「ロリポップ」のレンタルサーバーを利用し、CMSツールのワードプレス(WordPress)にて、拙ブログ「オヤジに悠々人生」を開設。定期的に記事を投稿しています。チャレンジ精神旺盛な私は、誰に教わった訳でもなく、ワードプレスの教本を通して基礎知識を学び、2013年11月よりこの趣味ブログを立ち上げた経緯があります。
先日、いつものごとくワードプレス管理画面で、新規投稿の記事作成中、「下書き保存」ボタンをクリックしたところ、突然 操作がブロックされ、冒頭紹介の403エラー画面が表示されました。正常であれば、記事作成画面はそのままで、「下書き保存」ボタンの文字が薄いグレーになり、記事の下書き保存が終了すると濃い青文字に戻ります(操作ミスで万一作成中の記事が消えても自動保存機能があるのですが、タイミングにより一部記事が保存されていないこともあるので下書き保存が習慣になっています)。
ところが、これだけに終わらず、「プレビュー」ボタンや「公開」ボタンはもちろんのこと、公開後の投稿記事を一部修正する際、「更新」ボタン(記事公開後は、「公開」ボタンが更新ボタンに変わります)をクリックしても、いずれのボタンもすべてブロックされ、403エラー画面が表示されるようになりました。
突然のことなので、びっくりしましたが、403エラー画面については、特定の操作で過去に表示されたことがあり、直感的にひょっとしたらと同じ問題かもとある設定を変えたところビンゴでした。
結論を言えば、サーバー側の「WAF(Web Application Firewall)」設定を、有効から無効にすることでブロック(403エラー表示)されなくなりました。但し、WAF無効のままだと、不正侵入に対して無防備になるため、記事の公開後は、再びWAF設定を有効にする必要があります。有効にすることでサイトの改ざんや情報漏洩を防いでいます。
WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)とは、これまでのファイアウォールなどでは防御できなかった攻撃(不正なアクセス)を検知しブロックする機能です。攻撃パターンの定義ファイルは自動でアップデートされるので、サーバー側で最新の攻撃パターンをブロックしてくれます。
WAF設定を無効にすることで問題解決はしたのですが、新規投稿において、その都度 WAF設定を有効から無効に設定変更し、記事公開後に再び有効設定にも戻さねばならず、とても効率が悪くなりました。
新規投稿において「下書き保存」「プレビュー」「公開」のボタンをクリックして、すべてブロック(403エラー表示)されたことは、ブログ開設以来一度もありませんでしたので、この非効率な状態が正常であるとはとても思えません。
過去、403エラーが表示されたのは、新規投稿の公開後に一部内容を修正した場合のみ。今まで問題なかったのに、ある日突然、再編集後 「更新」ボタンをクリックしたところ、ブロック(403エラー表示)されるようになりました。ワードプレス管理画面からログインしている管理者に対して何故?と思いましたが、不正侵入による投稿記事改ざんもゼロではないので、不満ながらも理解はできました。しかし、なぜかいつの間にかブロックされなくなり、ほっとしたのを覚えています。
今回の件で、ロリポップのサポートに問い合わせしようにも、現在は、以前のようにメールや電話の問い合わせが出来ず、AIチャット(文字チャット)で過去の事例を繋ぎ合わせ、木で鼻をくくった的はずれ回答。それまではとても親切なメール回答でしたので、現在のロリポップのサポート体制にがっかりしています。
この現象が起きた時、当ブログにアクセスしても時間がかかったり、ページ切替もすごい時間がかかるようになっていました。サーバー側の問題と思われたものの原因が判明せず、ロリポップに以前のように電話をかけたりメールが打てないので、どうしようもなくほっておいたら、約一週間後になぜか元の状態(正常な状態)に戻りました。
つまり、新規投稿において、「下書き保存」や「プレビュー」をクリックしてもブロックされず、新規投稿で「公開」ボタンをクリックした場合も、ブロックされることなく記事がアップロードできようになりました。一部内容の再編集による「更新」ボタンのクリックも然り。403エラー表示は一切なくなりました。何で急にこうなったのか? 原因は全く不明ですが、備忘録として残すため投稿した次第。