日別アーカイブ: 2019年9月30日

MS OfficeでなくともWPS Officeで十分! 令和対応もOK!

 

現役時代は、Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)は必需品でありましたが、退職後 プライベートとして使う分には、KINGSOFT(キングソフト)の WPS Officeで十分まかなえます。

 

WPS Office(KINGSOFT Office)は、中国製ですがMicrosoft に次ぐ世界シェア2位の統合オフィスソフトなのであります。中華恐るべしですね。MSと比べて価格が安い(5000円~6000円)ので利用されている方も多いと思います。

ユーザーインターフェースや操作性はMS Officeと極めて近いですし、操作も迷うことはありません。互換性も、標準的な活用であれば全く問題ないレベルであります。
私の購入しているものは、MS Office2016 対応(MS Office 2007以降の形式に完全対応)しています。ファイルのPDF出力も可能です。

Word、Excelの書体やPowerPointのレイアウトなど細かい部分は、完全互換とはいかないケースもありますが、価格を考えればコスパの良いソフトだと思います。
尚、ライセンス認証はPC1台のみ(スマホとは併用可)です。

 

2016年11月にリブランドしたため、ソフト呼称名が、「KINGSOFT Office」から「WPS Office」と変わりました。ネーミングは、ワープロ(Writer:ライター)、プレゼンテーション(Presentation)、表計算(Spreadsheets:スプレッドシート)からつけたと思われます。
MS Officeの代替として使える機能は以上の3つだけですが、価格を考えれば十分満足できるものです。

日付表示ですが、新元号「令和」にも、アップデートで対応
但し、WPS Officeが対象で、旧KINGSOFT OfficeはNG。(移行期間中はWPSへの無料アップグレードがありました)

 

ちなみに「Microsoft Office」とは、Professionalエディションを例にとると、Excel(表計算)、Word(ワープロ)、PowerPoint(プレゼンテーション)、ACCESS(データーベース)、Publisher(DTP)、Outlook(メール・個人情報管理)がパックになっているものです。

 

無料で済ませたいと思う方には、フリーソフトのオフィスもあります。
お勧めは、Libre Office(リブレオフィス)です。
Excel ⇒ Calc、Word ⇒ Writer、PowerPoint ⇒ Impress になります。更新頻度も高くVBAも使えますが、MS Officeとの互換性は完全ではありません。

MSで作成したものをLibreで開いた場合、レイアウトが大きく崩れたり、日付表示されなかったりするケースもあるので、KINGSOFTほどの再現性はありません。
MS Officeと操作性も違いますし、MS Officeファイルの読み書きができるくらいに思っていたほうが良いかもしれません。

 

会社で働いていた頃は、Windows XP全盛期で、MS Office95、Office97、Office2000を使っていました。当時はライセンス認証制度はなかったので、厳密には違法であるもののコピーは可能でしたので、私用パソコンにもインストールして、自宅と会社とでファイルを共有しながら仕事をしたものです。その後、退職してからは大枚を払ってMS OfficeXP (2002) Proを購入しました。

 

MS Officeでは、このバージョンからランセンス認証が適用されたため、2台のパソコンにしかインストールできませんでした。OfficeXPもサポートは2011年で終了してからは、KINGSOFT Officeに切り替えました。
膨大にある過去のMS Officeの関連ファイルも開けますし、修正も可能なので重宝しています。