先日、総務省が発表した2013年10月時点の人口推計によると、15才~64才の生産年齢人口が32年ぶりに8千万人を割り込み、65才以上の高齢者人口が25%を越えたそうな。 言い換えれば、4人に1人が65才以上ということになる。
理由は、第一次ベビーブーム(1947年~1949年)で生まれた団塊世代の人たちが65才になった為です。私の周りでも、退職後趣味をめいっぱい楽しんでいる人がいると思えば、一日やることがないという人などさまざまです。寄るとさわると病気の話題というのもシニアに共通しています(笑)
シニアライフを楽しむための応援メッセージがあります。 以前、朝日新聞に取り上げられたのですが、「競争はもう卒業、団塊世代よ楽しもう」という見出しで紹介された漫画「課長島耕作」の著者弘兼憲史さんの三ヶ条です。
「ま、いいか」 (問題に直面したらそのまま受け入れる)
「それでどうした」 (心を立て直し居直りを大切にする)
「人それぞれ」 (身の丈にあった人生を送る)
言い得て妙であります。 これからは「ま いいか、それでどうした、人それぞれ」でいいのです。
人が多い分、学校でも社会に出ても人間関係にもまれ、常に競争にさらされてきた世代~他人と競わない、比較しないことがシニアライフを楽しむコツだと弘兼さんは述べています。
ところで、私の息子は第二次ベビーブーム(1971年~1973年)に生まれていますが、彼は1973年生まれなので特に出生児が多く、大学受験ではもっとも競争率がはげしく厳しい年代でもありました。 そのくせ就活は氷河期にあたり学校でも社会でも競争にさらされてきました。
私は、団塊世代より前ですが、やはり休みも取れない企業戦士と言われた世代~息子もまた父親と同様、競争社会にどっぷりとは~皮肉なものです。 その分 シニアライフをしっかり楽しませて貰っています^^