4人に1人が65歳以上の高齢者社会の日本ですが、ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が、107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えてることになります。まさに人生100年時代に突入しています。
人生100年とするならば、私の場合すでに3/4以上を生き抜いてきたので、残り人生1/4のカウントダウンが始まっています。100歳は無理としても、最後に逝くときは「いい人生だった」と言える人生を送りたいものです。
中国新聞(地方紙)に「広場」というコーナーがあり、読者からの投稿記事が紹介されています。その中に、「楽しく生きる10カ条」というタイトルで72歳の主婦からの投稿が紹介されていました。伯母の一周忌法要で借りたお手洗いのそばにある板(掲示板?)に「ボケない人10カ条」が目に入った。特徴ある書体と絵手紙風の鶴も描かれていた事から、伯母が書いたものだと分かり、改めて読むと味わい深いと10カ条を紹介した上で、これを目標に人生を楽しんで送ってゆきたいと締めくくってありました。
「ボケない人10カ条」として、ネット上にも同じものがありました。確かにこういう人はボケないと思います。自分で言うのはおこがましい限りですが、いつも意識している事でもあり、私の生き様にも該当しています。あとチャレンジ精神旺盛とか生涯学習も追加してほしいところです(^^)
1. 常に感謝しゆとりのある人
2. 本や新聞を読み日記をつける人
3. 手足をよく使う人
4. 人の世話をよくする人
5. ハイカラな人
6. 酒をたしなみ歌を歌うなど陽気な人
7. 友人が多く付き合いの良い人
8. 趣味が多く理想を持つ人
9. 奉仕精神旺盛な人
10. 異性に関心を持ち続ける人
別件ですが、漫画家 弘兼憲史さんの、『50歳過ぎたら「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」でいこう』(幻冬舎)も好きな言葉です。50歳過ぎたら人生を面白くするのは、プラス思考で楽しく生きたもん勝ちという、弘兼流エッセンスがいぱいつまった本です。
1⃣「まあ、いいか」
いい意味での諦めの言葉です。済んでしまったことやどうにもならないことをいつまでもくよくよ悔やんでも致し方ないこと、精神衛生上にもよくないし、時間と労力も無駄使いである。
2⃣「それがどうした」
開き直りでの言葉です。何があったって、自分は生きているじゃないか。そう考えれば大抵のことはどうでもよくなります。
3⃣「人それぞれ」
他人と自分を比較しない。他人と比べてもつらいだけ。自分が楽しんでいればそれでいいじゃないか。何が幸福かは人によって違います。
世の中には、すばらしい人生訓や格言があります。どうせ限られた人生ならば、これらの言葉をヒントに、人生を面白くエンジョイしたいものです。