突然、「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認下さい。」というショートメッセージ(SMS)を受信しました。
※ショートメッセージ:電話番号宛にキャリア関係なく70文字以内の文字を送信できるもの。
メッセージ受信当日は朝から家にいたのに、マンション入口にあるインターフォンから一度もコールはなかったし、同様な手口を使った佐川急便の例も知っていましたので、リンク(URL)をみて日本郵便(jppost)を騙る詐欺メールとすぐわかりました。
パソコンメールにはスパムはじめとした有名企業(Apple、Amazon、Facebook、楽天、三菱UFJ銀行など)を騙る詐欺メールは、受信する機会も多く当ブログでも事例を紹介させて頂きましたが、ショートメッセージ(SMS)によるフィンシング詐欺メールの受信は初体験であります。
しかし、このショートメールを見たら、知らない人はひっかかりそうですねぇ。
注意することは、ショートメッセージ内のリンクは絶対クリックしてはいけません。
iPhoneの場合、クリックすると偽ウェブサイトに誘導され、Apple IDやパスワード入力を求められフィッシング被害にあってしまいます。
アンドロイドの場合は、アカウント取得ではなく不正アプリ(個人情報取得)のダウンロードを目的としたページになるようです。
ちなみに、正規の日本郵便のウェブサイトは下記の通り。
ドメイン(URL)も違いますし、本物のサイトはSSL化(暗号化)されていますので、偽サイトにあるような「安全ではありません」という表示はされません。
運送会社を使った被害では、運送屋を装いドアを開けさせる居直り強盗や偽物品を渡して小口料金(2000円前後)の現金詐取される例などがありました。
被害は忘れた頃やってきますので注意をしましょう。
私がネット通販で頼んだものは、カミさんにも伝えお互いの情報は共有するようにしています。
インターネットをはじめとする通信インフラが格段に進化した現在、特に 的にされ易い高齢者の人は気をつけなければいけませんね。