上記写真は、老後に楽しもうとTSUTAYAより借りたレンタルDVD から、15年かけて気に入ったものだけをコピーした映画DVD-R約500枚と音楽CD-Rが約100枚です。他にBD-R/DVD-R 約600枚が別の保管庫にあります。合わせると全部で1,200枚~私のコレクションといったところです(^^♪
赤枠(写真のケース)に、DVD22枚ありましたが、13年目にして経年変化による色素劣化で、再生不可で廃棄したため、スペースができたものです。他のケースのスペースも同様です(最初は各ケースぎっしり詰まっていました)鑑賞時に時々チェックしていますが、8年~10年以上経ったDVD-Rが多くあるので、これからも再生不可のDVDが発生しそうです。
不織布で保管したものは、布とディスクが常に接触しているので、ソリや布転写が起きやすく再生不可になり易くなります。できればハードケースでの保管がベストです。
市販DVD/BDのリッピングは、以前は個人で楽しむものについてはOKでしたが、2012年10月著作権法改正以降、個人で楽しむものであってもDVDやBDのプロテクタ(コピーガード)を解除するリッピングやネット上にある動画のダウンロードも違法となりました。但し、音楽CDはプロテクタがかかっていませんので、現在も個人で楽しむ分についてはコピーOKです。
また、2012年10月以前にリッピング(コピー)したDVD/BDについては、個人で楽しむ分には違法になりません。
遡れば、ビデオテープレコーダーは、ベーター方式とVHS方式に二分されていた当時、βテープを約700本、VHSテープを約500本、同じくレンタルショップで借りたテープのコピーガードを解除し、お気に入りの映画をコレクションしていました。しかし再生機の製造中止と画質の悪さから、一部を残し数年前すべてそれぞれを廃棄しました(廃棄方法は当ブログで紹介)。
正常に動くVHSビデオコーダーを現在2台所有しています。DVD変換に必要なので貴重であります。
前置きが長くなりましたが、2000年初めごろから、映画コレクションは、DVD-Rに切り替え、BD-Rにも移行しました。しかし、10年~100年もつと言われたこれら光ディスクの寿命が、書き込み後 8年~13年目でDVDドライブやDVD / BDプレーヤーにかからなくなるものがでてきました。寿命に巾があるのは、歴史が浅く検証できないためです。
利用したメディアメーカーは、太陽誘電、ソニー、三菱電機(現Verbatim)、日立マクセル、TDKなどです。再生不可になるのはTDK製が多いです。ソニー製もたまに不具合があります。製造ロットによるものか、同じTDK製でも購入時期によってはOKのものもあります。
再生不可のディスクは、経年による色素劣化と思われますが、傷や色素変化や曇りなどもなく、目視で判別できません。プレーヤーにかけて初めて分かります。再生途中やエンド近くで先に進まなくなるものありますが、最初から読み込みまないものが圧倒的に多いです。最初かかっても後半の不具合は、チャプター送りで分かります。不具合のあるディスクは途中からジャンプしなくなります。
原則はハードケースに入れて保管、専用保管庫や専用ボックスに入れているものは、除湿剤を入れて風通しのよい日の当たらないところに保管しています。TV番組録画DVDなどは、不織布ケースにて保管しているものもありますが、10年経たないうちに再生不可が発生しました。マクセル製はOKなのに、特定ロットとはいえ、TDK製にNGが多いです。
※ 再生不可のTDK製DVD-R19枚(2007年12月、2008年3月焼いたもの)一年前はOKでした。
※ NHK放送の「冬のソナタ」DVD10枚(2004年12月全20話)録画後17年近く経ちますが、TDK製なのにすべて再生OK(製造ロットが違う?)
※ 太陽誘電製DVD(2008年8月)は、13年経過ですが再生OKです(4枚入りハードケース)
※2007年秋 レンタルショップから借りた朱豪(チュモン)全81話日立マクセル製DVD41枚にリッピング&コピー、不織布ケースを布転写の少ないBD用に交換。現在も問題なく再生します。
ネット上の通信速度はめざましいものがあり、高画質な動画もコマ落ちなくスムーズに見れます。今や見たい時にいつでも見れる動画配信サービスを楽しむ時代。映画好きの私も、Netflix(ネットフリックス)やアマゾンプライムで映画・ドラマを楽しんでいます。
最近は、TSYTAYAに行くことがなくなりました。ビデオテープはとっくに廃れ、老後楽しむために、DVD・BDを一生懸命コピーしてコレクションしていたのは、何の意味があったのかと思ってしまいます。ネット上で映画鑑賞できる時代がくるなんて・・・長生きはするものですね。