月別アーカイブ: 2025年8月

JAバンクを騙るフィッシング詐欺メールに注意 「ご本人様確認未完了のため至急対応をお願いします」

今月、JAバンクを騙るフィッシングメールが数日毎に5通ほど届きました。今まで迷惑メールやフィッシングメールは数多く受信しましたが、装う企業としてJAバンクは今回初めてです。件名は企業らしからぬタイトルですが、メール内容については、おかしな日本語表現もなく、テキストメールが多い中、冒頭の通り HTML形式のフィッシングメールなので、文面の体裁が整っていて本物と勘違いしそうです。メール内容は以下の通り。

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差出人:JAバンク <no-reply960@lovelytips.com>
宛先:私のメールアドレス
件名:【JAバンク】ご本人様確認未完了のため至急対応をお願いします

【重要】ご本人様による口座利用の確認について

平素よりJAバンクをご利用いただき、誠にありがとうございます。

近年、全国的に口座の不正開設や売買、譲渡などを利用した金融犯罪が急増しており、巧妙化・組織化が進んでおります。特に、SNSや不正サイトを通じて口座情報が悪用されるケースが増えており、金融機関としても対策の強化が急務となっております。

こうした状況を受け、JAバンクではすべてのお客様に対し、ご本人様による口座利用の継続意思確認をお願いしております。これは万が一、第三者におって口座が不正に使用されていう場合でも、被害拡大を未然に防ぐための重要な対応です。

また、ご確認をいただけない場合、法令上のリスク判断に基づき、一時的な口座のご利用制限や永久的な停止措置が実施される可能性がございます。誤認による制限や被害防止のためにも、以下より速やかにご確認手続きをお願いいたします。

 ご本人確認はこちらから 

お客様の大切な資産と信用を守るため、JAバンクでは引き続き消費者庁および関係機関と連携し、
最新のセキュリティ対策を講じてまいります。皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

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上記メールが、フィッシングメールである判別ポイント
差出人のメールアドレスが、企業らしからぬドメイン且つ文字列にjaがない(JAバンクのメールドメインは、「@janetbank.jp」「@webcenter.anser.or.jp」「@otp-auth.net」のみ)。
JAバンクを騙る複数のメールが立て続けに来ましたが、メール内にある「ご本人確認はこちらから」のリンク先URLは、都度違うものでした。JAバンク公式サイトのURLは、https://www.jabank.org/・・・から始まりますが、いずれも文字列にjabankは含まれておらず。
ご本人確認をしない場合、口座の利用制限や永久的な停止措置が実施される旨の説明がありますが、得意先であるお客様に対して、企業がそのような対応をする事はありません。
jaバンクと取引が無い方はフィッシングとすぐ分かる(私の場合、jaと取引有り)

メール内のリンクは絶対クリックしてはいけません(万一、クリックしてリンク先を開いても、入力しなければ大丈夫です)。必ずブラウザからJAバンク公式サイトにログインしてください。仮にメールにあるようなお願いがあるのであれば、jaバンク公式サイトにも同じ案内がある筈なので、本物であるかのチェックが可能になります。

もっとも、上記メールの欄外にて「ご不明な点がある場合は、JAバンク公式サイトよりご確認下さい」とあり、実際に確認されるとウソがばれる訳ですが、逆に本物の企業からのメールと思わせるところが、実に巧妙なのであります。

以下のスクショは、同じく今月に届いたJAバンクを騙るフィッシングメールの一つですが、先に紹介したHTMLメールではなく、テキストメールとなっています。フィッシングメールは、一般的にテキストメールである場合が多いです。

ご不明な点があればカスタマーサポートまで連絡くださいといいながら、発信元はJAネットバンク/カスタマーサポートとなっており意味不明。フィッシングメールは、同じ企業名で、数通立て続けに送られてきますが、都度 差出人メールアドレスやリンク先URLが変わるのも特徴です。

今月は、そのほか Appleやクロネコヤマトを騙るフィッシングも届きました。フィッシングメールは、しばらく来なかったのに、久々にどっと来ました。忘れたころに切り口を変え巧妙に攻めてきますので、フィッシングメールには十分気をつけたいものです。リンク先をクリックすると、本物そっくりの偽ログイン画面に誘導され、アカウント情報や個人情報入力を求めてきます。企業がメールを通して、個人情報を入力させて、本人確認をすることは絶対にありません。肝に銘じておきましょう。

前立腺がん放射線治療後4年半経過 PSA検査値0.032 経過観察中で最低値

2021年3月、前立腺がんの放射線治療終了してから約4年半が経過しました。 前立腺がんの場合、外科手術や放射線治療を受けた後、経過観察の必要があり、定期的にPSA検査を受けなければなりません。今回のPSA検査では、PSA値0.032ng/mlでした。前々回0.033、前回0.037と比べて、ほぼ横ばい状態であるものの、治療後の経過観察では最低値を記録。併せて行ったエコー検査において前立腺の肥大もなく正常、治療後の経過は順調に推移していると担当医から説明がありました。

 放射線治療後のPSA値推移 

*2021/03/29 放射線治療終了(併用のホルモン治療も終了)
*2021/06/11 PSA値 0.147(ng/mL)大学病院にてPSA検査
*2021/09/10 PSA値 0.092
*2021/12/10 PSA値 0.160
*2022/03/04 PSA値 0.147
*2022/06/03 PSA値 0.098
*2022/09/02 PSA値 0.065

*2022/12/05 PSA値 0.054
*2023/03/06    PSA値 0.042

*2023/09/04    PSA値 0.040
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*2024/03/04 PSA値 0.041  泌尿器科医院(大学病院担当医が独立)にてPSA検査
*2024/09/12 PSA値 0.033
*2025/02/27 PSA値 0.037
*2025/08/20 PSA値 0.032

前立腺がんに罹患した方に参考になればと、放射線治療後の経過観察の関連記事は、当該ページだけで、罹患発覚から現在までの経緯概要が分かるよう、PSA検査推移と共に毎回 紹介しています。

68歳(2010年)から、かかりつけ内科医院でPSA検査を開始、当初PSA値3.2でしたが、3年後に正常値(4.0以下)を超えるPSA値4.28となり、中電病院(中国電力系民間病院)を紹介され、その後7年間 半年毎の経過観察の中、PSA値13まで上昇。その間 MRI検査5回(がん所見あり)から、針生検2回実施しましたが、生検ではがん細胞みつからず。2020年7月(77歳のとき)、紹介された広島大学病院にて、3回目針生検で前立腺がん発覚。

広島がん高精度放射線治療センター(通称HIPRAC:ハイプラック)にて、2021年2月1日~3月29日まで約2ヵ月間、IMRT(強度変調放射線治療)による放射線治療(78Gy:延べ39回)を受けました。

放射線治療を受ける前、ホルモン治療を、2020年9月1日~2021年3月末まで7カ月間継続。放射線治療中の2か月間は、ホルモン治療と重なりました。一般的にホルモン治療で前立腺がんを縮小させた上で放射線照射を行います(詳細は当ブログ「前立腺がん治療日記」を参照下さい)。

放射線治療後は、広島大学病院にて3ヵ月毎にPSA検査を実施し、2年間(2023年9月まで)の経過観察。PSA値の推移が安定していることから、その後 紹介された泌尿器科医院(大学病院でお世話になった担当医が独立開業)にて、2024年3月より半年毎にPSA検査を継続しています。一昨日、その泌尿器科医院に行ってきた次第です。

放射線治療後、PSA検査値の推移は順調であり、際だった副作用もなく安心していましたが、一年前(治療後3年目)ごろから晩期副作用と思われる直腸出血の症状がでるようになりました。毎日ではないのですが、排便時、拭いたティッシュに真っ赤に血がつくことが時々あります。かって痔主だったので治療したことがある肛門科医院にて、内視鏡で診てもらったところ、痔の方ではなく直腸出血があると言われました。内視鏡写真を見せて貰うと、直腸表面の毛細血管が充血したような状態でした。放射線による損傷を起こしているので、治ることはないとも言われました。

経過観察で通っている泌尿器科の先生にも診て貰ったところ、同じく直腸出血とのことでした。大出血ではなく毎日ではないので少し様子見しているところです。

前立腺がんの放射線治療は、前期・後期の副作用があります。急性期(治療中~終了後数週間まで)には、排尿困難(勢いがない、時間がかかる等)、頻尿、排尿痛、排便時の痛み出血などがあります。晩期(治療後数ヵ月から2年~3年以降)尿道狭窄、直腸出血などがあります。経過観察もしくは内科的治療で済む場合が多いのですが、まれに内視鏡でレザーによる毛細血管の焼灼処置をすることもあるそうです。

IMRTは、前立腺だけにピンポイントで放射線照射するので、従来の放射線治療にあった膀胱や直腸への悪影響はかなり少ないのですが、晩期副作用はゼロではないようです。私の場合、前期副作用もなく、照射による膀胱への損傷もありませんでしたが、直腸に若干の放射線障害がでたようです。早期発見により助かった命であり、治療結果は上出来です。毎日かかさず晩酌もしていますし、ジムでの筋トレやストレッチ、ウォーキングも普通にやっています。最近はランニングも少しづつ復活させています。

【Youtube】清掃員のふりをしたANATOLY(アナトリー)さんのいたずらビデオがウケる

カミさんとショッピングセンターなどに外出したとき(毎日外出します^^)、出先では別行動なので、待ち合わせ時間まで、興味ある店のウィンドウショッピングしたり、本を読んだり、スマホでFacebookやYouTubeのビデオやショートを見て時間をつぶします。その中で 清掃員のふりをした普通のお兄さんが、強面の筋肉隆々のパワーリフターを横目に、200キロを超えるバーベルをひょいと上げてしまういたずらビデオ(Youtube)がウケます。その面白さにハマってしまいましたので、ご存知の人もいるかもしれませんが紹介します。

日本の場合、いたずらビデオであることと仕掛人の身分を最後に明かしますが、この動画を見る限り、仕掛人の身分は最後まで明かさないまま別れます。そのおかげなのかいたずらビデオとして、バレず継続しているのかもしれません。

時には老人に変装することもあります。32キロのモップやバケツをいとも簡単に軽く持っているように見え、相手が受け取ったときに、その重さにびっくりするリアクションも見ものです。100キロのバーベルも片手で一気に持ち上げることもやってのけます。

動画に出てくる主(ぬし)は、1999年生まれのウクライナ人のANATOLY(アナトリー)さんです。パワーリフター選手であり、パーソナルトレーナーおよび 人気のYouTuber(動画クリエイター)でもあります。

身長181cm 、体重78kgだそうです。なんとデッドリフト290kg(床におかれたバーベルをヒザ上まで上げる筋力トレーニング)、スクワット210kg(バーベルを肩にのせ、腿が床と平行になるまで腰を落とし、立ち上がる筋力トレーニング)の実力者であります。上半身裸になると、筋肉モリモリ、お腹はシックスパックなのに、何故かつなぎを着ると着やせした普通の清掃員に見えます。その普通の人が突然、超重量のバーベルをひょいと挙げてしまうので、そのギャップで驚きや面白さが倍増するのかもしれません。

ちなみに、パワーリフター競技は、デッドリフト、スクワット、ベンチプレスの三種目があります。脚力・腕力・背筋力を競い、その合計重量で順位を決める競技です。

ANATOLYさんのYoutubeには、たくさんの動画がアップされています。ストーリーは分かっているのに、どの動画もなぜかハマってしまいます。1000万回、2000万回超える動画もあったり、フォロア数800万人以上です。

トヨタ「コネクティッドナビ」でオービスの通知設定が可能 地図上に位置表示 近づくと音声でお知らせ

トヨタ純正「ディスプレイオーディオ」(コネクティッドナビ対応)で、オービス(自動速度違反取締装置)の通知設定が出来ることをご存知ですか。設定後は、オービスの設置場所に近づくと、地図上に位置表示と共に、通知音と音声で知らせてくれます。設定方法は以下の通りです。

1.ナビ画面右下の(🔲が4つ並んだマーク)をタッチし、「コネクティッドメニュー」の中の「スピード注意」をタップ。


2.ご利用規約の「同意する」をタップ後、「各種設定」タブが表示されるのでタッチ。

3.「通知」・「通知音」・「音声読み上げ」の設定をし、「変更する」をタッチ。設定されるとグレーになります。

※コネクティッドメニューの「スピード注意」アイコンが見当たらない場合は、「エージェント+」⇒「受信設定」⇒「スピード注意」⇒「通知・通知音・音声の読み上げ」の設定 ⇒ 「利用規約(同意する)」終了

設定後は、オービスの設置場所に近づくと警告してくれる筈ですが、オービスの位置情報の取得について、メーカーは 100%保証するものではないと言っていますので、実際にオービスに遭遇した時、どのようになるのか当ブログで取り上げたいと思います。

補足ですが、基礎知識としてディスプレイオーディオ」とは何ぞや? その名の如く、映像や音声を観たり聞いたりするための、ディスプレイ(表示)および音声機能をもった装置です。つまり、この装置だけでは何もできませんが、スマホやUSBメモリなどを接続することで、映像(動画)や音楽を楽しむことができます。ここ数年販売された車には、ほぼ搭載されています。

車載ナビにテレビチューナ、DVD再生などの機能を省略することにより、本体機器のコストを安く出来るメリットもあります(純正品ナビは20万円以上)。Apple Car PlayAndroid Auto、またはGoogle Mapなど、ナビアプリがインストールされたスマホをディスプレイオーディオに、接続(有線)することによってナビ機能が利用できるようになります。

「コネクティッドナビ」とは、トヨタのT-Connectサービスの一環で、センター通信型のナビゲーションシステムのことを言います。一般的な車載ナビゲーションシステムとは異なり、常に最新の地図データや施設情報、交通情報をトヨタスマートセンターからダウンロードして取得しています。そのため、最新の情報を活用したルート案内や、飲食店や駐車場の詳細情報などを得ることができます。車載ナビのように購入して数年後、約2万円~3万円かけてディーラーやショップにバージョンアップ作業を依頼する必要がありません。

そのほか、T-Connectサービスは、リモートスタート(遠隔操作)や窓の開閉、ドアロック、ハザードやランプ類の消灯などのリモート確認、問題発生時のメールによる「うっかり通知」、音声対話サービス等々をサポートしており、車(ディスプレイオーディオ:DCM<専用通信機>)とスマートフォン、通信センターが常に連携をとっています。

これらの機能を利用するためには、基本サービス T-Connect スタンダード(月額330円)とコネクティッドナビ<ディスプレイオーディ装着車>(月額880円)の有料オプション契約が必要です。但し、新車購入後5年間無料です。6年目以降から有料となり、330円+880円=1,210円がかかります。

私は、オプションで車載ナビ内臓の10.5インチ「ディスプレイオーディオPlus」を購入しました。センター通信型のナビシステムが、なんらかの原因で通信が中断しても、内臓ナビがカバーしてくれます。6年以降から内臓の車載ナビが利用されるため、コネクディットナビ利用料の月額880円は不要です(T-Connectスタンダード月額330円のみかかります)。

実は、私の車には、スピードレーダ探知機(買い替え5台目)を新車購入時に取り付けました。若いころはスピード違反でよく切符を切られました。現在はゴールド免許ですが、この歳になってもTPOにより、そこそこスピードを出すことがありますので、スピードレーダー探知機は必需品なのですw

オービスの設置場所は、予めスピードレーダー探知機(GPS内臓)のマップに登録されています。取締り場所や道路情報など、毎月メーカー(セルスター)から案内されますので都度更新もしています。通常のネズミ捕りにも対応しています。いつもは写真のように、スピードメーター表示(アナログ&デジタル)ですが、必要により都度画面が変り、常に道路情報や取締り情報、オービス設置場所の警告を、画面と音声で知らせてくれます。

ディスプレイ―オーディオ(コネクティッドナビ)によるオービス位置情報取得がどこまで出来るのか、レーダー探知機と比べてどうなのかチェックをしたいと思います。

高速道路深夜割引の新制度はETCマイレージサービスに登録しないと大変な事に(2025年7月以降)

2025年7月以降(今年4月のETC大規模システム障害の関連整備ため数ヵ月延期される模様)、ETC高速道路の深夜割引が見直しされ、新制度では「ETCマイレージサービス」による後日還元型に変更されます。今までは高速道路の出口料金所を出る時、深夜割引料金が課金されていましたが、新制度では、高速道路出口で満額(割引無し)課金され、翌月 割引相当分をマイレージポイント還元により行われます。つまり、新制度では、事前に「ETCマイレージサービス」に登録しておかないと、深夜割引を受けることが出来ません!!

従来、割引対象の時間帯 午前0~4時までに、1分でも高速道路を走っていれば、入口から出口までの全区間、高速道路料金30%の深夜割引が受けられました。例えば、走行時間帯19:00~0:01の場合、深夜割引時間帯0時から走ったのはたった1分ですが、19:00~0:01までの約5時間走行した全区間の高速道路料金が割引対象になったのです。しかし、新制度ではこのような恩恵は、受けられなくなります。

深夜割引時間帯(0時~4時)に、ちょっとでもかすろうと、時間調整のため高速道路のサービスエリアで、0時待ちトラックの混雑や渋滞がかねてより問題となっていました。この問題点を緩和するため、見直しされたようです。従来の深夜割引は、運送業者にとって醍醐味のあるものでしたが、新制度では、実質大巾値上げになるので、改悪だと言われる所以です。

新制度では、深夜割引率30%はそのままですが、従来の深夜割引時間帯 午前0時~4時(4時間)が、22時~翌5時(7時間)に拡大されました。但し、割引適用時間帯の走行分のみが割引されます。走行時間帯19:00~0:01の例をとると、今までは割引適用時間帯を1分でもかすれば、全走行分の割引がOKでしたが、新制度では適用時間帯に走行した分、つまり22:00~0:01の約2時間走行分のみが割引対象となります。

また、上限距離が新設(軽・普通自動車は、利用時間1時間あたり105km、大型自動車は、利用時間1時間あたり90kmまでが割引対象)されました。スピードを上げて距離を稼いでも、上限距離以上は適用されません。

深夜割引の新制度については、さまざまな意見がネット上では飛び交っていますが、私は、今回の深夜割引の見直し報道で、はじめて「ETCマイレージサービス」の存在を知りました。色々調べてみると、深夜割引を利用していない人でも、ETCで高速道路を利用している人であれば、マイレージ登録は、以下の通りメリットがありそうです。

1.登録年会費無料、
2.ETCで支払いする度にポイントが溜まる(10円当り1ポイントの還元 / 1ポイント1円換算で割引)
3.平日朝夕の割引が受けられる

但し、溜まったポイントには有効期限あり。2年間(730日)、ポイントや還元額の増減が無い場合、自動的に登録解除されます。高速道路の利用は多くはないのですが、毎月必ず走行するし、登録して損はないので、この度、「ETCマイレージサービス」に新規登録することにしました。メールアドレス入力で仮登録の後、送られてくるメール内のWebアドレスから本登録をします。

登録には車載器管理番号(ETC車載器の19桁識別番号)が必要です。ETC車載機器ETCセットアップ申込書(お客様控え)またはETC車載器セットアップ証明書に記載されています。新車購入であれば、車検証と一緒に保管されている場合が多いです。中古車購入の場合は、控えがないことが多く、確認の方法は色々あるもののきびしいかも。

案内される手順に従い、各項目の入力を行い、以下の通り新規登録完了しました。

エディオンネットを騙るフィッシング「××××@enjoy.ne.jpメール終了!!(最終警告)」

利用しているプロバイダーメール(エディオン)に、冒頭に紹介している件名「×××@enjyoy.ne.jpメール終了!!(最終警告)」なるフィッシングメールが届きました。7月29日から7月31日まで、毎日二通届きました。内容は以下の通りです。エディオンとプロバイダー契約をして約29年(回線:フレッツ光西日本)になりますが、エディオンネットを騙るフィッシングメールは初めてです。

年間売上高一位ヤマダデンキ、二位ビッグカメラにおよびませんが、全国的にも知名度も上がり、業界4位の大型家電量販店「エディオン」の発祥の地は広島です。第一産業という小さなパーツ小売店から、「ダイイチ」⇒「デオデオ」と店規模と共に名称が変わり、最終的に、中部エリアの家電店の経営統合を経て「エディオン」という会社名称になりました。

中国地方でエディオンネットに加入している人は多いと思いますので、特に加入が多いと思われる広島市民の方はひっかからないように注意してほしいものです。すでにエディオンからも注意喚起されています。

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差出人:”エディオンネットメール” <shssss-oqn@do6.enjoy.ne.jp>
宛先:<私のプロバイダーメールアドレス>
件名:✕✕✕✕@enjoy.ne.jp メール終了!!(最終警告)

本文
私たちのサーバーはあなたの エディオンネットメールストレージが制限を超えたことを検出し、すぐにアップグレードする必要があります.

メールストレージをアップグレードするには、ここをクリックしてください

あなたが従わなかった場合、私たちはあなたのアカウントをロックし、すべての電子メールデータは永久に失われます.

よろしく

エディオンネットメールサービス。

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フィッシングメールである理由。
1.エディオンネットのメールボックスは、容量1GB・保管期間60日間です。保管期間過ぎると順次削除されますし、容量オーバーの場合、一般的には古い順から上書きされてゆきます。また、後で述べるPOPサーバーの仕組みから容量不足にはなりません。

2.「あなたが従わなかった場合、私たちはあなたのアカウントをロックし、すべての電子メールは永久に失われます.(句点が「。」ではなくドット「.」になっている)」の一文も、ユーザーの不安を煽り、まさに脅迫文です。企業がこのようなメールを出す筈がありません。他のフィッシングでもよく使われる不安を煽る手口です。

3. 差出人のメールアドレス<shssss-oqn@do6.enjoy.ne.jp>が日によって変わります(正規な企業メールではあり得ません)。メールアドレスのドメインも正規のものと違っています(正規ドメイン:@enjoy.ad.jp)

4.私のメールアドレスを含む件名「✕✕✕✕@enjoy.ne.jp メール終了!!(最終警告)」になっており、通常ではあり得ない不自然なタイトルです。最終警告といいながら、毎日同じメールを送ったり、文面構成や表現が稚拙で、本文最後の「よろしく」というユーザーに対してタメ口のような表現など企業メールからはかなり乖離しています。

メールサーバーには、送信用サーバー「SMTP」と受信用サーバー「POP」があります。二つを兼用することが多いので、ドメイン名は同一の場合が多いです。メールソフト(Outlook、Gmailなど)で接続設定をするとき、エディオンの場合、SMTP/POP サーバー名は「pop.enjoy.ne.jp」となります。そのほか、プロバイダー契約時のアカウント(ユーザー名、パスワード)やメールアドレスなどを設定(入力)して、はじめてメールの送受信が可能になります。

送られたメールは、SMTPメールサーバーを経由し、POPメールサーバーに保存されます。受信端末(PCやスマホ)でメールソフトを開くと、POPから自動的にダウンロードされ、メール内容を見ることができます。POPサーバーの場合、保存されたメールがダウンロードされるとサーバー内には残りません(エディオンはPOPを利用)。なので、複数の端末でメールを見れるようにしていても、一つの端末(PC)で受信メールを確認すると、他の端末(スマホ)からは見ることができません。

Gmail(Google)、MSN、Yahooなどウェブメールは、受信サーバーに「IMAP」を利用しています。POPサーバーと違って、PC(又はスマホ)にダウンロード後も、サーバーにメールが残っています。ダウンロードするのは、メールのコピー(キャッシュ)なので、受信したメールはサーバーに残る訳です。こちらは、複数の端末から受信メールを確認することができます。

余談になりますが、私は、メールソフトThunderbird(サンダーバード)を利用しています。7つの目的別メールアドレス(プロバイダーメール、マイクロソフトメール、グーグルGmail、レンタルサーバーメールなど)を一括管理をしています。それぞれのメールソフトを個別に開いて内容確認するのはとても効率悪く不便です。サンダバードを開くだけで、すべての受信メールが確認できます。メールソフトGmailやOutlookでも同じように一括管理が可能です。