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前立腺がん放射線治療終了後3年半経過、前回値よりさらに下がり PSA値0.033

2021年3月、前立腺がんの放射線治療終了後、3年6ヵ月が経過しました。前立腺がんの場合、外科手術(全摘)や放射線治療後は、経過観察として定期的にPSA検査が必要になります。私も治療後の最初2年間は広島大学病院にて3ヵ月毎に検査。検査値推移が安定していることもあり、その後は紹介された近所の泌尿器科医院にて、半年毎にPSA検査を行っています。

先日、その泌尿器科医院に行って検査をしてきました。この医院は大学病院の担当医で、1年半お世話になった先生です。その後 独立開業されました。開業されることは大学病院に在任中お聞きしていましたが、再会するとは思ってもいませんでした。大学病院担当医から開業された場合、こういう流れが、病状により医療分業として確立できているのだと思います。

大学病院ではその日のうちに検査結果が分かりますが、検査結果が分かるまで2時間近く待たされます。個人医院では検尿およびエコーによる前立腺のチェック(肥大はなく正常な大きさでした)の後、採血をして、PSA検査結果は翌日判明。待つことなく翌日以降の出直しだけでいいのでずいぶんと楽になりました。ここでは2回目のPSA検査になりますが、半年前の前回値より、さらに下がってPSA検査値0.033でした。おかげさまで順調に推移しています。ぼつぼつ下げ止まりになると思っていましたが、さらなる下降にびっくりです。

 放射線治療後のPSA値推移  

*2021/03/29 放射線治療終了(広島大学病院 HIPRAC)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06    PSA値 0.042

*2023/09/04    PSA値 0.040
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*2024/03/04 PSA値 0.041  開業医にてPSA検査
*2024/09/12 PSA値 0.033

PSA検査は68歳ごろからかかりつけの内科医院で行っていましたが、PSA値4.0を超えたとき、中電病院の泌尿器科担当医を紹介され、7年間経過観察した経緯があります。その後、PSA値13.2と危険領域となり、2回目の針生検をしたものの異常がありませんでした。

その後、前立腺のエコー映像とMRI画像と同期をとり、ピンポイントで病変部から採取できる技術をもつ広島大学病院を紹介されました。開業医の紹介から、中電病院とすべて広島大学医学部卒医師の連携となった訳です。結局、77歳(2020年8月)のとき、3回目の針生検で前立腺がんが見つかりました。

2021年2月1日~3月29日まで、広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、IMRT(強度変調放射線治療)による放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。詳細経緯は、当ブログ「前立腺がん治療日記01~15」を参照してください。治療を受ける方に、少しでも参考になればと思います。

近年、男性とって前立腺がんは罹患率の高い病気です。私の友人にも前立腺がんに罹り、手術した人が複数います。原因は、食生活の欧米化・高齢化・遺伝などありますが、まだ決定的な因果関係は分かっていません。前立腺がんの早期発見・治療することで完治可能な病気です。私もそうでしたが、PSA値が上昇しても自覚症状がなく、前立腺がんが発覚したときも同様、何の自覚症状もありませんでした。逆に、自覚症状がでたときは手遅れになります。60歳以上の人は、PSA検査を受けることをお勧めします。

前立腺がんに罹り、放射線治療又は全摘手術された芸能人は、間寛平さん、盈男さん、西川きよしさん、宮本亜門さん、三谷幸喜さんなどがいます。残念ながら前立腺がんで亡くなった著名人は、西郷輝彦さん(享年75歳)、守屋浩さん(81歳)、浜畑賢吉さん(81歳)、米長国雄さん(69歳)、三波春夫さん(77歳)、深作欣二さん(72歳)、先日訃報のあった 敏いとう(84歳)さんもそうです。

前立腺がんの多くは、外腺にできるので、隣接するリンパ腺や骨に転移しやすいのです。前立腺がんは、進行の遅いがんなのでほっておいても大丈夫とか、前立腺がんに罹っていても死亡原因は別の病気で亡くなることの方が多いと言われています。しかし、病状は人それぞれなので、転移した場合は全身に及ぶので確実に手遅れになります。私の場合、早期発見でしたので、放射線治療後、現在のところ順調に推移しています。

夫婦揃って夏風邪?約1週間で治ったが風邪と新型コロナの判別がつかない

9月初め(9/1~9/2)に夏風邪?をひきました。発熱があった訳でもなく、たまに軽い咳が出るくらいで、新型コロナの特徴的な症状である喉が痛い訳でもありません。食欲もいつもの通りありました。ただ、風邪をひきはじめ当初、若干悪寒がするのと発熱はないのに頭がずきずきすることがありました。その後体調はそれほど変わらず、体温は毎日、1日4回測りましたが、36.6度とずっと平熱でした。

軽い咳がたまに(1日に数回程度)でるので、風邪の引き始めの3日間は、念のため、家内と寝室は別の部屋にしました。私の場合、風邪薬は、風邪をひいても服用することはめったにないのですが、時が時なので、市販のベンザブロック1日分(3回)を服用したところ、咳が出なくなりました。服用はひとまずそれで終了。以降咳がでることはありませんでした。その後は寝室は共にしましたが、後で述べるように、この時点ですでに家内は私から風邪を貰い発熱状態でした。

私はその間いつもの通り週3回のスポーツジムでの1時間半のランニング・筋トレも休むことなく遂行。ビールの晩酌もいつも通りでした。

ところが、私から3日遅れで(9/3)カミさんが夏風邪を引きました。多分私がうつしたのかも。咳も出ないし喉も痛い訳でもありませんが、こちらは発熱で5日間37.6度の微熱がずっと続きました。カミさんもたまに風邪をひきますが、彼女も昔から風邪薬を服用しない人で、ただ絶食(2日間)してひたすら寝ているだけ。その間、水分も殆どとらないのに、やたらとおしっこがでます。

また、食べていないのに排便も3日くらい経ってどっとでます。その後急激に回復。不思議な体質なのです。今までも風邪をひいたときはいつもそんな感じで治ってしまいます。今回もセオリ通りの回復でした。

カミさんが寝込んでいる間の三食の食材購入や、食事の準備(家内は食べないので私の分だけ)食器洗いや食事・掃除はすべて私が当番。カミさんも風邪をひき始めてから、一週間後の9/9には平熱に下がりました。食事も少しずつ出来るようになり、9月10日現在、おかげさまで、カミさんも元気になりました。食事も普通に戻りました。

二人が夏風邪?をひいたわけですが、その間、ひょっとして新型コロナではないのかと頭をよぎりました。他人に迷惑をかけてはいけませんが、アマゾンや薬局から抗原検査キットが入手できるものの、検査結果が黒だったら、行動制約を受けるのが面倒というか、心のどこかで知りたくもないという感情もあり、検査による確認はしておりません。

ちなみに私は7回の新型コロナウイルスのワクチン接種はしておりますが、カミさんはアナフィラキシー体質のためワクチン接種は行っていません。なので家内が新型コロナ感染をしたら一貫の終わりです。その家内がいつもの風邪のごとく、軽症で済んだことは夏風邪ではないかと推測します。

夫婦での外出は1日1回、外出・帰宅時のマスク・手洗い・うがいは必ず実行しています。密なる場所も避けて行動もしています。私の場合、スポーツジムでは、マスクの未装着が増えてきていますが、私はマスク装着しています。我々夫婦の行動からは感染リスクはかなり低い筈なのですが、新型コロナのみならず、風邪のウイルスも空気中に散在していますので、体の免疫力や抵抗力が弱ったときも感染しやすいといいます。

新型コロナも風邪も、どちらもウイルスに起因しており、初期症状が似ているので区別がつきません。潜伏期間の違いや治癒期間の違いもあります。風邪の場合、ゆっくり症状がでて、4日~5日で治る場合が多いそうです。コロナの場合も軽症であれば、1週間で治るケースもあります。特に、高齢者や既往症のある人は、重症化する場合もあるので要注意です。

2020年から新型コロナウイルスは消滅した訳でもなく、今も感染者はあとをたちません。一時、第8波に突入か!というニュースも流れましたが、新型コロナ感染者数が2023年5月を最後に「全数把握」から「定点把握」に変り、リアルな感染者数発表がなくなり、感染実態にピンとこない面もあります。高齢者にとって、風邪をひいても命にかかわるコロナ感染も疑わなければならない世の中は異常ですね。原因を作った中華には腹立たしいです。

痔の出血と思っていたら前立腺がん放射線治療による晩期副作用?

上記写真は、自宅の近くにある医院から処方されたヘルミチンS坐剤(座薬)とヘモレックス軟膏です。2ヵ月分(各60個)あります。痔の症状を和らげ、炎症を抑えることを目的に1日1回就寝前に使用します。かなりの量あります。様子をみながら、1ヵ月分毎に処方してもいいのではないかと思うのですが、一度に60日分が処方されました。

数日前に排便したとき、お尻を拭いたチリ紙にいつもよりは真っ赤になった感があり、痔出血とは思われましたが、以前 痔の施術をお願いしたことがある医院に行き、診察して貰うことにしました。

また、前立腺がん放射腺治療前にも、大腸検査(2回目)をした医院でもあります。事前に大腸・直腸には異常ないことを担保するためです。治療後の副作用や別な要因による出血があったとしても、放射線による腸壁へのダメージがあるため、大腸検査は数年間できません。

診察の結果、前立腺がん放射線治療の晩期副作用だと言われました。痔出血もあるが放射線の当たった直腸(肛門のすぐ上部)部分にかなりの充血が見られるとのこと。そのため、診察時に使用した直腸内視鏡カメラの先端に血がついていることを先生が見せてくれました。

私 数十年来の痔主の為、11年前(2013年12月)にジオン(硫酸アルミニウムカリウム)注射による痔手術をして貰った大腸・肛門系の専門医院であります。別名 ALTA療法または痔核硬化療法とも言います。4段階による注射技法によって患部を硬化させ痔核を縮小させるものです。但し、結紮切除術に比べると再発率が高いとされていますので、再発の可能性はゼロではありません。

ジオン注射による治療後、問題なく順調に推移しました。排便は毎日ありますし、便の硬さも色も健康と言われている範疇にありました。直近の数年間でも、お尻を拭いたチリ紙にわずかに血がつくようなことは稀にありますが、出血は1日のみで、以降 出血が続くことはありません。

前立腺がん放射線治療は、2021年2月~3月の2ヵ月間(39回)受けました。副作用には急性期(治療中~終了後数週間)排尿障害・排尿回数の増加・排尿痛・排便痛と、晩期(治療後3ヵ月~2年)膀胱炎・尿道狭窄・直腸出血があります。晩期副作用は、経過観察(無治療)や内科的治療で済む程度のことが多いのですが、稀に内視鏡的での処置が必要になることもあるそうです。

放射線治療後、3年以上経過していますが、急性期や晩期において大きな副作用もなく順調に推移していると思っていました。晩期副作用で2ヵ月分の痔治療と同じ処方にはびっくりです(ジオン注射治療後に処方された座薬および軟膏と同じ、この時は90日間でした)。

今までと同様、今回の痔出血(直腸出血?)も1日のみでした。その後も便に血が混じったりすることもなく、便の色も正常です。出血の原因は判明したので、しばらく様子を見ようと思います。放射線治療による晩期副作用は無治療で改善することもありますので、せっかくの処方された座薬等ですが、出血もないので今のところ使わない積りです。

私が受けた放射線治療は、前立腺の形状に合わせてピンポイントで照射するIMRTという最新療法であり、膀胱や直腸など周りの臓器への影響を極力少なくしたものです。日本の医者は必要以上に薬を処方する傾向があります。もちろん、素人判断は禁物ですが、薬の効能や副作用はネットなどで調べることができます。薬の過剰投与は出来るだけ避けたいものです。

ランニング練習で「高齢者いきいき活動ポイント」1万円ゲット今年で4回目

厳密には、広島市の高齢者福祉事業である「高齢者いきいき活動ポイント」で奨励金1万円をゲットの予定です。この事業は、広島市内在住の65歳以上の高齢者が、自らの健康づくりや地域支援のために行う活動(いきいき活動)を奨励するためのもので、活動実績に基づき付与されるポイント数に応じて、奨励金を支給する事業です。

奨励金上限は1万円(100ポイント)ですが、おかげさまで私は毎年頂いております。そのためには100ポイント以上が必要になります。1日1回の活動内容によって1ポイント(自らの健康づくり・介護予防に取り組む活動)、2ポイント(特定健康診査の受診や地域の支え手になる一般的なボランティア活動)、4ポイント(広島市が指定する特定のボランティア活動)が貰えます。

私の場合、通っているスポーツクラブがいきいきポイントの活動団体に登録されていますので、ここでスタンプ(1日1回、1ポイント)が貰えます。対象期間は2023年9月1日~2024年8月31日ですが、週3回通っていますので、毎年4月末~5月中頃に100ポイントになります。

スタンプ押印のチェックが行われ(日付漏れ・スタンプの重ね押しや掠れなど)、郵送後 約1ヵ月後に「獲得されたポイント数のお知らせ」が届きます。提出前に自分でスタンプの押印等のチェックをしますが、不備でひっかかると1万円以下になることもあるので、念のため余分に5日分~7日分のスタンプを押した上で提出しています。

奨励金の振込口座を登録されている人は、スタンプ手帳を郵送してから約2ヵ月後(7月ごろ)に100ポイント以上あれば、上限の奨励金1万円が振り込まれます。

2020年9月スタートし、今年で4回目になります。年度によってポイント手帳の色が変ります。今年は青色です。健康維持のためにスポーツクラブに通っていますが、その上1万円も貰えるなんてありがたいことです。今後もずっと続きそうなので、有効に使わせて頂きたいと思います。

前立腺がん放射線治療後3年経過、PSA検査値0.041 順調に推移

2021年3月前立腺がんの放射線治療(ホルモン治療併用)を終了してから3年経過しました。その間経過観察として3ヵ月毎にPSA検査を行ってきました。治療後2年経過してから半年毎の検査になりましたが、おかげさまで順調に推移しております。

また、広島大学病院でのPSA検査結果は、順調に推移しているため、前回2023年9月を最後に、自宅から近い泌尿器科医院を紹介されました。今後はそちらでPSA検査をすることになりました。大学病院では採血からPSA検査結果は、その日の内に分かるのですが約2時間待たされます。開業医の場合は検査センターに出すので、採血したら待たされることなく、翌日以降に医院に出向けばよいのでとても楽です。

一昨日(3/4)紹介された泌尿器科医院に、はじめて行ってきました。私の担当医だったF先生が独立開業された医院ですが、ビル3階にあり待合室には30席くらい椅子が並び、正面には50インチの液晶TV、患者が自由に使えるタブレットが3台用意してあり、Wi-Fi環境も整っており、とても先進的な雰囲気のいい医院でした。患者さんも多かったです。

大学病院で最後の診断の際、開業される旨ご本人から聞いていました。1年半患者として接して以来2年間会っていなかったのですが、しっかり覚えていらっしゃいました。

採血2日後(3/6)、PSA検査結果を聞きに行きました。検査結果は、PSA値0.041でした。放射線治療の場合は、前立腺はそのまま残っているので、検査値はゼロにはなりません。あるところで下げ止まりになります。外科手術による全摘の場合は、前立腺がないのでPSA値はほぼゼロになりますが、全摘した人もPSA検査を行い経過観察をします。検査値は放射線治療よりさらに一桁小さくなり、0.008というふうに限りなくゼロに近くなります。

放射線治療の場合、2回の検査で連続してPSA値2.0以上、全摘手術の場合、 PSA値0.2以上で 再発と判断されます。

治療後ずっとPSA値は下がり続けてきましたが、今回、前回検査値0.040より、ほんのわずか上昇して0.041でした。私の場合 ここらが下げ止まりだと思われます。これからも半年毎のPSA検査は継続されます。

PSA検査とは、がんや炎症により前立腺組織が壊れると、PSA(タンパク質:腫瘍マーカー)が血液中に漏れて増加します。このPSA値が高くなるにつれて、前立腺がんの罹患率が高くなります。
PSA値10.1 以上の場合、前立腺がんの可能性が高く60%以上と言われています。正常値は 4.0以下です。前立腺がんの可能性がある 4.1~10.0グレーゾーンです。

前立腺がんは、男性の罹るがんとして、現在 第一位になっています。日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。前立腺がんは進行が遅いことで知られていますが、大腸・直腸・膀胱やリンパ腺と隣接している前立腺の外線に発生するので、自覚症状がでて気がついたときは手遅れになります。

前立腺がんは早期発見すれば100%治るがんです。5年・10年生存率もほぼ100%であります。私の友人にも前立腺がんに罹っている人が数人います。意外に多いのにびっくりします。60歳過ぎたらPSA検査を受けることをお勧めします。私は65歳のときPSA値が4.0を超えたのを機に、以降半年毎に検査を続けていましたが、加齢と共に上昇していました。

良性の前立腺肥大は前立腺の内線(尿道側)に発生するので、頻尿や排尿困難等の自覚症状がありますが、悪性である前立腺がんは、私の場合もそうでしたが、外腺に発生するので自覚症状が全くありません。

前立腺がん発覚 

*2020年7月 PSA値 13.0
*2020年8月 3回目の針生検で、10カ所の組織片採取の内、1カ所に前立腺がん

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで、IMRT(強度変調放射線治療)による放射線治療を延べ39回(78Gy:グレイ)を受けました。

放射線治療と併用したホルモン治療は、2020年9月1日~2021年3月末まで7カ月間継続。放射線治療中の2か月間は、ホルモン治療と重なりました。ホルモン治療は、精巣(睾丸)からの男性ホルモン(テストステロン)の分泌を抑制するゾラテックスというお薬を使います。

ゾラテックスは、1回の注射で4週間(28日)効果が持続するタイプと12~13週間効果が持続する二種類あります。前腹部の皮下に注射します。継続投与によって手術による精巣を摘出したときと同じレベルの低テストステロン状態を維持させます。睾丸が70%くらいに小さくなるそうです。

男性たるものいくつになってもスケベーですが、ホルモン治療以降 エロい映像やグラマーな女性を見ても何も感じません(笑)それ以前に見たい気持ちすらありませんw

 放射線治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療終了(ホルモン治療も終了)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06    PSA値 0.042

*2023/09/04    PSA値 0.040
*2024/03/04 PSA値 0.041

白内障手術から6ヵ月経過、ブロナック点眼液からやっと解放されました

昨年7月半ばに、両眼の白内障手術(7/6左目、7/13右目を手術)してから6ヵ月経過した為、本日手術を行った眼科医院へ検診に行ってきました。術後1ヵ月毎の経過観察も手術結果は良好であり、今回の検診結果も順調に推移、本日よりブロナック点眼薬から解放されました。

白内障手術後には、何種類かの点眼液を使います。術後翌日から5日間は、感染防止・炎症防止のため、抗生物質の服用と共に、3種類の目薬を5分間隔で点眼し、4時間~5時間おきに1日4回点眼しました。約1ヵ月後には、3種類の2種類を使いきり、残り1種類のみ1日4回の点眼を1ヵ月間継続。

さらに術後3ヵ月位から軽めの点眼液ということで、上記写真のブロナック点眼液(抗炎症作用)に替えて、1日朝夕2回の点眼を継続。昨年11月末に最後の投薬を受けましたが、年が明けて本日をもって使い切り、検診を受けた次第。

先生の指示なので一応続けましたが、術後6ヵ月間の点眼は、少々長すぎる感はありました。実は、白内障手術を受ける患者に対して、術前 先生の説明と共に貰う小冊子の中に、「術後の目薬は3ヵ月~半年間くらいは続けるので、医師から指示あるまで勝手に中止しないでください」という一節がありましたので、大事な目のことでもあり遵守しました。

ネット上では、白内障手術後の目薬の点眼期間について調べたところ、どの眼科医も最低3ヵ月間必要というものでした。また、目薬は必要なくなったら止めるというのが基本であるとも。6ヵ月間も点眼を続けるという説明は、ネット上どこにも見当たりませんでした。今更ですが、そう考えると3ヵ月間というのが定説のように感じました。

長く続ければ副作用が出る場合もあるという説明もあり、幸い私の場合 自覚するような副作用はありませんでしたが、点眼を続けながら、一体 どっちが正しいのだろうか?と思うこともありました。白内障の手術受けた眼科医院は、広島市内では腕がいいという評判の先生でもあります。なので、経験則からの体得した説明なのでしょうから、医師それぞれかもしれません。

しかしながら、3ヵ月で点眼を止めても問題はなかっただろうと思います。悪くはとりたくありませんが、過剰診療により、利益を上げようとする医師もいるので、素人が判断するのはむずかしいところです。本日の定期検診で、術後半年経った現在、 両眼共 視力1.2を維持しています。視力は一応落ち着いたと思われます。

おかげ様で視力は回復したものの、担当医師から高齢のため、新たに視野検査もやった方がいいと言われ、3ヵ月後に予約をとるように言われました。2年前にも視野検査をしましたが、特に問題はありませんでした。急ぐものであれば検査は早くした方が良いと思いますが予約は3ヵ月後。先生も急ぐ必要はないみたいな説明だったので、儲けるために、色々口実をつけて過剰診療にもってゆくのかなと思ってしまいました。

80歳過ぎると健康診断を受けてはいけないという論評もあります。不必要な検査(過剰診療)で、病気でもないのに病気を作ってしまい、不必要な投薬などされたらかないません。眼科は今までご縁がなかったので、診断・診療について判断しかねるところがあります。

しかし、高齢になると緑内障という失明に繋がる病気でもあり、早期発見の観点から定期的な検査は必要かもしれないので、今回は受けることにしました。

最後になりましたが、白内障手術はしてよかったと思います。術後は目に飛び込んでくる世界が一変します。手術中は痛みもなく15分~20分で終了、私もそうでしたが日帰りも可能です。昔は大病院でないと出来ない手術ですが、開業医でも十分な技術をもっており、安心して受けられる成功率の高い手術ですので、ぜひお勧めしたいです。

週3回のランニング爺も腰痛で走れず、再び座骨神経痛(脊柱管狭窄症)?

年を重ねてくるといろいろガタがくるようです。同世代の高齢者と比べると元気のいい方だと自負していましたが、80歳超えると自分では元気がいい積りでも、気持ちとは裏腹に体力は確実に落ちてくるようです。

実は、1週間前ごろから急に骨盤の後ろあたりが痛くなりました。じっとしている分には痛みはそれほど感じないのですが、椅子から立ち上がるときや寝床から起き上がるときなど痛みが走ります。腰に一番負担がかかる中腰状態になったときが一番痛みます。一瞬腰が抜けそうになるときもあります。

激痛というほどではないのですが、けっこうな痛みではあります。正常なときは何も感ずることなく普通に立ち上がれていたのに、椅子から立ち上がるとき腰のうしろの筋肉をこれほどまでに使っているのかと実感します。腰痛は無縁だったので、健康であることの大事さを痛感します。

年末になって痛みがひどくなってもいけないので、近所にある行きつけの整形外科に行ってきました。腰のレントゲン写真を撮られましたが、診断の結果は腰あたりの脊椎(背骨)変形しているものの、高齢者に見られる一般的な現象でまだマシの方だと言われました。脊椎の変形はありますが、椎間板ヘルニアではなさそうです。神経部分はMRIでないと分かりませんが、圧迫骨折でもありません。ランニングなどによる腰部の筋肉炎症ということで、28日分の湿布薬を処方して貰いました。ひどくなるようであれば電気治療もあると言われました。

前屈・後屈によって痛みが増すようなことはないので、脊柱管狭窄症ではないと思われます。実は、今年4月半ばに、臀部筋肉炎(梨状筋症候群)による座骨神経痛(病名ではなく下肢に現れる症状の総称)で、夜中に数時間 左臀部から下肢の痛みで大変な思いをしました。脊柱管狭窄症によるものではなかったので、ストレッチや屋外ウォーキングにより短期間で治りました。

1ヵ月半で治癒しほっとしていたのに、今回は腰痛でありますが、時々左足にも痛みがありますので、ただの筋肉炎症ではなく座骨神経痛を伴っているようにも思えます。40代のときにも座骨神経痛に罹ったことがあり、こちらは治癒までに1年半かかりました。痛みに悩まされましたが、最終的に治療と言うより、ほっておいたらいつの間にが治った感じです。

ニ度の座骨神経痛の他に、以前 頚椎ヘルニア(70代)、四十肩・五十肩(40代と70代に右肩と左肩)にも罹患しました。しかし、医師の治療方法ではなかなか改善せず、結局 ストレッチで治した経緯があります。

今回の腰痛は、12/9 (土) <メモしていたので>が始まりでしたが、12/13 (水) 屋外にて約9kmのランニング練習。この時は思ったほど痛みもなく走ることはできました。12/15(金)屋内練習でしたが、いつも40分間のランニングをするのに、腰の痛みで長時間走ることができず10分間ランニングと20分間のウォーキングで終了。

今のところ、夜中に痛みで目が覚めるようなことはなく、軽症のようにも思えます。年内は体調の様子を見ながら無理をせず、ウォーキングまたはランニングメニューを適度に切り替えながら練習をしたいと思います。

白内障手術して4ヵ月経過しました まだ目薬の点眼を継続中です

白内障手術後、4ヵ月が経過しましたので、定期検診に行ってきました。ほぼ1ヵ月毎に行っています。現在は、冒頭写真に紹介しているブロナック点眼液のみを、1日2回(朝夕)点眼しています。

先生の検診前に、必ず眼底検査はじめ3種類の検査を行い、最後に視力検査をします。視力検査は、術後からずっと、左目1.2、右目1.0の視力をキープしています。左目の方が少し良く見えるようです。11月初めには自動車免許更新の視力検査も無事パスしました。

術後、目薬の点眼は3ヵ月~6ヵ月は必要のため、医師の指示に従うようにと術前に説明がありました。勝手に中止しないようにとも。

今回の検診で術後の経過は順調である旨、先生より説明がありました。さらに1ヵ月分のブロナック点眼液を処方され、無くなったら検診に来るようにと指示ありました。現在点眼している目薬が約半分残っていますので、来年1月半ば位はもちそうです。

術後の目薬は、当初3ヵ月位で終わるかなと思っていましたが、この分だと6ヵ月間は予定通り継続するみたいです。ネット上では、この点眼液は3ヵ月位で終了するようなことが紹介されていましたが、術後経過は順調でもあり、先生より勝手に中止してはいけないと言われいるので、このまま点眼は続けようと思います。眼科医によってそれぞれだと思いますし、医師の指示に従うほかありません。

ちなみに白内障手術は、左目が7月6日、右目が7月13日に行いました。直近の検診は11月14日でしたので、さらに処方された目薬で、術後6ヵ月にあたる1月半ばまでもちそうです。多分そこで点眼は終了と思われます。

目薬を数ヵ月以上点眼するのは生まれてはじめてですが、意外に正しい点眼方法を知らない人が多いようです。看護婦さんからも説明ありましたが、目薬をさして目をバチパチするのはよくありません。下の瞼を軽く引いて、「あっかんべぇ」をして目薬の容器の先が、目のふちやまつげに触れないようにを一滴点眼します。点眼後は目を約1分間閉じます。溢れた目薬は清潔なティッシュで拭き取ります。

目薬を数滴入れても、溢れるだけで意味がありません。また、目をパチパチすると涙腺を通して鼻の方へ流れ込み効果が薄れます。

加齢による飛蚊症 突然の発症にびっくり!諦めるしかなさそうです

7月半ばに、両眼の白内障手術をしまして3ヵ月、術後のメンテナンスとして、目薬の点眼を続けています。術後経過は順調に推移しており、ほどなく目薬もしなくてもいい時がくる段階ですが、そんな折に、ある日突然 右目のほうに、明るいところや白い壁など見つめたとき、目の前にもやっとした虫(浮遊物)のようなものが、飛んでいるように見えることがおきました。視線を動かしても一緒に動くので浮遊物を直視することはできません。瞬きをしても消えません。

経験はありませんでしたが、「飛蚊症」のことは知っていたので、多分そうだろうと思いました。一種の生理的な老化現象で、年をとってくると個人差はありますが、発症することがあるそうです。しかし、ある日突然におこるとはびっくりです。昨日まで何ともなかったのに、翌日急に右目の中に小さな浮遊物が現れ、その後ずっと続いている状態です。

老化による飛蚊症は、生理現象であり症状が進まない限り、あまりに気にしなくてよいと理解しています。ただ、原因が病的な要因によるものである場合は、失明や重篤な症状に発展することもあり、素人の判断は禁物なので眼科医の診断が必要です。

やはり心配なので、白内障を手術した眼科医院に行って診断して貰いました。眼底検査ほか診断に必要な写真を何枚か撮られました。その後、瞳孔を開く目薬を点眼し、30分後に先生が眼球内をルーペでチェック。診断結果は、眼底にある網膜の状態は正常あり、硝子体の中央に浮遊物がありそれが網膜に映り込んでいるとのこと。原因は加齢によるものと判明したため、治療の必要はないそうです。うっとしいですが、ほっとくしかありません。病的な原因でなかったことにほっとしました。

うちのカミさんも60代のころ眼科で飛蚊症と診断され、私と同様なことを言われ、これから一生眼の中で蚊が飛ぶのかと思うと、憂鬱だったと言っていましたが、あれから10年以上経った現在、気にならないというか見えなくなったと言っています。

眼球の大部分は、ゼリー状の透明な物質がつまっている硝子体で占められています。外からはいる光は、角膜と水晶体を通して、この硝子体を通過して網膜まで達します。ところが、硝子体に何らかの原因で「濁り」が生じると、明るいところでみたときに、その濁りの影が網膜に映り、眼球の動きと共に揺れ動き、あたかも虫や糸くずなどの「浮遊物」が飛んでいるように見えるので、飛蚊症として自覚されます。

私の場合、77歳から80歳にかけて、前立腺がん、白内障、そして今回の飛蚊症~いずれも加齢によって罹患した病ばかりです。自分では元気なつもりでも、老化現象はさけて通れません。しかしながら、医学の進歩のおかげで病もクリア、毎日元気に過ごしています。年々、青春時代を過ごした昭和のヒーローが逝ってしまい、昭和が遠くなりつつありますが、良き時代を懐古しつつ、まだまだ人生をエンジョイするつもりです。

新型コロナウイルスワクチン7回目を接種、副反応なし(広島市)

先日(10/14)、新型コロナウイルスワクチン7回目の接種(モデルナ)に行ってきました。今までは、瀬戸内海やヨットハーバー等、海に隣接した複合型商業施設である中四国地区最大級のモール「広島マリーナホップ」内のマリモホールで接種をしていましたが、今回は、日本通運広島支店の倉庫一角を借りた集団接種会場でした。集団接種会場として以前はあった「広島マリーナホップ」は無く以下の4会場となっています。ファイザーはNTTクレドホールのみ。接種は毎日ではなく週後半になっています。

 新型コロナウイルスワクチン集団接種会場(広島市) 
*NTTクレドホール(ファイザー)木・金・土・日
*日本通運株式会社広島支店西広島倉庫(モデルナ)木・金・土
*イオンモール広島祇園(モデルナ)木・金・土・日
*マクロスプラザ高揚(モデルナ)木・金・土

午前10時半の予約でしたが、少し早めに一時待機場所に集められ、10時15分から受付が始まり、本人確認、チェックシート内容確認、体温測定、医師面談、ワクチン接種、接種後の15分間の待機を含めても、10時40分には終了しました。

7回目のワクチン接種ともなると敬遠する人もいるかと思うのですが、私の周りにいる高齢者は意外に接種を受ける人が多かったです。今回の接種は、感染者が多いオミクロン株(XBB.1.5)に対応した1価ワクチン(XBB対応ワクチン)なので、アナフィラキシー体質の人は別として、特に高齢者はワクチン接種を受けた方がよろしいと思います。

目的は重症化予防ですが、感染や発症の予防については、接種後 比較的早い時期に効果が低下すると考えられているものの、重症化の予防については、長く継続すると言われています。ファイザー社もモデルナ社もXBB対応ワクチンですので効果は同じです。

今回は希望するすべての人を対象にオミクロン株に対応したワクチン接種が無料で行われていますが、無料接種は今回が最後になります。次回の接種から有料となります。

 私の新型コロナワクチン接種歴
1回目 2021年06月 12歳~ファイザー 従来型
2回目 2021年07月 12歳~ファイザー 従来型
3回目 2022年02月 モデルナ 従来型
4回目 2022年07月 モデルナ 従来型
5回目 2022年11月 12歳~ファイザー BA4/5
6回目 2023年05月 12歳~ファイザー BA1
7回目 2023年10月 6歳~モデルナXBB.1.5

7回目ワクチン接種後の副反応はありませんでした。ただ、注射箇所の筋肉痛が2日間ありました。接種当日の体温も発熱することなく、夕食後計ったところ、36.5℃と平熱でした。過去6回の接種においても副反応や発熱はありませんでした。但し、接種日を含めた2日間は、マラソンなど激しい運動は避けました。接種当日ビールの晩酌は致しました(笑)


尚、新型コロナワクチン接種証明書アプリには、接種当日(10/14)の夕方、再発行(更新)をすると、7回目の接種証明は反映していましたが、広島県広島市長の発行日は翌日になっていました。