月別アーカイブ: 2014年2月

まもなくXPサポート終了!

来る4月9日、13年間も続いたWindows XPがサポート終了になります。 マイクロソフト(MS)からのセキュリティ更新プログラムの提供が打ち切られると、XPのセキュリティホール(脆弱性)をついた攻撃を防御することが出来なくなります。

アンチウィルスソフトが入っているから大丈夫と思っている人がいるかもしれませんが、ウィルス定義されているものは対応できても、OSやアプリのセキュリティホールを対策ソフトで塞ぐ事はできません。 ウィルス対策ソフトでは感知できないゼロディ攻撃(情報や問題を広く告知する前の攻撃)をうけると感染のリスクは益々高まってゆきますので、Windows 7/8/8.1 に移行することがお奨めです。

XPを唯一使える方法としてはネットに接続せずオフラインで使えば問題ありません。 但しメディア(USB、SD)経由の感染もあるので、信頼おけるもの以外のやりとりはしないこととし、ローカルのファイルサーバ(PC)として活用するのがベスト。  尚、4月9日以降に発売されるUSB、SDなどのメディアや周辺機器、アプリなどもXPでは使えなくなると思います。

ウィルス攻撃は、マイクロソフト社関係のWindows OSをはじめ、IE、Officeだけでなく、普及率の高いアプリも標的になっています。 特にJAVA/JRE(オラクル)、Adobe Reader(アドビ)、Adobe Flash Player(アドビ)のセキュリティホールを狙ったウィルスに感染する度合いが高いと言われています。 最近、Adobeから頻繁にアップデートの案内が来ていると思います。 これらはすべてパッチ(修正プログラム)なのでこまめにアップデートする必要があります。

JAVA(オラクル)からもアップデートの案内がよく来ますね。私の拙HPもJAVA(ジャバ)コンテンツを多用していますが、最新版JAVA(Java7 update51)をインストしたら、ブロックされるようになりました^^; 悪意あるJava実行環境からのウィルス感染を守るためなのでやむを得ないのです。 但し、「Javaコントロールパネル」でセキュリティレベルを下げれば閲覧可能になります。

株価チャートや電子申請(e-Tax)などにもJavaは使われていますが、メジャーなJavaコンテツは認証局の証明をとっていますので操作なく閲覧できます。認証局の証明をとることができない私のHP内の該当コンテンツついては、悪意ある仕込みはしていませんので、閲覧時だけ一時的に有効にし、閲覧後は無効にするという方法しかありません。 

XPのサポート終了を機会に、他のOS(vista/7/8/8.1)についてもウィルス攻撃にさらさない様、アンチウィルスソフトの定義ファイルだけでなく、OSやその他ソフトのアップデート、周辺機器のファームウェアなど常に最新の状態に保つことが必要です。

今年は、お年玉年賀の賞品が貧相!

2014年度お年玉年賀の当選番号の発表が19日にありました。
遅まきながら150枚の年賀を照合したが今年はカスリもしなかった。 今年の賞品は下記の通りでしたが、昨年までの内容に比べるとなんと貧相なことか! 当たる確立は限りなく少ないが少々がっかり~

平成20年度の41億3千6百万枚をピークに自爆営業の問題などで年賀の売れ行きは毎年下降傾向なので、台所はきびしいのかもしれない。 お年玉年賀の賞品は当たれば良しの世界なので薄く広くより、本数は少なくても豪華な方が良いと思うのは私だけか~ 年賀の是非はあるが来年はマシな賞品にして貰いたいものです。

2014年度(平成26年)お年玉年賀賞品
1: 現金一万円
2等: ふるさと小包(青森りんご100%ジュースほか38項目から選択)
3等: 切手シート

2013年度(平成25年)お年玉年賀賞品
1等: シャープ40V型フルハイビジョン液晶テレビ
JTBで選べる旅行遠距離コース(札幌2泊、東京2泊、香港3泊、ホノルル3泊など)
JTB選べる旅行近距離コース(国内49施設1泊)
キャノン一眼レフカメラ
富士通ノートパソコン+デジカメ+HP複合フプリンター
快適家電セット(スチームオーブンレンジ+サイクロン式クリーナー+フットマッサージャー)

2等: プラズマクラスター加湿空気清浄機
デジタルカメラ+デジタルフォトフレーム
高級食材(お米セット/そばセット/パスタセット/中華セット/ティータイムセット)
日帰り食事旅行(船でお食事プラン/かんぽの宿でお食事プラン/ホテルでお食事プラン)
折りたたみ自転車

3等: ブランド食材、地域特産品38項目から選択(静岡銘茶詰合せ/讃岐うどん など)
4等:  切手シート(50円+80円)

余談ですが、2010年度(平成22年)は2等賞品が当たりました。 賞品は5種類からでしたが検討の末、東芝製ワンセグ付ポータブルDVDプレーヤーにしました。(3万円位の商品)

P_DVDplayer

映画字幕の妙

映画を観る時 あなたは字幕派、それとも吹替え派ですか?

私はもちろん字幕派です。 特に洋画ファンにとっては、生セリフでないと映画を堪能できません。 吹替えはイメージにあった声優さんを使うのでしょうが、やはりオリジナルのニュアンスが伝わってこないと思います。 しかし、今の若い人は吹替えを好むようです。 字幕を読むのが面倒くさいと・・・ 活字離れも背景にあるのかもしれません。

草分け的な字幕翻訳者であり、通訳でもある戸田奈津子さんがあるTV対談で言っていたのですが、映画の字幕は、1秒3文字の世界だそうです。 つまり、4秒のセリフであれば12~13文字(4×3)で表現しなければならないという事です。

直訳すると42文字になる字幕(セリフ)を事例として紹介していましたが、字幕を読むのに忙しく とても映像を見るヒマなんてありませんでした。 映画の字幕は、しゃべっている間に読みきれる日本語にするのが一番の基本だそうです。 何文字使ってもよい本の翻訳と全く違うのです。

字幕翻訳者は直訳し原文に近いものを掴み、セリフのエッセンスを失わないよう12文字~13文字で表現するスキルが求められるのです。 英語力もさることながら、語彙豊富な日本語力がないとダメだそうです。  

戸田奈津子さんのことを誤訳が多いとか原作を無視しているとか悪く言う人がいますが、そういう背景を知った上で指摘しているのか疑問です。 本格的な初仕事は43才の時、コッポラ監督のご指名で「地獄の黙示録」だったそうです。 「スターウォーズ」や「タイタニック」など色々彼女の字幕翻訳をを観ていますが全然問題ないです。 映画は、評論をぶつのではなく楽しみながら観たいものです。