-Cheat(イージ・アンチ・チート)を利用しているアプリ(ゲーム)の使用が出来なくなる。
intel11世代CPU搭載PC、サウンドドライバーintel SST(スマート・サウンド・テクノロジー)の特定バージョンでブルースクリーンやエラーを発生。

Windows Hellで指紋認証不可。指紋センサーによるログインが出来なくなる(パスワードによるログインはOK)
デバイスファームウェア更新で問題解決の可能性あり。

は、致命的な不具合でないので、アプリを利用しなければ問題ありません。
壁紙のカスタマイズアプリが起動しなかったり、正常に動作しない。
アスファルト8(ゲームソフト)が時々応答しない、動作しない。

以上6項目に触れないパソコンであれば、今の時点ではマイクロソフト公式サイトより24H2のダウンロード&インストールは可能です。その場合、三通りのオプションがありますが、USBメモリなどメディア不要の①Windows11インストールアシスタントからのダウンロード&インストールが良いと思います(冒頭スクショ参照)。

一方、Windows11 Updateより、ダウンロード&インストールを望む場合、以下のように「利用可能になったらすぐ最新の更新プログラムを入手する」のボタンをオンにしておいてください。

「パソコン有償譲渡会の闇」をアップしたユーチューバーに求められた動画削除の圧力


出典:Youtube「パソコン修理屋の豆知識」

兵庫県尼崎市でパソコン修理会社が運営する「パソコン修理屋の豆知識」、Youtubeの動画は、うえもっちゃん(株式会社アンダーアップ常務)が配信者となっており、パソコンに関するお役立ち情報や、PC初心者にWindowsの操作など分かり易く解説しているなど、登録者数36.5万人のチャンネルがあります。

私も日ごろから、車やパソコン、音楽関連をはじめ、さまざまなジャンルのYoutube動画を楽しんでいます。その中で、たまたま「パソコン有償譲渡会の闇」と題する動画を観ました。その譲渡会にYoutuberのうえもっちゃんが潜入し、システム要件をクリアしていない低スペックなパソコンに、Windows11がインストールされていたり、PCスペック(仕様)に不相応な価格設定などから、購入をお勧めしないなど、注意喚起する動画内容になっています。

35万人の登録者をもつチャンネルなので、主催者から営業妨害と抗議されるのではないかと懸念していましたが、後に述べる通り現実となりました。具体的に検証しながらの動画構成になっており、譲渡会で購入しようと思っていた人やこの存在を知らなかった人にとっても、大変参考になるものでした。

チラシ表記にウソはないものの、システム要件をクリアしていないインストール不可のパソコンに、裏ワザを使ってWindows11を搭載、これに関する説明もなく譲渡(販売)する行為は問題だと思います。使えない訳ではありませんが、操作性は疑わしくこの指摘に対して主催者は反論できるものではなかった筈なのに・・・

この動画は、9月7日にアップされましたが、9/23現在(午前)100万回近いアクセスがありました。しかし、その2週間後(9/20) 9月23日をもって配信停止するという告知動画が、突然 同チャンネルにアップされました。

配信停止の理由は、弊社都合であるとだけ説明。ポップな帽子をかぶり、陽気な語り口のうえもっちゃんがどの動画にも登場していますが、配信停止告知の動画では、黒のスーツを着用し神妙な顏で登場。怯えたような感じで、自分の本名や会社も公開した上で、該当の動画配信停止とその理由を告知するだけで、それ以外の理由は一切触れず3分少々で終わりました。

どうみても何らかの圧力がかかったようにしか見えません。譲渡会の主催者から抗議や警告?があったのか、カンペは予め用意されており、それすら読まされている感もあります。なんだかますますこの有償譲渡会の闇を感じてしまいます。抗議があったのであれば、その時点で即配信停止すればいいのに、なぜか数日先の9月23日に猶予したこともよくわかりません。

Youtuberとして、よくここまで勇気ある動画をアップしたものだと感心していました。結果的には懸念した通りの事態となりましたが、主催者側に非があるのに、圧力をかけても今のネット社会では逆効果です。削除(配信停止)は拡散の始まりとも言えます。消せば増えるのです。

営利(利益分配)を目的としないことが特徴である「一般社団法人」が主催者であるのに、ビビるほどの圧力をかけるなんて、何とも怪しげであります。この社団法人は、有償譲渡会を全国的に展開しており、非営利法人とは思えない収益があるにようにも感じとれます(営利を目的としない一般社団法人の収益は違法ではありません)。

動画紹介では、有償譲渡会の会場は、予想外の老若男女200人以上が集まるという盛況ぶりで、2時間以上待たされてやっと展示会場に到達。そこから20人づつのグループの分けて入場する形がとられていました。会場での購入はすべて現金払いでクレジットは使えません。

安心感を与えるためか、チラシでは「大企業・官公庁で機器入れ替えとなったノートパソコンをお譲りします」と大々的に宣伝しています。素朴な疑問として、大企業や官公庁がリユースを目的にに、民間に横流しをするとはとても思えません。個人情報や公的情報のつまったPCは、通常 廃棄処分にする筈です。

譲渡会の一例をあげると、売れ筋の「初心者の方でも扱いやすい機種」として、15.6インチでWindows11が搭載されたパソコンが2万6000円という価格で紹介されています。CPUはセレロンで型番は表記されておらず(実際はCPUエンブレシールから第7世代 Core i3:発売日2017年1月)、メモリ4GB、ストレージSSD120GB。会場のポップ表記と現物パソコンCPUに相違があることも問題ですが、Win11パソコンとしては、スペック(仕様)が貧弱すぎます。

中には、Core i5、メモリ8GB、SSD256GBで価格5万7200円(税込)、Windows11搭載した中古PCが展示されていたのですが、同様にCPU型番や世代が不明。Win11は、スタート⇒設定⇒システム⇒バージョン情報からCPUスペックが確認可能です。そこで、うえもっちゃんが会場で確認したところ、CPU型番は5300U(第5世代)と判明。このCPUは2015年6月に販売されたものなので、9年前の代物。このスペックではパソコン価格にかなり割高感があります。

低スペックやWindows11のシステム要件を満たしていないパソコンに、通常とは異なる方法でWindows11をインストールしていることは由々しき問題です。操作性もさることながら、機能更新プログラム(大型アップデート)や品質更新プログラム(修正プログラムやセキュリティ関連)など定期的なアップデートが出来ない可能性もあります。

払い下げのノートPCであれば、バッテリー使用時間も気になるところ。中古PCで2年間保証は異例です。アフターサポートや長期保証が間違いないのであれば、保険として高価であることを承知で購入するのは問題ありません。いずれにせよ高齢者などパソコンに詳しくない初心者を対象とした情弱ビジネスと言えます。

アマゾンや楽天にもWindows11がインストールされた中古PCがあります。中には上記のようなシステム要件を満たさない中古パソコンにWin11がインストールされたものがあるので、中古パソコンを購入する場合、その見極めが必要です。

2024年9月現在、Windows11のシステム要件を満たす条件は以下の通りです。

Windows 11 のシステム要件を満たす CPU 

*Intel の第 8 世代 Core i プロセッサー以降(最新版 core i は 第14世代)
*AMD Ryzen 2000 シリーズ以降(最新版 AMD Ryzenは 9000シリーズ)
Window11のシステム要件
*1 GHz 以上で動作する複数コアを搭載した 64 ビット CPU
*4 GB 以上のメモリ
*64 GB 以上(ストレージ)
*UEFI、セキュアブート対応(システムファームウェア)
*トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)バージョン2.0
*DirectX12 以上(WDDM2.0 ドライバー)に対応したグラフィックカード

所有パソコンにおいては、マイクロソフト社提供の「PCの正常性チェックアプリ」によるチェックも可能です。

万能メディアプレーヤー「VLC Media Player」に動画エンコード機能があったとは!

VLC Media Player(VLCメディアプレイヤー)は、知る人ぞ知るフリーのマルチメディアプレイヤーです。オープンソースで開発されたので、世界中の開発者の力を借りて、無料で利用できる機能がたくさんあります。

非常に多くのメディアファイル用コーデックが内蔵されており、色々な動画ファイルや音声ファイルなど多くのメディアファイルを再生することができます。再生できないものはないというくらい、様々なファイル形式に対応しています。まさに万能型のメディアプレイヤーなのであります。
再生方法は、映像ファイル又は音声ファイルを、VLC Media Playerの再生パネルにドラグ&ドロップするだけで再生可能です。

【動画ファイル】
MPEG-1/2、DivX 、MPEG-4 ASP、Xvid、3ivX D4、H.261、H.263、H.263i、H.264 、Cinepak、Theora、Dirac 、Motion JPEG 、WMV、VC-1、Sorenson、DV、On2、Indeo Video v3、RealVideo、m2ts

【音声ファイル】
MPEG-1/2 Layer 1、MP2、MP3、AAC、Ogg、AC3 、EAC3、TrueHD、DTS、WMA 、FLAC、ALAC、Speex、Musepack、ATRAC 3、WavPack、Mod、TrueAudio、APE、Real Audio、Alaw、AMR、MIDI、LPCM、ADPCM、QCELP、DV Audio、QDM2、MACE

長い間利用しているのに、メディアファイルの再生機能以外に、動画のエンコードや編集、ストリーミング再生、動画キャプチャーなどの機能があることを最近知りましたw 早速、VLC Media Playerで、DVD(Video_TS, Audio_TS)を、mp4にエンコード(変換)してみました。

実は、前に乗っていたプリウスにはDVDプレイヤーが搭載されていましたが、今年4月に納車されたカローラツーリングには搭載されていません。スマホにある音楽は、Bluetoothにより車内のスピーカーから楽しむことができます。また、音楽ファイルもUSBメモリに取り込み、USB-C端子から、楽しむことができますが、DVD再生はできません。mp4にすればUSB端子からDVD映像を楽しむことができるのではないかと検証してみました。

1.メニューバーの「メディア」のプルダウンメニューより、「変換/保存」を選択。

2.今回は「ディスク」を選択、右下の「再生▼」をクリック。

3.再生▼のプルダウンメニューから「変換」を選択。《1.メニュバー ⇒ メディア ⇒ 「ディスクを開く」からでも、この画面を表示可能》

4.ダウンメニューからH264+MP3(MP4)を選択。

5.事前に出力ファイルのフォルダを作成(参照先に指定)「開始」クリックでエンコードが始まる。

出力ファイル(mp4)は、見事に再生することができました。プロテクタがかけられている市販DVDは変換できません。プロテクタ解除すればOKです。但し、2012年10月以降、著作権法改正により、個人で楽しむものであっても、プロテクタ解除は違法になりました。但し、それ以前に解除したものは個人で楽しむものであれば違法になりません。

今回は検証のため、昔コピーした市販DVDをmp4に変換してみました。どこでどう役立つか分かりませんが、1ファイルになるので、小さなUSBメモリへ簡単にコピーでき管理が楽です。mpg1やmpg2などもmp4に変換すれば、容量も小さくできます。

ロジテック製ポータブルブルーレイドライブ(USBバスパワー)を購入しました

先日、Logitec(ロジテック)製ブルーレイドライブを10,800円で地元家電量販店にて購入。型式LBD-PWA6U3LBK、BDXL対応、USBバスパワー駆動なので電源アダプターは不要。通販よりはやや高めですが、5年間長期保証対象品です。

我が家にある現在稼働中のデスクトップPC3台には、BDドライブを搭載していますが、うち1台が故障したためです。内臓BDドライブなのに外付けとは?と思われるしょうが、あとに述べる事情でUSB接続のBDドライブにしました。さらにパソコン本体も壊れて1週間前にやっと復活したところです。

※ 厚さ14mm、国内最軽量クラスの230gのロジテック製ポータブルブルーレイドライブ

故障したパソコン(マウスコンピューター製)は、購入時のOSは Windows7でしたが、その後正規版Windows8.1がリリースされましたのでOSを新規購入。両方のOSを利用したいので既存HDD1TBにHDD2TBを増設し、1台のパソコンの中に二つのOSを入れ起動時に任意のOSを選択するデュアルブートにしました。Windows8.1は、その後Windows10にアップグレードしましたので、最終的に1台にWindows7とWindows10を入れたパソコンとなりました。

このパソコンが、ある日突然 Windows10側のLG製BDドライブで再生ができなくなりました(チェックのためWindows7に切り替えて動作確認すると正常に再生)。当然ながら、デュアルブートは1台のLG製BDドライブを共用しています。他方のOS上では正常に再生するので、Windows10側のBDドライブのドライバーに不具合があるとしか考えれません。

デバイスマネージャーには、LG製BDドライブ名はなく何故かCyberLinkの仮想ドライブ名があり(パソコンにはCyberLink Power2Go8をインストール済)。この仮想ドライブを一旦削除し、再起動をかけてドライバーの再インストールをかけましたが、仮想ドライブはインストールされるもののBDドライブのドライバーはインストールされず。

その後、一方のWindows7を選択、再度BDドライブの動作確認をしたところ、それまでは正常だったのに、こちらも再生出来なくなりました。デバイスマネージャーにはBDドライブ名が表示され「このデバイスは正常に動作しています」となっています。なのに何故か、どちらのOSを選択してもディスク再生不可となってしまいました。

念のため、BIOS(バイオス)をチェックしたところ、LG製BDドライブを認識していません。BDドライブ本体故障の可否を判断するために、新品のASUS製DVDドライブを購入、LG製BDドライブの代りに取り付けてチェックしたところ同じく動作せず。

このASUS製DVDドライブもBIOSで認識しません。LG製BDドライブ共に認識しないとは? BIOSの不具合? 訳が分からなくなりました。

さらに話がややこしくなりますが、内臓用ASUS製DVDドライブを外付けDVDドライブ(USB接続)として使うと正常に動作することが判明。さらにBIOS設定で起動用DVDドライブとしても使えることが分かりました。しかしながら、正常と思われていたLG製BDドライブは、外付けドライブとしては使えませんでした(内臓・外付け共に動作せず)。

実は、11年前に購入したASUS製11.6インチノートパソコン (Win7⇒Windows10, CPU Corei5 2.5GHz, HDD750GB)があります。このノートPCにはDVDドライブが内臓されておらず、リカバリ用としてUSB接続のロジテック製DVDドライブ(LDR-PMF8U3LBK)を以前購入しています。このドライブを今回のデュアルパソコンにUSB接続すると正常に動作するし、起動用DVDドライブとして使えることが確認できました。

余談ですが、このPCは殆ど使っておらず(延べ使用時間503時間、電源投入回数1100回)有効活用をするために、内臓HD750GBをSSD1TBに換装。爆速ノートPCに変身、予備として遜色なく利用できるようになりました。

※ ロジテック製ポータブルDVDドライブ(左)と今回購入したポータブルBDドライブ(右)

そこでデュアルパソコン専用に、外付けディスクドライブとして、今回購入したのがロジテック製BDドライブなのです。内臓BDドライブが利用できないのであれば、USB接続で対処することにした次第です。

デスクトップPC3台のうち、4年前に購入したドスパラのガレリア(Windows10⇒Windows11)をメインパソコンとして利用しています。問題のデュアルパソコンは、10年前購入したもので、通常であれば廃棄処分ありだと思いますが、貴重なアプリもたくさん入っていますし、ノートPC同様 現在も問題なく使用できます。外付けBDドライブを購入してまで対処する必要もなかったのですが、パソコンオタクとしてのサガですw

NTT西日本 セキュリティ対策ツール Ver.17にアップデートできない

NTT(西日本/東日本)では、「 フレッツ 光ネクスト 」、 「 フレッツ 光ライト 」  などに加入すると、「セキュリティ対策ツール」の1ライセンスが無料(2台目から有料)で提供されます。セキュリティ対策ツールの中身は、トレンドマイクロのウイルスバスターです。

直近まで、セキュリティ対策ツールVer.16を利用していました。1ヵ月前に「スタートアップツール」の「お知らせ」に、最新バージョンが公開されたので、アップデートをするように案内がありましたが、「お知らせ」をクリックしてもダウンロード画面(アプリケーションバージョンアップのお知らせ)が現れず、アップデートができませんでした。

通常、「セキュリティ対策ツール」のバージョンアップ案内がある場合、スタートアップツールの「お知らせ」をクリックすると、以下のように「アプリケーションバージョンアップのお知らせ」と共にセキュリティ対策ツールのダウンロード画面が案内されます。指示に従って進むと、新バージョンに更新されます。

NTT西日本の公式サイトで確認したところ、セキュリティ対策ツールは、Ver.17にバージョンアップ案内がありました。そこで、ダウンロードファイルを入手すべく、スタートアップから「セキュリティ申込・設定ツール 」を起動し、手順に従って新バージョンをダウンロード・インストールしましたが、「お使いのバージョンは最新のものです」とメッセージが表示され、やはり、Ver.16からVer.17への更新ができませんでした。

Ver.16であっても、中身はVer.17なのか、バクなのか、いろいろ考えたりしましたが、その後お知らせにバージョンアップせよと2回ほど案内がありましたが、いずれも同じ結果で更新不可。

最終的に、セキュリティ対策ツールVer.16をアンインストールし、最新バージョンを再インストールしたところ、Ver.17に無事アップデートできました。

バージョンアップの案内があるにもかかわらず、「お知らせ」のクリックで、ダウンロード画面が表示されない原因は不明ですが、仮に手順通りダウンロードできていれば、インストール前に旧バージョンの削除(アンイストール)するプロセスがあります。旧バージョンを残したまま、新バージョンをインストールするのは問題がありそうです。

件名「Amazon株式会社から緊急のご連絡」お支払い方法に問題があり・・・フィッシング詐欺

アマゾン(Amazon)を騙る詐欺メールがあとを絶ちません。いろいろなパターンで攻めてきます。今回は、件名「Amazon株式会社から緊急のご連絡」。メール内容は、いかにも本物らしく見せるために、冒頭にアマゾンのPrimeロゴとクレカにエクスクラメーションマーク(びっくりマーク)を重ねたものと共に、大きな文字でお支払い方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」と記してあります。

現在、Amazon Prime(1ヵ月間の無料体験)を利用していますので、タイミングが良すぎます。アマゾンを利用してから20年近くなりますが、定期的にAmazon Primeの無料体験が可能です。必要に応じて有料で加入することもありますが、アマゾン側(人間の操作ではなく)いろいろ条件(購入点数・金額、Primeの加入回数など)でシステムが判断し、ある日突然、Primeの無料体験が可能になったりします。すでに5回~6回は無料体験の恩恵を受けています。

今回のメールでは、文章冒頭のユーザー名が、メールアドレスになっています。正規アマゾンからのメールは、フルネーム(様)で漢字表記されますので、この点をとっても偽物とわかります。文中、読点と句点が続けて表記されていたり、「~ご登録時にご同意いただいたように。」と、あとから理由付けするような表現も、とても企業から来たメールとは思えません。タイトルや行間・段落などアマゾンのスタイルと全然違います。アマゾンからのメールを受けた人には分かりますが、一目でフィッシングであることに気がつく筈です。届いたメールは以下の通り。

***************

差出人:amazon <fwdi@vp.com>
宛先:<アマゾンに登録しているメールアドレス>
件名:「Amazon株式会社から緊急のご連絡」

お支払い方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。

 支払い方法を更新する

<アマゾンに登録しているメールアドレス>お客様

Amazon利用いただきありがとうございます。

ご指定いただいたお客様のお支払い方法が承認されないため、。Amazonは無料ですが、ご登録の際には適用可能なお支払い方法を確認させていただきます。これは、ご登録時にご同意いただいたように。

1日以内に、アマゾンからの請求へのお支払いが確認できない限り、お客様のAmazon登録はキャンセルされ他の有効な支払方法を更新・追加し、Amazonをご利用されたい場合は、以下の手順に従って更新してください。

1. お客様のお支払い方法にアクセス
2. Amazon登録したAmzon.co.jpのアカウントを使用してサインイン
登録済のお支払い手段の有効期限を更新、または新しく支払手段を追加し、「続行」ボタンをクリック現在ご指定のお支払い方法が承認されない原因は、提携会社(クレジットカード会社等)の事情により異なりますが、利用可能限度額の超過、有効期限切れ、カード利用不可などが考えられます。大変お手数ですが詳細についてはサービスの提供元会社に直接お問い合わせください。

Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
今後ともAmazon.co.jpをよろしくお願いいたします。

Amazon.co.jpカスタマーサービス

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これだけ、毎日のようにアマゾンを装ってメールを送信されてくれば、大抵の人はフィッシングメールと分かる筈なのですが、現実にはフィッシング被害はいっこうに少なくなりません。不思議です。今回はメール内にURLリンクが6つもありました。

URLリンク先は2カ所あり、①~④のものと、⑤⑥のグループに分かれます。前者は、ドメインをセールする外国のサイトで、何故このリンク先なのか意味不明。後者のリンク先は、以下の通り 本物そっくりのAmazonの偽ログイン画面に誘導されます。画面は本物そっくりなので、URLをチェックするしか方法がありませんが、画面だけでは偽物と判別するのは無理です。

怖いのは、誘導された偽サイトへのログインで、2段階認証をもすり抜けてしまいます。また、偽サイトへの入力に覚えがないのに、アマゾンで2段階認証がすり抜けられた事例もあるようです。こちらは「セッションハイジャック」と言われる方法でセッションIDを盗み、二段階認証を突破しています。

最近、アマゾンユーザーで、Amazonギフト券(Eメールタイプ)を複数回購入するという被害が増加しています。購入履歴を非表示にして発覚を遅らせる巧妙な手口を使っています。これらも2段階認証を突破した犯人が、盗んだアカウントを使って、なりすましで悪用している訳です。

いずれにせよ、届いた怪しいメールのリンクや添付ファイルのクリックは絶対せず、即メール削除しましょう。アマゾンなど通販サイトから購入する場合は、ブラウザに登録した公式サイトから開く習慣をつけましょう。

件名「応答なし」ビットコイン脅迫系詐欺メールに注意しましょう

アマゾンやアップルなど企業を騙る詐欺メールは、メール内リンクから本物そっくりの偽サイトに誘導され、個人情報を盗む手口は、ご存知の方も多いと思いますが、最近 仮想通貨のビットコインを利用した脅迫系詐欺メールが頻繁に届くようになりました。

冒頭に紹介しているメールが該当しますが、同じ件名、同じ文面でビットコイン脅迫系メールが立て続けに届きました。しかも、差出人は都度変わっているし、メール内に記されているビットコインの口座も届くメールごとに変えています。差出人やビットコイン口座が都度変わる時点で、すでに怪しいと思わなければなりません。

当ブログで紹介しているメールは、件名応答なしですが、ここ1ヵ月間でほかにも、件名取引申込み不正アクセスによりあなたの個人情報が流出していますなどが届きました。件名のメール文面はそれぞれ違いますが、パソコンを乗っ取ったこと(アクセス権)、指定するビットコイン口座に送金することについては共通しています。

届いた複数のビットコイン脅迫メールで、差出人が自分のメールアドレスになっているものもありました。私が自分宛てに同じメルアドで送信しているということです。パソコンを乗っ取ったという証拠の脅しともとれますが、第三者が送信元を偽装した「なりすましメール」です。

ビットコインで送金させるメールは、数年前から別のメールアドレス(複数)にも、何度か届いていていますが、当然ながら無視且つメール削除しています。今回のビットコイン脅迫メールは、数十年間メインで使っているブロバイダー系メールアドレスに届いたのものですが、過去一度も届いたことはありませんでしたので、「お前にも来たか!」って感じですw

メール送信日によって、送金金額が1450ドル、1650ドルと徐々に上がり、直近で届いたものは1700ドルになりました。現在の円レートに換算すると約25万円になりますので、けっこうな大金であります。

メール内容は、アダルトビデオでのあなたの恥ずかしい行為を録画したので、晒されたくなかったら、48時間以内にビットコイン口座に1700ドルを送金しろというもの。まさに脅迫メールなのであります。結論は、無視の上 メールを削除です。

少々長文ですが、メール内容は以下の通り。

***************

モノ好きなあなたへ

こんにちは。さっそく本題に入ります。
私があなたを知ってから、実はしばらくの月日が経っています。
私のことは、ビッグブラザーや、全能の目とでも呼んでください。
私はハッカーです。数カ月前、ブラウザ履歴やウェブカメラなど、あなたが持つデバイスに対するアクセス権を入手しました。
そこで、かなり物議を醸しそうな「アダルト」ビデオでマスかくあなたの動画を録画しました。
ご家族や同僚、あなたのメールの連絡先(××××@××.lolipop.jp)に、気持ち良さに浸っているあなたの動画を見られたくはないでしょう。しかも、あなたのお気に入りの「ジャンル」が、あんなにもエッチなものなら、特に嫌なはず。
この自作動画を私がAVサイトに投稿して一般の目に触れてしまえば、デジタルタトゥーは一生残ることになるでしょう。

どうやってこれらを行ったのか?
ネットの安全性をあなたが軽視したため、私はあなたのデバイスのハードディスクにトロイの木馬を楽にインストールできました。
そのお陰で、デバイス上のすべてのデータにアクセスでき、しかも遠隔操作までできます。
1つのデバイスに感染させたことで、私はお持ちの全てのデバイスにもアクセスできます。

私のスパイウェアはドライバベースなため、数時間毎に署名を書き換えます。だから、ウイルス対策ソフトやファイアウォールは、絶対に異変を検知することはできません。
私と取引をしましょう。今後一生不安抱えて生きる人生と引き換えに、少額を私に支払ってください。

$1700を私のビットコインウォレットに送金してください。: 1HPX144oCCHAnt7ix9hWJ3upJkDGUKEydu

送金が確認できたらすぐに、あなたに害を与えるすべての動画を削除し、お持ちの全てのデバイスからウイルスを消去します。それっきり、私からあなたに連絡をすることは一切ありません。

メッセンジャーのメッセージを見た限り、あなたはまともな人間だと思われているようですが、周りの評判を落とさない代償として、これはかなり少額です。私は、既に持っているもので満足できるようにする、ライフコーチだとでも思ってください。

48時間の猶予を与えます。このメールを開封した瞬間、私には通知が送られ、カウントダウンは開封時から始まります。
今まで仮想通貨を使ったことがなくても簡単です。検索エンジンで「仮想通貨取引」と書けば、全て調べられます。

下記は、してはいけないことです。
このメールに返信しないでください。一時的なアカウントから送信しています。
警察を呼ばないでください。あなたが所有する全てのデバイスへのアクセス権があるので、警察を呼ぼうとしたことが分かるとすぐに、自動的に全ての動画を公開します。
システムをインストールし直したり、デバイスのリセットをしたりしないでください。まず、既に私は例の動画を持っています。次に、さっきもお伝えした通り、全デバイスを遠隔操作できるので、何か不自然なことを少しでもすれば、どうなるかはお分かりでしょう。

仮想通貨のアドレスは匿名性です。だから、私のウォレットを追跡することもできません。

とにかく、お互いが得するように、この状況を解決しましょう。相手が罠を仕掛けようとしない限り、いつでも私は約束を守ります。

最後に、今後のために助言させてください。もっとオンライン上の安全性に気を付けた方が良いですよ。どのアカウントでも、パスワードを頻繁に変更したり、多要素認証を設定したりしてください。

よろしくお願いします。

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仮想通貨のビットコインを利用している人はごく一握りの人であり、利用している人は非常に少ないと思います。説明はしてあるものの、送金方法を理解している人は少なく、メールを受信しても何もしない人が多いのではと思われます。しかしながら、PCに疎く思い当たる節のある人であれば、だれにも相談できず、本気にして被害にあった人がいたかもしれません。

私の場合、デスクトップPCに外付カメラを装着していますが、スカイプの交信以外はUSB端子から外していますし、ギンギンの若い頃ならともかく、もう歳ですからメールにあるような行為はあり得ません(笑)。外付カメラやカメラ内臓のパソコン所有者には、すぐ詐欺メールと分かります。

パソコンやスマホなど乗っ取れば(ハッキング)カメラ操作は可能ですが、メール内容にあるようなことは現実的にあり得ないので、パソコンの知識が少しあれば、明らかにウソであることが判断できます。不特定多数の誰とも分からない男性に対して、膨大なデータから時間と労力を使って、そこまで時間をかける筈がありませんし不可能です。つまり見たようなウソで脅迫している訳です。

しかしながら、盗撮ハッカー防止にPCカメラの目隠しシールが、通販で売られていますので、目的はともかく大変な時代になったものです。

アルファベット(大文字・小文字)・数字およびドメインをランダムに組み合わせたものを自動送信しています。届かないメールは、送信元にエラーとして送信元にフィードバックされますので、ヒットした送信したアドレスに、手を変え品を変えてしつこく送信してきます。

これだけのしくみを個人で出来る筈もありませんので、膨大な資金を投入しても元が取れると見込んでいる犯罪集団にほかなりません。味を占めているからこそ同じことを繰り返す訳ですから、被害を会わないようメール内容をしっかり見極めて注意したいものです。自分で判断できない場合、ネット上でメール件名で検索すれば、必ず関連記事がヒットします。

毎日のよう届くアマゾンを騙る詐欺メール、急増しているフィッシングに注意

フィッシング詐欺は、AmazonやAppleほか、楽天や銀行など有名企業を騙りメールを送付、メール内リンクから本物そっくりな偽サイトに誘導し、個人情報を不正取得・不正利用をするのが大半です。まさに、不特定多数の人たちから、ばら撒いた餌に食いつかせてつり上げる訳であります。

メール対策として、フィルターをかけてフィッシングやスパムメールを軽減することは出来ますが、敵も件名や差出人名、メール内リンクを変えて送信してきますので、完全にシャットアウトはできません。パソコンの電子メールのみならず、SMS(ショートメッセージ)やSNS(LINE・Facebook・Instagram・X / 旧Twitter)など、ネットツールを利用して不正取得もあります。なので、届いたメールやメッセージからフィッシングである事を見抜くスキルも必要になります。

特に、アマゾンを騙るフィッシングメールが多いのは、ネット通販の最大手であり且つクレジットカードを登録している人は多いからだと思います。詐欺集団にとっては絶好のターゲットなのかもしれません。

今回のフィッシングは、以下のごとく件名とメール内容はすべて同じで、4日続けて届きました。但し、差出人メールアドレスのドメインとメール内リンク(URL)だけは都度違っていました。送信の度に、差出人のメールアドレスが変わるなんて大企業にある筈もなく、今回のケースは誰しもフィッシングメールであると明確に判断つきます。

 

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差出人二次認証 <adomin@qsekxsmk.cfd>
宛先:<私のAmazonに登録しているメールアドレス>
件名ご利用のアカウントを一時保留いたしました

Amazonからのお知らせ
Amazon利用いただきありがとうございます。
ご利用のアカウントで異常なアクセスが検出されたため、アカウントを一時保留にし、保留中のご注文やサブスクリプションを一時停止いたしました。アカウントへのアクセスを再開するには、サインインして画面の指示に従ってください。必要な情報をご提供いただいたら、当サイトで審査の上、24時間以内に返信いたします。

Amazon ログイン 

※ 24時間経過してもこのメッセージに返信しない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄されるように設定されます。お客様のアカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にすることをお勧めします。またのご利用をお待ちしております。

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IT関連の知識のある人やパソコンに精通した人であれば、有名企業を騙るフィッシングは簡単に見抜けると思います。私も不肖ながら当ブログに紹介して注意喚起していますが、フィッシングに関する見極め方や事例などの情報は、ネット上にもたくさん紹介されています。従って、すでに多くの人に周知されて、フィッシング詐欺被害も、年々減少しているだろうと思っていましたが・・・

購読しているローカルの11月10日付の新聞記事では、フィッシング詐欺は減るどころか、急増していることにびっくりしました。フィッシング詐欺は、ネット社会に不慣れな高齢者に被害が集中しているようです。高齢者はデジタル弱者とも言えますね。

フィッシング対策は、メールやメッセージを見ないことが一番の対策ですが、そうもいかない現状もあります。企業を騙る詐欺メールの判別方法は色々ありますが、企業を騙るフィッシングメールである一番の見極めは、企業がメールでアカウント情報(IDやパスワード)など個人情報を入力させるような案内は100%絶対にありません。まして、手続きしなければ、24時間以内に期限を切って無効にするようなことはあり得ません。この2点のキモだけ抑えておけば判別可能です。

また、メール内リンク(本物そっくりな偽ログイン画面に誘導される)をクリックせず、ブラウザ(お気に入りなど)から、企業サイトにログインをする習慣をつけることも大事です。アマゾンが送信したメールは、アマゾンサイト内にある「メッセージセンター」からも確認できます。