【カローラツーリング】ディスプレイオーディオでUSBを認識しない

ある日突然、トヨタ「ディスプレイオーディオPLus」で、IO DATA USBメモリ32GBを認識せず、音楽ファイル(MP3)の再生が出来なくなりました。BluetoothによるiPhone12 (mini) の方は、問題なく再生できます。iPhone12の音楽鑑賞は、もっぱらスポーツクラブや外出先での利用を優先にしており、カローラツーリング(以降カロツー)車内で聴く音楽は、USBメモリのものを鑑賞するよう二つを切り分けています。

冒頭の写真は、iPhone12もUSBも選択されていない状態です。iPhone12は接続済みとなっていますが、これはディスプレイオーディオとiPhone12がBluetooth接続されていることを意味しており、音楽鑑賞やハンズフリーで電話送受信が可能な状態(スタンバイ)になっています。なので、iPhone内の音楽を聴く場合は、IPhone12(白文字)をタップすることで選択(白文字が濃く表示)されます。

今年3月30日、カロツーが納車されてから、最初はエレコムUSBメモリ16GB(タイプA、USB2.0、FAT32でフォーマット)をTypeC変換アダプタ(USB A to USB C ) USB3.1 Gen1 を通して聴いていました。その後 IO DATA製USBメモリを購入する10月末までの6ヵ月間、問題なく使えていました。

エレコムUSBメモリ(TypeA)は、長めの変換アダプタを使わなければ利用できず、助手席に乗った人(殆ど家内ですw)が、うっかり手や足を当てて、Cコネクタを壊すようなことがあってもと懸念していました。エレコム16GBメモリと変換アダプタは、市内にある家電量販店で購入したもの。

変換アダプタを使わず、TypeAおよびTypeC両コネクタが使えて、且つコンパクトなサイズのUSBメモリがないかとアマゾンで検索したら、コンパクトで両コネクタ利用可能なIO DATA32GBメモリ (USB3.1 Gen1) がありました。最初から、こちらを先にチェックすればよかったと後悔しましたが後の祭りw

※ 左:エレコム製メモリ16GB (TypeA USB2.0)  右:IOデータ製32GBメモリ (TypeC ⇔ TypeA USB3.1) カバー付き

エレコムUSBメモリ16GBにあった音楽ファイルを、すべてIO DATA USBメモリ32GBにコピーしました。早速 カロツー車内のCコネクタに取り付けたところ、見た目もスマートであり、変換アダプタをつけていた時より長さは半分以下になりました。これでUSBメモリをひっかけたり、当てるようなことはないだろうとひと安心。

IO DATAUSBメモリ32GBに変えて、問題なく再生されドライブ中 数日聴いていましたが、3日目に 音楽を聴こうとしたら、 突然USBメモリを認識しなくなったのです。USB(白文字)をタップしても選択出来ません。iPhone12の方は以下のように選択されて(該当白文字が濃く表示)問題なく音楽を聴くことができます。

Bluetooth接続(無線)と有線接続が競合することはあり得ない筈ですが、先にiPhone12を認識するため、USBメモリを認識しないのかなと・・・一旦 iPhone12電源をオフにし、USBメモリのみ接続にしたら認識するではないかとやってみたらビンゴ!! 以下の手順でUSB選択可能になりました。

 USBメモリを認識させる手順 

①カロツーのエンジンを止める。
②USB CコネクタからIO DATA USBメモリ32GBを取り外す。iPhone12電源オフ。
③カロツーのエンジンをかけて、「ディスプレイオーディオPlus」をオン(再起動)。
④IO DATA USBメモリ32GBを挿入
⑤オーディオ機器選択で「USB」を選択(タップ)
⑥USBを選択(白文字が濃く表示)できました。

その後、改めてiPhone12のBluetooth接続しましたが、問題なく選択できるようになりました。その後1週間が経過~音楽鑑賞後 USBは都度オフ、エンジンかけた後に選択し、毎日聴いていますが今のところ全く問題ありません。選択順序を変えても、iPhone12もUSBメモリいずれも選択できるようになりました。

IO DATA USBメモリ32GBはUSB3.1規格ですが、Cコネクタ側がUSB2.0対応であるものの、メモリ側が下位互換なので問題なく接続できます。また、フォーマットは、FAT32(又はFA16)で行う必要があります。1フォルダにつき、最大255ファイル(255曲)までです。これらを厳守しないと認識しません。

「ディスプレイオーディオ」とは、モニターを備えた非ナビ系のメインユニットです。本体だけではナビ地図は表示されません。トヨタとT-Connectの契約(新車購入から5年間無料、6年目から有料)をすることで、センター通信型コネクティッドナビが利用できます。契約をしない場合、Cコネクタの有線接続で「Apple Car Play」アプリなどを利用してディスプレイオーディオに表示させることができます。

また、ディスプレイオーディオに話しかけるだけで、さまざまな最新情報をリアルタイムに入手できたり、ウインドウの開閉やエアコンの温度調整など車両操作にも対応します。「ディスプレイオーディオPlus」は、車載ナビをPlus(内臓)しています。長いトンネルや何等かの理由でセンターとの電波が途切れて、コネクティッドナビに不具合があってもその補完をしたり、6年目 T-Connect契約更新しなくても、内臓ナビで地図表示が可能。

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