使い勝手のよいWindows7は今も使っていますが、パソコンを立ち上げChromeアイコンをクリックしてインターネットに接続したところ、昨日までは問題なく使えていたのに・・・
突然上記の如く「インターネットに接続されていません」とウィンドウが現れました。I.Eでも同様でした。
XP、Vista (32bit)時代にはこの手のトラブルはよくありましたが、Window7(64bit)になってからは、インターネットに繋がらないトラブルは記憶にないので殆どなかったように思います。
現在、Windows10パソコンも使っていますが、こちらもインターネットに接続できなかったことは一度もありません。Win7もついに来年1月14日にてサポート終了になりますので、来年からはWin10をメインに使うことになります。
今回の「インターネットに繋がらない」の原因について調べてみました。
実は、手順を追わなくても最後に述べているある操作をすれば復帰するだろうことは想定していたのですが、参考に一応どこに原因があるか追うことにしました。
まず疑われるのは、インターネットへ繋がるまでの経路 Win7パソコン(ネットワークアダプター)⇒ LANケーブル ⇒ HUB(ハブ) ⇒ LANケーブル ⇒ ルーター 間となります。この経路の本体・ケーブルのどこかに不良がある訳であります。
私の場合複数パソコンがあるので、別のパソコン(Win10)でインターネットに接続するかどうかをチェックしたところ正常に繋がりましたし、手元のスマホでもネットに接続できたので、ルーターは正常です。
HUBには、テストしたWin10パソコンほかPS3やPS4、ブラビア(TV)なども経由しており、こちらもインターネットには正常に繋がっていました。
リンクランプも点灯しているし、Win7パソコンの経路だけスイッチングしていないことは考えられないので、HUB本体を含むルーターまでの経路もOK。
残るは、パソコン(ネットワークアダプタ)とLANケーブル(HUBまで)いずれかの不良になります。LANケーブルは他のケーブルと入れ替えればチェック可能ですが、1年前に高品質の商品に交換しましたのでケーブルもOKと判断。
最後の残ったのはネットワークアダプター! これに問題ありそうです。
一応、冒頭のウィンドウ内にある「Windowsネットワーク診断ツールを実行する」をクリック。
診断ツールの結果も、ネットワークアダプター(LANアダプター)を検出できずと指摘。
つまり、LANアダプターが正常に動作していないことを意味します。
パソコンの裏側にLAN端子があります。インターネットに繋がっているときはパイロットランプが不規則に点滅していますが、確認してみるとランプが消灯したままなので、LANアダプターは動作していないことが判ります。
マザボード上にあるネットワークアダプターを正常に戻すためにはドライバーを再インストールするか、最悪は新しいものと交換するかのどちらかになります。
各種ドライバーはすでにOSの中にあるので、手っ取り早く再インストールするには「デバイスマネージャー」から行えます。
ドライバーがインストされていなければ、「ネットワークアダプター」にびっくりマーク(!)でもついているかなと思いましたが、アダプターそのものが見当たりません(認識されておらず)。
このままだと、別途PCIスロット用LANボードを購入するしかありませんが、実はこの障害状況から復帰するかもしれない操作は「パソコンの再起動」であります。
つまり、マザーボード上にあるネットワークアダプターの再起動でもあります。
ビンゴ! パソコンの再起動後、インターネットに接続できました!
利用しているパソコンが、ある日突然インターネットに繋がらない場合、とりあえず、基本はパソコンの再起動! かなりの確率で復帰します。
複数のデバイスがインターネットに接続できない場合は、ルーター(無線ルーター)の再起動で大抵は復帰します。特定のデバイスだけの時も、解決するケースもありました。
※ 再起動:一旦電源を切って、数分後に再度電源を入れる。