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原発処理水トリチウムの海洋放出 日本より多い中国が何故反対するのか


出典:資源エネルギー庁(経済産業省)

8月24日より、東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発)で発生している「ALPS処理水」の海洋放出が開始されました。放出は今後30年も続くそうです。国内(風評被害など)のみならず中国や韓国など海洋放出に反対しています。廃炉作業も完了までに30~40年かかる見込みだそうですが、気が遠くなりますね。ウクライナ戦争で原発攻撃も想定している話を聞くと、テロ・天災による原発事故の怖さが理解できます。

福島第一原発では、原子炉内に残る、原発事故で溶けて固まった核燃料「デブリ」を冷やすため、1日に発生する汚染水は94〜150トンにものぼります。1日100トンと仮定すると、30年で約100万トン増えます。この水は、高い濃度の放射性物質を含んだ「汚染水」となるため、多核種除去設備「ALPS(アルプス)」の設備にかけて、放射線物質を分離させた水を、政府や電力会社は「処理水」と呼んでいます。

処理水の海洋放出は、放射性物質(測定・評価対象核種29核種トリチウム、ALPS除去対象核種のうち測定・評価対象核種に含まれない39核種合計69核種)を希釈放出前に測定し、トリチウム以外の放射性物質の濃度が、安全基準を完全に下回るまで浄化されていることを確認します。

しかしながら、1000基あるタンクに貯蔵された「ALPS処理水」には、ALPSで除去できないトリチウムや炭素14が残されていたり、除去することになっているストロンチウム90、ヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99なども基準値を超えて残留しているということが、後にメディアのスクープ記事で発覚しました。

スクープしたのは共同通信社(2018年8月)でしたが、このスクープを受けて、東京電力は従来説明してきた「トリチウム以外の放射性物質は除去し基準を下回る」という内容を修正し、「二次処理して基準以下にする」という計画に変更しました。

トリチウム以外に含まれている規制基準以上の放射性物質は、規制基準以下になるまで繰り返し浄化処理を実施しても、トリチウムだけは取り除くことはできません。そこでトリチウムだけは、海水で100倍以上薄めて、人体に害を与えない状態で、海洋放出するという訳であります。

またデータの客観性を確保するため、ALPS処理水に含まれる放射線物質の濃度について、東京電力に加え、国やIAEA(国際原子力機関)が、第三者として独立した測定を実施します。

トリチウムの濃度の基準は、運転中の原発が海に放出する場合に適用する国の基準の40分の1、WHOが示す飲料水の基準の7分の1としています。今回の処理水放出の発表をめぐっては、東京電力はトリチウムについて「主に水として存在し、自然界や水道水のほか、私たちの体内にも存在する」という健康上全く問題ないと説明。

国は、ALPSで除去できないトリチウムの年間放出量は、海外の多くの原子力関連施設より低水準と伝えています。経済産業省のサイトでは、処理後のトリチウムの年間放出量は22兆ベクレル未満の予定と記載。韓国の古里原発は約49兆ベクレル、中国の陽江原発は約112兆ベクレルと記している(2021年のデータ)。

これらデータから、各国から反対される筋合いはないと思いますが、特に中国は、台湾有事や半導体規制などの絡みもあり、日本に対して怨念があるのかも。因縁をつけて報復処置として、海産物の輸入停止などけん制しているとしか考えられません。ただネット上で見かけた、以下の指摘に対しては、理解できる面もあります。

*排出される処理水が、通常の稼働下で排出される冷却水とは質が異なる。
*国内外の反対にもかかわらず、近隣諸国や国際社会と十分な協議もなく、一方的に処分を決定した事。

過去の事例から、共同通信のスクープの一件からも、国や東京電力は真実をどこまで語っているのか、隠し事はないのか、本当に信じていいのか、個人的には懐疑的な念は拭いきれません。

ビッグモーター新社長の改革第一弾がLINEアカウント削除とは・・・この会社に未来はない

中古車買取り台数6年連続日本一と宣伝している中古車販売大手のビッグモーターが、ユーザー無視の不正な車検、データ改ざんや修理代の水増しによる不正な保険請求などでメディアを賑わしています。さらに会社前の除草剤に散布により、街路樹が枯れて伐採され、会社のモラルも問われています。諸悪の根源は、バカ息子の副社長が月一度の環境整備という名のもとに、社員の恫喝行脚の影響が大きいと思います。

社員は降格人事や転勤を恐れて、環境整備がある前日は、社員は午前さま過ぎてもその対処をすべく仕事をしていたという。環境整備と言うならば、本来お客に対して配慮すべきものですが、過剰な要求をする整備内容は、社員へのパラハラ以外何ものでもなく、目的がとんでしまい本末転倒。

しかも、不祥事が明らかになったとたん、社長と副社長親子がそろって辞職、表向きは不祥事の責任をとって今後一切経営には拘わらないというものの、辞職で幕引きをしようとしたのは明らかです。警察からの取り調べを避けるためと思われても致し方ない。不祥事の実態を明らかにし、メドを付けた上で辞職すべき筈なのに。

不祥事のきっかけを作った副社長は雲隠れをし記者会見を欠席。井の中の蛙で外敵に弱いことをさらけだした。もっとも出席すれば記者からの質問が殺到し、とてもじゃないが中身のない30代のアホな副社長ではボロがでて対応できないでしょうね。それが分かっているから、社長が息子可愛さに出さなかったのでしょう。

兼重社長から引き継いだ元専務の和泉新社長の初仕事が、全社員のLINEアカウントの削除であります。不正の証拠になり得たかもしれない幹部と社員間のLINE内容を隠蔽するためなのか、会社の再出発である筈なのに、隠蔽体質が見え見えです。これでは組織改革できる筈がありません。

アカウント削除について、再出発といいながら、証拠隠滅ではないのかと問い詰めれても否定しない新副社長~明らかに兼重前社長の意志が働いているように思います。社長のイキがかかっていないと専務までに上り詰めるはずがありませんから。初仕事がLINEアカウント削除では、この会社に未来はないと思いました。経営陣としての改革の意志が感じられず、今後も隠蔽体質は変わないかも。抜本的な副社長の取り巻きを含む経営陣の刷新を計らない限り、この会社は「終りだな」って感じです。

社員は転職したくても前職がビッグモーターだと採用されないかもしれないし、残るも地獄去るも地獄です。社員の皆さんが一番かわいそうです。

記事内で紹介しているビッグモーターの写真は、広島市内にある某支店のものです。買い物の際、会社の道路前をよく通るのですが、以前はそこそこお客がいましたが、今ではフロアには客が一人もいませんでした。以前は午後8時過ぎでも照明が明々とついていましたが、不祥事があって以来、現在同じ時間帯で照明は消えていて真っ暗です。

ショッピングモールやスーパマーケットで見かけるカメラ式駐車場とは

最近、カメラ式駐車場(ナンバープレートカメラ認証システム駐車場 )をショッピングモールやスーパーマーケットなどよく見かけるようになりました。その名の通り、カメラを利用した駐車場です。コインパークにあるようなゲートやロック板がなく駐車場の入口と出口に設置されているカメラで車両とナンバープレートを読み取り、駐車場を出る際に車のナンバー4桁を精算機に入力して彫金を支払いを行います。

ご存知の通りコインパーキング(ゲート式)は、該当のスペースに車両を入庫するとセンサーにより3分以内にロック板が上昇し、車が出れないようにします。出庫の際は、精算機にゲート番号を入力して料金の精算を行い、ロック板が下がっていることを確認して車を出します。

一般的な商業施設では、入口の発券機で駐車券を受けとり、出口でチケットを挿入し駐車料金を精算します。3時間~4時間が無料と言うところが多く、有料になることはありませんが、出入口での駐車券の出し入れという利用者の手間は必要ですし、時間帯により駐車車両が多い場合は、出入口で渋滞と言うことも発生します。

またゲートを設けない駐車場では、無断駐車や迷惑駐車を防ぐことができません。迷惑駐車を防ぐため、コインパーキングのようなロック板を設ければ、コストもかかるし利用者(お客)も激減します。

しかし、カメラ式駐車場ではこれらの問題がすべて解消できます。初期投資はかかるものの従来のシステムよりコストの安いカメラシステムを導入する商業施設が増えているそうです。カメラ式駐車場のしくみは、入口で車両やナンバーを読み取った情報はすぐ精算機に送信され、利用者は4桁の車両ナンバーを入力して精算を行うものです。

冒頭の画像は、カミさんが食料品の買い物でよく利用しているスーパーの駐車場です。駐車場入口に2台のカメラと車両ナンバーが読み取れるよう、LEDライトが入口方向を照らしています。読み取ったカメラ情報(車両とナンバー)は、少し離れた店舗の近くに設置された精算機に送信されます。

このスーパーでは、案内にあるように60分以内の駐車は無料なので、該当者はそのまま出てOKです。60分を超えた利用者は、200円(60分あたり)支払う必要があります。駐車場出口には精算機はありませんので、入場するときの時間と車両ナンバー4桁を覚えておく必要があります。また、店で1000円以上の買い物をすれば、1時間分の無料サービス券を貰う事ができるので、実質2時間までは無料になります。

少々不思議なのは、このスーパーの駐車場にはカメラ設置している入口(出口はなし)のほかに、二カ所に出入口があります。いずれもカメラは設置されていませんので、こちらからは自由に出入りが可能です。6月1日からカメラシステムを稼働していると公表しているのに、1ヵ月経った今もこの2カ所の出入口にカメラを設置している気配がありません。

一般人はカメラ未設置には気がつきませんので、カメラより車両情報が読み取られているという案内で無断駐車のけん制をしているのかなと思っています。今の状態では、出口にカメラが設置されていないので、60分を超えた利用者が未精算で退場しても不正チェックはできません。

出口にカメラを設置した駐車場の場合、入退場の時間が分かりますので。1回目を無視して退場した場合、2回目を利用して退場のとき警告がでるそうです。大きな商業施設では、未精算の悪質な利用者が再来場したときは、車両ナンバーを登録し店舗関係者にメールで案内され、しかるべき対処がなされるようです。万引き犯や要注意人物の車両も同様な対応するみたいです。

私有地の無断駐車があれば、車両ナンバーで警察が調べてくれますが、1日数千人来るようなショッピングモールが、未精算の利用者について都度警察に確認はとれないだろうし手間も大変です。一体どうしているのかなと思いましたが、いろいろ仕組みを作っているのですね。

よく利用しているショッピングセンターの一つに、ゲートバーが降りるタイプのカメラ式駐車場があります。こちらは、駐車場入口の前で一旦停止します(1秒~2秒)。カメラが車両情報を読み取るとバーがあがります。停車時間が非常に短いのでストレスはありません。カメラが読み取りできない場合のみ駐車券をとるようになっていますので、カメラシステムのトライアル期間かもしれません。

出口も同様に一旦停止します。停車後 1~2秒でバーが上がります。今のところ無料ですが、有料になった場合、料金を精算しないとゲートバーが上がらないので出ることが出来ませんw 駐車場管理もこれからますます進化してゆくでしょうね。

女房のマイナポイント 買い物・チャージしなくても15000円分をゲット

私は、以前から確定申告にe-Taxを利用しているので、マイナンバーカードは7年前(2016年)に取得しています。もちろん、20,000円分のマイナポイントもゲットしました。マイナンバーカード取得は義務ではありませんが、私の場合 大いに利便性を享受した感があります。

マイナポイントキャンペーンもいよいよ2月末で終了です。手続きだけでその恩恵をカミさんにも味わって貰うため、昨年暮れにマイナンバーカードを申請。1ヵ月半後の2月初めに交付通知書が届き、先週の金曜日(2/17)カミさんと一緒に管轄区役所へマイナンバーカード交付手続きをしてきました。

待ち時間を含み最終的に手続きに2時間半かかかりました。受付は午後3時、その時点で50人待ちで、待ち時間70分位でしたが、電光掲示板で分かるようなっており、時間と共に増えたり減ったり変動します。2時間待たされて午後5時ごろに窓口受付でした。本人確認・暗証番号確認・暗証番号の端末入力などの後、マイナンバーカード交付までさらに30分かかりました。

カミさんのナンバーカード取得した当日夜に、カミさんの「かんたんスマホ」は、マイナンバーカード読み取り不可のため、私のパソコンから「マイナポイント」サイトより、本人に成り代わってマイナポイントの申請をしました。キャッシュレス決済サービスは、私も利用しているポイント反映も早く利用対象店が多いPayPayにしました。

マイナポイント申請手続き終了後、キャンペーン申込状況で確認すると、「マイナンバーカード新規取得」「健康保険証としての利用申し込み」「公金受取口座の登録」原則すべて付与ポイントが確定しますが、状況確認した時点では「公金受取口座の登録」の付与分が少し遅れていました(少し時間がかかる場合がある旨メッセージ有り)。翌日2/18朝には、以下の通りすべて付与確定となっていました。

2月19日夜にカミさんのスマホにインストール済の「PayPay」アプリを開くとポイントが反映されていました。私の場合も申請後、24時間後には「PayPay」に付与ポイントが反映されていました。PayPayアプリを利用している人は、アプリ内の「マイナポイント」から申請すればポイント反映はもっと早いかもしれません。

カミさんは、マイナポイント申請後、20000円分のポイント付与の権利を取得しましたが、うち「マイナンバーカード新規取得」の5000ポイント付与は、最大2万円のチャージまたは買い物をしないと反映しません。しかし、「健康保険証としての利用申し込み」および「公金受取口座の登録」各7500ポイント(合計15000ポイント)は、チャージまたは買い物の必要もなく、手続きだけでキャッシュレス決済サービスにポイント反映されます。

マイナンバーカード取得済の方は、ぜひ2月末までにマイナポイント付与の手続きを取られることをお勧めします。健康保険証の紐づけは国の方針から避けて通れませんし、公金受取口座の登録は当面休眠口座でも構わないし、支出ではなく給付金等を受け取るための口座登録なので、なんの心配もいりません。この二つのポイント付与は手続きするだけでもご損はないと思います。

女房のマイナンバーカード 申請1ヵ月半後に交付通知書が届いた

管轄区役所からカミさん宛に、封書に入ったマイナンバーカード交付通知書・電子証明書発行通知書(ハガキ)が届きました。昨年12月24日、私のパソコンからカミさんの代りにマイナンバーカード申請をしたものです。スマホ(自撮り含む)からでも簡単に申請できますが、女心というかいくつになっても自分の写真は気に入ったものでないと嫌だということで、一眼デジで何枚か撮ったものから気に入った写真を規定サイズにトリミングして手続きをしました。

「マイナポイント第二弾 (最大20,000ポイント)」による交付申請期限が、昨年12月末だったものが、2023年2月末まで延長されましたが、それに伴い多数の申請があり、最低でも申請後1ヵ月半以上はかかると言われていました。遅いところは申請してから2ヵ月以上経っても通知案内が届かないという自治体もあるようです。

マイナンバーカード交付申請後の状況を確認したい場合、「マイナンバーカード総合サイト」から申請状況が確認できます。但し、23桁の申請書IDが必要になります(通知カードに記載有り)

1週間前、カミさんの申請状況を確認したところ以下の通りでした。

*申請状況:お住いの自治体にマイナンバーカードを発送済み
*申請受付日:2022年12月24日
*申請内容の確認完了日:2023年01月10日
*お住いの自治体にマイナンバーカードを発送した日:2023年01月19日

マイナンバーカードが、今年1月19日自治体に発送されてから、約3週間後(2月9日)に交付通知書が自宅に届きました。これから判断すると、自治体(管轄区役所)にカードが届いてから、申請者に交付通知書が発送されるまで、2~3週間を要することのようです。

来週初めには、カミさんを連れて管轄区役所で交付手続きの予定です。以下のものを持参する必要があります。

 マイナンバーカード受け取り時に用意するもの 

1. マイナンバーカード交付通知書(封書で郵送された同封のハガキ)
2. 通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている方)
3. 本人確認書類 ①運転免許証・運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)・パスポート・身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳・在留カード・特別永住者証明書・一時庇護許可書・仮滞在許可書のうち1点

②これらをお持ちでない方は、「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認める2点(健康保険証、年金手帳、社員証、学生証、学校名が記載された各種書類、医療受給者証など)

 暗証番号の設定 

交付窓口で本人確認のうえ、暗証番号を設定した上でカードが交付されますので、事前に考えて準備していた方がよろしいです。2種類の暗証番号が必要です。

①署名用電子証明書(英数字6 文字以上 16 文字以下で設定、英字は大文字のAからZまで、数字は0から9までが利用でき、いずれも1つ以上が必要)
②利用者証明用電子証明書(数字4桁)
③住民基本台帳数字4桁)
④券面事項入力補助用(数字4桁) ②~④までは同じ4桁の暗証番号でOK。

総務省」によれば、2023年2月5日現在、国内人口に対するマイナンバーカード申請状況は68.1%です。有効申請数:85,794,900件、国内人口:125,927,902人(令和4年1月1日)
マイナンバーカード交付状況は60.1%です。交付枚数:75,663,329枚

人口に対する都道府県別交付枚数率のトップ3は、①宮崎県74.1% ②愛媛県66.0% ③山口県66.1%です。 ちなみに私の住む広島県は64.3%で第6位でありました。

フィッシング【ヤマト運輸】郵便物が配達できないため、配送情報をご補充ください(2023-2-6)

久々に冒頭にある様に、ヤマト運輸(クロネコヤマト)を騙るフィッシングメールが来ました。敵も色々あの手この手と攻めてきますので、うっかりメール内リンクをクリックする人もいるかもしれません。私もヤマト運輸のクロネコメンバーズに登録していますので、このようなメールがあっても不思議ではありませんが、フィッシングメールには、不自然な文章表現や部分がありますので、騙されないよう見極めが必要です。

今回は今までの国内に絡むフィッシング内容とは異なり、シンガポールからの国際郵便物が配送できないという少々気になる内容になっています。国際郵便物?なんだろうとうっかりひっかかる人もいるかもしれません。メール内容は以下の通りです。

***************

差出人:ヤマト運輸株式会社<admin@kuronekoyamato.co.jp>
宛先:<クロネコヤマトに登録しているメールアドレス>
件名:<<重要・再送>>【ヤマト運輸】郵便物が配送できないため、配信情報をご補充ください

内容

次の運び方をつくる。

【ヤマト運輸】サービスをご利用頂き、誠にありがとうございました。

シンガポールからの国際郵便物が配送されますが、宛先と電話番号に誤りがありましたため、配送できないことになっています。

下記の通り、配送情報をご補充ください、1~2営業日以内に改めて配送手配をしたします。

==>クリックしてから配送情報をご補充ください

*また、100円の再配送料がかかります。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

*注意:48時間以内にご返信のない場合、差出人に返送されることになります。

*このメールアドレスは送信専用になっております。本メールに返信いただきましても、お答えすることは出来ませんのでご了承願います。

配信元:ヤマト運輸株式会社

***************

差出人のメールドメイン(@以降の文字列)は、”Kuronekoyamato”を含んでおり、公式メールアドレスに思えてしまいます。また文末にある「国際宅急便サービスセンター」や「UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー」は、実在の部署であり電話番号も本物です。

フィッシングメールと判断できるところが数カ所あります。
①メール冒頭のクロネコロゴの後に「次の運び方を作る」という日本語表現がおかしく、”make the following”を直訳した文章のように思えます。「以下の通り主張する」という意味あいですが、文章は英文作成した後に翻訳したと思われます。

②メール内リンクの「クリックしてから配送情報をご補充ください」もおかしな日本語表現であり、リンク先URLに”kuronekoyamato”の文字列がない。

③クロネコヤマトは再配送料を徴収することはありません。

全体的にメールの文体や日本語表現、一行ごとの行間など、企業が案内する文章とは到底思えません。万一クリックした場合、最終的にクレジットカード番号の入力を求めてくるようであればそこでアウトです。その時点でおかしいと気がつくべきです。企業がメールでクレジットカードや住所氏名・電話番号などの個人情報の入力を求めることは絶対にありません。

※ 本物の「ヤマト運輸」ログイン画面(偽画面の判別は本物URLと比べるしかありません

女房のマイナンバーカード交付申請をしました 夫婦二人で4万円のお得感は捨てがたい

マイナーポイント(第2弾)の付与対象となるマイナンバーカード申請期間が、今年(2022年)いっぱいだったものが、2023年2月末まで延長する旨、総務省より発表がありました。

私はすでに、6年前(H28/01/01)にマイナンバーカード発足と同時に取得していましたが、今回の第二弾マイナーポイント申請をした翌日には、20000円分 (5000+7500+7500)  のマイナポイント付与されていました。付与されたポイントで適度に買い物をしていますが、元手のかかっていないお金なので、大変なお得感があります。

マイナンバーカード登録による5000円付与は、2万円分の買い物またはチャージをしないと付与されません。2万円以内の場合はそれに応じて付与。最大15000円分は手続きだけで無条件に付与されます。

今年10月13日 河野大臣が、紙の健康保険証廃止し、保険証とマイナンバーカードを一体化し、2024年の秋には新規の保険証発行を廃止すると発表しました。12年前、国家予算をかけて鳴り物入りの住基カード(私は持っていました)もいつのまにか消滅した経緯があります。

マイナンバーカードは、本人確認用としてe-Taxでは、しっかり利用していましたが、普及率の低さからメジャーな存在になるのはいつからかなと懸念していました。しかし、今回の発表でマイナンバーカード義務化は避けて通れないようです。

マイナポイント申請で一人当り最大2万円分が付与されます。年齢関係なく4人家族であれば最大8万円、夫婦二人でも最大4万円が付与されます。幼い子供の分も親が代りに申請してもいいのです。

マイナンバーカード義務化がほぼ確実となった今、キャンペーンがあるうちに申請した方がお得です。マイナポイント第二弾で、新規登録者が7000万枚を超え、マイナンバーカード普及率が約60%(2022年11月22日現在)になったそうです。

うちのカミさんも、マイナンバーカードを所有していませんので、キャンペーンの恩恵を受けるべく、今回マイナンバーカード交付申請をすることにしました。本人は全くできませんので、私のパソコンから手続きをしました。申請手続きは10分以内で終了します。

マイナンバーカード交付申請は、オンライン申請の他に、街中の証明写真機による申請や郵送という昔ながらの方法もあります。申請後、交付されるまでに1ヵ月~1ヵ月半かかります。

カミさんのスマホを使って申請は出来るのですが、スマホで撮った写真は気に入らないようで、先日、美容院に行った後に、一眼デジで撮った写真を何枚か撮り、気に入ったものを申請用に使いました。女性は何歳になっても見た目を意識するようです(笑)撮った写真の転送は、スマホよりパソコンの方が手早くできますので、結局パソコンからの手続きになりました。

 オンラインによる交付申請(パソコン又はスマホ)の手順 

1.利用規約の確認
2.メールアドレスの登録
マイナンバーカード利用者のメールアドレスを設定、URLが送信される
3.メールアドレス登録完了
URLを開き、連絡用氏名(本人)とメールアドレスを登録
4.顔写真登録 
巾480~6000 高さ480~6000pixel ファイルサイズ20KB~7MBまで 6ヵ月以内のもの 白黒OK
5.申請情報登録
①申請書ID ②メール連絡用氏名 ③メールアドレス ④生年月日 ⑤電子証明発行希望有無(チェックを入れない)※「申請書ID」はH27年10月に送付された通知カード兼個人番号カード交付申請書に記されています
6.申請情報登録完了

⑤申請情報登録完了の画面

《【個人番号カード】申請受付完了のお知らせ》が、登録メール宛に送信される

【PayPay】を使ってみた感想 キャッシュレスを体感すると現金払いが面倒

先日、マイナーポイント第二弾によるマイナンバーカード申請で、PayPayポイントとして2万ポイントをゲットしましたので、「PayPay」を早速使ってみました。キャッシュレス決済なので、レジでの清算はとてもスムーズです。予想していたとは言え、当然ながらあっという間に終わります。この利便性を体験すると現金払いがとても面倒に思えます。

利用した日は違いますが、TSUTAYA(ツタヤ)、モスバーガー、丸善ジュンク堂書店で使ってみました。レジでPayPay利用OKであれば、PayPayアプリのバーコードをピッと読み取って貰うだけです。読み取る時スマホから決済音として「ペイペイ!」と音声がでます。音量は調整可能です。周りに聞かれるのを気にする人もいるようですが私は気になりません。

決済後は、以下のようにスマホ画面に支払い金額が表示されます。購入時の付与ポイントもつきます。TカードとPontaカードのポイントカードを持っているのですが、扱っている店であれば、そちらにも別途ポイント付与されます。

PayPay」アプリは、利用できる店は非常に多いです。PayPayに関するキャンペーンやクーポンなどの案内も定期的にありますので、うまく利用するとお得度も高まります。小さな店は、店のQRコードを読み取り、購入金額をこちらで入力し、相手に金額を確認して貰った上で支払いをタップします。PayPayではレジにおいて二通りの決済方法があります。

実は、現在使っているiPhone12miniをY! mobile (ワイモバイル) より購入した際、ホームに最初からPayPayアプリのアイコンがあり、確かタップしたらインストールを促され、アプリとして登録したように思います。アプリを開くとなんと7,500ポイントが付与され、PayPay残金として利用可能になっていました。

PayPay(ペイペイ)は、ソフトバンクとヤフーの共同出資で設立した「PayPay株式会社」が運営するスマホアプリです。また、ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドの通信キャリアです。キャリアが違っても同じグループ会社なので、iPhone12miniを購入したときのポイント付与と思われます。

ソフトバンクiPhone6の時も、ヤフーショッピングで利用できる500ポイントが毎月付与されていました。このポイントを使ってヤフーで小物商品を購入したこともあります。なので、PayPayポイントとして付与された7,500ポイントも、ヤフーショッピングが対象と思っていました。しかし、すぐ購入するものがなく2年近くずっとそのままにしていました。

マイナーポイント第二弾でPayPayの場合、 20,000円チャージすれば、一気に20,000ポイント(5,000+7,500+7,500)付与され、PayPay残金は40,000円となります。

前置きが長くなりましたが、先にiPhone12mini購入時の7,500ポイントがPayPay残金としてあったので、+40,000円でPayPay残金は47,500円となる筈ですが、何故か42,475円なっていました。
7,500×0.33 ⇒ 2,475 になったということです。

理由はよくわかりませんが、ヤフーで利用できる7,500ポイントが一般店でも利用できるよう2,475ポイントに換算?されたのかなと思ったりもしています。今まで使わなかったので使えるだけ良しとしました。

PayPayに紐づけした銀行口座は、生活資金とは別に管理している私のへそくりです。もっとも、口座の存在はカミさんも知ってるのでへそくりにはなりません(笑)人生残り少なくなると夫婦間で秘密をもっても意味がなくすべてオープンです。

PayPayは、必ずしも銀行口座やクレジットと紐づけする必要はなく、セブンイレブン(コンビニ)にあるATM機(セブン銀行)を利用し、1000円単位で現金チャージが可能です。

お話が前後しましたが、キャッシュレス決済はとても便利だし私は推進派です。しかし、毎日の食料品や日常品購入による生活資金の収支は、長い経験則から現金決済の方が、アナログ人間の高齢者にとっては、感覚的にやりくりし易いように思います。

単発ではなく毎日のように使う形のキャッシュレス決済は、全くお金が見えないので、現金に慣れている高齢者にとって、その利便性が故につい買い過ぎてしまう懸念もあります。

マイナポイント第二弾 PayPayチャージで即日2万円分のポイントをゲット(2022年12月)

今年6月30日より、マイナンバーカードで最大20,000円分のマイナポイント第二弾がスタートしました。低迷しているマイナンバーカード普及率(約50%)を受けて、さらなる普及と活用を促進するために、QRコード決済や電子マネー・クレカなどのキャッシュレス決済サービスで利用できるマイナポイント最大2万円分を付与する事業であります。

私は2015年11月にマイナンバーカードを取得しました。自宅から確定申告(電子送信)できるメリットから、マイナンバーカード発足時すぐ取得したものです。昨年12月末で終了したマイナポイント第一弾は、マイナンバーカード申請・交付を受けた人を対象に、2万円分のチャージもしくは買い物で、5000円分(25%還元) のマイナポイントが貰えるものでした。

マイナポイント第二弾は、さらに「健康保険証としての利用申し込み」で7500円分、「公金受取口座の登録」で7500円分が付与されることになり、最大20000円分のマイナポイントが貰えることになりました。但し、第一弾でマイナポイント付与を受けた人は、今回重複して申請することはできませんが、最大15,000円の付与分は、チャージや買い物をすることなく、登録だけでポイント付与が受けられます。

第一弾のマイナポイントは、2万円分の買い物をすると5000円分のポイントが付与される訳ですが、買い物する度に購入額に応じたポイントが後日付与され、2万円に達したところで終了というイメージを持っていました。キャッシュレス決済によっては、ポイント利用に有効期間を設けているところもあり、期間内に無理やり買い物するのもいかがなものかとパスしていました。

ところが、PayPayではマイナポイント登録後、2万円分の買い物ではなく、2万円のチャージで即日 (24時間以内) 5000円分のポイント付与されることが判明。ポイント前払いのため、PayPay残高+25000円として、ゆっくりと買い物ができるという事であります。当然ながら1万円のチャージであれば2500円分のポイント付与となります。

私は第一弾には申請していないので、今回 申請すれば最大2万円分のポイント付与の恩恵を受けられます。これを申請しない手はなく、早速マイナポイント第二弾を申請した次第です。

「マイナポイント」アプリより、①マイナンバーカード登録 ②健康保険証利用申込み ③公金受取口座登録の後、 2万円のPayPayチャージで、即日2万円分のマイナポイントをゲットしました。チャージ金額と同額の100%還元なので、PayPay残高は一気に+4万円となりました。

1万円チャージであれば、2500円+7500円+7500円で計17500円のポイント付与となります。マイナンバーカード取得によるポイント5000円分は、チャージ金額又は買いもの金額に応じ付与されますが、健康保険証の利用と公金受取口座登録の15000円分付与は申請・登録だけでポイント付与されます。

※ マイナポイント登録後、PayPayアプリからのポイント付与の通知

マイナポイント第二弾の申請方法は、YouTubeなどにいろいろ紹介されていますので、詳しくはそちらを参照して頂くとして、主たる流れと申請にあたり注意すべき点を説明しておきます。

申請前の準備として以下のものが必要です。
①マイナンバーカード
②マイナンバーカード取得時の暗証番号(4桁)
③利用しているキャッシュレス決済(電子マネー・QRコード決済・クレカなど)
④NFC機能のあるスマホ(例:IPhone7以上) ⇒ マイナンバーカード読み取り用
⑤決済サービスIDおよびセキュリティコード(利用の決済サービスアプリで確認)
⑥マイナポイントアプリとマイナポータルアプリのインストール

申請は「マイナポイント」アプリから行います。健康保険証利用と公金受取口座登録については、途中から「マイナポータル」アプリで行いますが、表示されるメッセージに従って進めば手続きはすべて完了します。

*マイナポイントアプリをタッチすると開く最初の画面。「申込む」をタップする。

*マイナンバーカードを読み取る(iPhoneの場合)

*登録する項目にチェックを入れる。

*途中、キャッシュレス決済を選択する画面が現れます。 PayPayで検索すると「チャージ特典」又は「決済特典」を選択する画面が現れます。二つの違いは、ポイントを付与されるタイミングと条件が異なります。

「チャージ特典」は、チャージした時点で即日ポイントが付与されます。「決済特典」は、PayPayで買い物をすると30日後に購入額に応じて25%分のポイントが付与されます。お得度は同じですが「チャージ特典」の方が、ポイント付与の反映が早いのでこちらの選択をお勧めします。

申請後、ポイント付与されたかどうかの確認は、マイナポイントアプリをタップして開いた最初の画面の「申込み状況を確認」で分かります。付与確定後、紐づけされた決済サービスアプリ(PayPayなど)に反映されます。

対象となるマイナンバーカード申請の締め切りは12月末。マイナポイント申請の締め切りは2023年2月末です。マイナンバーカードは普及は国家事業であり、マイナーポイントの原資は税金です。

賛否はあるでしょうが、2024年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードとの一体化を実現すると河野大臣も表明しています。先のことは分かりませんが、マイナンバーカード取得が避けて通れないのであれば、申請するだけで最大2万円分相当のポイントを貰えるなら検討する価値はあると思います。

PayPayの場合、アプリ内の「マイナポイント」アイコンからも申請可能です。決済サービスIDおよびセキュリティコードの入力が不要になります。

目に余る通行マナー 意外と知らない自転車の交通ルール

毎日車に乗りますが、毎回見掛ける自転車の通行マナーの無さに驚かされます。信号無視は当たり前~赤信号で停車している車両の横を、何の抵抗もなく信号無視をして通り抜けていく若者をみて、この子はいつか大きな事故に遭わない限り分からないだろうなと思ったりします。耳にイヤホンをあて音楽を聴きながら乗ったり、道路の左側通行であっても並走したり、夜間の無灯火も目につきます。

自転車は「軽車両」です。軽車両とは、原動機を持たない車両のことで、自転車や馬車・荷車などをさします。なので、自動車同様に道路交通法で定められた交通ルールを遵守しなければなりません。違反すれば罰則の対象になります。

警視庁も10月31日より、自転車の交通違反に対する取り締まりを強化しているとの報道がなされています。自転車による、①「信号無視」②「一時不停止」③「右側通行」④「徐行せずに歩道を通行」の4つの違反について、悪質な場合は、これまでのように警告でとどめず、罰金など刑事処分の対象となる「赤切符」を交付するというものです。これら違反すると、3ヵ月以下の懲役、または5万円以下の罰金が科せられます。

自動車による信号無視は「青切符」ですが、同じ信号無視でも「赤切符」を切られる自転車の違反の方が罰則は重いということになります。

交通違反をした場合、「青切符」と「赤切符」という二種類お交通切符があります。前者は軽い違反に対して切られるものですが、後者は比較的重い違反に対して切られます。青切符の場合の「反則金」と赤切符の場合の「罰金」は、どちらもお金を払うことで解決するものですが、お国に対して反則金を支払っても前科にはなりませんが、罰金は支払うと前科がつくことになります。

自転車を乗っている人は、軽車両であることを認識している人はどのくらいいるのだろうか、毎日見掛ける自転車の通行マナーは、目に余るものがあり、危機感もなく貰い事故にあった歩行者は、たまったものではありません。万一を考えそれほど高くない自転車保険も加入しておくべきと思います。

「一時停止」の道路標識

言葉通り、一時停止の標識です。交差点や分岐路、住宅街でよく見かける標識です。道路標示と併設する場合が多いです。自動車や二輪車はもちろんの事、自転車や歩行者も一時停止する義務があります。自動車でもご婦人のドライバーは無視する人が多く、自転車に至っては遵守している人は、皆無であるというのが現実です。

「自転車通行止め」の道路標識

自転車が通行してはいけない標識です。但し、自転車から降りた場合歩行者となるため、手押しで通行すれば問題ありません。

「車両進入禁止」の道路標識

車両が侵入してはいけないという標識です。一方通行の出口などで見かけます。自動車や二輪車、および自転車も車両なので侵入が禁止されています。自転車から降りた場合は歩行者となるため侵入することが可能となります。多くの場合 この道路交通標識の下に「自転車は除く」などの補助標識があります。

「横断歩道・自転車横断帯」を表す指示標識

あまり見かけませんが、自転車と歩行者が通行出来る横断道を示す標識です。この標識のない横断歩道では、自転車は降りて歩行者として手押しで横断しなければなりません。しかし、自転車の乗って横断する人が当たり前で手押しで渡る人は皆無です。

上記に上げた事例はごく一部の標識についてですが、特に、自動車の運転免許を持っていない若者や学生は、自転車が軽車両であることの認識はなく、道路交通法なんて理解していないと思います。悪質な自転車通行マナーの取締りはもちろんですが、メディアでもっと広報活動して知らせるべきだと思います。