購入してからiPhone12miniが3年9カ月経過(2021年3月購入)~バッテリー最大容量86%になりましたので、Apple正規サービスプロバイダ「クイックガレージ」に直接持ち込みバッテリ交換をしました。交換費用は14,500円也。かなり高いです。キャリアの故障安心パックに加入済(通常修理はショップ経由で依頼)ですが、バッテリー交換は対象外になっているため店に直接持ち込みました。
iPhone12miniバッテリー交換費用14,500円(税込)
クイックガレージへのバッテリ交換は予約制です。持ち込む前にWeb上で予約をとります。店側の予約可能時間が毎日公開されていますので、それに合わせて予約を申し込むと確認メール(Appleアカウントのメールアドレス)が届きます。広島では、Apple正規サービスプロバイダは、「クイックガレージ」と「カメラのキタムラ」の二店しかありません。
バッテリー交換(一般修理含む)を依頼する場合、事前に初期化の必要があります。受付時 に初期化する積りで持ち込みましたが、その必要はないとスタッフに言われました。但し、紛失や盗難の際 iPhoneの位置情報を利用してデバイスを探せる機能「探す」はオフにしなければなりません。(「探す」をオフにしないとバッテリ―交換が出来ません)。
また、万一のために事前にiTunesで完全バックアップが必要です(iCloudは完全バックアップではありません)。今回は全く問題なかったのでバックアップの復元は不要でした。保護フィルムも破損する場合があることの承認事項がありましたが、こちらも損傷はありませんでした。
新しいモデルへの買い替え又はバッテリー交換で迷いましたが、買い替え対象のiPhone16価格は10万円を軽く超えパソコン並みの価格。iPhone12miniは約10万円で購入しましたが、大事に長く使いたい世代ですので、メーカーサポートもある最低5年間は利用したいところです。Appleでは、最大容量80%未満(79%以下)で、買い替え又はバッテリー交換の目安としています。
最大容量86%でも、スマホゲームをする訳でもないし、バッテリーの持ちは思うほど悪くなく、日常 支障なく使えています。バッテリー交換せずこのまま使い続けるか微妙なところでしたが、今回思いきって交換することにした次第です。
滅多にないことですが、バッテリー交換直後に交換作業が起因したと思われる本体の不具合があった場合、本体の中身を交換をするとのことでした。さすが正規サービスプロバイダだけのことはあります。iPhoneの機能チェックをするツール(プログラム)があるらしく、バッテリ―交換前・交換後に機能チェックおよびバッテリー診断を行います。
受付時にそのチェックが行われ、10分間店頭で待たされました。本体に問題ないことが分かり、バッテリーはまだ使用できるが交換の意志を確認されました。 その後、作業開始から1時間後に現物を受け取り、店頭で操作チェックしましたが、全く問題ありませんでした。1日経過後も問題なし。
iPhoen12は、非正規店でバッテリー交換すると、バッテリー残量の数字表示がなく、「バッテリーの状態」の確認画面で、純正品では表示されるバッテリーの最大容量が非表示、純正品でない旨の警告も表示されます。非正規品バッテリーを交換すると、故障安心パックに加入していても修理依頼は不可、下取り・転売にも不利になります。バッテリー交換を希望する場合は、高くても正規プロバイダへの依頼がお勧めです。
ちなみに、iPhoneユーザーはバッテリー交換の必要性があったとき、半分以上の人が買い替えするそうです。iTunesによる完全バックアップにはパソコンが必要ですし、場合によっては初期化もしなければなりません。バッテリー交換料金も安くありませんし、買い替えが多いと言うのも理解できます。