月別アーカイブ: 2022年10月

2022年10月度ランニング練習の月間走行距離は74.81kmでした

2022年10月度のランニング練習の結果は、アクティビティ13回(屋外5回/屋内8回)、月間走行距離は74.81kmでした。6月~9月までは暑さのせいで屋外練習をしていないため、月間走行距離は65km前後でしたが、今月より屋外練習を開始した為、走行距離が伸びました。

毎日走っている訳ではなく、週3回なので月の半分をランニング練習をしています。あくまで健康維持のためなので無理はしていません。練習結果の励みにするため、過去には毎年「ひろしま国際平和マラソン」のチャレンジコース10kmや岩国市で行われる「錦帯橋ロードレース」のハーフマラソン(21km)にエントリーしていました。

しかし、コロナ禍により大会中止が続き、いずれの大会も3年間エントリーしておりません。「錦帯橋ロードレース」は、昨年から中国5県在住者限定で開催されましたが、参加費用を払ってエントリーしたものの、大会当日に急遽出場するのを辞めました。実はカミさんがアレルギー体質でコロナワクチン接種が出来ないので、もしうつしたら大変だと思い、安全を期して取りやめた次第。

「ひろしま国際平和マラソン」は今年も中止(2019年第39回大会を最後に連続3年間大会中止)になりました。「第17回錦帯橋ロードレース」は、来年3月予定通り開催されます。「ひろしま平和マラソン」は延べ7回、「錦帯橋ロードレース」は連続3回出場しましたが、77歳の出場を最後にいずれの大会も、3年間のブランクがあります。 私も80歳になります。

当初は80歳でハーフマラソン大会を完走すればすごいことだろうなと思っていました。コロナ禍がなくずっと大会に続けて出ていれば、それに合わせた練習もするので可能だろうと思っていますが、週3回はランニング練習は欠かさずしているものの、もうハーフマラソンの完走は無理だと感じました。

マラソン大会に出場していた頃は、月間走行距離140kmを走っていました。現在の練習量はその半分です。練習量が少なくなったのは、以前はラン友5~6人でマラソン練習をしていましたが、諸般の事情で一緒に練習するラン友が、だんだん少なってきたことが挙げられます。それによるモチベーションの低下は大きいですね。同世代ではかなり頑張っている私ですが、加齢により数年前と比べて走っているのに体重が増えたり、体力が落ちたこともあります。

今でも、走行スピードは以前より落ちましたが、キロ7分であれば10kmコースはイケます。現在は健康維持のため、天気の良い日は一人で走っています。

【2022年10月】新型コロナウイルスワクチン5回目接種を予約

新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチン接種が本格的に始まりました。第7波も少し落ち着きを見せてきたように思えますが、私の住む広島県(広島市)の場合、減少傾向にあるものの直近で1000人越えの日がちょくちょくあります。これから忘年会シーズンなる年末にかけもっと増えそうな気がします。

昨日(10/28)、広島市より新型コロナウイルスワクチン接種の案内が届きました。 早速、本日午前中に広島市ホームページの予約サイトにて予約手続きをしました。予約日時は11月10日10:45、前回と同じ広島マリーナホップ(遊技場や水族館のあるショッピングモール)、接種ワクチンは「ファイザーBA.4-5」です。11月第1週はすでにいっぱいでした。広島マリーナホップは、今までモデルナ製ワクチンのみを接種する集団接種会場でしたが、今回はファイザー社製ワクチンの接種が可能になっていました。

ワクチン接種2回目以降から、送られてくる接種券(予防接種済証)には、前回接種を終了した日から必要な接種間隔を空けた日がすでに印字されています。

私の4回目接種は7月14日だったのですが、5回目接種となるオミクロン対応2価ワクチンの接種は、前回接種した日から5ヵ月以上の間隔を空ける必要がある旨記載されていました。そのため5ヵ月後の2022年12月14日という日が接種券に印字されていました。

これには続きがありまして、5ヵ月の間隔を空けるのは、2022年9月末時点の国の見解であり、10月末時点で3ヵ月に短縮可能と見解が改められました。その結果、10月14日から接種可能となりました。

今回の案内の中で「今後、国において接種間隔を短縮する方向で検討され、10月下旬までには結論が得られる予定です。予防接種証や予診票には『前回の接種を終了した日から5ヵ月が経過する日』を記載していますが、接種間隔の短縮を国が決定した場合、新たに示された接種間隔での接種が可能になります」と予め明記してありました。

予約サイトに「接種券番号」にてログインすると、すでに10月14日から接種可能と改定された案内がされていました。接種券番号により、個別に改定された接種間隔の案内があるようです。

3回目以降の接種は、従来型の1価ワクチンではなく、現在流行のオミクロン株に対応した「オミクロン株対応2価ワクチン」の接種となります。

2価ワクチン接種の予約対象者は、①オミクロン株対応ワクチンを受けていないこと、②2回目接種を受けていること、③12歳以上であること等の条件を満たしていることが条件になります。オミクロン株対応2価ワクチンには、モデルナ社製の「BA.1対応型」と、ファイザー社製は「BA.1対応型」および「BA.4-5対応型」の二種があります。

新型コロナウイルスのオミクロン株は、最初BA.1が流行し、後にBA.4、BA.5が流行しました。ワクチンも流行に応じて開発されたので、普通に考えればBA.1より後に承認されたBA4-5の接種を希望したいところです。モデルナ社も近日中にBA.5対応型ワクチンを申請予定のようです。

オミクロン株流行により、自治体には先に流行したBA.1対応型が配布されましたが、まだ在庫が消化しきれない段階で、国からBA.4-5のワクチンの追加配布があった自治体も少なくありません。どちらもオミクロン株に特化したワクチンですが、広島市のホームーページにはBA.4-5を優先して接種しますが、在庫切れになった場合は、BA.1を接種する旨 記載されています。ワクチン保存期限の関係からBA.1を先に優先して接種する自治体もあります。

どちらの2価ワクチンに、より効果があるのか気になるところですが、厚生労働省では、BA.1、BA.4-5は、いずれもオミクロン株の種類(亜系統)です。抗原性(免疫反応を引き起こす性質)について、オミクロン株と従来株との間の差に比べ、BA.1とBA.4-5との間の差は大きくないことが示唆されています。要するに効果にそれほどの差はなくどちらでもOKと説明しています。

効果に大差ないというものの、予約時 ワクチン種別を指定する際、3回目・4回目接種はモデルナ製でしたが、「ファイザー(従来型)、ファイザー(BA.1)、ファイザー(BA.4-5)、モデルナ(従来型)、モデルナ(BA.1)」の中から、BA.1のみしかないモデルナ製ではなく、ファイザーBA.4-5を選択して、今までと同じ集団接種会場を指定したところOKだったいう次第。今までモデルナ製のみの接種会場でしたが、2価ワクチンに関しては接種率を上げる為か、すべての集団接種会場で対応するようです。

「ウォーキング・デッド」11シーズン全161話を1ヵ月半かけて鑑賞 面白かったです

Netflix(ネットフリックス)で、アメリカのTVドラマ「ウォーキング・デッド」11シーズン161話が配信されており、約1ヵ月半かけて観ました。おどろおどろしたシーンもありますが、見ごたえもあり、なかなか面白かったです。ほぼ毎日3話~5話づつ鑑賞。次々に襲い掛かるゾンビ(ウォーカー)に噛みつかれた人間はゾンビになって、人間を襲ってきます。一旦死んでも、脳が無事なまま死亡するとゾンビ(ウォーカー)になってしまいます。

「ウォーキング・デッド」は、ベストセラーのアメコミ「The Walking Dead」が原作。日本では2010年11月から放送開始され、2021年シーズン11最終章までなんと10年以上の歳月が流れています。物語は世界の終末を迎えた後のゾンビ(ウォーカー)がはびこるアメリカを舞台に、ウォーカーの集団から逃れながら、時にぶつかりあいながらも安住の地を求めて旅をしてゆく人間たち(グループ)を描いています。極限状態での人間同士の対立や、人々の深層心理に訴えかける人間ドラマであります。

ドラマに出て来るウォーカーは、あらゆる生物をむさぼり食う動く死人で、ナイフや刀で体を刺しても、拳銃で撃っても死にません。倒すには脳のある頭を狙うしかないのです。ウォーカーを倒すシーンでは、頭を狙って拳銃で撃ったり、ハンマーで殴ったり、刀で跳ねたりするシーンがいたるところで出てきます。

圧巻のウォーカーと、その大群を迎え撃つ生存者たちとのサバイバル劇は「ウォーキング・デッド」の定番でありますが、ウォーカーは人間ではないという設定になっているものの、残忍なシーンがけっこうあります。しかし、それ以上に人間ドラマとして秀逸であり、他のゾンビ映画とは一線を画しています。アメリカではシリーズ開始以来、異例の高視聴率を獲得し続けました。

全世界から注目を集める超人気シリーズは、日本での人気も絶大で、亡くなった安倍首相もファンであると公言したことで大きな話題にもなりました。

「ウォーキング・デッド」(シーズン11全177話)
*シーズン01(6エピソード)
*シーズン02(13エピソード)
*シーズン03~シーズン09(各シーズン16エピソード)
*シーズン10(22エピソード)
*シーズン11(最終章)24エピソード(8エピソード×3)

シーズン11は、24話がパート1(第1話~8話)、パート2(第9話~16話)、パート3(第17話~24話)に分けられています。Netflixではパート1までが配信されています。シーズン11の最終章をすべて見終わるためには残り16話残っています。

ディズニープラスでは、10月3日からパート3の配信が開始されたようなので、急いで見るのあれば、1ヵ月だけでも入会して見ることも可能ですが、ここまで見たら急ぐこともないので、Netflixの配信を待ちたいと思っています。

ネタばれになるかもしれませんが、シーズン後半に進むにあたって、メインをはっている脇役たちが順次命を落としてゆきます。シーズン11(第8話まで)で生存していたのは、ダリル、キャロル、マギー、二ーガン、ミショーンなどでした。不動の主人公だったリックは、死んだ訳ではありませんが、シーズン9から登場しなくなります。サプライズだらけのドラマ展開に視聴者はきっと満足するに違いありません。但し、R15+です(笑)

夢グループ 1万円の多機能DVDプレーヤーは広告の通り使えるのか?

最近、新聞紙上で「夢グループ」の激安商品の前面広告をよく目にします。新聞のみならずテレビにも社長自ら専属歌手と共に出演しているコマーシャルもかなりの頻度で目にします。上手い歌ならともかく下手な歌を聴かされるコマーシャルはどうかと思いますが、それはそれでユーザーの印象に残るので宣伝効果はあるのかもしれませんね。それとも戦略なのか?

「夢グループ」では、ビデオカメラ、ドライブレコーダー、多機能DVDプレーヤー、サイクロン掃除機など、日本製なら数万円するような製品が、半値以下の1万円ぽっきりで売っているのです。実体はノーブランドの中華製品を、夢グループとして扱っているだけの話だと思いますが、これだけ激安だと購入者として、商品の品質は大丈夫なのかなと思ってしまいます。

全国紙・ローカル紙への全面広告やTVコマーシャルも流し、通販における人件費・諸経費・利益を考慮した上で、1万円という価格設定をしたのであれば、販売台数によりますが、ざっくりで原価2000円以下でないとペイできないのではないかと思います。元値24,800円の根拠も怪しいですが、6割引きの1万円で売っても、利益がある訳なので驚きです。

購入した訳でもないので、無責任なことは言えませんが、ネット上のレビューなどを見る限りでは、安かろう悪かろうのイメージはぬぐいきれません。品質や耐久性についても商品価格を考えると何年も使えるなどと期待しない方が無難です。

冒頭に紹介している多機能DVDプレーヤーは、テレビが観れて、DVDやCDの再生が出来て、テレビは予約録画可能で、CDの録音も出来るという。さらに充電式で持ち運びも可能といういたれりつくせりの商品が、同じ国内大手メーカー製品だったら2万円~3万円はするのに、税込1万円で手に入る訳なので、ダメ元で購入する人は多いと思います。

この広告で気になるところは、保証期間やバッテリ(フル充電)の再生時間、7インチ液晶の解像度(縦横のピクセル数)が明記されていないことです。ポータブルDVDプレーヤーのキモとなるバッテリーの充電時間や再生時間は気になるところです。映画DVDであれば再生2時間は必要です。セル版のDVDは再生できても、録画DVD(CPRM)が再生できるのか説明がありません。液晶パネルの解像度720×480Pはほしいところですが、もっと低い可能性もあります。

TV視聴ワンセグの映像解像度は320×240Pです。フルセグ解像度1920×1080Pを考えるとワンセグがいかに解像度が低いかが分かります。液晶パネル解像度と相まって、くっきりはっきりした映像が見えるのかが決まります。

ワンセグ電波は指向性があり、視聴環境が悪いと画面がブレたりとても見ずらいものになります。室内受信はまず無理です。なので、ワンセグ映像の録画は正直なところ実用になりません。予約録画なんて論外です。といって、室内のアンテナ端子につないで見るようではポータブルの意味がありません。

夢グループの通販商品は、ネット上では思うほど問題になった記事は見当たりません。買い捨て前提で購入する人が多く、故障してもこの価格ならしょうがないかと納得したりするので、大きなクレームに発展することがきっと少ないのでしょう。

故障が起きたら修理ではなく商品交換だろうし、それを以ってしても利益が出る中華製品のかけるコストの安さに脅威を感じます。私は安くても夢グループの商品は買いたいとは思いません。

ちなみに、2010年年賀はがき抽選で、2等に当選し東芝の多機能DVDプレーヤーをゲットしました(当選確率は100万本に3本)ワンセグチューナー内蔵でSD録画可能、バッテリ連続5時間再生可能、ワンセグ視聴9.5時間、DVD-R/RWやCD-R/RW再生可、CPRM対応、AC淵源・シガライター電源・バッテリーの3WAY、キャリングケース兼ホルダーにより、車両前席のヘッドレストにぶら下げて後部座席で視聴可能。

12年前の東芝製品ですが、この時すでに多機能7インチDVDプレーヤーが発売されていました。商品価格は3万5千円するものです。当時機能てんこ盛りのDVDプレーヤーは珍しかったですが、その後、車両搭載のカーナビでフルセグ視聴やDVD再生ができますので、利用頻度は少なくなりましたが、現在も正常に動作しています。

※ マイ・ドライブカー」の再生映像

爺のランニング練習 気温18℃の中 7.92kmを走る ハーフマラソンはもう無理かも

10月に入り秋らしくなってきました。日中はまだ暑さが残るものの、朝夕がめっきり涼しくなりました。気温が下がってくるとランニング(マラソン)練習には良い季節になります。

暑さも去り涼しくなってきたので、週3回のランニング練習の内、1回は屋外練習をするようにしています。本日も天気がよく、すっかり秋晴れで行きつけのスポーツクラブの駐車場(スタート地点)も気温18℃でした。湿度も低くランニングには願ってもないベストな環境の中 早速走ってきました。結果は以下の通りです。

距離:7.92km タイム:55分31秒 平均ペース:7分1秒/km 平均心拍数:138bpm

あと1ヵ月で満80歳になります。世の中にはスーパーシルバーと言われる高齢者もいますが、後期高齢者としては、私は頑張っている方かなと思います。10km位までであればまだまだ走れます。コロナ禍によりエントリーしている大会もないので、現在は 健康維持を目的に屋外では最長10kmまでを走り、屋内ではトレッドミルによる約5km走行と筋トレを行っています。

※ 走行コース沿道も小さな秋が見えてきました

※ ランニング中に見える日本三景のひとつ「安芸の宮島」(10月19日A.M 11:29)

数年前はキロ6分(1kmのタイム)で走っていましたが、最近は上記のごとくキロ7分に落ちました。またマラソン練習には、GPSウォッチを利用した心拍トレーニングがあります。自分の最大心拍数を把握することにより、無理なくベストな状態で走ったり、実力内でハードなトレーニングも可能なり、息が上がらず長い距離が走れることが出来るようになります。

私の場合、実際に走って算出した最高心拍数は155bpmですが、これを基に心拍数を5段階(ゾーン1~ゾーン5)に分けます。真ん中のゾーン3(109bpm-123bpm)が、私の標準的な有酸素運動になります。これより上になるときつくなり、以下だと楽に走れるということになります。

今回のコース7.92kmにおける心拍数の時間配分は、装着したGPSウォッチデータによると、走行タイム55分31秒のうちゾーン5(139bpm-155bpm)が64%、ゾーン4(124bpm-139bpm)が27%、標準有酸素運動であるゾーン3が6%、残り1%がゾーン2(93bpm-108bpm)となっています。要するに、走行タイムの90%(約50分)を最大心拍数寄りの高い心拍数で走っているということになります。

走行タイムの心拍数ゾーン(5段階)の時間配分

体感的には少しきついと言う感じですが、息があがっている訳ではありませんので、これらを毎回繰り返すことで徐々に心肺能力が上がることにつながります。

キロ6分で走っていたころは、心拍数はいつも150bpm以上で走っていました。高い心拍数を維持できたのは、今よりは若かったからです。あれから3年も経つと年をとった分 心肺能力も下がってきますので、同じ無理はできません。これが若い30代の成人であれば、最高心拍数180bpm以上になりますが、加齢とともに最高心拍数は下がってきます。

私の安静時の心拍数は58bpmなのですが、同世代と比べると低い方だと思います。また、マラソン選手の指標になっている、VO2MAX(最大酸素摂取量)は、37(mL/kg/min)で、年齢は54歳相当になります。日ごろの練習の賜物だと思います。

オリンピック金メダリストのキューちゃん(高橋尚子さん)の安静時心拍数は、40bpm前後と言われています。ホントならすごいですね。ちなみに成人安静時の心拍数は60bpm~100bpm(bpm:1分間の心拍数)であれば正常と言われています。

今年も昨年同様に中国5県限定で、2023年3月5日開催「第17回錦帯橋ロードレース大会」の案内が来ました。昨年は一応申し込んだものの諸般事情で当日は棄権しました。過去 同大会のハーフコースに3回エントリーしすべて完走しました。コロナ禍により2019年エントリーを最後に3年間ハーフ21kmは走っていないので、日ごろの練習量を考えても、10kmはいけますが、体力的にハーフはもう無理です。残念ですが今回のエントリーはパスすることにしました。

【e-Tax】国税庁を騙るフィッシング 件名:税務署からの【未払い税金のお知らせ】

e-Taxによる確定申告の利用は、今年で16回目になります。その利便性を享受しつつ、日本国民として真面目に税金を支払っていますが、本日 国税庁(e-Tax)を騙る悪徳集団から、未払い税金があるので、期限内に納付せよと催促のフィッシングメールが届きました。最終期限までに納付がないと差押処分に着手すると脅してきました。企業を騙るフィッシングメールは、数々受信しましたが、国税庁を騙るフィッシングは初めてです。

e-Taxによる確定申告は、今年2月中旬に電子送信をし、内容の不備はなく、納付所得税額も確定し、4月半ばに引き落とされています。メールにある督促は過去一度もなかったこと。納付期限が常識的にはあり得ないメール送信日から24時間以内になっている上に、納付期限と最終期限が同じであることなど、落ち着いてメール内容をチェックすれば、フィッシングと分かります。

悪徳集団は、ゆとりのない納付期限で不安を煽り、思わずリンクをクリックさせることにありますので、冷静に判断したいものです。e-Taxの仕組みを知れば、国税庁からこのようなメールが来る筈もありません。実際に届いたフィッシングメールは冒頭の通りですが内容は以下の通り。

***************

差出人:e-Tax <e-tachpkanri@nta,go.jp>
宛先:プロバイダーのメールアドレス
件名:税務署からの【未払い税金のお知らせ】

e-Taxをご利用いただきありがとうございます。

あなたの所得税(または延滞金(法律により計算した客勛について、これまで自主的に納付されるよう催促してきましたが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの債権などの差押処分に着手します。

 納税確認番号:****8160
 滞納期限合計:40000円
 納付期限:2022/10/17
 最終期限:2022/10/17(支払期日の延長不可)
お支払いへ→ https://www.nta.go.jp

※ 本メールは、【e-Tax】国税電子申告?納税システム(イータックス)にメールアドレスを登録頂いた方へ配信しております。なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。

発行元:国税庁 〒100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1(法人番号7000012050002)

***************

差出人のドメイン(@以降の文字列)は、国税庁のものと類似していますので、これだけ見て偽物と判断はしかねますが、e-Taxからの正式な送信元メールアドレス info@e-tax.nta.go,jpを知っていれば、本物でないことが分かります。

メール内リンク “https://www.nta.go,jp” は、国税庁ホームページのURLです。しかし、リンクは偽装されており、実際のリンクは、”https://www.newwebsecrets.com/jp” であり、以下の如く本物らしく見せた偽物の国税庁ホームページに飛ばされ、「差押最終通知」なる記述で不安を煽り、クレジットカード番号などの入力を求め個人情報を盗みます。

※メール内 リンクで誘導された偽物の「国税庁ホームページ」

※本物の 国税局ホームページ(https://www.nta,go.jp)

多分、e-Taxを利用していない方にもメールが届いている筈です。利用していない人にはフィッシングとすぐ判りますが、e-Taxを利用している人は、パソコンに精通している人が多いので、よもや被害にあう人はいないと思うのですが、フィッシングと見極めて貰うことを祈るばかりです。

e-Taxでは、マイナンバーカード(本人認証)が必須となりますが、確定申告データを電子送信すると、所轄税務署に転送され内容がチェックされます。問題なければ、申告通りの所得税が、4月中に引き落とされます。もし、内容に不備があれば、引き落とし前に、所轄税務署から連絡があります。今まで16年間毎年e-Taxで確定申告していますが、毎回ミスなく引き落とされていますので、納付後半年以上も経って税務署から追加納付等の督促がある筈もありません。

Z世代って?ミレニアル世代?X世代 Y世代?団塊世代には何のことやら

最近、テレビ番組とかメディアで、「Z世代」とか「ミレニアル世代」という言葉が使われています。いつからか最近よく耳にするようになりました。私のような高齢者には、◯◯世代といえば、「団塊世代」が一番ピンときます(笑)

「Z世代」「ミレニアル世代」「X世代」「Y世代」は、生まれた年により、世代ごとに分類された言葉であります。そういう意味では、戦後第一次ベビーブームである1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれた「団塊世代」も、表現こそ違いますが世代別の分類からは、その延長にあると言えます。現在の年齢は73歳~75歳の高齢者を指します。「D世代」もいいかも(笑)

「Z世代」や「ミレニアル世代」とは、若い世代を指す言葉ということは何となくわかっても、詳しく説明できる人は少ないかもしれませんね。

「Z世代」
1996年~2010年生まれた世代の人たちです。「ジェネレーションZ」とも言います。2022年時点では、10代〜20代半ばの年齢の方がZ世代に当てはまります。生まれた年には、すでにインターネット環境が整備され、当たり前のように存在していました。スマホも然り、それらを上手に使いこなすことができるため、「デジタルネイティブ」とか「スマホネイティブ」とも言われます。

新聞やテレビといったものには距離をおき、インターネットを利用した情報収集力に長けています。テレビの視聴時間よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用時間が多いのが特徴です。この傾向は、年代が若くなるほど顕著だそうです。またブランドや商品の知名度ではなく、自分にとって価値があるものに対してお金を使う傾向があります。

「ミレニアル世代(Y世代)」
1980年代半ば~1990半ば生まれの世代の人たちです。現時点では、20代半ば~30代半ばの年齢の方が相当します。Z世代より10年前の世代で成長過程がデジタルの台頭とともにあり、物心ついたころにインターネット環境が飛躍的に進むと共に、IT機器に触れる機会もあったため、Y世代は「デジタルパイオニア」であると言えます。その後に続くZ世代はデジタルが当たり前の時代に生まれたので「デジタルネイティブ」と呼ばれる所以です。

また、勢いのあった新聞やテレビなどメディアを知っている世代なので、情報収集はインターネットと共にバランスよく利用する傾向があります。消費傾向はモノより旅行などを好む傾向あり。

「X世代」
1960年~1974年生まれた世代の人たちです。2022年時点で40代後半~60代前半の年齢の方が相当します。世代的には、Z世代の親世代に当たります。

以上の世代区分は、アメリカから来たのもので、「ジェネレーション◯」と呼ばれます(◯にX・Y・Zなどのアルファベットが入ります)。ジェネレーション区分による生まれた年の範囲は、日本も踏襲していますが、はっきりした定義はないので、ネット上でも多少のずれがあります。

世代別のマーケティングにより、消費動向や社会・ライフスタイルを知ることでビジネス戦略に応用できることであります。Z世代(ジェネレーションZ)の次にくるのは、「α世代」と言われています。2010年以降に生まれた世代です。2022年時点で12歳以上の人たちで、ミレニアル世代(Y世代)の子供にあたる世代になります。

私は団塊世代よりもっと前の世代なので、完全なアナログ時代に生まれました。インターネット環境が台頭したころが人生半ばの40代でした。アナログ生活に馴染んだ我々の世代は「デジタルデバイド(情報格差)」という言葉があり、デジタル(情報技術)に強い人と弱い人との間に生まれた格差があります。

私はおかげさまで、ITには強い方ですが、圧倒的にiT弱者の方が多い世代です。現状の以上も以下もなく、薬にも毒にもならない世代ですが、これからは世界人口の4分の1を占める「Z世代」や次世代の「α世代」が、中心となる時代がいずれくるのでしょうが・・この世にいない我々は知る術もありません(笑)

昭和という時代に、アナログ ⇒ デジタル、真空管 ⇒ トランジスタ、トランジスタ ⇒ IC(集積回路)⇒ LSI(大規模集積回路)、パソコン通信 ⇒ インターネット、固定電話 ⇒ 携帯電話、ワープロ ⇒ パソコン、テープ(カセット)⇒ 光ディスク などの過渡期を知っている世代として、さらに続く(昭和の世相とは違う)平成・令和と生き続けられた人生体験に感謝であります。昭和は多感な青春を謳歌した時代でもあり、ふっと当時を思い出し懐古するこのごろです。タイムマシンがあるならば時を戻したいです。それだけ年をとった証拠かもしれません。

私が人生100年生きたとしても、昭和は人生のほぼ半分を占めます。

アマゾンを騙るフィッシング 件名「Amazon.co.jp にご登録のアカウント」(2022年10月)

Amazon(アマゾン)を騙るフィッシングメールが後を絶ちません。有名企業を騙るフィッシングでは、アマゾンがその50%を占めると言われています。ネット上においてもフィッシングに関しては、多くの注意喚起がなされています。しかしながら、2021年度のフィッシングメールによる被害も、上期より下期の方が増えており、ここ数年の被害を見ても減るどころか、年々増加の一途をたどっています。

今回冒頭に紹介しているメールが届きました。見る人が見ればすぐフィッシングメールと分かりますが、内容が以下の通りです。

**********

差出人:Amazon <no-reply@amazon.co.jp>
宛先:Amazonに登録しているメールアドレス
件名:Amazon.co.jp にご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)

amazon.co.jp

Amazonアカウントのエラーまたは不完全なプロファイルにより、システムは残念ながら高リスクのアカウントに設定されており、アカウントと対応する機能の権限が部分的にロックされています。

Amazonアカウントのロック解除にご協力ください。以下のリンクを使用して、Amazon Webサイトにアクセスし、情報を更新してください。

  支払い情報を更新する  

※ 24時間経過してもこのメッセージに返信がない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄され、完全に削除されるよう設定されます。

**********

メール内容を検証すると・・・

1. 本物のアマゾンからのメールには、文頭に必ず登録したフルネームで「◯◯◯◯様」とありますが、このメールにはありません(例:岡田太郎様)。

2. メール内の「支払い情報を更新する」リンク先URL「https://static-lamalonetoo.top/」には、文字列に「Amazon」がありません。但し、Amazonを含んでいても、文字列の不適切な位置に挿入されているケースもあり、必ずしも本物とは限りません。クリックした場合、本物そっくりのログイン画面に誘導されます。

3. 文末の「24時間経過してもこのメッセージに返信がない場合・・・・」の文章のような、企業が期限を切って、顧客であるユーザーのアカウントを、一方的に了解なく削除するということは絶対にあり得ません。(大抵のフィッシングメールは、このように期限を切って、脅しともとれる内容の記述があります。この一節があるあだけで、フィッシングメールと判断できます

4. 差出人メールは、偽物と判断できません(本物と勘違いしそうです)


出典:Amazonサイトより

検証内容の通り、差出人のメールアドレスについては、巧妙な部分もありますが、1項~3項のいずれかが該当すれば、フィッシングと判定できますので、参考にして被害い合わないよういしたいものです。フィッシングは中華発が多いので、日本語の使い方がおかしい場合も、判断の材料になります。

Amazonについては、二段階認証がお勧めです。IDおよびパスワードでログイン後、さらに予め登録した携帯電話番号にSMSで、送られてくる6桁のワンタイムパスワード(一度きりの使い捨てPW)入力でサイトが開きます。仮に盗まれたログイン情報を使って、第三者がAmazonにログインしても、ワンタイムパスワードは、携帯電話所有者に連絡がいくので、サイトを開くことができません。ワンタイムパスワードは、ネットバンキングなどにも利用されています。

9月にも、同様のフィッシングメールがありました。当記事を読んで頂ければ、アマゾンを騙るフィッシングメールと分かりますよね。

同世代のヒーロー「燃える闘魂」アントニオ猪木堕つ

プロレス界のスーパースターアントニオ猪木さんが、10月1日79歳で亡くなりました。強烈なカリスマ性で多くのファンを魅了し、異種格闘技戦やレスラーとの数々の名勝負を残しました。現役ボクサー世界チャンピオン モハメド・アリとの異種格闘技戦では「世紀の凡戦」と揶揄されましたが、この一戦で良くも悪くも彼の名を世界に轟かせました。

現役引退してからは政界進出、湾岸戦争勃発時イラクから人質救出や北朝鮮への訪問など数々の伝説を残しました。晩年は難病「全身性アミロイドーシス」にかかり、ありのままの闘病生活を公開。

病床に伏せった弱い自分をYoutubeにさ公表したときは、絶頂期の強い彼を知っているファンにとっては大変な驚きでした。スーパースターやヒーローは、イメージが壊れるため弱い自分を見せたくないもの。病に向き合って闘っている彼の姿をみて、励まされた人は多くいると思います。隠すことなくありのままの彼の勇気あるカミングアウトに、多くのファンから賛美の声が寄せられました。

年齢は、私の方が数ヵ月お兄さんですが、もっと元気でいてほしかったですね。私は若いころからプロレス大好き人間で、力道山時代からのプロレスファンであります。日テレの金曜日夜8時からのプロレス中継はかかさず見ていました。週刊プロレスや東スポ(東京スポーツ)の読者であることは言うまでもありません。

現役時代、東スポは駅で見出しがよく見えるように売られているので、出張時よく買っていました。スポーツ紙なのにエロい写真もしっかり掲載されているので、電車の中で記事を読むのに苦労しました(笑)

アントニオ猪木とジャイアント馬場は、二人とも力道山にスカウトされ弟子入りしました。力道山も昭和のスーパースターでしたが、彼の亡き後いろいろ経緯はありますが、1972年アントニオ猪木率いる「新日本プロレス」と、同年 ジャイアント馬場率いる「全日本プロレス」が設立され、この二つのプロレス団体がプロレス業界をけん引してきました。試合の放映権は、新日本はテレビ朝日系列がもち、全日本は日本テレビ系列がもっていました。

出典元:「東スポWeb 」アントニオ猪木・倍賞美津子とお祝いに駆けつけたジャイアント馬場(1971年11月結婚披露宴)

プロレスは八百長だという声に憤慨したアントニオ猪木が異種格闘技路線を打ち出し、興行的には大成功を収めました。増田俊也著「木村政彦はなぜ力道山をころさなかったのか」を読むと、力道山時代には台本があり、八百長試合が多くあったようです。時代とともに、さまざまなプロレス団体が乱立し、ショー的要素の強いプロレスと並行して、徐々にガチンコ移行のきっかけとなった「UWF」や「リングス」が生まれ、ガチンコ本命の「K-1」「PRIDE」そして、現在の「RIZIN」がプロデュースされるようになりました。

『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となる、迷わず行けよ、行けばわかるさ』・・・アントニオ猪木さんが座右の銘として引用している言葉です。

引退ときアントニオ猪木の詩「道」として朗読されたものです。彼の自伝では一休宗純の言葉として紹介されていますが、実は清沢哲夫の「無常断章」という本に収録されている詩だと言われています。出典元はともかく、人それぞれの人生において、決断を迫られたとき、とても勇気づけられる詩だと思います。心よりアントニオ猪木さんの冥福をお祈りします。