私のかかりつけの医院と薬局で、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用が始まりました。賛否両論ある中、今年10月から、医療機関や薬局において、カードリーダーを設置しマイナ保険証を受け付けることが義務化されています。また、2024年12月2日以降に既存の健康保険証は廃止となります。
マイナ保険証の利用は任意なので、マイナーバーカードの交付を受けていない人は、別途発行される「資格確認書」の提示で保険診療が受けられます。但し、初診料や再診料・調剤管理料など、マイナ保険証を利用した方が、事務処理が効率アップする理由から、僅かですが割安になっています。
マイナンバーカードを読み取るカードリーダーは、一つのメーカーに統一されている訳ではなく複数あるようです。私のかかりつけの医院と薬局もメーカーが違っていました。マイナンバーカードをカードリーダーに縦方向又は横方向に置き、最初に本人確認を行います。顏認証と暗証番号(4桁)の二通りがあります。次に、薬剤情報の閲覧・特定検診情報の閲覧の同意確認をすると受付は終了です。巷では、問題の多いマイナ保険証ですが、私の場合問題なく受付を終了しました。
言うまでもなく、「マイナ保険証」は、事前にマイナポータルで手続き(マイナンバーカードと保険証の紐づけ)しておく必要があります。私は、マイナンバーカードを令和5年(2023年)2月末までに申請した人を対象に、最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」キャンペーンのとき、ポイント付与の条件である「健康保険証の利用」と「公金受取口座の登録」は、手続済でした。
「マイナポータル」アプリから、自分の薬剤情報や医療情報、その他 年金情報や予防接種歴なども確認可能となります。かなりの個人情報が公開されています(マイナンバーにより本人のみ公開)。マイナポータルの各種情報の入力・作成は業者に委託?いずれにせよ人が介入し作成している以上 誰がどこまで入力(閲覧含む)しているのか、内部からの情報漏れや悪用はないのか・・・心配すればキリがありませんw
マイナポータルへのログイン(スマホの場合)
マイナンバーカードにスマホを図の位置に重ねて「読み取り開始」をタップ
パソコンからもマイナポータルにログイン可能です。但し、事前に「マイナポータル」アプリのインストールとブラウザ拡張機能が必要。および、ICカードリーダライタの準備がいります。