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前立腺がん治療日記10 放射線治療後1ヵ月経過~ 副作用について

 

広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC)にて、2月1日~3月29日まで延べ39回の放射線治療を受けましたが、治療終了後から1ヵ月余り(37日)が経過しました。担当医の了承のもとに、治療中もいつもと変りなく、週3回のマラソン練習や毎日の晩酌は続けました。

治療中の飲酒を禁じている病院は多いですが、2ヵ月間の治療中くらいガマンすればよいのに、酒は絶対ダメでしょうか?と担当医に聞いたところ、日本酒1合までなら良いということに(^^ 話の分かる先生でした。大好きなビールは、腸内にガスが溜まるのでNGでした。

健康増進のためずっと続けているマラソンは、治療中は激しいのは良くないということで、スポーツジム屋内のトレッドミル(ランニングマシン)にて、スピードはいつもより抑えて、30分間走ることにしました。同じ病気に罹患した人の参考になるかどうかはわかりませんが、出来るだけ日常の生活様式を変えずに治療に臨みました。

 

放射線治療による副作用は、治療中を含め、治療後数週間に現れる急性期のものと、3ヵ月以降に起きる晩期ものがあります。急性期のものは、頻尿・排尿痛・排尿困難などがあります。私の場合、治療後半から発生しました。排尿痛はがまんできる範囲ですが、排尿障害(勢いがない、とぎれる、時間がかかる)は避けられません。

治療終了後1ヵ月経った現在、排尿障害は少しずつ軽減しつつも、起床直後の排尿は、尿意をガマンした限界でトイレにゆくのに勢いよくでません。2回目以降から徐々に正常な排尿に近くなります。排尿間隔は2時間~3時間に1回なので、まだ頻尿の域はでていません。

治療中・終了直後は、尿意で午前5時ごろ目が覚め、トイレにゆくことがしばしばありましたが、現在は午前6時~7時半になりました。尿意をもよおしてもガマンすれば消えるようになりました。

放射線照射により、尿管に炎症があるため、膀胱に尿が少しでも溜まると敏感に反応して尿意をもよおすそうです。炎症が治ってゆくに従い、尿の勢いや尿意の間隔ももっと長くなると思います。正常に戻るには、あと1ヵ月はかかりそうです。

 

直腸にも放射腺による炎症はあると思いますが、現在のところ出血などはありません。便も柔らかめで便通も毎日あります。治療中は、放射線でデリケートになっている直腸を傷つけないため、就寝前に酸化マグネシウム500mg(緩下剤)を服用し、便を柔らかくして便通を促していました。
治療終了後も服用は続けましたが、薬のなくなった4月半ばで服用はやめました。その後も柔らかい状態で排便できています。

晩期副作用の膀胱炎(膀胱出血)、尿道狭窄、直腸出血などは、発生するケースは稀ではあるそうですが、私が受けた強度変調放射線治療(IMRT)は、前立腺に隣接する直腸・膀胱(治療1時間前の蓄尿)へは、放射線を限りなく抑えた照射方式なので発生しないことを祈るばかりです。

治療終了後は、PSA値による経過観察になります。PSA値の推移が正常値の範囲内で、ずっと継続されることが完治の証になります。

 

もうひとつ、放射線治療前に7カ月間続けたホルモン治療(男性ホルモンを抑制する治療)の副作用で、ウエスト84cmから90cmになりました。6cmも増え間違いなくメタボです(笑)体重57kgで細身のマラソン体形だったのに、60kgになりました。増えた3kgは、ほぼウエストの脂肪です。

前立腺がん治療日記09 延べ39回の放射線治療が無事終わりました

広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)にて、2月1日から3月29日まで、土日祝を除く週5日、延べ39回の放射線治療が終了しました。ホルモン治療と併用し、1回の放射線量は2Gry(グレイ)、39回の治療で78Gryの放射線が前立腺に照射されました。前立腺がんの治療には70~78Gryの照射が一般的になっているようです。

放射線治療も進化しており、早期前立腺がんにおいては、外科手術療法と放射線療法(外部照射・小線源治療)の治療成績は同等と言われています。また、粒子線治療(重粒子線治療や陽子線治療)と比べても、現在のX線治療では治療成績や有害事象に差はないとされています。

 


※ 放射線治療スケジュール( 2/1~3/29)治療期間中 事務スタッフが受付時スタンプを押印

 

強度変調放射線治療(IMRT)と言う照射技術を使った治療を受けました。コンピュータを利用して、正常組織の照射線量を抑えつつ、腫瘍部分に放射線を集中して照射できる画期的な照射技術です。病変部には強い照射を行い、周囲の膀胱や直腸への照射は抑えて、効率的な治療でありながら、治療後の副作用は最小限に抑えます。

患者側は、①放射治療60分前に、排尿して一定の尿量を溜めておくこと、②毎朝排便をし直腸内の便・ガスを空にしておくことが必須事項でした。これらにより前立腺の位置を安定させ、正確な照射が行われるようにします。治療台に仰向けに寝ますが、治療中に前立腺の位置が動かないよう、さらに下半身をコルセットで固定します。治療時はもちろんですが、治療後の副作用にも影響を与えることになるので、毎日の排便と蓄尿は大事でした。

 

毎回 照射前には、レントゲン・CTで前立腺の位置をチェックし、照射野(放射線の当てる範囲)からずれないよう、治療台位置の微調整します。これだけ手を尽くしたピンポイント照射であっても、頻尿・排尿痛・排尿困難は避けれません(私の場合、治療後半から発生)。治療終了後も1~2週間続き、徐々に軽減して、1ヵ月くらいで元に戻ると説明を受けました。

放射線治療による副作用は、上記のような治療後にすぐ起きる急性期のものと、治療後3ヵ月以降に生じる晩期ものがあります。稀ではあるそうですが、膀胱炎(膀胱出血)、尿道狭窄、直腸出血などが起きる可能性がありますが、治療中、毎日の排便と蓄尿が厳守していれば問題ないと思われます。

前立腺がん治療後は、放射線科と泌尿器科との連携で、PSA値による経過観察を定期的(3ヵ月~6ヵ月)に行います。完治した証はPSA値の推移で判断されます。PSA値0.2~0.7で安定している人もいれば、2.0前後で安定している人もおり、個人差があるようです。外科手術の場合も同様です。前立腺がないので、理論的にはPSA値はゼロですが、実際には限りなくゼロに近い数値が出ます。

国立がん研究センターが2020年3月に発表したデータでは、前立腺がんステージ1~3は5年生存率100%、10年生存率97.8%となっています。ステージ1~2だと10年生存率100%です。

 

いずれにせよ、コロナ禍の中、放射線治療が無事終わりほっとしています。マラソン練習のピッチも少しずつ上げて、開催されれば、今年の「ひろしま国際平和マラソン」と来年の「錦帯橋ロードレース」には、参加したいと思っています。

私めバリバリの高齢者であり、同世代と比べて元気いっぱいですが、年と共に前立腺がんに限らず、他の病にかかることだってあり得ます。健康に配慮しながら残り人生を謳歌~悔いのない人生を送りたいと思っています。ちなみに治療終了した29日夜から、ビールを解禁!!なんとおいしかったことか!!(笑)

前立腺がん治療日記08 放射線治療28回目でPSA値0.56まで下がりました

 

昨年8月前立腺がんが見つかりましたが、広島大学病院(泌尿器科)とHIPRAC(ハイプラック:広島がん高精度放射線治療センター)と連携をとって治療をすすめています。一昨日(12日)3ヵ月ぶりに広島大学病院に行ってきました。3ヵ月毎に、診察ならびにPSA値の推移をチェックしています。

前立腺がん発覚時、PSA値13.0ng/mLあったものが、3/12現在 PSA値0.566まで下がりました。
PSA値は加齢によっても上昇してゆきますので、年齢毎に基準値が定められています。70歳以上の正常値は4.0ng/mL以下となっています。昨年12/18(ホルモン治療4ヵ月)でPSA値2.36まで下がっていましたが、放射線治療でさらに下がりました。

放射線治療も28回目が終了し、残り11回(計39回)となりました。泌尿器科の先生の話では、これからさらにPSA値は下がるそうです。併用してきたホルモン治療と放射線治療は、共に3月29日をもって終了となります。

 

 広島大学病院・HIPRAC(PSA検査および治療経過)

2018/01/10 PSA値8.1 ng/mL 2回目針生検実施(がんは見つからず)
2020/07/17 PSA値13.0 3回目針生検実施
2020/08/21 針生検結果:10カ所採取の組織片から1カ所にがん、GS7(4+3):中リスク
2020/08/28 骨シンチ・CTスキャン実施 他臓器・骨にがん転移なしと判明
ホルモン治療開始(ゾラデックス3.6mgデポ:1ヵ月持続型)
2020/09/28 PSA値9.05 ホルモン治療(ゾラデックスLA10.8mgデポ:3ヵ月持続型)
2020/12/18 PSA値2.36 ホルモン治療(ゾラデックスLA10.8mgデポ:3ヵ月持続型)
2020/02/01 HIPRACにてIMRT放射線治療開始 1日1回 週5回(平日)合計39回実施、2Gy/回)
2021/03/12 PSA値0.566 放射線治療28回が終了

ホルモン治療だけで、PSA値13.0 ⇒ 9.05 ⇒ 2.36まで下がりました。ホルモン治療のみで完治することはないので、前立腺がんを縮小(小康状態)させて放射線照射を行い、放射線治療とホルモン治療を併用することでがんを消滅させます。

 

放射線治療は、後半に入っていますが、排尿障害(勢いがない、途切れる、時間がかかる)が顕著にでるようになりました。尿意をもようしてもすぐに出ません。出たと思ったらチョロチョロといった感じ。しかも途切れながら出ます。がまんできる範囲ですが排尿時に痛みもあります。

また、排尿回数も増加(頻尿)してきました。治療を受ける前は1日6回位でしたが、現在は8回~10回は確実です。1回の尿量が少ないため、頻尿にも繋がっているようです。排尿したくても尿意がなければ、排尿は続きませんが、以下の方法でしっかりと排尿ができることが分かりました。

実は、頻尿で夜間に起きたくないので、就寝前(午前1時ごろ)排尿をすませますが、尿意や残尿感が無くなった後も、オシッコをしたいと意識しながら、2分~3分くらい便座に座ったまま待っていると、尿意が徐々にもようしてきて、ジョロジョロとかなりの尿量にびっくりします。日中(外出時も含む)は立ションの場合が多いのでできませんが、就寝時は座位で排尿をしております(^^ 座位の方が排尿はスムーズに出ます。

放射線治療の際、毎日の排便(直腸に便・ガスを溜めない)と治療前60分に排尿して適正な尿量を溜めておくことが、副作用を小さくするための必須条件であります。晩酌(日本酒・ワイン)と週3日のジョギングは治療中も続けています。残り11回の放射線治療が、滞りなく進み無事終えることを願っています。

前立腺がん治療日記07 2月度18回の放射線治療が予定通り終了

 

広島がん高度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)に、2月より週5日(土日祝を除く)通院しています。2月1日から始まった前立腺がんの放射線治療は、昨日26日で2月度の放射線照射18回が予定通り終了しました。治療は計39回行いますので、約半分を消化したことになります。

治療開始後、2~3週ほどすると、排尿障害(勢いがない、途切れる、時間がかかる)、排尿回数の増加、排尿時痛、排便時の痛みや出血(痔の一時的悪化)などの症状がおきる可能性があります。

私の場合、起床時(起き掛け)の排尿は、猛烈に尿意を催しているのに、トイレに行っても勢いがなく、一気に出るのではなく細切れに出てしまいます。2回目以降は、勢いはないものの、なんとか普通に排尿できます。排尿は2時間~3時間に1回ペースです。今のところ大きな副作用はおきていませんが、排尿障害についてはその兆候が出つつあるように思います。

 

就寝はA.M1:00、起床はA.M7:00で、睡眠時間は6時間です。昔も今も変わりません。就寝前に排尿しますが、治療開始が始まってからいつもは朝7時ごろまでもつのに、最近 尿意で朝6時ごろ目覚めることがままあります。

排尿してから1時間で強烈に尿意を催すことが時々あります。数秒がまんすると尿意は止まります。排尿してから2時間以上経っていれば、がまんしてはいけないと思いますが、1時間位だと尿は大して溜まっていないと思うので、夜間排尿に繋がらないよう訓練してる次第です(笑)
放射線照射で尿管が敏感になっているため、尿がちょっとでもたまると、膀胱収縮がおこり尿意を催すらしいです。

 

治療開始から、以下の項目について、簡易日誌をつけています。2月度はほぼ毎日、同じ内容でした。なので、治療前半は大きな副作用はでておりません。

・尿回数/日:7回~8回          
・夜間回数:なし
・残尿感(0なし 1少し 2かなり):0
・便回数/日:1回
・便性状(1柔らか 2ふつう 3硬め):1
・下剤内服 酸化マグネシウム(朝 昼 夜 例:夜だけの場合、0-0-1):0-0-1
・排便時痛(0なし 1少し 2かなり):0
・出血(0なし 1排便時 2日常):0
・飲水状況:記録不要

 

放射線治療は、2か月間で延べ39回行います。1日1回、2Gy(グレイ)の放射線照射を行い、合計78Gyの放射線照射でがんを消滅させます。後半(残り21回)の放射線治療で、照射回数が増えてゆくにあたり、副作用は避けられないと思いますが、個人差もあるようなので、最小限に抑えられること願っています。

副作用を最小限にするためには、毎日の排便で直腸内に便やガスを残さない事、および 膀胱内に適正な尿を溜めておくことが必要です。

膀胱の大きさを一定にするために、治療開始60分前(私の場合90分前)に排尿しておきます。膀胱内の容量を一定にすることで前立腺の位置を安定させ、頻尿や排尿時の痛みなどの副作用が増強しないようにするためです。

前立腺付近にガス・便が溜まっていると、前立腺が 照射野(放射線を当てる範囲)から外れ、高い放射線量が直腸壁に当たり、血便などの副作用をおこしやすくなくなります。そのため、照射前にレントゲン写真で体の位置合わせとガスの便のたまり具合を確認します。

コロナ禍ですばやく検温できる予測式電子体温計は必需品です

 

コロナ禍で、感染拡大防止のため、何かにつけて体温を測定する機会が増えました。自宅においても検温する必要性が生じて、20秒で検温できる予測式のオムロンMC681電子体温計(けんおんくん)を購入しました。価格は税込で約2,000円。10秒や15秒で検温できる商品もありますが、当然ながら価格も少し高くなります。

病院の検温で電子体温計は何度か使ったことがありますが、検温時間が15秒~20秒と短く、検温に10分もかかる我が家の電子体温計とえらく違うのでびっくりした記憶があります。性能・価格・業務用?の違いとは思っていましたが、今思えば予測式電子体温計だった訳であります。

新型コロナウイルス対策として、病院や学校、スポーツクラブ・遊戯施設では、額の温度=体温であることから、サーマルカメラ(顔画像を捉えて瞬時に体温を表示)や赤外線体温計(額にハンドセンサーを近づけて測定)の非接触型の検温方法が導入されて、今では日常的に体温測定が行われるようになりました。

新型コロナ感染の初期症状は、発熱が伴うので検温は必須になります。コロナ禍では体温計の常備はしておきたいものです。37.5度超えるときは要注意です。

 

20秒ですばやく検温できるのはとても便利です。検温が終わると「ピッピッピッ」と電子音で知らせてくれますが、思いのほか小さい音なので、周りが騒々しいと聞き逃しそうです。一般的に実測式体温計において、正しく検温するには、体温の温度上昇がなくなる約10分間、ワキにしっかりと体温計を挟んで測定する必要があります(口の中では5分間)。

今回購入した電子体温計は、予測式ではありますが、実測式体温計としても使えますので、20秒後電子音が鳴っても、引き続き検温を続けると、体温の上昇がなくなると(約10分後:平衡温)、再び電子音で知られせてくれます(3分過ぎて2回目の電子音が鳴る前に抜くと体温は低く表示されます)

 

ちなみに、メーカー(テルモ)の検温に関する実態調査では、実測式体温計で10分間測っている人はわずか2%です。また、予測式電子体温計は実測式体温計としても使えますが、実測機能を使っている人は全くいないそうです~それはそうですよねぇ(笑)

体温計については、たまに風邪を引いたときなど、熱があるかなと確認のための時しか、使ったことがなく、今までの使用頻度は極めて少ないです。私の検温時間はいつも3分前後です。10分間もかけて検温したことは一度もありません。3分でも発熱時は大抵38.5度くらいありましたので、実際の体温はもっとあったのかもしれませんね。これからは予測式電子体温計でクリアできます。

 

予測式体温計のしくみは、検温開始から20秒間の体温の上がり方を分析・演算をして、10分後の体温を割り出しています。

※ 出典:オムロンヘルスケア

 

我が家には、今回購入した予測式電子体温計のほかに、実測式電子体温計アルコール式体温計各1本あり、計3本の体温計が揃いましたが、今後使うのは予測式電子体温計だけになりそうです。

前立腺がん治療日記06 生まれて初めての放射線治療の初日です

 

本日から、放射線治療の本番です。
2月1日から3月29日まで、延べ39回、土日祝を除き週5日の通院治療になります。

治療前に担当医D先生より、前立腺のMRI写真に、放射線の照射分布を重ねたキャプチャ画像で説明を受けました。色別に放射線強度を表しており、前立腺の外周付近の放射線は弱くすることにより、周辺部の臓器へのリスクを少なくし、前立腺がんの病変部には、強めの放射線を当てるIMRT(強度変調放射線治療)方式で治療をします。以下はそのサンプル写真です。

 


出典:HIPRAC

 

ネットを調べると殆どの病院が、前立腺がんの放射線治療中の飲酒は禁じていますが、治療中とはいえ晩酌は何十年も続けており、楽しみがなくなるので、念押しで「軽い飲酒はいけませんか?」と尋ねたところ、OKがでました。

とは言っても、治療中は飲酒量は少ない方がよろしいので、お酒をゲージで計っています。
食前酒に日本酒を100ml、食後酒にワイン80ml 合計180mlにしていますw

もっとも、放射線治療の副作用で血便や血尿が出たら、さすがに私も飲酒は控えるつもりです。
それらが出始めるのは治療後半にあたるので、それまでは晩酌をするつもりです。
ただ、ビールはガスが発生するのでNG、それ以外のお酒にしてくださいということでした。

現在、はげしい運動はできませんので、1時間で10km走るマラソンはやめ、30分の3kmウォーキングに切り替えています。また、週3回を週2回に回数を減らしてスポーツジムに通っています。

 

1月6日に、はじめて広島がん高度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)に来た時にも、説明がありましたが、放射線治療による副作用については、看護士さんより、再度説明がありました。治療期間中、毎日以下の項目について簡易日誌をつけることなりました。

・尿回数/日
・夜間回数
・残尿感(0なし 1少し 2かなり)
・便回数/日
・便性状(1柔らか 2ふつう 3硬め)
・下剤内服 酸化マグネシウム(朝 昼 夜 例:夜だけの場合、0-0-1)
・排便時痛(0なし 1少し 2かなり)
・出血(0なし 1排便時 2日常)
・飲水状況

 

  放射線治療を受ける前の準備  

・治療90分前に、排尿をして尿を溜めておく(人により60分前になることもあります)
・排便して直腸内に便を残さないようにしておく。この状況により前立腺の位置が変わります。

アンダーシャツとパンツ(ズボン下は穿いたままで、治療開始時に少し下げます)の状態で治療台に乗ります。事前に型とりしたコルセットで所定の位置に仰向けに寝ます。

  放射線治療の概要

最初は、CTで尿残留状態と直腸内の便の有無、且つ、前立腺が所定の位置にあることを確認して放射線の照射を始めます。前立腺の位置が安定するまで、事前確認の作業はしばらく続くそうです。毎回、前立腺の位置が安定していると分かれば、CT撮影は省略されるそうです。照射は10分位ですが、これら事前作業がはいると20分位になります。

手は胸の上に置き、お尻には力を入れないように、且つ 深呼吸はしないようにと言われました。
体をぐるりと囲んでいる円筒上の装置が、体が固定されている台は動きませんが、下半身あたり(前立腺がんの病変部)をめがけて、地球ゴマのように変幻自在に動きます。

前立腺がん治療日記05 2回のCT撮影により治療計画が決定しました

今年1月より、広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)の放射線科担当医D先生にお世話になっています。広島大学の出先機関なので、大学病院の泌尿器科F先生と連携をとって治療が進められます。(写真はHIPRACの診察券です)

前回(1回目CT検査) 排尿後60分では、膀胱の尿量が少なかったため、排尿後90分溜めた状態で、2回目CT検査に臨みました。検査の結果、膀胱の尿量はOKでしたが、直腸内の便が、前回はなかったのに、今回は少し残っていました。

毎日の便通はありますが、自分では出し切った積りでも、日によっては多少残ることはあるかもしれません。しかし、治療にあたっては残便がないようにする必要があるので、排便しやすくするため、酸化マグネシウム500mg錠を処方されました。下剤ではなく便を柔らかくする薬だそうです。毎夕食後1錠を服用することになりました。

前立腺は、膀胱の尿量や直腸の便の排泄状態・ガスの有無で、病変部の位置が変わります。
直腸に便・ガスが溜まっていると、照射野(放射線の当てる範囲)が外れて、高い放射線量が直腸壁に当たり、血便など副作用をおこしやすくなります。

2月1日から放射線治療開始(通算39回)になりますが、毎日の排便と治療開始90分前に排尿し、一定量の尿を溜めた状態で、通院治療を受けることになります。

 

  治療計画から治療開始の経緯と予定  

1月6日 オリエンテーション
担当医D先生(女医)より、治療に関する説明と今後の治療計画や排尿・排便コントロールについての説明。照射部位を安定させるための固定具の作成。

1月15日 治療計画用CT検査(1回目)およびMRI検査
固定具を装着し、検査開始 60分前に尿を溜めて、放射線の当て方をシミュレーションするためのCT・MRI撮影。CT検査結果は尿量が少なかったため、次回は尿を90分溜めて撮影。直腸に便・ガスは残っていなかったため、投薬調整は不要になった。

1月22日 治療計画用CT検査(2回目)
1回目同様、固定具をつけてCT撮影。90分の尿量でOKでしたが、便の方が少し残っていたため、酸化マグネシウム500mg処方。最終的に毎夕食後の投薬調整による排便コントロール決定。

2月1日 治療開始(週5日、計39回)
CTで、前立腺の位置が安定していることを確認して放射線照射(約10分間)
毎朝の排便と膀胱の大きさを一定にするために、治療開始時刻90分前に排尿し、膀胱内に尿をためておく。

前立腺がん治療日記04 広島がん高度放射線治療センターにて検査始まる

《 諸般の事情で一部記事が消滅しましたが、シリーズとしている記事のため、1月15日付記事を一部編集の上 再投稿したものです》

本日は、膀胱の尿量や直腸の便・ガスの状態を調べるためにCT撮影を行います。併せて、ホルモン治療中の前立腺がんの状態をMIR検査をするため、広島がん高度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)に行ってきました。

放射線照射する場合、周りの臓器へのリスクを少なくするためには、膀胱に適度な尿量と、直腸には便・ガス等がないことがベストだそうです。本日はその状態をチェックするために、CT撮影の始まる1時間前に排尿をし、1時間分溜まった尿量と直腸内の便・ガスなどの状態を調べます。

CT撮影は10分位で終了。続けてMRI検査も行いました。こちらは30分位かかりました。かなり派手な検査音がするのでヘッドフォンを装着します。

 

放射線治療は、1日1回、2Gy(グレイ)、週5日(平日のみ)行い、計39回行うと担当医D先生から説明がありました。放射線治療開始は、2月1日より毎回午後3時と決定。予定通り進めば、治療終了は3月25日ごろになります。

放射線治療は、IMRT(強度変調放射線治療)で行われますが、専用のコンピュータを用いて照射野の形状を変化させたビームを複数用いて、病変部(がん)の形に適した放射線治療を行う新しい照射方法です。しかし、治療はのりしろをつけて放射するので、周りの膀胱や直腸に全く当たらない訳ではありません。

放射線治療によって生じる副作用について

(1)急性期(治療中~終了後数週間まで)
治療後開始後、2~3週ほどすると排尿障害(勢いがない、途切れる、時間がかかる)、排尿回数の増加、排尿時痛、排便時の痛みや出血(痔の一時的悪化)などの症状がおきることがあります。

(2)晩期(放射線治療後3ヵ月以降)
膀胱炎(膀胱出血など)、尿道狭窄、直腸出血などが起きる可能性があります。

承諾書は、あくまで最悪の状態を想定し、患者から苦情や賠償を求められないよう、保険をかけている面もありますが、程度の差はあれ副作用は避けて通れないのでその心構えと覚悟は必要です。

副作用は、最小限に抑えられることに越したことはありませんが、放射線治療(放射線照射)の副作用を左右するのが、照射時の膀胱の尿量と直腸の便・ガスの有無が大事だという事であります。

 

担当医D先生から、CT撮影の診断結果の説明がありました。直腸に便・ガスはなく、毎日便通があるので、下剤や投薬による便・ガス調整は行わず、放射線治療を行うことになりました。
膀胱の尿量については、1時間分の尿量では少ないので、次回は CT撮影の始まる1時間30分前の排尿で臨むことになりました。

飲料回数を増やす調整もありますが、高齢になると喉の渇きがないと、飲料水は飲めない傾向があり、日常飲水で排尿後の時間を増やすことで適切な尿量になれば、治療期間中は、毎回1時間30分の尿量を溜めて臨むことになります。

MRI検査のほうは、まだデータが出揃っていなかったのか、説明はありませんでした。

前立腺がん治療日記03 4ヵ月でPSA値13.0から2.36まで下がった!

12月18日と21日に広島大学病院に行ってきました。
2013年7月~2020年7月の7年間は中電病院で経過観察~検査当初はPSA値4.1でしたが、年2回のPSA検査を行い、PSA値推移を見ながら経過観察をしていました。今年7月に PSA値13.2まで上昇したため、MRI映像を利用して病変部をピンポイントで採取できる大学病院にて3回目針生検の結果、前立腺がんが見つかりました。これを機に中電病院から広島大学病院に治療が委ねられました。

18日は、泌尿器科のF先生の診察日でした。8月からゾラデックス3.5mgデポ(4週間持続型製剤)9月にはゾラデックスLA10.8mgデポ(12~13週間持続型製剤)により、合わせて4ヵ月間のホルモン治療(男性ホルモンの働きをブロック)をしましたので、その治療結果のお話がありました。以下の通り、ホルモン治療4ヵ月で、PSA値13.00あったものが、なんとPSA値2.36まで下がりました。ホルモン治療は効果てきめんです。



広島大学病院(検査および治療経過)

2018年01月10日 PSA値8.10 (中電病院経過観察中、2回目針生検実施、この時は異常なし)
2020年07月17日 PSA値13.00 ng/mL
2020年08月04日 針生検(10カ所組織片を採取) 
2020年08月21日 1カ所から前立腺がん見つかる GS7(4+3)、T2c
2020年08月28日 ゾラデックス3.5mgデポ 腹部皮下注射(ホルモン治療開始)
2020年09月28日 PSA値9.05  ゾラデックスLA10.8mgデポ 腹部皮下注射
2020年12月18日 PSA値2.36  ゾラデックスLA10.8mgデポ 腹部皮下注射

 

引き続き、来年3月までホルモン治療が続きますが、今回の皮下注射で最後になります。
PSA値1.0以下に限りなく下がると思います。私の知り合いで同じく前立腺がんで、ホルモン治療中の先輩がいますが、PSA値0.01以下になりました。

但し、ホルモン治療は前立腺がんの増殖を抑えたり、病変部を小さくしますが、がんが消滅する訳ではありませんので完治することはありません。治療をやめればまた増殖しますので、放射線治療の併用が必要になります。

21日は放射線科のD先生です。泌尿器科と連携をとって治療を進めています。
前立腺がんの病変部は、順調に小さくなってきたので、来年1月から放射線科としての治療が始まります。ホルモン治療中はお酒もマラソンも普通通りやってきましたが、週5回、計38回の放射線治療中においての注意事項の説明がありました。

放射線治療の前半は、何の痛みも感じないが、後半になると排尿痛や残便感などお尻の痛みなど出るかもしれないとのことでした。前半はともかく治療後半は激しい運動は避けた方がよいので、ウォーキング程度ならよろしいということでした。またガスが直腸あたりにあると患部の補足がしにくくなるので、発泡酒や炭酸飲料は飲まないようにと注意がありました。ワインや日本酒などはよろしいそうです。治療中はマラソンをやめてウォーキングだけにしようと思います。晩酌はワインだけにするつもりです。

 

放射線治療は、広島大学病院内ではなく、その出先機関である広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)で治療を受けます。来年早々通院します。放射線科のD先生がこちらに来られて私の治療にあたります。ホルモン治療をしながら、放射線治療も併せて行うことになります。広島もコロナ禍で大変なことになっていますが、細心の注意は払いながら、完治を期して頑張ります。前立腺がんに関して少しでも参考になるようレポートしてゆきたいと思っています。

10万人当たりの新型コロナ感染者、東京・大阪より多い広島市

 

新型コロナ感染で広島市が大変なことになっています。
冒頭の記事は、今朝(12/19)の中国新聞に掲載されているものですが、直近で人口10万人当たりの広島市の新型コロナ感染者数は、全国20の政令指定都市で最多となったそうです。

集計は公表された直近1週間(12/9~12/15)のデータで行われてますが、集計結果は記事に掲載されている通り、広島38.93人は、大阪33.61人、札幌32.99人、名古屋、27.18人、東京26.22人をも抜いて最多となっています。毎日すごい数で新型コロナ感染者が増えているあの東京が5位なので、広島市の置かれている状況の深刻さが分かります。東京に住んでいなくてよかったと思っていましたが、広島の方がもっと凄いことになっているとはびっくりであります。

感染者数の絶対値だけをみていると、東京・大阪・札幌など多く感じますが、人口10万人当たりという同じ条件下での広島市の感染者数は、政府の分科会が示すステージ4(感染爆発)の指標の一つである25人を越えています。広島市の病床使用率は60%を超えており、都市規模を考えればすでに「医療崩壊が始まっている」と広島市医師会のコメントも頷けます。

 

12月18日の広島県新規感染者数は84人、うち広島市は59人。
4月中旬に全国に緊急事態宣言があり1ヵ月後に解除。その後しばらくはゼロ日が続き、7月~10月は17人~19人をピークとするなだらかな山がところどころにありましたが、11月下旬あたりから急増。12月3日から毎日25人を越える感染者数が発生しており事は深刻な事態です。基幹病院である広島市民病院や広島日赤病院からも院内感染者が出ました。

 

 

昨日、前立腺がん治療の定期診察ため、午前9時ごろに広島大学病院に行ってきましたが、各フロアは患者さんでいっぱいでした(治療内容は当ブログで紹介の予定です)。私も高齢者の一人なので、不要不急の外出は避けコロナ感染については気をつけれねばなりません。

 

外出機会としては、週3回のスポーツクラブ(午前中1時間半)と毎日カミさんにお供して食材の買い出しなどで2時間位付き合っています。ショッピングセンターについたら私は別行動です。人混みを避け、大抵はベンチに座って本を読むか、スマホでNerflixや格闘技系のYoutubeを見ます(^^♪

カミさんは買い出しも兼ねて、ウィンドウショッピングも好きなので、店内を歩くときは密にならないよう気をつけているようです。行く先々のマスク着用と消毒液による手洗い、帰宅してからの手洗い・うがいは必須です。

 

行きつけのスポーツクラブは、万全のコロナ感染対策はしていますが、来年は 前立腺がんの放射線治療があるのでジムの休会届も検討中です。館内施設の利用状況がアプリで確認できるようになっているので、ジムには利用者が少ない時間帯に行くようにしています。適度な運動や入浴は免疫性を上げる意味もあるので、感染は怖いですが正しく恐れながら、支障のない日常をおくるためにも、状況を見て判断したいと思っています。しかし、いろいろと大変な世の中になってきました。