USB簡易電圧・電流計(1280円)をアマゾンより買ってみました。
どれも似たり寄ったりなのですが、電圧・電流値が見やすく出力ポートも二つあるルートアール製RT-USBVA3にしました。USB電源とUSBデバイスの間に挿入するだけで電圧・電流が同時にチェックできます。
今日、スマホはじめUSBケーブルを使った充電機器が多くなりましたが、ケーブル品質のチェックや充電不良のとき、電源側か受電側か切り分けて判断する際も重宝すると思います。
【仕様】
「測定範囲」 電圧:3.2V~10.0V、電流:0~3.0A 「測定誤差」±1%
「表示」 3桁7セグメントLED、電圧:赤色/ 電流:青色
出力は2ポートあり、2台のUSBデバイスに接続して合計電流値も測定可
早速、iPhone6を純正の電源アダプタ&Lightningケーブルを使って充電を検証。
電源公称値は5V1Aですが、簡易電圧・電流計で測定したところ、5V 0.98A でした。
純正ケーブルの為か申し分なし。
2/13付ブログでも紹介していますが、WFi認定(純正互換品)されていない安価なLightningケーブルでは、0.4~0.6A程度しか流れず充電に時間がかかります。
充電を続けていると一時間くらいで0.55A、その後さらに下がり0.11Aでキープします。
つまり、満充電100%になっても電流はゼロになりません。私の場合、毎回35%くらいから充電しますが1時間30分くらいで満充電(100%)になります。
通常はこの時点でケーブルから抜きますが、テストの為 満充電の後さらに1時間充電したままにしましたが電流値は下記の通り0.11A(110mA)のままでした。(満充電後の微弱電流値は数十mAと予想していたが思ったより多い)
iPhoneは、最初は急速充電を行い1時間くらいで80%まで達し、80%から100%までは通常充電になり100%満充電以降は微弱な電流を流し続けるトリクル充電に入ります。
トリクル充電は、リチウム電池の特性上 バッテリー寿命に悪影響を及ぼしますので、100%になったらすぐ抜く事が賢明です。100%になってもさらに1時間くらいトリクル充電モードになるバッテリ用アプリがありますが何の意味もなしません。
IPad(第三世代)もチェックしたところ、純正電源アダプタは公称出力5.1V 2.1Aなのに、5.07V 0.97Aでした。 電流値は2Aになると思っていましたが、iPhene6と同じ測定値とは意外でした。
IPadは、30%台で充電していますが、満充電まで4時間かかります。
また、iPhone6は5V2.1Aの急速充電に対応しているので、iPad用電源アダプタを使えば充電時間が半分になるとネットでも紹介されていますが、純正のケーブルを使っても電流値2Aにはならず0.98Aのままでした。 iPhone6のロットによるのか? Lightningケーブルの仕様なのか?・・・