日別アーカイブ: 2023年5月20日

【YouTube】著作権侵害の警告を受け3年ぶりに動画削除される

YouTubeに5ヵ月前にアップした動画が、著作権侵害の警告を受け削除されました。削除されるのは3年ぶりになります。最近は動画ブロック(ペナルティ無し)の傾向があり安心していましたが、動画削除も健在でした。動画削除されると上記の如く、登録したメールに連絡がきます。

今回は、1978年10月NHKのビックショーで放送された都はるみさんの「北の宿から」の歌唱シーンと、1990年4月に放送されたフジテレビのミュージックフェアという音楽番組で、本田美奈子さんの同名の歌唱シーンを編集してアップしたものが削除対象になりました。

前者NHKは45年前、後者フジは33年前の映像ですが、録画したテープやDVDから映像を抽出・編集してアップしたのものです。厳密には、合体した二つの内 後者の本田美奈子さんが歌う「北の宿から」の動画が著作権侵害とされ、フジテレビ代理として「一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)」の申請で削除されました。この団体は違法動画を摘発する国とも連携している著作権管理団体です。

2012年10月以降、第三者に著作権のある動画を動画投稿サイト(Youtubeなど)へのアップロードやダウンロードは、私的理由であっても違法となります。Youtubeから特定の動画を自分で楽しむために、スマホやパソコンにダウンロードしてもNGとなります。

私がアップしている動画は、30年以上前に放送された古い動画が多いのですが、青春時代の昭和を過ごした団塊世代の人たちに楽しんで貰うためにYoutubeにチャンネル開設しています。削除された動画は、第三者に著作権のある動画なので異議申し立てはできません。しかしながら、YouTube動画の90%以上は、第三者に著作権のある違法アップ動画であり、楽しんでいる閲覧者も多くいることも事実であります。

今回削除された動画のあるチャンネル総再生回数は、直近で毎日9万~10万回あります。経験上 アクセス数が増えてくると、何故か動画削除される傾向があります。

YouTube(Google)では、第三者に著作権のある動画であっても、著作元への収益化や動画内で広告を流すことで、アップした動画は削除されることなくOKとなっています。現在、Content ID(YouTube の自動コンテンツ識別システム)を使用して、著作権で保護されたコンテンツを YouTube 上で簡単に識別・管理できます。

なので、アップロードと同時に著作権侵害の判別がなされて、即ブロックされたり、または著作権元への収益化等で合法的にOKとなっています。だからといって、今後削除されないという保証はありません。あくまで著作権元の意向で判断されます。

著作権には、歌(歌手・作詞・作曲者)や映像(肖像権)など別個に存在するので、今回のようにContent IDでOKであっても、手動で抽出されて数ヵ月後に削除される場合もあるのです。

動画削除3回で、アカウント停止および全動画が削除されます。最近は「削除」ではなく「ブロック」で処理される傾向があり、安心していたのですが、久々に削除の洗礼を受けました。ブロックは、「著作権侵害の警告」ではありませんが、本人以外誰もその動画を見ることができません。私はブロックされると削除しています。当然ながらチャンネルの総再生回数はその分減ります。

1回目削除のペナルティをクリアするためには90日間を要します。その間 2回目削除を受けるとさらに90日間のペナルティが加算されますので、クリア期間はさらに長くなります。クリア期間中に3回目の動画削除があると、メール連絡もなく一瞬にしてアカウント停止および全動画が削除されます。チャンネルを開いたときにはじめて知る訳です。2回目削除を受けると3回目は時間の問題です。

私は2008年ごろからTubeに動画アップしていますが、今まで7回アカウント停止の洗礼を受けています^^;  当初と比べると動画アップに対して少しゆるくなり安心していましたが、災難は忘れた頃にやってきますね。収益化している訳でもなく、高齢者の皆さんに楽しんでもらう為に、古い動画を編集しアップしているので大目に見て貰いたいものです。