墓碑銘2021 令和3年に逝った昭和の著名人 

人間誰しもいつかは死ぬと分かっていても、昭和のヒーローたちが年々逝ってしまうのはさみしい限りです。年を一つ重ねるごとに昭和が遠のいてゆきます。平成や令和がデジタル時代ならば、昭和はアナログ時代。音楽鑑賞はレコードやテープだったし、ソノシートもありました。ラジオの深夜放送から流れる音楽もよく聴いていました。

1960年代(昭和35年~昭和44年)は、フランス映画やイタリア映画の全盛でした。男優はかっこいいし、女優さんも美人ぞろい。音楽もジャズ・シャンソン・ロック・フォーク・歌謡曲など様々なジャンルがありました。

最近は、昭和の童謡・唱歌を聴くと里山風景やこまや凧を上げて楽しんだ幼少時代を懐古します。現在 童謡を小学校で教えているのかなぁ。でも歌詞の情景などイメージできないのでムリでしょうね。そんなことを考える今日このごろです。

スライドショーはブログ内限定公開(YouTube)「墓碑銘2021

 

【1月】
「日本のいちばん長い日」を著した作家半藤一利(90歳)、NHK「夢であいましょう」主題歌や映画「楢山節考」の歌手・俳優坂本スミ子(84歳)、米テレビ番組の名司会者ラリー・キング(87歳)

【2月】
声優・俳優森山周一郎(86歳)、映画「サウンドオブミュージック」トラップ大佐役のカナダの俳優クリストファー・プラマー(91歳)

【3月】
1964年東京五輪体操団体女子銅メダル 参院議員小野清子(85歳)、「平成の三四郎」1992年バルセロナ五輪金メダル 柔道家古賀稔彦(53歳)、「北の国から」黒板五郎役で人気 、加山雄三の若大将シリーズで青大将役 俳優田中邦衛(88歳)

【4月】
テレビドラマ「古畑任三郎」や映画多数出演の俳優田村正和(77歳)、「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作で知られる脚本家橋田寿賀子(95歳)、「・・・じゃあーりませんか」ギャグの吉本新喜劇座員チャーリー浜(78歳)料理研究家神田川俊郎(81歳)、「田中角栄研究」で脚光 脳や宇宙など多才なジャンルを追及した作家立花隆(80歳)、エリザベス女王の夫として支えたフィリップ殿下(99歳)

【5月】
「お笑い漫画道場」の出演や「チンコロ姐(ねえ)ちゃん」「ポンコツおやじ」などお色気や社会風刺を扱った作品で親しまれた漫画家富永一朗(96歳)、片岡愛之助を弟子にもつ人間国宝・歌舞伎俳優片岡秀太郎(79歳)、「北の宿から」コマーシャルソング多数「寺内貫太郎一家」で主演した作曲家小林亜星(88歳)

【6月】
昭和40年代エレキブームの立役者「エレキの神様」と言われたギターリスト寺内タケシ(82歳)元日ハム監督大島康徳(70歳)俳優李麗仙(79歳)

【7月】
山口百恵、郷ひろみなどアイドルの楽曲をヒットさせた音楽プロデューサー酒井政利(85歳)、参議院議長や法相などを歴任した元国会議員江田五月(80歳)、「フジ三太郎」サラリーマン生活を題材にした漫画家サトウサンペイ(91歳)バイオリニスト辻久子(95歳)

【8月】
ヒット曲「遠くへ行きたい」の歌手・俳優ジェリー藤尾(81歳)、NHK「バラエティ生活百貨」の司会 上方落語重鎮の落語家笑福亭仁鶴(84歳)芥川賞作家高橋三千網(73歳)、「キーハンター」出演、志穂美悦子・真田広之を輩出したJAC創設者・俳優千葉真一(82歳)、「ジャニー事務所」名誉会長藤島メリー泰子(93歳)

【9月】
元首相竹下登の実弟 元復興相竹下亘(74歳)、どつき漫才で人気を博した漫才師正司敏江(80歳)女子プロレスラー風間ルミ(55歳)、人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽やGSのザ・タイガースの楽曲で知られる作曲家すぎやまこういち(90歳)、「ゴルゴ13」の漫画家さいとうたかを(84歳)、「勝手にしやがれ」など数々の映画に主演した仏の代表的な俳優ジャン・ポール・ベルモンド(88歳)

【10月】
とぼけた味と卓越した人間描写で知られている古典落語で人気 人間国宝・落語家林家小三治(81歳)、「人形の家」「手紙」「ウルトラマンタロウ」の作曲家・編曲家川口真(83歳)、「カムイ伝」の漫画家白土三平(89歳)

【11月】
秋篠宮妃紀子さんの父親 学習院大学名誉教授川嶋辰彦(81歳)、テレビ出演で「視聴率の女王」と言われ「六星占術」でベストセラー 占術家細木数子(83歳)作家・僧侶瀬戸内寂聴(99歳)、「鬼平犯科帳」でも人気 人間国宝・ 歌舞伎俳優宝中村吉右衛門(77歳)元広島東洋カープ監督古場竹識(85歳)

【12月】
「千の風になって」の翻訳と作曲で知られる芥川賞作家新井満(75歳)

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