2015年ラグビーワールドカップ杯の初戦で、優勝候補の世界ランキング3位南アフリカを相手に日本代表(同13位)が歴史的勝利を挙げた報道がメディアを賑わしています。
下馬評では、勝つ確率は50:1と確実に負けると言われ、番狂わせのないスポーツからもこの快挙に大反響を呼んでいるようです。
巷では、「東海大相模がソフトバンクに勝利」するくらいすごいとか「桐谷美玲が吉田沙保里に勝つ」というネタ化した名言も飛び出してくるくらいの快挙だそうだ^^ 今夜(日本時間)行われる対スコットランド戦でさらに勝利をものにすれば、ラグビーブームがくるかもしれない。
中でもラストワンプレーでプレースキックを決めたた五郎丸歩選手(身長185cm、体重100キロ、29才)が注目を浴びています。 キック前の手を合わせる儀式?も話題を呼んでいます。
昨夜、NHK「アスリートの魂(五郎丸歩)」の再放送があり、儀式の意味が分かりました。
彼がプレースキックをする際、ある決め事があります。それは「ルーティン」と呼ばれるボールを置いてから蹴るまでの一連の動作です。 ボールを2度回まわしてセット~ボールの位置を確かめながら後ろに3歩~左に2歩~ここで右手でボールを押し出すイメージを作り、両手を合わせ力を体の中心に集める~前後を含む助走8歩でキック!
すべての動きを一定にするためのトレーニングで、キックの成功率を飛躍的にあげたのはその影の努力があったからです。 何度蹴ってもまさにサイボーグなみの正確さでした。
今日の、VSスコットランド戦が楽しみです。