昨年10月末ごろから、4ヵ月経った現在も腰痛がとれません。厳密には骨盤の後ろと右のお尻の痛みです。ガマンできない痛みではないのですが、体の動きによって座骨神経痛のような神経痛(筋肉痛ではなく)が出ます。痺れはありません。ネットで該当の症状を調べたら、仙腸関節炎の症状に似ています。仙腸関節炎とは、骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節に炎症が生じる疾患で、腰や臀部、お尻、鼠径部(足の付け根)、脚などに痛みを引き起こします。
就寝時、長時間上向きで寝ていると骨盤後ろの痛みで目が覚めます。寝返りをうっても骨盤の鈍痛がしばらく残ります。時間経過と共に痛みは軽減はします。無意識に寝返りを打ちながら朝までもったとしても、起床時は腰(骨盤)の痛みでスムーズに起きれません。一旦四つん這いで鏡台の角に手を置き立ち上がります。前かがみになると腰が痛くしばらくは洗顔もできません。1時間位経過すると90度以上の前屈が可能になり洗顔もできます。これが4ヵ月間続いています。
寝相によっては起床時腰が痛くなることはあっても、健康体であればすぐ治るものです。ヘルニアや脊柱管狭窄症のような痛みではなく、前屈や後屈で痛みが増すこともありません。1時間位連続で歩いても痛みが出る訳でもありませんので、軽症の部類ではあると思います。症状は悪くもなっていませんが良くもなっていません。
慢性化してもいけないので、本日 自宅から車で10分位のところにある整形外科医院に行ってきました。自宅の近くに歩いて行ける整形外科医院もあるのですが、スポーツ障害も扱っているということで、今回は病院を変えてみました。たくさんの患者さんがいて1時間少々待たされましたが、物腰が柔らかく感じ良い先生でした。骨盤と股関節周り、背骨のレントゲン写真を5枚撮られました。うまく説明できませんが、骨盤や股関節など骨と骨との接合部や関節(軟骨)の隙間が、左右アンバランスで、隙間の狭い方(右側)にひずみが発生していることのようです。
右側股関節の軟骨の隙間が狭くなっていて、股関節障害が起きる一歩手前だそうです。股関節の痛みはありませんが、その歪が右のお尻の痛みに繋がっているとも言われました。
また背骨が捻じれていると言われました。昨日今日の話ではなく長いことかけてなったのだろうと。レントゲン写真をみると真後ろからみて背骨が蛇行しているみたいでした。マラソンで走っているときラン友から体が傾いているとか右肩が下がっているとかよく言われていたので納得です。自分では分からずこれはどうしようもありません。その歪み(体幹の捻じれ?)が痛みを誘発しているみたいな?説明でした。先生からマランソンは骨盤や股関節にダメージを与えるので、辞めた方がいいと言われました。
65歳から18年間、健康維持を目的にマラソンを続けてきましたが、有酸素運動を断念せざるを得ません。但し、ウォーキングはよろしいということでした。右のお尻の痛みの症状を改善するためにはリハビリ的な整体?を施すことを勧められましたが、予約時間がまちまちなので、今よりひどくなるようだったら検討することし、ひと先ず骨盤の痛みをとるため28日分の湿布薬と毎日の電気治療(10分間)をやってみようということになりました。
18年間続いたマラソンは打ち切りとします。今年83歳になるので体力にガタがきており、残念ながら潮時かもしれません。