NASA(アメリカ航空宇宙局)より、メディアなどでも紹介されていますが、火星探査機キュリオシティ(Curiosity)が撮影したパノラマ写真が公開されました。
16枚の広角写真を繋ぎ合わせて、360度のパノラマ写真にしています。
2017年10月25日に撮影されたもので、NASAで画質や明るさを調整しているとは言え、地球上でも見られるような風景です。
でも大気の95%が二酸化炭素(CO2)、つまり濃厚な炭酸ガスが蔓延しているという訳で宇宙服なしでは住めません^^ 重力は地球の約40%~体重60Kgの人は火星では24kgということになります。
2012年8月6日、火星探索機キュリオシティを装備したマーズ・サイエンス・ラボラトリ宇宙船は、火星に着陸しました。
その後、長さ3m、総重量900Kgもあるキュリオシティ(ローバー:探査車とも言う)は自走しながら移動し、18km先にあるヴェラ・ルービン・リッジという山の頂上に到達~ 360度ぐるりと16枚の写真を撮影したということであります。
山の標高は327m、ここは大昔隕石が衝突して出来た窪地(クレーター)で、遠くに見える山々は直径154kmにおよぶクレーターの外環なんだそうです。
映画の世界では、一足先にマットディモン主演「オデッセイ」のようなことが、あと100年も経てば現実に起こるかもしれませんね。
高画質の全景写真は、「NASA」サイトより見れます。
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パソコンモニターでみると迫力があります。
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