e-Taxによる確定申告 マイナンバーカード交付数増で普及率アップに期待

少し前になりますが、2月18日 パソコンで、e-Tax(イータックス:国税電子申告・納税システム)にて確定申告を致しました。今年で17回目の利用になります。本人確認はマイナンバーカード(埋め込まれている電子証明書を利用)で行われますが、年々工夫されてきており効率よく確定申告できます。

本人確認である電子証明書は、署名用電子証明書(暗証番号英数字混載6桁~16桁)と利用者証明用電子証明書(暗証番号数字4桁)の2種類があり、e-Taxではどちらも使います。毎年パソコンで行っていますが、今年はWindows11デスクトップ、ブラウザはChromeで実施。昨年はWindow10からでした。

パソコンの e-Tax利用環境は、OSは Windows10および11、ブラウザは、ChromeおよびEdgeとなっています。Mac OSは利用できません。

定年後、有限会社設立した際、税務署の説明会をきっかけにe-Taxを利用しています。会社閉鎖後もその利便性からずっと継続しています。マイナンバーカードは交付が始まった2016年1月に取得済です。

その前は住民基本台帳カード(通称住基カード)を利用していましたが、埋め込まれた電子証明書の有効期間は3年で更新料500円を徴収されました。不人気で住基システムはいつのまにか自然消滅。それに代わるマイナンバーカードの電子証明書は有効期間5年になりました。ちなみにマイナンバーカード本体の有効期間は10年です。

e-Taxで確定申告データを送信すると冒頭の画像が現れ、さらに右下の「閉じる」をクリックすると、所得税はじめ送信されたデータ詳細項目が確認できます。国税庁ホームページ「メッセージボックス」でも以下のように確認できます。

私の場合、長年パソコンでe-Taxを利用していますが、事前準備(税務署にて利用者識別番号の取得、ICカードリーダー、マイナンバーカード)が必要。しかし、現在ではスマホとマイナンバーカードだけで自宅からの確定申告が可能になりました。確定申告を必要とされる方は、24時間いつでも自宅から利用できるe-Taxをお勧めします。

 自宅からのe-Taxによるメリット 

①税務署への持参が不要。
②印刷・郵送代が不要
③添付書類が不要(一定期間 保管義務はあります)
④確定申告期間中は24時間いつでも出来る
⑤還付金がある場合、早期還付(約3週間)書面提出は1ヵ月~1.5ヵ月かかる。

総務省ホームページによると、2月26日現在のマイナンバーカードの申請状況は約72.2% になりました。数字はかなり上昇しましたが、2023年3月にほぼすべての住民が保有するという国の目標にはまだほど遠い状況であります。

直近の申請状況約72.2%は、そのまま交付率として反映しますが、申請の義務はないので交付率100%にはならないでしょうね。ただ、確定申告を書面で提出している方は、マイナンバーカードを利用して自宅からe-Taxに挑戦して頂き、利便性を享受して頂きたいです。膨大な税金を使って構築されたシステムなので利用しないのはもったいないです。

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