日別アーカイブ: 2023年1月8日

【YouTube】再生回数は少ないのに5年以上経過した動画がブロックされた

5年以上前(2017年11月4日)にアップした動画(山本潤子歌唱 「翼をください」)が突然ブロックされました。ブロックされたら自分しか見れないので実質削除と同等です。2ヵ月前にも、同様に5年以上前にアップした再生回数50万回以上の動画(越路吹雪歌唱「愛の賛歌」)がブロックされた経緯があります。ブロック対象の動画は、再生回数が少なくても、関係なく行われるようです。

傾向的には、再生回数が増加してくると削除(またはブロック)されるケースが圧倒的に多く、今回のように再生回数がかなり少ないのに、ブロックされたことに正直驚かされました。動画削除のタイミングは、アップ数ヵ月後であったり、2年~3年後だったり、ランダムに行われますので、これといった基準もなく色々ですが、アップ後5年以上経ち、且つ再生回数の少ない動画ブロックはめずらしいです。

ダッシュボードの動画リスト

邦楽の場合(JASRACが絡むため)過去の事例では、大抵がペナルティを伴う動画削除が通例でした。つまり、動画削除3回でアカウント停止になります。動画ブロックは「著作権侵害の警告」とは違い、削除のようなペナルティがないので、それだけは救いであります。

ただ、ブロックされた同じ映像をアップしている人がいるのですが、解像度(720×480P)のためか、こちらはブロックされていません。ブロックされた私の動画は、昔BS-hi (1920×1080P)で録画した映像をアップしたものですが、高解像度のためブロックされたように思います。過去の傾向をみても、同じ内容であっても、低解像度の映像は削除(ブロック)されにくいです。

2012年10月著作権法改正により、第三者に著作権のある動画のアップロードやダウンロードは違法となりました。また、プロテクタを解除するDVD/BDコピーも違法であり、以前は認められていた私的で楽しむ場合もNGとなりました。

2008年ごろから動画をアップしており、YouTubeとは14年間以上のご縁があります。削除に伴いアカウント停止の経験も何度かあります。YouTubeにアップされている動画の9割以上は、第三者に著作権のある映像であります。削除されても、法律的には殆どの人は抗議はできません。

3回動画削除されると、アップした全動画削除とアカウント停止が一瞬にして行われます。動画アップやコメントはもちろんのこと、登録したGmailやアドセンスも使えなくなります。

しかし、すべての動画提供者(チャンネル開設者)を取り締まるのはまず不可能です。著作権のある動画をアップしても、削除されることは以前より少なくなったように感じます。事実、過去削除された動画を再アップしても、OKになったものがかなりあります。

Googleと著作権者(委託代理店含む)との間で、取り決めがあったのか、広告を貼ったり、著作権者へ収益化で以前より運用的にはゆるくなったのかなと思います。昭和のなつかしい音楽映像をアップしていますが、収益化している訳でもなく、特に団塊世代以降の人たちに楽しんで貰えることを目的にアップしています。

ちなみに今回ブロックされた動画「翼をください」は、過去2回アップしていますが、最初のアップでは20万回以上の再生回数がありました。他の動画の削除でアカウント停止の都度、再アップをしたものの、前の再生回数を超えることはなく、今回3回目のアップでは5年経っても元の再生回数に戻ることはありませんでした。