BDドライブが「cinavia(シナビア)」に感染!

昔、リップしたBD版「タイタンの逆襲」を久々に再生していたところ、20分くらい経ったところで画面にスモークがかかり、突然メッセージと共に音声が出なくなりました。 映像の再生は続いていますが鑑賞できる状態ではありません。 BDプレーヤーはソニー製。 ちなみに前作の「タイタンの戦い」は問題なし。

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実は、数年前にもソニーピクチャーズのBDをPS3での再生時、同様に警告メッセージが出たことがあります。結論を言えば、コピープロテクター「cinavia(シナビア)」が発動された時の画面です。 音声トラックに人間の耳には聞こえない不可聴のコードを埋め込むタイプのコピーガードなのです。 AACSやBD+などのコピープロテクタと違うところは、カメラ撮り(暗号キーを解除しない)でも発動してしまいます。

そこで、以前は問題なかったパソコン搭載のBDドライブ(6年前購入のもの)にかけたところ、同様に20分後下記の通り「cinavia」に反応。 映像は通常に見えますが右上にメッセージと同時に音声にミュート。

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BDドライブのファームウェアの更新をしたことはなく、リッピング専用にしていたので、知らない間にBlueray Discから感染(更新)したようです。 別のPC搭載の新しいBDドライブ(半年前購入のもの)は問題なくかかりました。

「cinavia」は当初ソニーが採用。 PS3などソニー製BDプレーヤーのファームウェアも対応していることは承知していました。 なので今まではソニー製以外の市販BDプレーヤーやPC搭載BDドライブでは問題なく再生できていましたが、これからは事情が違うようです。

ディスクからの感染(更新)はもちろんのことLANに接続されていれば、市販HDDレコーダ・PS3など、AACSやファームのバージョンアップもオンラインにて知らない間に書き換えられていくのは裂けられないかもしれません。 コピープロテクタの解除・更新はおっかけっこですが、これからも著作権保護はますます強化されてゆくことでしょう。

※2012年10月以降は、私的鑑賞であってもプロテクタの解除は違法になります。 「タイタンの逆襲」は、それ以前にリップしたものなので、私的に観る分には問題ありません^^;

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