本買取サービス~文庫本6冊で初めて千円を超えた

 

ウィンドウショッピングが好きなカミさんのためにほぼ毎日出かけますが、目的地のショッピングセンターについたら私は別行動で、待ち合わせ時間まで1時間~1時間半はあるので、時間つぶしのために予め購入した文庫本を読みます。

「モーレツ社員」や「企業戦士」が美徳とされた1980年代は、私が40代でバリバリの現役真っ只中の時代 ~ 今、会社でそんなことを言ったら時代遅れとバカにされそうですが、当時はサラリーマンとして誇り高いものでした。休みも取れず仕事どっぷりの時代でしたので、退職後は毎日2~3時間付き合うことで、カミさんへの罪滅ぼしであります(笑)

今の時代は、残業する人=仕事のできない人=時間の使い方が下手な人と言う意見もありますが、内勤ならともかく相手のいるサービス業や営業など、机上論・理想論通りにはゆきません。
働き改革が進んでも、残業は無くならず、実態はサービス残業をしている企業は少なくありません。

 

スミマセン<(_ _)> 話が逸れましたが、ショッピングセンターに書籍店や家電コーナーがあれば、そちらの方で時間がつぶれますので、文庫本を読むか読まないかは日によってまちまちです。
時にはスマホでFBやLINEのチェック、YouTube鑑賞、ニュースや調べもので時間を費やすこともあり、本の読むペースは、3ヵ月間で5~6冊です。読み終わった本は、ゴミとして出すのはもったないので、本買取サービスに出す流れです。

買取サービスには、地元大手書籍店の「フタバ図書」に出します。
以前、一気に読んだため、購入まもない山崎豊子著「沈まぬ太陽」全5巻(ハードカバー)を、「ブックオフ」に出したことがあります。

1冊が1600円~1700円もしたのに、初版にも関わらず受付の女性店員が装丁や傷だけのチェックだけで、何たる本かもチェックせずに、「1冊100円です」の査定には、馬鹿らしくて声も出ませんでした。当時、新刊として書店で一冊1600円前後の定価通りで売られているのにです。

結局、違う書店で1冊300円で買取り(それでも安いと思いましたが)してもらいました。
20年近く前なので、現在はどうか分かりませんが、もっぱらフタバ図書の買取サービスに出しています。

フタバ図書は、発刊された書籍のデータベースがあり、端末PC(店頭)から書籍名を、バーコードから読み取り、ベストセラー作家や売れ筋書籍などの評価から決められた買取価格が表示・印刷されるしくみになっています。どの社員がやっても査定価格は同じになります。

 

今回、本買取サービスに出した文庫本

貴志祐介 「鍵のかかった部屋」 4つ短編で密室トリックの謎解きが面白い
東野圭吾 「11文字の殺人」 ” 無人島より殺意をこめて”という11文字 
柚月裕子 「合理的にあり得ない」元弁護士があり得ない事件を解明する謎解き 5つの短編
大鐘稔彦 「孤高のメス 遥かなる峰」現役医者の著作で医療現場描写が専門的でリアル
宮部みゆき「鳩笛草」 生まれながらにして超能力をもつ主人公 3つの短編

 

好きな作家ばかりです。柚月裕子さんの文庫本になった11冊はすべて読みました。
東野圭吾さんは、文庫本の7割は読んでいます。
大鐘稔彦さんは、現役の医者ですが、「孤高のメス(外科医当麻鉄彦)」(全6巻)、「孤高のメス(神の手にはあらず)」(全4巻)は、隠れたベストセラーで、すべて読みましたが、今回の文庫本880円だったのに、買取50円とは安い!

東野圭吾さんや人気上昇中の柚月裕子さんの本の買取はさすがに高いです。
「11文字の殺人」は30年前の作品で、文庫本になって一度読んでいるのに今回間違って購入。
二度読みになりましたが350円とは・・・やはり売れ筋なのですね。

でも、6冊で買取1000円を超えたのは、はじめてです。

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