墓碑銘2024 令和6年に逝った著名人 年々昭和が遠のいてゆく

毎年、昭和生まれの著名人が亡くなってゆき寂しい限りです。ひと昔前までは、訃報の多くは年の離れたヒーローや著名人でしたが、ここ数年 同世代もしくは年下の著名人の訃報が増えたように思います。昭和が終えて(昭和64年/平成元年/1989年)35年経ちます。来年迎える令和7年は、昭和100年に当たるそうです。

ざっくり100歳以下の人はすべて昭和生まれになります。私も来年は83歳~人生100年時代のほぼ4/5(80%)を過ごしたことになります。戦後復興まもなく裕福ではなかったけど暖かみや人情の町で過ごした幼少時代~昭和はまさに山崎貴監督の映画「ALWAYS 夕日の三丁目」の世界でした。多感な青春時代を過ごした昭和が遠のいてゆくのはもうやむを得ないことを肝に銘じなければいけませんね。

芸能人・著名人は、ストレスや不規則な食生活の影響もあるのか、志し半ばで亡くなったり、突然死など早世も少なくありません。一般人も含めてがんで亡くなる人も多いです。

厚労省が24日、健康上の問題がなく日常生活を送れる期間を示す健康寿命は、男性72.57歳、女性75.45歳(2022年)であると発表をしました。ちなみに、平均寿命男性81.05歳女性87.09歳です。先のことは分かりませんが、私は元気バリバリの爺ということになります。健康に感謝です。

長生きの秘訣は、食生活だけでなく、人との交流が大事だと言われています。交流によりオシャレもするし、相手のことを思いやったり、トークで盛り上がったり、適度なストレスとその過程がよろしいのだそうです。チャレンジしたいことや楽しみはいっぱいありますので、まだまだ人生を謳歌したいと思っています。

私が編集したスライドショーはブログ内限定「墓碑銘2024

【1月】
著名人の多くのポートレートを撮影した写真家 篠山紀信(83歳)、漫才トリオ「かしまし娘」長女の正司歌江(94歳)

【2月】
「世界のオザワ」として人気を博し、文化勲章受章者の指揮者 小沢征爾(88歳)、映画・ドラマ・CMなど銀河テレビ小説「となりの芝生」の俳優 山本陽子(81歳)、100円ショップ「ダイソー」創設者の元社長 矢野博文(80歳)

【3月】
代表作「ドラゴンボール」の漫画家 鳥山明(68歳)、NHK元アナウンサーの鈴木健二(95歳)、「ちびまる子ちゃん」の声優 TARAKO(63歳)

【4月】
初の外国出身の元第64代横綱、後にプロ格闘家に転身した曙太郎(54歳)、生涯現役をつらぬいた魂のピアニストフジコ・ヘミング(92歳)

【5月】
「ねじねじ」スカーフや歯に衣を着せぬコメントの俳優 中尾彬(81歳)、アングラ演劇の旗手だった俳優・演出家 唐十郎(84歳)、人呼んで「浪速のモーツァルト」や「探偵!ナイトスクープ」の最高顧問だった作曲家キダ・タロー(93歳)、漫才コンビ「今いくよ・くるよ」で一世を風靡し「どやさ」と叫ぶギャグで知られる漫才師 今くるよ(76歳)、「3年B組金八先生」の生みの親である脚本家 小山内美江子(94歳)

【6月】
日本を代表する映画監督の作品に数多く出演した俳優 久我美子(93歳)、上方落語家の桂ざこば(76歳)、映画「男と女」の仏俳優 アヌーク・エーメ(92歳)

【7月】
国内最大の民間医療グループ「徳洲会」創設者の医師・元衆議院議員 徳田虎雄(86歳)、伊東ゆかり・中尾ミエとで「スパーク3人娘」の一人、ヒット曲「逢いたくて逢いたくて」の歌手 園まり(80歳)、漫才トリオ「かしまし娘」次女の正司照枝(91歳)

【8月】
市民ランナーでもあり、「受験生ブルース」の元フォークシンガー 高石ともや(82歳)、現役最高齢で新作落語一筋を通した落語家 桂米丸(99歳)、世紀の二枚目スターであり、ジャン=ポール・ベルモンドと人気を二分、映画「太陽がいっぱい」の仏俳優 アラン・ドロン(88歳)

【9月】
風刺似顔絵作家でありイラストレーター 山藤章二(87歳)、「ドラえもん」の声優 大山のぶ代(90歳)、「おすぎとピーコ」の兄でタレント・ファッション評論家 ピーコ(79歳)、日本大使公邸人質事件で救出作戦を指揮した元ペルー大統領 アルベルト・フジモリ(86歳)、ブラジル音楽界の巨匠でボサノバミュージシャン セルジオ・メンデス(83歳)

【10月】
映画「釣りバカ日誌」やヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」など国民的スターの俳優 西田敏行(76歳)、服部学園理事長であり料理評論家 服部幸應(78歳)、「We were the world」やマイケル・ジャクソンの「スリラー」をプロデュースした米音楽演出家 クインシー・ジョーンズ(91歳)、ホラー漫画やギャグ漫画「まことちゃん」など漫画家 楳図かずお(88歳)

【11月】
戦後日本を代表する詩人 谷川俊太郎(92歳)、自転車で日本各地を旅する番組「にっぽん縦断こころ旅」や映画で名脇役の地位を獲得した俳優 火野正平(75歳)、ロッキード事件にもかかわった元東京地検特捜部検事 堀田力(90歳)

【12月】
“みぽりん”の愛称で絶大な人気を誇り、映画「ビー・バップ・ハイスクール」などで活躍した俳優・歌手 中山美穂(54歳)、ローカル番組「週間パパタイム」で視聴率30%超え、地元広島では「あっちゃん」として慕われた司会者・ラジオパーソナリティ 西田篤史(68歳)、元第52代横綱でNHK大相撲解説では、辛口解説の相撲評論家 北の富士勝昭(82歳)、上皇さまの叔母にあたる皇族 三笠宮百合子(101歳)、布施明さんの元妻であり、映画「ロミオとジュリエット」に15歳の時、ジュリエット役で出演した俳優 オリヴィア・ハッセー(73歳)、フリーアナウンサー・タレント 小倉智明(77歳)、読売新聞グループ代表取締役主筆 渡辺恒雄(98歳)

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