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交通ルール・交通マナ―を守らないドライバーたち

毎日車に乗っていて感じることは、交通ルールや交通マナーを守らない(知らない)ドライバーがなんと多いことか。プロでさえ分かっていないタクシードライバーも多いです。高齢ドライバーということもあるかもしれませんが理由になりません。

1.曲がる直前にウィンカーを出す(又は、ウインカー出さない)
道交法では、ウインカーの出すタイミングは「30m手前」または「3秒前」と言われています。「道路交通法施行令第二十一条」により、右折、左折の合図は、その行為をしようとする地点又は交差点の手前の側端から30メートル手前の地点に達したときウインカーを出すとなっています。車線変更(進路変更)は、その行為をしようとする「3秒前」と決められています。 ウインカーを出すタイミングは、早すぎても遅すぎてもダメなのです。

2.ブレーキをやたらと踏む
車間距離をあけていないドライバーに多い。前の車の速度が遅くて煽っている場合もあり。車の流れにのらないドライバーがいますが、法定速度で走っている以上、煽ってはいけません。下り坂の走行時も、前の車との車間距離を詰めて、やたらフートブレーキを踏むドライバーがいます。適正な車間距離を保ち、エンジンブレーキを利用し、必要に応じてフットブレーキを使うべきです。

3.スタートが遅い
時々、スタートの遅い車がいます。ぼーっとして場合か、スマホをいじっている場合のどちらかですね。後者は問題です。

4.後続車がいるのにハザードランプをつけずいきなりバック
ショッピングセンターなど、車が連なって駐車場に入る際、急にストップしていきなりバックするドライバーがいます。直前にハザードランプをつけて警告後一旦停止、その後バックすれば何の問題もありません。

5.曲がるとき大きく含まらせる
内輪差(外輪差)を知らない初心者ドライバーに多い。横を走っているとひやっとします。

6.前が詰まっているのに青信号で交差点内で停車・待機(道交法では交差点手前で停車)
交差する道路側の信号が赤から青に変わった際、前に進むことができない。昔これで2回信号待ちしたことがあり、2回とも女性ドライバーでした。

7.駐車場で、大きく斜めに止めたり、境界線を跨いで駐車する
駐車した時、周り車に迷惑をかけるのに、気にならないのが不思議。

8.交差点において、先頭車なのに、青信号に変わってしばらくしてウインカーを出す(左折の場合、車の横に歩行者やバイクがいると、安全上からも信号が変わる前から出すべき)
交差点で右折・左折する場合は、先頭車はマナーとして、対向車に曲がることを事前にウインカーで知らせるべき。青信号に変り、交差点中央に車を進めて待っていたら(直進車優先なので)、急にウインカーを出して曲がるドライバーがいます。事前にウインカーを出してくれていたら、二車線の道路では、お互いが同時に曲がることができる場合がけっこうあります(横断歩道の歩行者には要注意)。

10.一時停止の道路標識・道路標示があるのに停車しない。
圧倒的にご婦人ドライバーが多い。警官には取締り点数でおいしい場所です。青切符を切られて初めて知るのでしょうね。別件ですが、踏切でも車が流れていると一時停止しないドライバーがいます(私も若い頃、車が渋滞でゆっくり流れていたので、ゆるゆる踏切を渡り、青切符を切られた経験があります。 反省をこめてアドバイスw)。

11.一般道路の追い越し車線を、マイペースでトロトロ走る
爺さんが多い(かく言う私もジジイだけどこんな輩と一緒に括ってほしくないw)

12.ウィンカーを出すと同時に割り込む
いきなりウィンカーを出して割り込むドライバー。急ブレーキを踏む場合もあるので、腹立ちますね。ウインカーを出してしばらく併行して走り、相手がスペースを譲ることを確認して割り込むのがマナー。

13.交差点5メートル以内に駐車している。

14.運転中スマホを操作する「ながら運転」をしている

15.道を譲っても知らん顏(マナーの問題)

上記事例にあるようなドライバーは、なにかきっかけがないと気がつきません。大きな事故や取り締まられて、はじめて理解するようでは手遅れです。日ごろから交通ルールを理解し遵守したいものです。相手を思いやる交通マナーは安全運転にもつながります。

「カローラツーリング」ルームランプのすべてをLED化しました

今年3月末に納車されたカローラツーリングのライセンスランプ(ナンバー灯)をLEDに交換しましたが、今回 さらにルームランプとラゲッジランプをLED化しました。厳密には、運転席・助手席のマップランプとリア席のセンターランプ、および荷室のラゲッジランプをLEDランプに交換しました。純正の豆球(白熱電球)では、あまりにも暗すぎて実用的でありません。

12連・18連・24連のLEDをパネル上に貼り付けた爆光タイプもありますが、熱対策がされていないみたいだし、極端に明る過ぎるのは不自然で好みではありません。少々割高になりますが、品質で定評のあるカーメイト(carmate)GIGAシリーズの製品にしました。以前乗っていた30系プリウスもルームランプ・ポジションランプ・ライセンスランプ・カーテシランプのすべてをカーメイト製品でLED化した経緯があります。交換後8年以上 車を買い替えるまで一度も不具合はありませんでした(拙ブログ  趣味 ⇒ 車 紹介記事)。

カローラツーリングのルームランプ(マップランプおよびセンターランプ)のLED交換にあたり、色温度は、純正品と同等の日中の自然光(太陽光)に近い5000K(ケルビン)にしました。蛍光灯の昼白色に相当します。自然な色合いで色の識別などもしやすくなります。

照明の色味を決める色温度が低いとオレンジ色がかった暖色系の光になり、色温度が高いと青みがかった寒色系の光になります。ちなみに、朝日・夕日はおよそ2000K~3000K、日中(太陽光)はおよそ5000K~6000K、晴天時の正午はおよそ6500Kに相当します。

マップランプ(2個)は、カーメイトの型式BW251にしました。全光束110lm(ルーメン)です。リアセンターランプは、BW254(110lm)にしました。明る過ぎず 暗過ぎずで、消費電力は純正豆球5Wから0.7Wの省エネ製品になり、明るさは純正品の二倍になります。

純正白熱電球

LEDに交換後(フロント:マップランプ&リア:センターランプ)

運転席・助手席のマップランプ

純正白熱電球のセンターランプ(赤◯印2カ所にリムーバ―を差し込み取り外す)

LEDに交換したセンターランプ

ラゲッジランプはカーメイトの型式BW256、こちらはライセンスランプと同じ色温度6500Kにしました。蛍光灯で言えば昼光色になります。太陽光に近いのですが、5000Kよりほんの少し青っぽくなります。見た目ではきりっと引き締まった印象になります。

純正白熱電球のラゲッジランプ(赤◯印1カ所から取り外す)

BW256は全光束80lmですが、ラゲッジ側への片面照射で光ロスが無いため、全光束300lmの全照射タイプのLEDを取り付けた場合と同等の明るさだそうです。LEDに交換後 ラゲッジスペースがものすごく明るくなりました。

ルームランプのLED化に当たり注意事項があります。カローラツーリングもそうですが、最近の運転支援機能を備えた車は、コネクテッド化により、メーカーのセンターと常に繋がっており、近年では、急速に進化する自動車の自動化や電動化によって機能が複雑化し、車に搭載されている統合ECU(統合型コンピューター)ですべてがコントロールされています。

ルームランプひとつをとっても、コンピューターで制御されており、エンジンを切ればルームランプがじわっと点灯し、ドアロックすれば消灯するようになっていたり、スマートキーをもってドアロックされた車に近づけばループランプがじわっと点灯します。これらすべてプログラムで動作しています。

つまり、ループランプ交換時に金属製の工具などで誤ってショートでもおこそうものなら、ヒューズだけで済めば問題ありませんが、場合によっては直結している統合型コンピューターの故障になる可能性があります。そうなると車のエンジンもかからず、予想以上の大変な費用が発生します。

なので、バッテリーのマイナス端子のケーブルを外して作業せよとあるのはそのためです。私は最大の注意を払って作業したのでバッテリーのマイナス端子は外しませんでしたが・・・w

カロツーのLED交換で、はじめてDIYに挑戦する場合、難易度が高いのはマップランプの交換です。ネット上ではランプユニットごと簡単に取り外せるように紹介していますが、取付は思いのほか固く、取り外すとき 壊れるのではと思うくらい力を入れないとユニット(又は上ケース)は取り外せません。はじめての人には少し敷居が高いかもしれません。LEDに交換するのにユニット全体を取り外した方が、レンズなど壊すことなく作業はやり易いと思います。

コツがいりますが、私は上ケースのみを取り外し作業をしました。レンズ取り外しなと注意がいるものの、LEDへの交換、点灯チェックはこちらの方が簡単です。

マップランプのユニット赤◯印9カ所で、上ケースが取付けられている赤▢印4カ所でユニット全体が取付)①~④ 均等にリムーバーを浅く差し込み上部を開いて、下に引き下げると上ケースが取れます。リムーバーをやや深く差し込み、より大きく開けてユニット上部から下に引き下げるようにするとユニット全体がとれます(いずれもかなり力がいります。壊れないよう作業は自己責任で)

取り外した上ケース

ユニットの上ケースだけを取り外した状態、左側レンズを取り外す場合、①~②を先に外し(緩める)③~④ 均等にリムーバーを差し込みながらやるとレンズが外れやすいです。

マップランプの左側レンズを外した状態

ビフォアアフター(左:LED 右:純正白熱球)

LEDに交換した左右のマップランプ点灯時

純正のマップランプ、ラッゲジランプ、ライセンスランプ(T10バルブ)は、すべて12V5Wの白熱電球です。センターランプ(T10✖31)のみ12V 8Wです。交換したカーメイト製LEDルームランプ(BW-251、BW254)は12V 0.7Wです。ラゲッジ用LED(BW256)が12V 0.8Wです。先に交換したライセンス用LED(BW153)も12V 0.7Wです。LED化にすると明るさは倍増すると共に省電力化が計れます。

尚、カーメイト製LEDランプに交換の際、事前に「車種別適合情報」の確認をして下さい。
*BW251 LEDルームランプ GIGA 5000K 110lm T10 2個入(2,470円)
*BW254 LEDルームランプ GIGA 5000K 110lm T10×31(2,018円)
*BW256 LEDトランクランプ GIGA 6500K 80lm T10(1,982円)
高電圧保護回路付 放熱対策済 EV/PHEV/HV車対応 アマゾンにて購入。先に交換したライセンスランプ(BW153 ×2個 2,960円)は車検対応。

「新プロジェクトX~自動ブレーキ」今ある運転支援機能は先人の努力の賜物


出典:NHK番組「新プロジェクトX~自動ブレーキの挑戦」より《以下スクショ3枚含む》

6月22日夜7時半に放送されたNHKの新プロジェクトX 「夢は交通事故ゼロ~自動ブレーキの挑戦」を録画していたのですが、なかなか時間がとれず、先日やっと見ることができました。今でこそ自動車メーカー各社は、(国の要請により)衝突被害軽減ブレーキを搭載していますが、そんな発想のなかった1990年代、富士重工(スバル)のアイサイト開発チームのお話です。

NHKは、18年ぶりに復活した「新プロジェクトX~挑戦者たち~」を機に、旧シリーズで反響の大きかった回を月に1本のペースで再放送しています。かって私も業界は違いますが、企業戦士として頑張った時期もありましたので、この手の番組はとても共感し開発者の人たちに感動します。その前の同番組「窓際族が世界規格を作った~VHS・執念の逆転劇」もよかったです。私は、後にVHS陣営の傘下に入ったβ(ベーター)側のメーカーでしたが、同業者としてとても感動しました。

今年、3月末に納車された新型カローラツーリングは、私にとって最後の車になると思いますが、ぶつからない車をコンセプトに最新の運転支援機能が満載です。自動ブレーキに関しては、歩行者・自転車運転者寄りの走行や、自動車の車間距離が近づくと、ハンドル操作が自動で行われたり、自動ブレーキ(減速支援)が働き、運転者に注意喚起してくれます。

究極のアクセルとブレーキの踏み間違いは、ぶつからないように自動ブレーキでストップをかけ衝突被害を軽減させます。これら技術の進化も先人の努力があったからこそだと思います。

番組では、1990年代 販売台数最下位だった富士重工が、当時交通事故死者数1万人にいることに端を発し、交通事故ゼロを目指し開発が始まりました。まだ、自動ブレーキは大手メーカでさえも商品化されておらず、衝突時のエアバッグや居眠りすると警告音で注意を促すというものでした。

大きなカメラをフロントガラス上部に2台取り付けて、画像データを解析するコンピュータは後ろの荷台をいっぱい埋め尽くす状態で、とても商品化するレベルではなかったのです。途中 日産から技術を売ってほしいという話があったが、大手メーカーが出てきたらとても太刀打ちできなくなるため断ったというくだりもありました。

2000年は、さらに交通事故死者数も増え続けて、他車では、レーダーによる危険察知や、衝撃でシートベルトがきつく締まるような新技術も発表している中、新プロジェクトメンバーも増え、20人になった。カメラを改良して、車間距離や白線など様々な道路環境を認識させた。車線逸脱警報や路面凍結警告、その後、2003年には8つの機能(搭載価格70万円)を盛り込みました。しかし285台しか売れなかった。警報を知らせて注意を促しても、後の操作はドライバー次第で決まる。

2005年、頼みの主力車が売れず、富士重工は700人のリストラ。開発予算は20分の1に抑えられた。予算を削られ存続の危機にあった、運転支援機能プロジェクトメンバーも12人が残った。削ずられた予算を補充する為、県で地元企業への補助金を出す制度があり、警報ならすだけの当初申請内容では、事故は防げないことから、補助金獲得はできなかった。

当時 同業他社はどこもやっていない、自動でブレーキでぶつからない車を作ろうというコンセプトで再申請を行ったところ、県に認められて補助金がおりた。但し、期間は1年。

開発担当者は、いつどのくらいで強さでブレーキを動かせばいいのか、何百回と繰り返した。その中で、もうひとつの課題があった。自動ブレーキはどんな状況でも正確に作動しないと逆に大事故につながるので、より正確な画像認識の高い精度が必要であった。冬の北海道、深夜の首都高、北陸の海岸から火山灰のある桜島まで、チーム全員で日本全国の主要道路をくまなく回った。

さらに、どうしてもクリアできない最大の壁があった。それは夜の雨窓ガラスについた水滴で映像がにじみ、光が反射して前の車が正確に認識できない。解決の糸口が見えず、前例がないので正解が分からない。

そんなある日、車も見えない雨の降る夜の映像が開発者の目に飛び込んきた。なんとテールランプだけがはっきりと見えるではないか!これだ! あえて映像を暗くすることで水滴のギラギラを抑え、テールランプだけを捉えれば、車間距離が測定できることに気づく。すると雨の降る夜でも、コンピューターは、見事に車間距離をはじき出した。チーム全員が沸き立った。

2007年秋、開発した新機能のプレゼンが社内でプレゼンする時がきた。この会議で役員の了解が得られなければ、運転支援プロジェクトは終わる。プレゼンで開発責任者は、車が走る前に突然人形が飛び出すと車が自動で止まる映像を役員に見せた。商品化にOKがでたのは言うまでもない。2010年、ついに二つのカメラで車の完全停止を実現。搭載した車の事故率は60%も減った。世界で累計600万台以上が売れた。

2021年、国の要請もあり、各自動車メーカーで生産される車には自動ブレーキは当然のこと、ぶつからない車として、さまざまな運転支援機能をもった車が売られるようになりました。自動ブレーキについては、きっかけを作った富士重工の先人たちの努力の賜物だと思います。ちなみトヨタは、単眼カメラとミリ波レーダーで車間距離や道路状況を把握しています。

カローラツーリングのライセンスランプをLED化(カーメイトBW153)しました

今年3月31日に納車されたカローラツーリング、乗り始めてまだ2ヵ月半しか経っておりませんが、毎日ドライブを楽しんでいます。ぶつからない車として先進機能をもった運転支援システムには驚かさることばかりでしたが、今はその利便性を享受しながら運転を楽しんでいます。私には運転支援は不要だと思っていましたが、あればあってとても重宝します。例えば、ブレーキホールドや電動パーキングブレーキなど体感すると以前の車には戻れません。

とても気にいった車であるものの、ライセンスランプ、ルームランプ、ラッゲージランプが豆球であることは少々残念であります。ランプ類のLED化は、前の30系プリウスでも1回目車検(3年目)後に、ライセンスランプはじめ、ポジションランプ、ルームランプ、カーテシランプをカーメイト製のものでLED化しました。12年間めいっぱい乗りましたが、交換したLEDランプに不具合は一切ありませんでした。

まずは 見た目で印象が全く違ってくるライセンスランプ(番号灯)をLED化することにしました。使用したLEDライセンスランプは、プリウスのときと同じ、品質で信頼ある国内メーカーのカーメイト(Carmate)製のものにしました。GIGAシリーズの型式BW153 T10ソケット、色温度6500K(ケルビン)全光束100lm(ルーメン)消費電力DC12V 0.7Wです。車検対応となっています。2個で約3000円です。

色温度により、BW152(5000K)、BW154(6700K)があります。色温度は数値が小さいと赤っぽくなり、大きくなると青っぽく(蒼っぽく)なります。太陽光(自然光)の色温度は5000Kですが、純正LEDランプの多くは、色温度5000Kの設定になっています。

カローラツーリング 当初のライセンスランプ(豆球)

カローラツーリング 色温度6500K LEDライセンスランプ に交換

色温度5000Kは、マメ球よりは白っぽいですが、やや赤みを帯びた白って感じです。イメージ的には蛍光灯の白色光に近いです。6500Kは、昼光色といったところです。6700Kになるとやや蒼っぽくなります。


<出典:YAHOO!JAPAN ショッピング

因みに、ランセンスランプが切れたまま運転した場合、保安基準を満たしていない「整備不良尾灯等違反」として、反則金7000円(普通車)および 1点の反則点数が発生します

安価なLEDランプは1年も持たなかったり、明るさ不足や光にムラがあると、車検にパスしないものもあります。安物買いの銭失いにならないよう、しっかりした信用ある商品の購入をお勧めします。ライセンスランプは、好みもあるでしょうが、極端に明るい爆光LEDや極端に蒼っぽい(15000K)は、個人的には違和感を感じます。お勧めは国内メーカーの「カーメイト」です。

新型プリウス バッテリ上がり多発、カローラツーリングは大丈夫なのか?

アマゾンでシガーソケット用の車載充電器(二つのUSBポート、急速充電も可)を749円で購入。タイムセールということもあり安く入手できました。充電機能ではなく、ACC電源の電圧表示機能を利用したい為 本品を購入しました。価格の安さから品質においてはあまり期待しておりません。もっとも中華製でもコスパの良い商品もありますが本品については未知数です。

ここ1~2年に売られている最近のハイブリッド車は、先進運転支援システムを搭載しているため、通信機能(OTA:Over The Air 無線通信によるデータ送受信)があり、電力消費がハンパでありません。そのため 新型プリウスのバッテリー上がりが多発しているのです。今回、12V補機バッテリーの電圧モニター用として購入したものですが、12V補機バッテリーの電圧をテスターで直接チェックしたところ、シガーソケットに挿入した本品の表示電圧値とほぼ同じだったので、簡易的に補機バッテリーの電圧モニターとして使えます。

納車後、1年も満たない新型プリウスの補機バッテリ上がりの事例が、ネット上に多数紹介されています。消耗品のバッテリーは保証対象外のため、有料交換となります。ハイブリッド車には、補機バッテリー駆動用バッテリーの二種類のバッテリが搭載されています。前者は、ガソリン車にも搭載されている12Vの鉛蓄電池で、ヘッドランプやルームランプ、電装品関係の電源、システム起動用として利用。後者はニッケル水素やリチウムバッテリーで、モーター(発電機兼用)を駆動するために利用されます。

納車10ヵ月後、バッテリー上がりで充電では復帰せず、新たにバッテリーを交換したユーザーもいます。しかも、その3ヵ月後、再びバッテリ―上がりをおこし、このときはJAFを呼びエンジンを起動し、30分間の走行(充電)で復帰したそうですが、今後、毎年のようにバッテリー交換では、ランニングコストを抑えるため購入したハイブリッド車の購入が本末転倒になります。

ガソリン車はオルタネーターで12V鉛蓄電池(バッテリー)を充電しますが、ハイブリッド車にはオルターネーターがなく、駆動用バッテリー(48V)からDC-DCコンバーターを通して、12Vの鉛蓄電池を充電します。

新型プリウスに限らず、先進機能をもった最近のハイブリッド車は、エンジンオフの状態でも、通信のため暗電流(待機電流)が流れ、必要に応じてデータの送受信を行い。知らない間に電力を消費していますその上 自動ブレーキやレーンキープ、レーダークルーズコントロールなど、ぶつからない運転支援システム(トヨタセフティセンス)を搭載しているので、補機バッテリーをハンパなく利用しています。

特に、週一回しか乗らなかったり、毎日乗っても走行距離が短かったりすると、ある日突然バッテリー上がりになるようです。エンジンもかからず、ドアロックも解除できません。一年も経っていないので、この時 誰もバッテリ―上がりとは思いつきません。あとでディーラーに指摘されて気がつくとのこと。

以下の映像は、「枯れた整備士ひでぽんちゃんねる」さんが、友人の新型プリウスの暗電流(待機電流)について検証されています。この方は 納車10ヵ月、走行距離8000kmで、すでに1回バッテリー交換をされています。

検証では、エンジンオフ後 ドアロックしディープスリープ(0.01A)になるまで約5分間を要しています。エンジンオフ後ドアロックし、車から離れると補機バッテリーは、4A(50W)から放電(消費)が始まり、その後3Aに減少し1分後1Aになり徐々に減少しスリープ状態になります。

しかし、車に近づくと再びシステムがウェイクアップし3Aの電流が流れます。キーを車から5m以内に置いておくと、絶えず補機バッテリーの電力を消費している事が分かります。走行時の充電では追い付かず、バッテリー上がりの原因になるようです。

エンジンオフして、スマートキーを持ったまま、洗車やワックスがけ、DIY作業を1時間~2時間すると待機電流やウェイクップによる変動で、大きな電力を消費しています。洗車やワックスがけなど、車の近くで作業をする場合は、スマートキーを「節電モード」にすることをお勧めします。

最新のトヨタのハイブリッド車の場合、スマートキーのロックボタンを押したまま、アンロックボタンを2回押すとインジケーターが4回点滅することで「節電モード」になります。キーと車の通信を遮断することでバッテリーの消費を抑えることができます。解除するときは、いずれかのボタンを押します。

自宅車庫の近くにスマートキーを保管する際は、「節電モード」にすることで、電力消費の抑制およびリレーアタックも防止できます。

先進運転支援システムを搭載している私のカローラツーリングも、新型プリウスと同じパワートレイン / プラットフォームなので他人事ではありません。しっかり12Vバッテリー電圧をモニターすることでバッテリー上がりを防止することができます。

冒頭に述べた通り、ACC電源(アクセサリー電源)の電圧モニターで、およその12V補機バッテリーの電圧がチェックできます。表示電圧から、14V台は急速充電、13V台は普通充電、12V台は満充電と判断します(「ひでぽんちゃんねる」さんの検証により)。

つまり、バッテリー電圧が満充電の12V台を表示されているとき、エンジンオフすればバッテリ上がりを防止できます。

「カローラツーリング」トヨタ純正ドライブレコーダーとディスプレイオーディオの連携は超便利

上記写真は、今年3月に納車されたカローラツーリングに搭載されているトヨタ純正ドライブレコーダーの録画映像をディスプレイオーデオで再生しているところです。市販品ドラレコの画質と比べると満足している訳ではありませんが、モニターで見る限り思ったより画質はよかったです。純正品ドラレコの耐久性については未知数ですが、画質は許容範囲かなと思います。兼ねてよりトヨタの純正ドライブレコーダーの画質の悪さにびっくりしていたので、市販品の後付けになっても困るなと思っていましたが、その必要はなさそうです。

前の乗っていた30系プリウスには市販品(ケンウッド製)のドライブレコーダーをつけていました。最初は、ケンウッド製フルHDドライブレコーダーでしたが、2万円近い価格なのに、屋外駐車ということもあるのか、本体が1年半しかもちませんでした(途中トランセンド製USBメモリが壊れ、サンディスク製に交換した経緯あり)。2回目も画質の良さとリーズナブルな価格でケンウッド製にしたのですが、こちらは約5年持ちました。フルHD再生映像の解像度(1920×1080P)は申し分ありませんでした。

いずれもドライブレコーダーのカメラ角度を決める可変部(ジョイント部)が、1年以上経つとゆるくなり、固定できなくなりました。価格からして最低3年持てばいいと思っていますが、ブラケットの可変部の耐久性は問題ありですね。2台目も同症状になったとき、可変部を動かないようボンドで固定しました(カメラ本体の脱着は可能)。

カローラツーリングには、メーカーオプションですが、10.5インチのディスプレイオーディオ(T- Connect対応)およびフロントとリアにドライブレコーダーが搭載されています。フロントカメラ映像は解像度200万画素(1920×1080P)です。リアカメラ映像は解像度100万画素(1280×720P)です。再生映像は上下に黒い帯が入り、縦方向の画素が少なくなるので、実際の解像度は若干落ちます。

録画映像はディスプレイ―オーディオと連動しており、スマホにも転送可能。一つの映像(1分間)の転送スピードは10秒以内です。あっという間に終了します。まとめて転送する場合、映像の複数分かかります。

ドライブレコーダーの前方(フロント)と後方(リア)の映像は、一覧表示され選択すればモニター上で再生できます。スマホに転送された映像は、マップ上で位置情報や走行スピードもリアルに表示されます。事前にスマホへアプリ「My Drive Recorder Viewer」のインストールが必要です。

 ディスプレイオーディオに表示された録画映像一覧(フロント&リア)

 スマホに転送した録画映像 

純正品はフロントガラス上部中央にカメラが取り付けてあります。ドライブレコーダー本体はディスプレイオーディオ内にある思われます。後付けの市販品と違いとてもすっきりしています。純正ドライブレコーダーの録画映像のフレームレートは10fps(1秒間に10枚の画像表示)です。市販のドライブレコーダーのフレームレートは30fps(1秒間に30枚の画像表示)です。ちなみにテレビのフレームレートは(60fps)です。この数字が大きいほど再生映像は滑らかになり、少ないとカクカク感が出ます。

 フロントカメラ録画映像(1920×1080P 10fps)

 リアカメラ録画映像(1280×720P  10fps)

以前に見たトヨタ純正ドラレコ映像が画質が悪かったのは、解像度1280×720P(100万画素)だったからかもしれません。最近の純正ドライブレコーダーは、解像度1920×1080p(200万画素)ですので、画質が良くなった可能性もあります。ただ、純正のフロントカメラは、さまざまなシチュエーションの中、すばやいレスポンスが求められる運転支援システム用とドライブレコーダー用を兼用しています。

特に、カメラがとらえた映像による運転支援とドライブレコーダーの映像処理をマルチタスクで処理するためには、内臓メモリの有効活用およびスピードアップが必要なのでフレームレート10fpsなのか?・・・

知る由もありませんが、解像度1920×1080Pなのに、同じ200万画素の市販品ドライブレコーダーと比べると画質が今イチであることは否めません。満足できるものではありませんが、フロントガラスに余分なものがなく見た目はとてもスマート、またディスプレイオーディオとの連携はトヨタ純正のドライブレコーダーならではのメリット、若干の不満はあるものの総合的にみてとても満足しています。

続「カローラツーリング」My TOYOTA+の機能 うっかり通知 マイカー始動通知

先月納車されたカローラーツーリング(通称カロツー)に搭載されているトヨタのコネクティッドサービス(T-Connect)について、一部を先に当ブログでも紹介しましたが、日々のカーライフを通して改めてその利便性に驚かされてしまいます。車もここまで進化したかとカーライフの楽しさも倍増。

トヨタの「 T-Connect (ティー・コネクト)」とは、メーカーの説明では「車が通信することで 、カーライフがもっと安全快適になるサービス」とあります。 つまり、スマホとのやりとりや音声で様々の事が出来るようになりました。

例えば、車の鍵を車内に忘れたり、窓を閉め忘れたりすると、アプリに通知がきて遠隔操作ができます。そのほかスマホから車内のエアコンをリモート操作で、乗る前から車内を快適な温度に設定することも可能です。また、車内で「運転席(助手席)の窓を開けて」と話せば窓が開き、「エアコンの温度26度にして」と言えば温度設定が出来ます。ルート検索も音声で設定できます。

T-Connectを利用するためには、事前にその契約が必要ですが(新車購入後5年間は無料)、契約後、スマホに「My TOYOTA+」アプリをインストールすると、T-Connectによるいろいろな機能を利用することができます。冒頭のスクショは、自宅から離れた屋外駐車場に停めているカロツーの状態ですが、自宅に居ながらにして車の状態がリモート確認できます。

もし、ドアロックせずに車を離れると以下のようにドアがアンロックであることをメールで知らせてくれます。その後、自宅からリモート操作でドアロックができます。

スマホに届く「うっかり通知」

エンジンの始動・停止も通知設定可能で、第三者が勝手に車を動かそうとすれば、即メール通知が届き、車の所在位置も分かります。毎日乗るので設定していないのですが、例えば県外に車で旅行したときなど、必要に応じて設定することもありかなと思っています。

マイカー始動通知および車両位置

T-Connect端末は、「ディスプレイオーディオ」にあると思われますが、通信型コネクティッドナビ対応になっています。「ディスプレイオーディオ」は、2019年9月 3ナンバーになったカローラーに、国内トヨタ初で標準搭載されました。以降発売される新しい車種に採用されるようになりました。これから増えてゆくと思いますが、現在 搭載車種はそれほど多くありません。

「ディスプレイオーディオ」は、アプリをインストールすることで機能するタブレットと考えて貰えば分かりやすいと思います。最近のディスプレイオーディオには、TVやAM/FMチューナーがついていますが(以前はついていなかったようです)、車載ナビ機能は、T-Connect契約しないと使えません。車載ナビが内臓されている訳ではなく、センターとの通信で常に最新のものがダウロード表示されます。

私はオプションで車載ナビ内蔵仕様なのですが、T-Connectと契約している限り、通信によるコネクティッドナビを利用するので、内蔵ナビを利用することはありません。よかったのかどうかw ただ、T-Connect契約を解約した場合でも、ナビ機能が使えるということです。

ディーラーオプションで車載ナビ搭載可能ですが、T-Connect対応と非対応(従来型)があり、後者だとこれらコネクティッドサービスは受けられません。前者であってもT-Connect契約しない場合、USB端子にケーブル接続をしてスマホの「Apple Carplay」や「Android Play」又はグーグルマップナビなどのアプリを使って、車載ナビ機能を利用することになります。

T-Connectにより、カーライフががらりと変わりました。まだ紹介しきれない機能がありますが、併せて最新の運転支援である「Toyota Safety Sense」も重宝しています。歩行者や車両にちかづくと自動ブレーキがかかります。

例えば、一般道路を走行しているとき、車列の最後尾に近づくと、自動ブレーキをかけてくれます。あってはいけませんが、うっかりわき見運転をしていた場合でも、前の車がスピードを緩めたり、止まったりすると追突しかねませんが、前車との距離が縮むと自動ブレーキがかかります(踏み間違いによる急発進ではないので停止はしません)のですぐ気がつきます。

その後 自身でブレーキを踏み安全に止まることができます。ブレーキホールド機能があるのでペタルから足を離すことも出来ます。その状態でブレーキランプも点灯しています。

歩行者・バイク・車の横を走行するとき、近づきすぎると自動ブレーキをかけながら、ゆるやかに反対側にハンドルを切ってくれます。静止物の場合は、警告音と同時にどの方向に障害物があるかディスプレイオディオに表示してくれたり、予防・安全に対して機能満載であります。

カロツーの運転はずいぶんと楽ちんです。車両価格が高くなるだけであって、ドライバー過保護のような車は、不要だと最初思っていましたが、こういう車に一度乗ると、以前の車には戻れなくなります。また運転も乗っていて楽しくなります。車両価格は高くてもその価値は十分あります。最新の第5世代ハイブリッドシステムは、モーター走行の比率(約80%)が高いので、燃費もよく車内がとても静かです。

自動ブレーキは2020年4月から法令が施行。2021年11月以降のフルモデルチェンジの車両から、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が適用開始されており、対象車両においては、踏み間違い事故はかなり軽減されると思います。

「カローラツーリング」トヨタのコネクティッドサービス My TOYOTA+の機能がすごい

先月末に納車されたカローラツーリングのネタです。とにかく乗っていて楽しくなる車です。カロツーに限らず、最近の車は運転支援機能やスマホを使ったサポートプロブラムなど、ひと昔前と全然違います。長生きはするものですね。運転キャリアは58年~その間ほぼ毎日乗っていますが、こんな時代がくるとは予想もしておらず、改めて車の先進技術に驚かされます。

私のスマホに「My TOYOTA+」(マイトヨタプラス)というアプリを入れていますが、これがなかなかの優れもの。このアプリは様々なことができます。そのひとつに、車から離れていても、マイカーの状況を確認したり、操作することができます。

スマホのアイコンをタップすると、まず登録した車種が冒頭に現れ、航続可能距離・ガソリン残量・総走行距離を表示。さらに下側の「!クルマの情報」をタップすると、さらに 車名・登録No・車両形式・トリップA・トリップB・平均燃費など詳細情報が表示されます。

その下には、①ハザード ②エアコン ③カーファインダーと三つのアイコンがあります。
①は、大きな駐車場で車が見つけられなかった場合、ハザードランプをつけて見つけやすくするときに利用。②は、駐車場から離れた自宅から、エアコンのスイッチを入れて、車内を事前に温めるときに利用(有料220円/月)、カーファインダーは、マップ上に自分の車がどこにあるか表示させます(駐車位置確認)。

上記画面をさらに下へスクロールさせると以下のメニュー画面が現れます。

メニューから「リモート確認」をタップ、車の状況(9項目)が確認可能。

*ドアの開閉状態(閉じています)
*ドアロック(施錠されています)
*パワーウインドウ(閉じています)
*ハザードランプ(消灯しています)
*ヘッドランプ(消灯しています)
*車幅灯(消灯しています)
*ボンネット(閉じています)
*キー(車外にあります)
*オートアラーム(作動中です)

例えば、ドアが閉まっていても、ドアロックが施錠されていなかった場合、施錠を促すメッセージが表示されます。

「施錠する >」をタップすると「ドアが施錠されていません」と大文字でメッセージされるので、下にある「施錠する」をタップ。これで、離れたところからでも、ドアロックをかけることができます。

今回テストするために、車のそばでドアロックを解除したところ、1分以内にリモート確認のドアロックの項目が、「施錠されていません」と表示。そこでスマホを使って上記の通り「施錠する」をタップすると見事にロックがかかりました。実際には車のそばにいなくても離れたところでこの操作ができます。但し、オートアラームを有効にするのであれば、車まで行ってドアノブのタッチでロックをした方がよさそうです。

しかし、離れたところで車の状況が把握でき、クリアされていない項目があれば、スマホから操作が出来るなんてその利便性に驚かされます。

「My TOYOTA+」のインストールには、「T-Connect(ティ・コネクト)」の契約が大前提になります(新車購入後 5年間は無料)。そのほかトヨタアカウントの取得・本人確認などが必要です。
T-Connectは、車端末(ディスプレイオーディオ)とトヨタのコントロールセンターと常に繋がっており、安心・安全・快適なカーライフをサポートするトヨタ専用のコネクティッドサービスです。

カロツー装備の10.5インチのディスプレイオーディオのナビは、トヨタのコントロールセンターより、常に最新のものがダウンロード表示されています。コネクティッドナビと言われているものです。私の場合 オプションでナビソフトをディスプレイ本体にイントールされているので、T-Connect 契約終了後もナビは表示されます。

T-Connect契約をしていない人は、スマホ本体をディスプレイオーディオと有線接続して、スマホ内にあるナビソフトをディスプレイに表示させます。これからは、ディスプレイオーディオが、主流になってゆくようです。現在、T-Connect対応の端末搭載車種は、それほど多くありません。

購入したカロツーには、最新のトヨタセーフティセンスと第5世代のハイブリッドシステムが搭載されています。さらに、高級車しか装備されていなかったブレーキホールド&電動パーキングも装備。カロツーは、運転支援と共にすばらしい装備が整っており、とてもコスパの良いお勧めの車です。デザインも一新し、おじん車と言えなくなりましたw「たかがカローラ、されどカローラ」といったところです。

「カローラツーリング」 槌屋ヤックシガーソケットを増設 車種専用なのでぴったり

2024年3月31日 5ヵ月待ちの納車されたカローラツーリングに槌屋ヤックの電源ボックス(増設用シガーソケット)を装着しました。車種別に合わせた商品なので純正仕様のようにぴったりです。210系カローラシリーズにはすべて使えます。2022年10月マイナーチェンジ後の車種もOKです。

前のプリウスもそうでしたが、助手席と運転席の間にあるセンターコンソールボックスの中にシガーソケットが一つありますが、とても使い勝手が悪いと思うオーナーは多いと思います。センターコンソールの前部につければまた違うと思うのですが、昔のように喫煙用ではなく、アクセサリー(空気清浄機・充電器など)の供給電源用ソケットを想定しているのであれば、ボックス内でも問題ないのかなと思ったりもします。

🔲 カローラツーリング専用の槌屋ヤック 電源ソケット(増設用シガーソケット)

私は、毎日車の乗るので、タイヤ空気圧を月1回はチェックしていますが、コンプレッサー用電源としても利用しています。今回は空気清浄機とレーダ探知機の電源として増設しました。先に当ブログにも紹介しましたが、二つのUSBポート(Aタイプ&Cタイプ)および二口のシガーソケット(最大90度 4段階可変)の商品を先に購入した経緯があります。

しかも、USB-Cタイプは最大20W出力PD規格対応で急速充電が出来るようになっています。絶対重宝しそうだと思っていたのですが、コンソールボック内のシガーソケットに差すところまではOKだったものの、さらに増設する空気清浄機とレーダ探知機の二つのブラグを差すと、コンソールボックス上面よりはみ出て、ひじ掛け兼用の蓋が閉まりません。閉まらないと、ひじ掛け(スライド式)も使えなくなります。2500円で買ったのに無駄になりました。事前チェックが足りませんでした。

🔲 全く使えなかった増設用シガーソケット

結局、最初から候補に挙げていた槌屋ヤックの増設用電源ソケット(4100円)をアマゾンより購入し装着次第です。最初からつければよかったと思いましたが、急速充電の出来るUSB-C端子とA端子もついているし、少しでも安い方がいいだろうと検証しないまま購入した結果、かえって高いものについてしましましたw

🔲 車種別なのでフィット感ぴったりの槌屋ヤックの増設用電源ソケット

ただ、槌屋の電源ソケットの接着面が上部なので、装着後もたえず下側に引力が働き二つのソケットを付けるとどうかなと思いました。レビューで外れたというユーザーもいたのが気になりましたが、説明書では接着面が硬化するまで24時間は何も接続しないでとあり、遵守の上その後二つのブラグを接続。2週間以上経過した現在全く問題ありません。

二つあるUSBポート(Aタイプ)は、リバーシブルなので差し方向を気にする必要がありません。急速充電こそありませんが、応急時の対応が主なので全く問題ありません。

槌屋ヤックの電源ボックス(増設用シガーソケット)は、ハリア・カローラ・ヤリス・C-HR、アクアなど、昔から、車種別のアクセサリグッズを販売されており、しっかりした実績のある会社です。当然接着剤も工夫している筈なので問題ないと思います。ぴったりと装着できるので純正仕様感があってとても満足しています。

シガーソケットの下部は、狭いですがスペースがるのでちょっとした小物は入れられます。ボールペンや携帯用老眼鏡、増設機器の余剰ケーブルなど収納しています。

別件ですが、併せて10.5インチディスプレイオーディオの保護フィルムも上手く貼ることができました。すべてタッチ操作なので、傷や指紋などベタベタつくのは嫌なので早めに処理しました。2枚分のフィルムが入っており、失敗しても大丈夫ですが、1枚目がうまくゆけば予備として先々で使えます。説明書は一部間違ったところがあり、「らぼまる」さんのYouTubeチャンネルで分かり易く説明があり、その通りにすれば気泡もなくうまくできました。

らぼまるさんが紹介してる商品ブランド「RUIYA」ではなく、同じくアマゾンで入手したのですが、私は違うブランド「SHAOHAO」から購入。でも中身は全く同じみたいです。商品開発した会社は「RUIYA」のようです。OEMなのであれば納得ですが、違ったブランド名で販売しているとはびっくりです。PET製ですが貼った後の色合いの変化なく4Hで傷もつきにくく、製品はしっかりしています。

 

5ヵ月待ちのカローラツーリング 納車されました! やはり実車はかっこいい

3月31日 5ヵ月間待ちに待ったカローラツーリングハイブリッドGが納車されました。やぁ、長かった。その分実車のかっこよさに痺れました。3ナンバーになったカローラは、デザインも一新、オジン車とは言えなくなりました。購入者層がぐっと若者世代に移行しました。価格以上の機能・性能・内装などコスパの良い車として若者にも人気があります。もっとも、私の場合 メーカーオプションをつけると300万円を超え、もはや大衆車とは言えません。

1.8Lの新型プリウス (Uグレード) とパワートレインやプラットフォームは同じですが、キント(サブスク)しかありません。2.0L(Z/Gグレード) は、車両本体価格で約100万円差があり、納期も1年以上になる可能性もあり、カローラシリーズにする人も少なくないようです。しかしながら、現在受注ストップとなっています。

初乗りの印象は、スタートはとてもパワフルで、走行中も車内はとても静かでした。乗り心地もよく、さすが独立懸架のダブルウィッシュボーンであります。でこぼこ道でも、上下動の揺れを吸収し、車体が大きく揺れることなく、舗装された道路では水面を走っているようです。前車30系プリウスのバンなみの乗り心地とはえらい違いです。昔、乗っていたマーク2も、ダブルウィッシュボーンでした。その再来です。

カローラツーリングの上位グレード「W×B(ダブルバイビー)」のタイヤは215/45R17なので、コーナリングでは長所を発揮するものの、ロードノイズが大きいという指摘がありました。併せてタイヤ交換コストが高くなることもあって、中間グレードGにした経緯もありました。オプション仕様のタイヤ(205/55R16アルミホイール)ロードノイズは、予想以上に小さく決めて正解でした。モーター駆動優先なのかとにかく車内は静かです。エンジンがかかっても前車プリウスより全然静かです。

最近の車は状況に応じて自動ブレーキがかかるようになっています。その分 車両価格が以前より30万円前後高くなっています。兼ねがね、今の私には必要ない機能であり、その分車両価格を安くしてもらった方が良いと思っていましたが、最新版の進化した「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」を搭載しているカローラツーリングの予防安全機能に驚かされました。これからの車には、必要不可欠なものであると改めて認識しました。

JNCAP(自動車アセスメント:国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が安全な自動車の普及促進する目的で1996年より公表している自動車安全性情報)の総合評価で、最高ランクの「自動車安全性能2021ファイブスター賞」を受賞。カローラツーリングの予防安全・衝突安全性能が高く評価されました。2019年に3ナンバーにモデルチェンジしたカローラですが、2022年10月ビッグマイナーチェンジでは、さらにトヨタセーフティセンスが進化し数々の新機能が追加されています。

さすがにアクセルとブレーキの踏み間違いはありませんが、この先 加齢に伴い高齢者の身体能力は確実に落ちてきます。ここまで最近の車は予防安全に対応しているのかと思うと、車を買い替えてよかったと実感しています。新車になったおかげで自動車保険料もかなり安くなり、1月に更新したばかりの保険料が一部還ってきました。

過信はできないものの、高齢者の踏み間違い事故はかなり減少するのではないかと思います。それだけ最近の車の予防安全機能は、すごいことになっているのです。また、カロツーは、ブレーキホールド&電動パーキングブレーキ搭載車ですが、操作を体感するともう元の車には戻れなくなりました。

メータ―内に表示される数々のアイコンや警告灯・表示メッセージなど理解するのに、高齢者には大変ではないかと他人事ながら思ってしまいます(私は大丈夫ですがw)。最近のトヨタ車には搭載される「ディスプレイオーディオ」(モニター)の設定も、かなり細かく多岐に渡っています。でも一旦これらを理解すると、とても安全で乗って楽しくなる車であると感じます。

また、標準装備の「ディスプレイオーディオ」には、車載ナビはついていません(オプションで搭載可能)。有線でスマホのナビアプリを利用したり、メーカーのセンターから最新ナビをオンラインで表示します(通信型ナビ:本来有料ですが新車5年間は無料)。動画再生や音楽再生は、DVD/CDプレイヤーではなく、C端子からUSBメモリを使って行います。時代の流れを感じます。