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前立腺がん治療日記04 広島がん高度放射線治療センターにて検査始まる

《 諸般の事情で一部記事が消滅しましたが、シリーズとしている記事のため、1月15日付記事を一部編集の上 再投稿したものです》

本日は、膀胱の尿量や直腸の便・ガスの状態を調べるためにCT撮影を行います。併せて、ホルモン治療中の前立腺がんの状態をMIR検査をするため、広島がん高度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)に行ってきました。

放射線照射する場合、周りの臓器へのリスクを少なくするためには、膀胱に適度な尿量と、直腸には便・ガス等がないことがベストだそうです。本日はその状態をチェックするために、CT撮影の始まる1時間前に排尿をし、1時間分溜まった尿量と直腸内の便・ガスなどの状態を調べます。

CT撮影は10分位で終了。続けてMRI検査も行いました。こちらは30分位かかりました。かなり派手な検査音がするのでヘッドフォンを装着します。

 

放射線治療は、1日1回、2Gy(グレイ)、週5日(平日のみ)行い、計39回行うと担当医D先生から説明がありました。放射線治療開始は、2月1日より毎回午後3時と決定。予定通り進めば、治療終了は3月25日ごろになります。

放射線治療は、IMRT(強度変調放射線治療)で行われますが、専用のコンピュータを用いて照射野の形状を変化させたビームを複数用いて、病変部(がん)の形に適した放射線治療を行う新しい照射方法です。しかし、治療はのりしろをつけて放射するので、周りの膀胱や直腸に全く当たらない訳ではありません。

放射線治療によって生じる副作用について

(1)急性期(治療中~終了後数週間まで)
治療後開始後、2~3週ほどすると排尿障害(勢いがない、途切れる、時間がかかる)、排尿回数の増加、排尿時痛、排便時の痛みや出血(痔の一時的悪化)などの症状がおきることがあります。

(2)晩期(放射線治療後3ヵ月以降)
膀胱炎(膀胱出血など)、尿道狭窄、直腸出血などが起きる可能性があります。

承諾書は、あくまで最悪の状態を想定し、患者から苦情や賠償を求められないよう、保険をかけている面もありますが、程度の差はあれ副作用は避けて通れないのでその心構えと覚悟は必要です。

副作用は、最小限に抑えられることに越したことはありませんが、放射線治療(放射線照射)の副作用を左右するのが、照射時の膀胱の尿量と直腸の便・ガスの有無が大事だという事であります。

 

担当医D先生から、CT撮影の診断結果の説明がありました。直腸に便・ガスはなく、毎日便通があるので、下剤や投薬による便・ガス調整は行わず、放射線治療を行うことになりました。
膀胱の尿量については、1時間分の尿量では少ないので、次回は CT撮影の始まる1時間30分前の排尿で臨むことになりました。

飲料回数を増やす調整もありますが、高齢になると喉の渇きがないと、飲料水は飲めない傾向があり、日常飲水で排尿後の時間を増やすことで適切な尿量になれば、治療期間中は、毎回1時間30分の尿量を溜めて臨むことになります。

MRI検査のほうは、まだデータが出揃っていなかったのか、説明はありませんでした。

前立腺がん治療日記03 4ヵ月でPSA値13.0から2.36まで下がった!

12月18日と21日に広島大学病院に行ってきました。
2013年7月~2020年7月の7年間は中電病院で経過観察~検査当初はPSA値4.1でしたが、年2回のPSA検査を行い、PSA値推移を見ながら経過観察をしていました。今年7月に PSA値13.2まで上昇したため、MRI映像を利用して病変部をピンポイントで採取できる大学病院にて3回目針生検の結果、前立腺がんが見つかりました。これを機に中電病院から広島大学病院に治療が委ねられました。

18日は、泌尿器科のF先生の診察日でした。8月からゾラデックス3.5mgデポ(4週間持続型製剤)9月にはゾラデックスLA10.8mgデポ(12~13週間持続型製剤)により、合わせて4ヵ月間のホルモン治療(男性ホルモンの働きをブロック)をしましたので、その治療結果のお話がありました。以下の通り、ホルモン治療4ヵ月で、PSA値13.00あったものが、なんとPSA値2.36まで下がりました。ホルモン治療は効果てきめんです。



広島大学病院(検査および治療経過)

2018年01月10日 PSA値8.10 (中電病院経過観察中、2回目針生検実施、この時は異常なし)
2020年07月17日 PSA値13.00 ng/mL
2020年08月04日 針生検(10カ所組織片を採取) 
2020年08月21日 1カ所から前立腺がん見つかる GS7(4+3)、T2c
2020年08月28日 ゾラデックス3.5mgデポ 腹部皮下注射(ホルモン治療開始)
2020年09月28日 PSA値9.05  ゾラデックスLA10.8mgデポ 腹部皮下注射
2020年12月18日 PSA値2.36  ゾラデックスLA10.8mgデポ 腹部皮下注射

 

引き続き、来年3月までホルモン治療が続きますが、今回の皮下注射で最後になります。
PSA値1.0以下に限りなく下がると思います。私の知り合いで同じく前立腺がんで、ホルモン治療中の先輩がいますが、PSA値0.01以下になりました。

但し、ホルモン治療は前立腺がんの増殖を抑えたり、病変部を小さくしますが、がんが消滅する訳ではありませんので完治することはありません。治療をやめればまた増殖しますので、放射線治療の併用が必要になります。

21日は放射線科のD先生です。泌尿器科と連携をとって治療を進めています。
前立腺がんの病変部は、順調に小さくなってきたので、来年1月から放射線科としての治療が始まります。ホルモン治療中はお酒もマラソンも普通通りやってきましたが、週5回、計38回の放射線治療中においての注意事項の説明がありました。

放射線治療の前半は、何の痛みも感じないが、後半になると排尿痛や残便感などお尻の痛みなど出るかもしれないとのことでした。前半はともかく治療後半は激しい運動は避けた方がよいので、ウォーキング程度ならよろしいということでした。またガスが直腸あたりにあると患部の補足がしにくくなるので、発泡酒や炭酸飲料は飲まないようにと注意がありました。ワインや日本酒などはよろしいそうです。治療中はマラソンをやめてウォーキングだけにしようと思います。晩酌はワインだけにするつもりです。

 

放射線治療は、広島大学病院内ではなく、その出先機関である広島がん高精度放射線治療センター(HIPRAC:ハイプラック)で治療を受けます。来年早々通院します。放射線科のD先生がこちらに来られて私の治療にあたります。ホルモン治療をしながら、放射線治療も併せて行うことになります。広島もコロナ禍で大変なことになっていますが、細心の注意は払いながら、完治を期して頑張ります。前立腺がんに関して少しでも参考になるようレポートしてゆきたいと思っています。

10万人当たりの新型コロナ感染者、東京・大阪より多い広島市

 

新型コロナ感染で広島市が大変なことになっています。
冒頭の記事は、今朝(12/19)の中国新聞に掲載されているものですが、直近で人口10万人当たりの広島市の新型コロナ感染者数は、全国20の政令指定都市で最多となったそうです。

集計は公表された直近1週間(12/9~12/15)のデータで行われてますが、集計結果は記事に掲載されている通り、広島38.93人は、大阪33.61人、札幌32.99人、名古屋、27.18人、東京26.22人をも抜いて最多となっています。毎日すごい数で新型コロナ感染者が増えているあの東京が5位なので、広島市の置かれている状況の深刻さが分かります。東京に住んでいなくてよかったと思っていましたが、広島の方がもっと凄いことになっているとはびっくりであります。

感染者数の絶対値だけをみていると、東京・大阪・札幌など多く感じますが、人口10万人当たりという同じ条件下での広島市の感染者数は、政府の分科会が示すステージ4(感染爆発)の指標の一つである25人を越えています。広島市の病床使用率は60%を超えており、都市規模を考えればすでに「医療崩壊が始まっている」と広島市医師会のコメントも頷けます。

 

12月18日の広島県新規感染者数は84人、うち広島市は59人。
4月中旬に全国に緊急事態宣言があり1ヵ月後に解除。その後しばらくはゼロ日が続き、7月~10月は17人~19人をピークとするなだらかな山がところどころにありましたが、11月下旬あたりから急増。12月3日から毎日25人を越える感染者数が発生しており事は深刻な事態です。基幹病院である広島市民病院や広島日赤病院からも院内感染者が出ました。

 

 

昨日、前立腺がん治療の定期診察ため、午前9時ごろに広島大学病院に行ってきましたが、各フロアは患者さんでいっぱいでした(治療内容は当ブログで紹介の予定です)。私も高齢者の一人なので、不要不急の外出は避けコロナ感染については気をつけれねばなりません。

 

外出機会としては、週3回のスポーツクラブ(午前中1時間半)と毎日カミさんにお供して食材の買い出しなどで2時間位付き合っています。ショッピングセンターについたら私は別行動です。人混みを避け、大抵はベンチに座って本を読むか、スマホでNerflixや格闘技系のYoutubeを見ます(^^♪

カミさんは買い出しも兼ねて、ウィンドウショッピングも好きなので、店内を歩くときは密にならないよう気をつけているようです。行く先々のマスク着用と消毒液による手洗い、帰宅してからの手洗い・うがいは必須です。

 

行きつけのスポーツクラブは、万全のコロナ感染対策はしていますが、来年は 前立腺がんの放射線治療があるのでジムの休会届も検討中です。館内施設の利用状況がアプリで確認できるようになっているので、ジムには利用者が少ない時間帯に行くようにしています。適度な運動や入浴は免疫性を上げる意味もあるので、感染は怖いですが正しく恐れながら、支障のない日常をおくるためにも、状況を見て判断したいと思っています。しかし、いろいろと大変な世の中になってきました。

年1回の胃カメラ(胃内視鏡検査)を受けてきました

 

本日、年1回の胃カメラ(胃内視鏡検査)を受けてきました。

毎年、かかりつけのお医者さんで健康診断を受けています。胃カメラでは、胃だけでなく咽頭・食道や十二指腸もチェックします。
加齢によるがんも増えているそうで、厚労省の発表によると、日本人の2人に1人が生涯でがんになり、3人に1人ががんでなくなるそうです。健康寿命を延ばしたい場合、がんの早期発見、早期治療は必須ですね。

20代の頃、ウイスキーのストレートを空きっ腹で飲んでいたせいで、十二指腸潰瘍をやったことがあります。潰瘍は治ったものの、その名残りで十二指腸が変形したままになっていますが、胃ともども潰瘍もなく正常でありました。咽頭・食道も大丈夫でした。

 

経口胃カメラの場合、すごく抵抗のある方もいますが、私は、(先生の腕もあるかもしれませんが、)のどを通過するときもスムーズに挿入され、およそ10分以内で終ります。
胃カメラ経験者はご存知だと思いますが、事前にあごを上げて「あー」と声がを出しながら、麻酔スプレーをのどに向け噴霧し、のど麻酔(キシロカイン)をかけます。噴霧後 上を向いたままノドのところで、30秒位麻酔薬を溜めておき、ごっくんと飲み込みます。それを3回~4回繰り返します。

麻酔が効いてくるとごっくんという感覚もなくなります。麻酔スプレー噴霧時、あごを上げて顔を上に向いておかないと、のどではなく舌の方に麻酔がかかってしまうからだと看護師さんが説明してくれました。

併せて、腹部超音波検査(エコー検査)もしました。肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓などチェック。こちらも異常ありませんでした。ただ、肝臓と腎臓にのう胞があります。現役時代に会社で行う人間ドッグでも毎回言われていることで、水の溜まった袋状の病変部です。良性なものなので特に気にする必要はないと言われています。

 

現在、罹患している前立腺がん絡みで、8月末に広島大学病院でCTスキャンをして貰っているので、あえて腹部エコー検査する必要はなかったのですが、50年来のかかりつけのお医者さんで、毎年お願いしていた流れで、体には無害の検査なのでを受けることにした次第。CTスキャンでものう胞は指摘され同じ説明を受けています。

 

11月には、7年ぶりの大腸内視鏡検査を行い、おかげさまでこちらも検査結果は異常ありませんでした。今年は検査づくしでしたが、前立腺がんを除いて、体は健康であることが分かりました。
来年、前立腺がんの放射線治療に入いる予定ですが、広島もコロナ感染者が増加しており、コロナ禍で延期されないことを願うばかりです。

現在も毎月の走行距離100Km近くのマラソン練習も続けており、いたって元気で日々を過ごしております。晩酌は毎日しますが、運動と共に食生活も大事で、免疫力アップは腸内環境と整えることがキモです~特に納豆・豆腐・キノコ類、ヨーグルト.野菜は毎日欠かさず食べています(^^)

7年ぶりに大腸内視鏡検査を受けてきました

 

昨日、大腸内視鏡検査を受けてきました。
前回の大腸検査は、2013年12月でしたので、7年ぶりになります。検査結果は、異常ありませんでした。現役バリバリの40代のとき大腸検査を受けていますので、今回で通算3回目の大腸検査になります。私にとっては、多分 最後の大腸検査になると思います。

ムーベン配合内服液(経口腸管洗浄剤)の原液500mlを4倍に薄め、全量2リットルの希釈液にして、2時間かけて飲みます。計量コップでは、45mlラインまでムーベン原液を入れ、水を180mlラインのところまで加えて薄めたものを、約11杯(180ml×11=1.98L)を服用することで大腸内をきれいにします。

排便の排出液が透明になるまでの事前準備は自宅で行います。検査前日は、朝昼夕三食とも大腸検査食エニマクリン(江崎グリコ)で食事をします。消化の良いメニューになっています。
お腹が空いたらお茶・コーヒー・スポーツ飲料は飲んでも良いということでした。食間は、好きなコーヒーを飲みました。夕食を19時ごろまでに済せ、20時にプルゼニト3錠(刺激性下剤)を服用します。

 

 

当日は、午前6時に起きて、約2時間かけムーベン希釈液をコップ11杯(約2L)を服用しました。味は甘味のないポカリスエットを飲んでる感じです。あまりおいしいものではありません。また最初のムーベンを飲むとき、モサプリド2錠(消化管運動促進剤)も服用。まさに三段構えで大腸を洗浄します。

6杯目(約1リットル)ムーベンをを飲むころに排便が始まりました。正確に数えてはいませんが、10回~12回はトイレに行ったり来たりしました。ムーベンを飲み終わる午前8時ごろには、ほぼ排出液が透明に近いものになりました。

午前9時に病院に電話を入れたところ、すでに検査中の患者さんがおり、10時過ぎになりました。病院では、お尻に穴の開いたパンツに履き替え、ムーベンによる脱水を補うためブドウ糖?のような内服液の点滴がありました。

 

点滴中、通路を隔てた反対側にある検査室から、先生と女性と思しき患者さんの会話が聞こえてきたのですが、その内容に少々びっくり。

先生の声「あぁ、ここにもあるな。これで7つ目のポリープです。ここまでの切除はできますが今日のところはこれで限界ですね。」と。女性は便秘症の人が多いと聞きますが、便秘はポリープの原因に繋がるようです。大腸がんは男女問わず上位3位内にあります。

 

検査中も点滴は続いており、頭が少しぼーっとする薬を注入しますと看護師さんの説明~特に自覚はありませんでしたが、同時に先生が肛門にゼリーを塗り、内視鏡カメラが挿入されました。

5分位で「現在盲腸のところまでカメラが来ている。これからカメラを抜きながら、腸壁をチェックしてゆきます」と先生の説明あり。少しお腹が張る感じはありましたが、挿入から抜くまでの約20分間、痛みや苦痛を全くを感ずることなく楽勝でした。先生の腕に負うところが大きいと思います。

 

検査結果は、診察室で撮影された画像を見ながら先生より説明を受けました。
大腸にはポリープは無かったこと。直腸も異常なし。痔のジオン注射(ALTA療法)跡も良好であること(長年持病であったイボ痔を治して貰った経緯があります)。ただ、加齢による大腸の衰えから、憩室(大腸の壁の弱い部分が、外側に押し出され袋状に膨らむこと。その結果 腸壁内側に小さな窪み出来る)が、ところどころにありました。ポリープとは違いガンに発展する訳ではないので現状では気にする必要はないとのことでした。

ただ、前立腺がんの放射線治療で、腸壁ダメージによる晩期出血が、憩室の部分から発生する可能性があるかもしれないと言われました。大腸憩室は高齢になるほど保有率は高くなるそうでさけては通れないみたいです。ここまで元気でこれたのですから、あとは成り行きまかせです(^^)

大腸検査の事前準備~7年ぶりに検査を受けることにしました

 

11月中旬に大腸検査を受けることにしました。

2013年(71歳のとき)に、大腸検査を受けてから7年ぶりになります。
5年ごと検査を受けるのがベストのようですが、検査結果に異常がなかったことから、以降は便潜血検査をしていたので、ま、いいかと思っていました。陽性がでてから受けても遅くはないかと、高齢にもなるので積極的に検査をするつもりはありませんでした。

今年8月に前立腺がんが見つかりました。70歳ごろからPSA値が少しずつ上昇し、経過観察中でしたが、PSA値13.2になった時、3回目の針生検で罹患が判明、現在ホルモン治療中です。

来年早々には、放射線治療を受けますが、治療後1年間は腸管が弱っているので、必要性が生じた際の大腸検査ができないこと、治療の副作用として晩期出血(治療数年後に直腸出血するケースがある)があったとき、大腸がんとの識別ができない等々があるので、事前に異常ないことを確認しておくため、大腸検査を受けることにしました。私の知り合いに、前立腺がんの放射線治療後、晩期出血と思っていたら大腸がんだったという事例がありました。

検査を受ける医院は、前回と同じ自宅の近くにある専門医院で、愛想は良くありませんが、とても上手な先生ですので信頼しています。看護師さんがとても親切です。

 

冒頭写真にあるのは、検査前日に食べる三食分の食事と、検査当日の朝6時~8時(2時間)に飲むムーベン配合内服液(経口腸管洗浄剤)の原液です。原液45mlを4倍に薄め180mlを一杯とし1時間に6杯(約1L)、2時間で12杯(約2L)を飲まなければなりません。この経口洗浄剤を飲むことが苦痛で大腸検査をしたくないという人も少なくありません。うちのカミさんも一度だけ検査を受けたことがありますが、二度と飲みたくないと言っていました。

 

前回大腸検査の経口洗浄剤は、正味2Lだったので、コップに小分けして飲みました。味は生理食塩水に近いので、おいしくはありません。口に含むと余計まずく感じるので、ビールを飲むがごとく、喉越しに飲むとあまりまずく感じません。私は抵抗なく飲むことができました。

今回の原液は、看護師さんのお話だとかなり飲みやすくなった由。ネットで調べるとレモン臭がわずかにあり、甘味と塩辛さがわずかにあるということらしい。検査当日に確かめたい。

前回検査では、前日の食事は二食提供されたと記憶しているのですが、今回は朝食を含む三食になっています。それ以外に水やスポーツ飲料はもちろんですが、コーヒーも飲んでOKだそうです。メニュー内容を見ると食事量が分かりませんが、意外にしっかりした食事です。

 

 

男性のかかるがんのトップ5は、1位 前立腺がん、2位 胃がん、3位 大腸がん、4位 肺がん、5位 肝臓がん となっています。大腸がん・胃がん・肺がんについては順位は違いますが、男女ともにランキングに入っています。ちなみに女性の罹患一位は乳がんです。( 国立がん研究センター:2020年度がん統計予測)。

二人にひとりが、がんで死ぬ世の中。願わくば少しでも健康寿命が延びるよう、日頃から適度な運動や食事にも配慮しながら、限りある人生をせいいっぱいエンジョイしたいものです。大腸検査では異常ないことを願っておりますが、私にとって人生最後の大腸検査になると思います。経口腸管洗浄剤の飲みやすさ、提供された食事の味覚などについては、後日紹介したいと思います。

前立腺がん治療日記02 ゾラデックス3.6mgからLA10.8mgへ継続投与

 

今までの経過(広島大学病院)
8月4日    PSA値13.2で3回目針生検を行う(10カ所組織片を採取)
8月21日 1カ所から前立腺がんが見つかる
8月27日 骨シンチとCTスキャンを行う
8月28日 検査結果、骨やリンパ節への転移は見られず。GS7(4+3)、T2c
ホルモン治療開始 ゾラデックス3.6mgデポ(4週間持続型)を腹部皮下注射

ゾラデックスの副作用として、体のほてりや肝機能異常(γ-GTP. AST,ALT上昇)、汗をかく、倦怠感、尿が出にくい、骨が痛い(もろくなる)、性欲低下、などがあります。個人差があるようですが、私の場合大きな自覚症状はなく大丈夫でした。

冒頭の血液検査結果も、肝機能検査のγ-GTPなど、過去の健康診断時の数値と変わっていません。強いていえば、あっちの方は呼べど起こせど元気がなくなったことは言うまでもありませんがw、おしっこの勢いがなくなった(出にくい?)かなって感じはあります。

 

大きな副作用がなかったということで、あとでも述べますが、ゾラデックスLA10.8mgデポ(12週間持続型)への継続投与で、年内いっぱいホルモン治療(内分泌療法)することになりました。

ゾラデックス投与中も、マラソン練習も週3回走っていますし、お酒も毎日飲んでいます。
但し、マラソンの走行距離は5km~10kmの範囲に抑え、お酒はビール350ml~500mlまでにしています。350mlのときはワインも少し飲んでいます(^^)

 

ゾラデックス3.5mg投与から1ヵ月経った9月28日~広島大学病院の放射線科の担当医師と面談があり行ってきました。10:00の予定だったので、30分前には診察カードで端末機にて受付をします。大学病院では受付処理をすると、当日の予約内容や受診窓口への案内が紙片で出力され、バイブレーター(呼び出しをバイブで知らせる)も出てきます。

事前に予約していたので、放射線科と泌尿器科で受診することは分かっていましたが、受付処理で検尿と血液検査をするように案内があり、これで1時間くらい待たされました。
検査窓口にて受付すると番号札が自動出力され、該当番号の待ち時間を待合室のモニターで逐一知らせてくれます。すべてがコンピューター処理で流れてゆきます。

 

結局、放射線科は11時ごろからの面談になりました。担当は女医先生でした。
私の前立腺がんの悪性度を低・中・高と分けた場合、「中」リスクに位置すると言われました。
ここでも泌尿器科の先生と同じ説明を受けました。

悪性度「低」リスクは、放射線治療のみですが、「中」リスクの場合は、ホルモン治療と併用するそうです。ホルモン治療により、がんの増殖を抑え、小さくして放射線治療に入ります。

 

最終的に今年12月までホルモン治療後(4ヵ月間)、放射線治療をすることになりました。
来年1月は治療に関する事前準備等があり、最終的には2月から放射線治療開始になるだろうと説明がありました。

治療期間は土日を除く週5日の治療で正味40日間続きます。悪性度「中」リスクの場合、放射線治療後の10年生存率は95%(5年生存率は100%)と言われました。私にとっては、心強い女医先生の言葉でした。次の診断は12月になりますが、さらに具体的な放射線治療の手順について説明があります。

放射線科のあと、泌尿器科に行きましたが、血液検査結果により、肝機能に問題ないということで、4週間持続型ゾラデックス3.8mgから12週間持続型のゾラデックスLA10.8mgデポを継続投与することになりました。前回とは反対側のへそ下の腹部左側皮下に注射されました。
ホルモン治療(1ヵ月間)による、PSA値を知りたかったのですが、この時点では分かりませんでした。

 

コロナ禍中なので、特に来年の放射線治療中のコロナ感染だけは絶対気をつけなければなりません。余談ですが、8月に針生検(1泊2日)を行い、1ヵ月後に前立腺がんと判明。
私は40代にアフラックのガン保険(1万5千円/日)に加入していますが、検査入院であってもがん保険は出ます。

知人が同じ前立腺がんの検査入院で、がん保険が出たことを知ったのですが、聞いていなかったら多分手続きはしていなかったかもしれません。がん保険加入の方はぜひ忘れずに手続きを。

 

利用しなきゃ損!!「高齢者いきいき活動ポイント」(広島市)

 

自らの健康づくりや地域ボランティア活動に参加など、実績に応じて奨励金を支給するという、広島市独自の「高齢者いきいき活動ポイント事業」が、9月よりスタートしました。
2017年にこのポイント事業が始めて始まったときは、対象高齢者は70歳以上でしたが、今年から65歳以上の人が対象になりました。

以下のポイント付与の対象となる社会参加や健康づくりを通してポイントを獲得。
1ポイントを100円として、最大10,000円(100ポイント)の奨励金を受け取ることができます。
ポイント付与期間(毎年9月1日~翌年8月31日まで)終了後の10月末から順次支給。

①自らの健康づくり・介護予防に取り組む活動(1ポイント/日)
 介護予防教室、グランドゴルフ、趣味のサークル活動、フィットネスクラブ、地域のラジオ体操
②特定健康診査等の受診(2ポイント/回)
 特定健康診査、がん検診、節目年齢歯科検診
③地域のボランティア活動(2ポイント又は4ポイント/日)
 子育て、介護支援の活動、高齢者見守り活動、町内清掃活動、児童の登下校見守り

 

私が通っているスポーツジムは、広島市のポイント事業登録の活動団体になっていますので、ポイント手帳に押印して貰えます。ジムには、週3回~4回は行きますので、8ヵ月位で100ポイントになります。今年から交通費助成が廃止された事ですし、ポイントを利用しない手はありません。対象者の人はぜひ利用をお勧めします。

 

 

高齢者いきいき活動ポイント事業は、当初70歳以上の高齢者を対象に、2017年9月にスタートしましたが、申請した高齢者が対象者(18万人)の3割にも満たないという、予想に反して不評な結果に終わりました。そこで制度の見直しを行い、今年から65歳以上が対象になりました。

ポイント事業の始まる前は、70歳以上の高齢者を対象に、タクシー料金又はパスピーのいずれかを利用した公共交通料金に対して、上限6,000円まで支給される「高齢者公共交通機関利用助成制度」がありました(2年位続いたと記憶しています)。
事前に利用するパスピーを登録しておけば、毎年6千円(上限以下の場合は利用額)が振り込まれていたのです。タクシー助成を選択すれば、事前にチケットが配布されていました。

 

その後、2017年9月ポイント事業がスタートし、交通費助成は6千円から3千円に縮小されました。但し、ポイント付与による奨励金(ポイント事業)と交通費助成の併用可能。

2020年9月から、対象年齢の見直しにより、対象高齢者が65歳以上になりましたが、公共交通機関利用助成制度は廃止されました。

その代わり、要支援者・要介護者・障害者の方が対象に追加され、この人たちについては、交通費助成(ランクあり)とポイント事業の併用が可能(合計額上限1万円まで)になっています。
かねてより、ポイント事業の不備について問題提起があり、身体障害者の方を対象に入れたのは良かったと思います。

前立腺がん治療日記01 77歳にして前立腺がんになっちゃいました!

 

本日より、前立腺がんの罹患を機に、「前立腺がん治療日記」をスタートします。
同じ病気を罹患された人たちのために、何かの参考になればと、「マラソン練習日記」と同様、備忘録を兼ねて、完治を目指し定期的に情報を発信したいと思っています。

8月4日 広島大学病院にて、一泊二日で通算3回目の前立腺針生検をいたしました
過去2回の針生検では異常なしでしたが、直近のPSA値13.2ng/mlと上昇し、5回目となるMRI画像も病変部が1年前より拡大し、前立腺の皮膜と広範囲に接しており、被膜外浸潤の可能性もあるため、3回目の針生検を受けることになりました。

盆明けの8月21日に、針生検の結果が判明。
ピンポイントによる病変部を含め、前回の針生検とは違う10カ所から組織片を採取したとのことでした。10カ所のうち、9カ所の組織片からはガンは見つかりませんでしたが、病変部から採取した1カ所にガン細胞が見つかりました。

ついに、私も77歳にして、前立腺がんになってしまいました!!!
前立腺がんは、加齢による要因も大なので、なるべくしてなったのかもしれません。
67歳の時、初めてのPSA検査では3.2でした。
その後70歳の時、PSA値4.28となった為、以降 半年毎のPSA検査を実施してから7年~経過観察中での早期発見だった事が救いです。

リスク分類(悪性度)は、低・中・高リスクのうち中リスクでした。
中リスクの内容は【PSA値:10~20、グリソンスコア(GS):7、T分類:T2bまたはT2c】
私は、T2c(前立腺内にとどまっているが、左右両側に及ぶガン)で、GSは4+3でした。

 

前立腺がんと確定しましたので、8月27日 広島大学病院にて、骨シンチグラフィー(通称 骨シンチ)と、CTスキャン(コンピューター断層撮影)の検査を受けました。
前立腺がんは、骨やリンパ節に転移しやすので、これら検査を受けて、その結果により治療方針が決められます。

骨シンチは、骨にがんが転移しているかどうかを、放射性物質(アイソトープ)が、がんの転移のある骨に集まる性質を利用し、全身の骨を撮影して転移箇所を判別します。検査を始める2時間前に腕に注射をしておきます。検査は20分位で終了しました。
CTスキャンも、検査時 腕から造影剤を注入し、首から下 全身のスキャンが行われ、30分位で終了。

翌28日、担当医F先生より説明がありましたが、針生検結果より緊張しました。二つの検査結果は、骨やリンパ節・臓器への転移はありませんでした!

 

引き続き、治療方針を決めるための説明がありました。
選択肢としては、手術・放射線治療・ホルモン治療の3つがあります。

手術は年齢的にギリギリのところですが、前立腺がんの全摘手術は、ロボット支援によるダヴィンチで行われます。出血は200cc以下で輸血することはないそうです。

副作用として、尿漏れ・性機能障害(ED)はさけられません。術後しばらくは、尿がダダ洩れになるので、尿パッドやおむつが必要ですが、多くの人が3ヵ月~6ヵ月位で回復するそうです。

 

年齢的観点から、放射線治療を選択しました。
ホルモン治療と併用します。週5日の通院で、計40回(8週)の放射線を当てます。

こちらも、副作用があります。頻尿、直腸出血、性機能障害があり、直腸出血は、数年後に出る場合(晩期直腸障害)があるそうです。大腸がんと区別がつかないので、内視鏡検査する場合もあります。全く同じケースで大腸がんを手術した知人もいます。

広島大学病院の放射線治療は、強度変調放射線治療(IMRT)というもので、専用のコンピュータを使い、照射の形状を変化させたビームを複数用いて、腫瘍の形に適した放射線治療を行う照射方法です。

前立腺に線量を集中させながら、直腸や膀胱など周囲の正常組織への線量低減が可能となります。治療効果を維持しつつ、長期的な副作用を低減することが可能と考えられています。副作用はそれぞれありますが、人生85歳くらいまでは、元気でいたいものです。

 

放射線治療による根治治療を目指すため、ホルモン治療を併用し病変部を縮小した上で、照射を行うことになりましたので、放射線治療開始は半年先となりました。
早速 ゾラデックス3.6mgデポ(1ヵ月持続型)をへそ右下あたりの皮下に注射されました。

体内に入ると1ヵ月かけて、徐々に放出し、脳下垂体に働きかけて、こう丸からの男性ホルモン分泌を止めます。副作用(顔のほてり、汗がでる 肝臓機能障害GOT,GPT上昇)が少ないようであれば、3ヵ月持続型のゾラデックスLA10.8mgデポに1ヵ月後切り替えるとのこと。

ネットで調べて分かったことですが、4週目位になるとこう丸を全摘したと同等の効果がある事にびっくり! 要するに去勢されたと同じ状況になる訳であります。半年間継続するのでこう丸が少し小さくなるそうです。何となく聞き流していましたが、治療中は 男性機能は完全に消失します。
治療後、復活もヤバそうです。

こんなにも早く望むことではなかったけれど、注射当日から薬の効果がでました。
ナニを見ても、ナニをしても全く反応なし (-_-;) 性に目覚めてから以降、生まれてはじめての経験です。EDで悩む方の気持ちが分かりました。男性にとってはかなり深刻な話です。

実は、針生検後の精液には、血が混じり濃い茶褐色になりますが、数回放出しても元に戻るのに2か月はかかります。なので、恥ずかしながら、強制的に放出するべく、マイハンドで行為に及ぶのですが、ウンともスンとも全く反応なし。

このままでは、精液が茶褐色のまま体内(前立腺の精嚢)に留まったままになっています。
自然吸収はしてくれるのでしょうが、放出しないので1年以上はかかるかも。ホルモン治療中はどうすることもできません。命との天秤ですから、あきらめるほかありません。
男はいくつになってもアレだけはなぁ・・・情けない話であります。

 

前立腺がんは、初期は自覚症状がなく、進行が遅いがんではありますが、骨やリンパ節に転移し易く、気がついたときは手遅れということもありますので、50歳過ぎるとPSA検査はしておいたほうがよろしいです。早期発見であれば、100%治癒するガンでもあります。

高齢化、食事の欧米化、PSA検査普及により、前立腺がんは、1位胃がん・2位大腸がん・3位肺がんを抜いて、男性がんの罹患率のトップ(2017年)になっています。

かなりの長文になりました。ここまで読んで頂きありがとうございます。

3回目の前立腺針生検~体験レポート

 

昨日(8月4日)広島大学病院にて、1泊2日の3回目前立腺針生検をしてきました。
本日10時に諸々の事務手続きを終え、昼前に帰宅しました。。

2回目までの針生検に対する印象は、組織片を採取する際、チクッと一瞬痛みは感じるものの、それほど抵抗感はなかったのですが、3回目になる今回の針生検体験は、麻酔が本当に効いているのか?と思われるほど、めちゃくちゃに痛かったです。生検用プローブでポジションを決めるまで、肛門部を軸に直腸内をゴリゴリ動かすとき痛いのなんのって・・・位置を決めてパチンと採取する瞬間以上に痛かった。

 

ここ10年来、半年毎にT病院にてPSA検査をし経過観察中ですが、検査値は上昇傾向にあります。
直近のPSA値が13.2ng/mlとなり、MRI検査においても病変部が、以前より拡大していることから「前立腺がんの疑いあり」の所見があった次第。そこで3回目の前立腺針生検を行うことに。

広島大学病院では、T病院で撮ったMRI検査画像と針生検用プローブの超音波エコー映像と同期(合わせて)をとって、病変部の組織片をピンポイントで採取することができます。

精度の高いピンポイント採取は専門医と設備がないので出来ません。このようなMRI同期生検は、日本国内でも大学病院はじめ大きな病院でしかやっていないようです。

10~12カ所ランダムに組織片を採取して、「異常なし」と結果が出ても100%安心できませんが、ピンポイントで採取した病変部を含む検査結果が、「異常なし」であればひとまず安心できます。

 

昨日、針生検直後の尿状態をチェックするために、排尿を試みたのですが、尿意はあるのにどうやっても、出そうで出ないという感覚で全く尿が出ません。
無理して出そうとすると、肛門に力が入りお尻からヌルっと血のり(生検時に使ったゼリーと血液が混ざったもの)が出てきました。同時に下半身にどんよりとした痛みが襲ってきます。

生検直後なので当然ではあるのですが、そういう痛さは毎回体験しているものの、今回はそれに輪をかけたように下半身に重い疼痛を感じました。必要であれば痛み止めはあると言われましたが、今まで利用したことはありません。

入院病棟に戻ってきても、尿意がずっと続いているのに、どうしても排尿できない事を伝えると、担当医の指示により、若い看護婦さんが、顔色ひとつ変えず、私の一物をもってカテーテルを一瞬のうちに挿入し、尿を出してくれました^^ さすがプロですね 250CCも溜まっていました。

あとで先生に聞いたところ、針生検により前立腺が一時的に肥大するので、そういうケースもあるそうです。過去2回の針生検ではそういう経験は一度もなかったので少々びっくりしました。
2度目の排尿から自分で意思で出来るようになり、3度目になる本日早朝の排尿あたりから、血尿ではなく茶色っぽい尿になってきました。帰宅後は、ほぼ普通の尿の色に戻りました。

大学病院の朝食後、トイレにも行きましたが、朝の排便も血のりはなく問題なし。針生検後の程度の差はあるものの、1泊2日で大抵の人は元に戻ります。
直腸越しに、直径約1.5mmの針を前立腺に向かって10~12カ所刺し、組織片を採取しますが、生検前後に抗生物質の点滴はするものの、人間の復元力ってすごいなと思います。

これから一週間、お酒と激しい運動はご法度です。マラソン練習もしばらくお休みです。
お盆明けに、針生検結果が判明しますが、覚悟を決めてしっかり受け止めたいと思います。

 

※ 大学病院入院病棟9F食堂から見た広島駅方面、手前は外来病棟屋上にある庭園?です。