年2回大型更新のあるWindows10ですが、 新しい機能アップデート「Windows10 October 2020 Update(バージョン 20H2)」の提供が先月より始まっています。ひと足早く手動で更新された人もいるかもしれませんが、私の複数あるパソコン端末にも11月に入って [Windows Update]への配信がありました。
配信のない人は、「設定」⇒[更新とセキュリティ]⇒[Windows Update]の 「更新プログラムのチェック 」 ボタンを押すと、アップグレードを利用できる端末であれば、機能更新プログラムが案内されます。それでも、案内されていない場合は、こちらから手動で更新可能です。
「October 2020 Update(バージョン20H2)」は、今年春にリリースされた「May 2020 Update (バージョン 2004)」に続く大型アップデートであります。本来であればバージョン2009となる筈ですが、既存OSとの混同を避けるため“20H2”となっています。
前置きが長くなりましたが、あとで述べる経緯ならびに不具合があって、昨年11月の大型更新である「November 2019 Update (バージョン1909)」から、次のバージョン2004をひとつ飛ばして、「October 2020 Update(バージョン20H2)」にて、一年越しの 機能アップデートを行ったところ、すべての不具合が解決しました。
バージョン20H2の前は、今年春に提供された「May 2020 Update(バージョン2004)」ですが、アップデートを行ったところ、過去のWindows10 大型アップデートでは一度も問題なかったのに、なぜか Adobe Photoshop Elements14の一部機能に不具合が発生。さらにソフトを普通に終了しようと思っても出来ず、タスクマネージャーを起動して終了する始末。
Windows7では問題ないので、Win7互換で試みましたがダメでした。Adobe Premiereも併せて利用しているので、これだけの為に高価なソフトを買い替えするのはもったいない話なので、元のバージョン1909に戻した経緯があります。秋の大型更新で修正されるかもしれないと待機していました。
前バージョンに戻したので、以下の通り 再び 「バージョン2004の機能更新プログラム」の案内あり。そのまま、ほっておいたら1ヵ月位で更新案内が消えてしまいました(2020年5月)
ところが、2か月後(2020年8月)再々になりますが、再び Ver.2004アップデートへの更新案内があり(再配布?)
ひょっとしたら、不具合を修正されたものかもしれないと、二度目のVer.2004へのアップデートを試みたのですが、Adobe Photoshopの不具合は解消されていない上に、Windows10の起動もめちゃくちゃ遅くなったのであります。
メインに使っているパソコンはドスパラ製(Galleria:ガレリア)で、SSD仕様になっているので、本来電源オンからログイン画面が出るまで15秒前後なのに、アップデート後、ログイン画面が出るまでに1分以上もかかるようになりました。ログインしてもデスクトップ画面がなかなか表示されず、同様に通常手順で終了させることが出来ず、タスクマネージャーを起動して終了。
一時どうなることかと思いましたが、ひとつ飛ばして今回案内のあったバージョン20H2の機能更新することですべて解決しました。バージョンを飛ばして機能更新する場合と、飛ばさずに順次更新した場合の違いはどこにあるのか分かりませんが、結果的には問題ないようなので深く考えることはやめました。無事一件落着であります。