以前にも紹介しましたが、レンタルビデオ(TSUTAYA)から、プロテクタを解除しコピーしたDVD&BDが、現在1000枚少々ありますw 当初1300枚くらいありましたが、少しづつ廃棄しています。今回は40枚を廃棄しました。上記のブロックケースで約550枚あります。
映画好きなので、シネコンにも行ったり、DVD化されれば気に入った映画を、借りてはコピーして、いつでも見たい時に見れるよう、ビデオライブラリとして保存していました。後にBD化されるようになりましたが、同様にしてDVD&BDが増えてゆきました。
但し、2012年10月以降は、著作権法改正で、セル版・レンタルDVD/BDのプロテクタを解除してコピーするのは、個人で楽しむものであっても、違法となりました。但し、それ以前にコピーしたものはOKです。
廃棄する理由は、焼いたDVDは、15年~20年経つとかなりの確率で再生できなくなるのと、近年、ネット上で見たい時に見れる動画配信サービスのサブスクの普及です。NGになるDVDは、メーカーにもよります。ビデオテープからDVDへの移行期に、4倍速で生産された国内メーカーDVDは、丁寧に作られたせいか20年以上経ってもOKです。
技術の進歩でDVD書き込み速度も16倍速までになり、生産地が日本国製でなく台湾などで作られたものは、国内メーカーであっても、15年で経年変化して再生出来なくなります。特にTDKは最悪です。15年以上経つと軒並み再生出来なくなります。その点、国内生産の太陽誘電製は優秀でした。
ハードケースに入れて、日差しの入らない湿気のない場所で保管。冒頭紹介の各ブロックケースにいれたDVDは、私のパソコンルームに置いてあるのですが、別の部屋に同じくらいの枚数を扉つきでハードケースに入れ、除湿剤も定期的に入れ替えて管理しています。そんな管理状態でも、対象のDVDはダメですね。見た目は、物理的損傷もなく新品のような記録面なのに再生できないのです。塗布素材の経年劣化だと思われます。
当初、ソニーOBなので、レンタルショップから借りた映画のテープを1000本近くβテープにコピーしました(もちろんプロテクタ解除してですw)。その後、ソニーβ方式は、VHS方式陣営に追いやられ、再生機も壊れβテープをすべて廃棄。その後ソニーもVHS機を製造・販売し始めたので、今度は、VHSに切り替え、再び約700本をコピー。
老後は、保存した映画をゆっくり見ようと思っていましたが、その後、画質の良いDVD/BDの時代になり、VHSテープの画質は見られたものでなく、再び処分して今度は、DVD/BDに切り替えたのです。
でも結局、そのDVDも廃棄に追われ、ネット上の動画配信サービスのサブスクで一件落着。今までの労力を使ったコピー作業は何だったんだと思います。ネット上の静止画・動画も、当初一枚の写真をネット上で閲覧しても上から下にカーテンが下りるように映し出されたり、画質の悪い動画がカクカクと再生される時代もありました。しかし、現在は4K映像がネット上でスムーズにストリーミングで再生されるなんて世界なんて時代の流れを確実に実感します。
因みに、ドキュメントなど録ったVHSテープが、少し残っているのですが、1994年10月録画したものが今でも再生可能で問題なく見れます。磁気テープの方が歴史が長く、DVDより品質面では優れていると言えます。
DVDの廃棄は、少しコツがいりますが、ディスクを立てて、貼り合わせた隙間にカッターナイフを差し込むと真っ二つに割れます。