Windows11アップグレード後、更新プログラムがストップしたまま

上記は、Windows11の「Windows Update」画面であります。ダウンロード可能な更新プログラムと表示され、且つ 通常は表示されない!マーク(びっくりマーク:エクスクラメーション・マーク)も出ています。右にある「すべてダウンロードしてインストール」やその下の「ダウンロードしてインストール」をクリックしても反応しません。

Windows11の「Windows Update」なのに、更新内容が Windows10の更新プログラムであることに問題があります。Windows10の更新プログラムを残したまま、Windows11にアップグレードしたようです。

通常 OSをバージョンアップすれば、旧バージョンのすべての問題点を改善している筈なので、一部機能更新されていなくても、このような現象は起きないと思うのですが、こんな事もあるのですね。

しかし、このままではプログラム更新できる筈もなく、ストップしたままで先に進まず、今後の更新プログラム案内を受けることもできません。この状況から抜け出すには、アップグレード前のWindows10に戻すしか方法がなさそうです。

つまり、一旦 Windows10に戻して、該当の「Windows10 22H2用の累積的な更新プログラム (KB5022478)」をダウンロート&インストールした上で、再度 Windows11へのアップグレードしなければなりません。

で、早速 Windows10にダウングレードを実施。Windows Update」で更新プログラムのチェックをしたところ、びっくりマークのあった更新プログラム(KB5022478)の案内が現れたのでダウンロード&インストールを行いました。

その上で、再度Windows11へのアップグレードを実施。「Windows Update」で、同様に更新プログラムをチェックしたところ、今まで案内されていなかったWindows11関連の品質更新プログラムが表示され、通常とおり更新を行うことができました。

Windows11へグレードアップ後、今回のような不具合等があった場合、10日以内であればファイルやデータを保持したままでWindows10にダウングレードする(戻す)ことができます。

しかし、10日間を超えるとバックアップをとっておかないと、付属のリカバリーディスクまたはOSのクリーンインストールするハメになります。

今回の一件は、グレードアップ後10日以内でしたので、スタートアイコンを右クリックして「設定」⇒「システム」⇒「回復」⇒「復元」で元に戻すことができました。

さて、どうして今回のようなトラブルがおきたのでしょうか? ご存知の方もいると思いますが、利用しているパソコンがWindows11へのアップグレードが可能であれば、自動的にスペックをチェックし、以下のように「Windowsw11,version22H2の準備が出きましたーしかも無料です!」と「Windows Update」 に案内があります。

この案内があったため、Windows11へのダウンロート&インストールを敢行したのですが、まさか更新プログラムが残っているとは夢にも思ってもいませんでした。たとえ残っていたとしてもOSのバージョンアップなので、すべて改善されると思うのが普通です。

実は、Windows11へのアップグレードは、案内があってから過去2回行いましたが、よく利用しているAdobe系アプリの一部機能が使えず、Windows10に戻していた経緯があります。AdobeはOSが変わるたびに使えなくなる傾向があり何度か買い替えています。

今回も最新バージョンでは問題なく使えることが分かり、購入後 改めてWindows11にしたところ、冒頭の問題が発覚した次第であります。

上記アップグレードの案内があっても、更新プログラムのチェックはした方がよさそうです。一部更新案内が残っているのに、アップグレードの案内を出すのも問題ありですが、「最新の状態です」となっていても、更新プログラムが残っていると今回のような問題発生となります。

また、Windows10に戻す場合、追加・削除のあったドキュメントでもそのまま保持されますが、欠落はゼロではないので、念のため大事なファイルがあれば事前にバックアップをとっていた方がいいかもしれません。

私の場合、Windows11にアップグレード後 アプリの追加・削除を行ったのですが、そのままWindwos010に戻したところ大変面倒なことになりました。この件については、また当ブログで紹介したいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です