1月7日の松の内も過ぎ、世の中やっと平日に戻りつつあります。
テレビ番組も正月向の特番(特別番組)は若干あるものぐっと少なくなりました。
振り返ってみれば、年末年始のテレビ特番は、お笑い芸人達がでて内輪だけで盛り上がり、バカ笑いをして大騒ぎするものばかり~しかも長い!
4時間、5時間は当たり前~6時間もあることに正直うんざりでした。
それでなくても、日ごろから芸があるとも思えないお笑い芸人で占められる番組が多いのに、さらに年末年始でチャンネルを替えても似たような長時間の特番オンパレード~見る気にもなりません。 長くても3時間くらいに収めるべきと思います。
その点、1月1日の「芸能人格付けチェック」は楽しめました。
1月2日、3日の「箱根駅伝」は7時間のライブ中継でとても長いので、毎年ポイントだけをチラ見しています。
名古屋在住の孫(中学1年)も昨年暮れに帰省しましたが、毎年31日に見ているのが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」という番組。
民間テレビ局の年末特番では、8年間連続視聴率トップをキープしているそうです。
NHK紅白歌合戦に迫る視聴率で今や準国民的番組だそうな。
「ガキの使い」は、若い人たちから圧倒的に支持されおりその事実は無視できないものの、笑いのセンスやひねりもなく、長時間ダラダラとバカ騒ぎをしているようにしか私には見えず、時々チャンネルを変えてのぞき見しましたが全然笑えません。
正直なところ、かって敗者復活戦から勝ち抜いた「M-1」覇者、サンドウィッチマンの漫才の方が心底笑えます。 当時審査員だった島田紳助の笑いに対する目は確かでした。
そう思うのは私だけでしょうか。
孫と親は「ガキの使い」、カミさんは「NHK紅白歌合戦」、私はパソコン作業しながら格闘技番組「RRIZIN(ライジン)」を、それぞれの部屋で鑑賞する・・・
我が家では、年末に見るテレビ番組は皆バラバラ(笑)
ちなみに毎回録画はしているものの、ここ15年くらいNHK紅白は見ていません。
見たくないと言われはじめている鉄板の「第68回NHK紅白歌合戦」さえ視聴率39.4%でしたが、2部制になってから史上ワースト3位との事~ 裏番組は演歌主体のテレビ東京「第50回年忘れにっぽんの歌」は、6時間の長丁場にもかかわらず、視聴率8.4%は一昨年(2016年)の2倍だったそうです。
いまや日本人口の25%を占める65歳以上の高齢者にとって、馴染みの歌も少く今回の斬新なスタイルの「NHK紅白」より、司会による歌の紹介で進められた「にっぽんの歌」の方が、純粋に歌を楽しめて見た人が多かったという分析もあるようです。
若い人には演歌は興味なくても、良くも悪くも増え続ける高齢者の存在は無視できません^^
視聴率をあげるために人気者を頻繁に採用し、粗製乱造するテレビ局にも原因がありそうですが、人気度が上がり、見ない日がないという有名人もたちまち「TVでもう見たくない有名人ランキング」のターゲットになり、槍玉に挙げられる業界~
露出を楽しんだ視聴者や片棒をかついだメディアも勝手なもんです。