まもなくXPサポート終了!

来る4月9日、13年間も続いたWindows XPがサポート終了になります。 マイクロソフト(MS)からのセキュリティ更新プログラムの提供が打ち切られると、XPのセキュリティホール(脆弱性)をついた攻撃を防御することが出来なくなります。

アンチウィルスソフトが入っているから大丈夫と思っている人がいるかもしれませんが、ウィルス定義されているものは対応できても、OSやアプリのセキュリティホールを対策ソフトで塞ぐ事はできません。 ウィルス対策ソフトでは感知できないゼロディ攻撃(情報や問題を広く告知する前の攻撃)をうけると感染のリスクは益々高まってゆきますので、Windows 7/8/8.1 に移行することがお奨めです。

XPを唯一使える方法としてはネットに接続せずオフラインで使えば問題ありません。 但しメディア(USB、SD)経由の感染もあるので、信頼おけるもの以外のやりとりはしないこととし、ローカルのファイルサーバ(PC)として活用するのがベスト。  尚、4月9日以降に発売されるUSB、SDなどのメディアや周辺機器、アプリなどもXPでは使えなくなると思います。

ウィルス攻撃は、マイクロソフト社関係のWindows OSをはじめ、IE、Officeだけでなく、普及率の高いアプリも標的になっています。 特にJAVA/JRE(オラクル)、Adobe Reader(アドビ)、Adobe Flash Player(アドビ)のセキュリティホールを狙ったウィルスに感染する度合いが高いと言われています。 最近、Adobeから頻繁にアップデートの案内が来ていると思います。 これらはすべてパッチ(修正プログラム)なのでこまめにアップデートする必要があります。

JAVA(オラクル)からもアップデートの案内がよく来ますね。私の拙HPもJAVA(ジャバ)コンテンツを多用していますが、最新版JAVA(Java7 update51)をインストしたら、ブロックされるようになりました^^; 悪意あるJava実行環境からのウィルス感染を守るためなのでやむを得ないのです。 但し、「Javaコントロールパネル」でセキュリティレベルを下げれば閲覧可能になります。

株価チャートや電子申請(e-Tax)などにもJavaは使われていますが、メジャーなJavaコンテツは認証局の証明をとっていますので操作なく閲覧できます。認証局の証明をとることができない私のHP内の該当コンテンツついては、悪意ある仕込みはしていませんので、閲覧時だけ一時的に有効にし、閲覧後は無効にするという方法しかありません。 

XPのサポート終了を機会に、他のOS(vista/7/8/8.1)についてもウィルス攻撃にさらさない様、アンチウィルスソフトの定義ファイルだけでなく、OSやその他ソフトのアップデート、周辺機器のファームウェアなど常に最新の状態に保つことが必要です。

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