「内部リンク」とは、同じWebサイト内のページ同士をつなぐリンクの事をいいます。つまり、リンク元とリンク先のページがどちらも同じドメイン内にあるリンクが「内部リンク」です。
先日、Facebookで世界的な著名人である*イーロンマスクから友達リクエストが来た事についてブログ投稿するにあたり、関連記事を紹介するため、当ブログ内にある別ページのリンクを貼ったところ、リンク先のタイトルがコメント欄に表示されました(タイトルをクリックすると記事すべてがコメントとして表示される)。<*こちらも内部リンクになるので、後で述べる理由から、相対パスでリンクを張っています>
あとで分かったことですが、WordPressの記事で自サイトのリンクを張ると「コメント(ピンバック)」扱いになるためこのような現象がおきます。管理画面のコメント欄にページタイトルが表記され承認待ちになります。併せて 登録メールアドレスにも「新しいピンバックが承認待ちです」と、リンク先(タイトル名)が届きます。これらもWordPressのピンバック機能で自動的に送信されるためです。
承認すると、引用したリンク先の記事(自サイト)とリンクを張った新しい記事(自サイト)の両方の記事タイトル(クリックすると記事内容が表示される)が、ブログのコメント欄に表記されます。
本来 WordPressの「コメント欄」は、ブログ記事へのコメント(承認後)のみが表示されるものですが、コメントとは言えない1000文字を超えるリンク先のページと、引用した新しいページの両方の記事が表示されるのは、ブログ構成上 とて煩わしく全く意味ないものであります。
WordPressの「ピンバック (Ping Back)」と「トラックバック」とは、 他のサイトやブログの記事を自分のサイトで引用した際、そのことを引用元の管理者に通知する機能です。 トラックバックは手動で送信するのに対し、ピンバックは自動で送信することができます。
前置きが長くなりましたが、WordPressのピンバックに対しての対処方法が、ネット上にも紹介されています。私は市販の教本でWordPressブログを立ち上げた訳なので、WPにすごく詳しい訳ではありませんが、私もこの洗礼をうけ解決したクチなので、私の体験から初心者にも分かるようにネタとして記事にしました。対処方法は大きく3つありますが、初心者は(1)または(2)のいずれかで解決できます。
(1) リンク先の絶対パスのURLを相対パスにする。
「絶対パス」(フルパス)は、ファイルの場所を絶対番地として「ドメイン名 / フォルダ名 / ファイル名」のように区切って表記しています。 私のブログを例に挙げると、記述としては、「https://masuih.lolipopjp/blog2/?p=22414」のようになります。「相対パス」は、現在いる階層を基準としたときのファイルの場所なので、ドメインを除いた住所「/フォルダ名/ファイル名」となります。つまり、リンク先を「/blog2/?p=22414」(相対パス)として指定すれば、引用元にピンパックの送信は行われません。(都度の設定になりますが、頻度は少ないので、私はこの方法を選択しています)
(2) WordPress管理画面の「設定」⇒「ディスカッション」の設定を変更する。①②のいずれか 又は、①②共にチェックを外す。
①投稿中からリンクしたすべてのブログの通知を試みる。
引用したリンク先へのピンバック送信を禁止します。
②新しい投稿に対し他のブログからの通知(ピンバック、トラックバック)を受け付ける。
他方からのピンバック・トラックバック通知を拒否します。
内部リンクによるコメントを非表示にする為であれば、①のみチェックを外す事でよろしいとか思います。
(3)functions.phpを変更する(「外観」⇒「テーマファイルエディター」)
php言語で記述したプログラムを追加(コピペ)するものですがここでは省略します。私がプログラム内容を理解していないのでw