Z世代って?ミレニアル世代?X世代 Y世代?団塊世代には何のことやら

最近、テレビ番組とかメディアで、「Z世代」とか「ミレニアル世代」という言葉が使われています。いつからか最近よく耳にするようになりました。私のような高齢者には、◯◯世代といえば、「団塊世代」が一番ピンときます(笑)

「Z世代」「ミレニアル世代」「X世代」「Y世代」は、生まれた年により、世代ごとに分類された言葉であります。そういう意味では、戦後第一次ベビーブームである1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれた「団塊世代」も、表現こそ違いますが世代別の分類からは、その延長にあると言えます。現在の年齢は73歳~75歳の高齢者を指します。「D世代」もいいかも(笑)

「Z世代」や「ミレニアル世代」とは、若い世代を指す言葉ということは何となくわかっても、詳しく説明できる人は少ないかもしれませんね。

「Z世代」
1996年~2010年生まれた世代の人たちです。「ジェネレーションZ」とも言います。2022年時点では、10代〜20代半ばの年齢の方がZ世代に当てはまります。生まれた年には、すでにインターネット環境が整備され、当たり前のように存在していました。スマホも然り、それらを上手に使いこなすことができるため、「デジタルネイティブ」とか「スマホネイティブ」とも言われます。

新聞やテレビといったものには距離をおき、インターネットを利用した情報収集力に長けています。テレビの視聴時間よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用時間が多いのが特徴です。この傾向は、年代が若くなるほど顕著だそうです。またブランドや商品の知名度ではなく、自分にとって価値があるものに対してお金を使う傾向があります。

「ミレニアル世代(Y世代)」
1980年代半ば~1990半ば生まれの世代の人たちです。現時点では、20代半ば~30代半ばの年齢の方が相当します。Z世代より10年前の世代で成長過程がデジタルの台頭とともにあり、物心ついたころにインターネット環境が飛躍的に進むと共に、IT機器に触れる機会もあったため、Y世代は「デジタルパイオニア」であると言えます。その後に続くZ世代はデジタルが当たり前の時代に生まれたので「デジタルネイティブ」と呼ばれる所以です。

また、勢いのあった新聞やテレビなどメディアを知っている世代なので、情報収集はインターネットと共にバランスよく利用する傾向があります。消費傾向はモノより旅行などを好む傾向あり。

「X世代」
1960年~1974年生まれた世代の人たちです。2022年時点で40代後半~60代前半の年齢の方が相当します。世代的には、Z世代の親世代に当たります。

以上の世代区分は、アメリカから来たのもので、「ジェネレーション◯」と呼ばれます(◯にX・Y・Zなどのアルファベットが入ります)。ジェネレーション区分による生まれた年の範囲は、日本も踏襲していますが、はっきりした定義はないので、ネット上でも多少のずれがあります。

世代別のマーケティングにより、消費動向や社会・ライフスタイルを知ることでビジネス戦略に応用できることであります。Z世代(ジェネレーションZ)の次にくるのは、「α世代」と言われています。2010年以降に生まれた世代です。2022年時点で12歳以上の人たちで、ミレニアル世代(Y世代)の子供にあたる世代になります。

私は団塊世代よりもっと前の世代なので、完全なアナログ時代に生まれました。インターネット環境が台頭したころが人生半ばの40代でした。アナログ生活に馴染んだ我々の世代は「デジタルデバイド(情報格差)」という言葉があり、デジタル(情報技術)に強い人と弱い人との間に生まれた格差があります。

私はおかげさまで、ITには強い方ですが、圧倒的にiT弱者の方が多い世代です。現状の以上も以下もなく、薬にも毒にもならない世代ですが、これからは世界人口の4分の1を占める「Z世代」や次世代の「α世代」が、中心となる時代がいずれくるのでしょうが・・この世にいない我々は知る術もありません(笑)

昭和という時代に、アナログ ⇒ デジタル、真空管 ⇒ トランジスタ、トランジスタ ⇒ IC(集積回路)⇒ LSI(大規模集積回路)、パソコン通信 ⇒ インターネット、固定電話 ⇒ 携帯電話、ワープロ ⇒ パソコン、テープ(カセット)⇒ 光ディスク などの過渡期を知っている世代として、さらに続く(昭和の世相とは違う)平成・令和と生き続けられた人生体験に感謝であります。昭和は多感な青春を謳歌した時代でもあり、ふっと当時を思い出し懐古するこのごろです。タイムマシンがあるならば時を戻したいです。それだけ年をとった証拠かもしれません。

私が人生100年生きたとしても、昭和は人生のほぼ半分を占めます。

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