日別アーカイブ: 2024年8月24日

車のオートエアコン入れっぱなし?それともマメにオフにする?

最近の車は、オートエアコンが主流になっていますが、エアコンスイッチは皆さんはどうしておられるのでしょうか。入れっぱなしなのか、利用しないときはマメにオフにしているのか興味のあるところです。特に、冬場はスイッチをオフにする人は、少なくないかもしれませんね。

私めは、車のオートエアコンは、温度25℃に設定し、年中入れっぱなしです。車を何度か買い替えましたが、エアコンスイッチ(A/C)をオフにしたことはありません。それでエアコンが壊れたこともありません。

若い頃、車好きな私は3年毎に買い替えた時期もありましたが、年を重ねてくると共に、60代になると毎日乗るものの、街乗りが多くなりました。年齢と共に年間走行距離も1万キロ以内(7000キロ前後)になり、大事に乗ることに重きを置くようになり、同じ車に乗る年数がぐっと伸びました。50代後半の定年前に乗ったマークⅡが11年間、次に乗った30系プリウスを12年間乗りました。その後、今年3月末に人生最後の車になるであろう現在のカロツーに乗り換えた経緯があります。

直近で長期間乗った車においても、エアコンの故障は一度もありません。過去に乗った歴代車のエアコンも故障ゼロでした。もちろん、歴代の車のエアコンのスイッチ(A/C)は、いずれもオンのままで、オフにしたことはありません。

記憶がさだかではないのですが、一番最初の車は、エアコンではなくクーラーだったかもしれません。クーラーの場合、冬場にスイッチを入れても意味がないので、この場合オフにしていたかもしれません。

ご存知の通り、エアコンとクーラーは違います。前者は、エアコンディショナーであり、暖房《約80℃の冷却水》と冷房《冷媒による冷却機能および除湿》のエアミックスによる温度調整が可能。後者は、冷却機能のみ単独でおこないますが、綿密な温度調整は出来ず、コンプレッサーのオンオフや風量でしか調整できません。暖房も80℃冷却水により別個に行われます。

車のエアコン(A/C)をオンにした場合、普通車で約10%燃費が悪くなると言われています(軽自動車は、もう少し悪化し15%~20%)。リッター20kmの車であれば、リッター18kmに落ちるということであります。10リッターで200km走行できるところが、エアコンオンにより、180km走行に落ちると言う訳です。

クーラーと言われていたころの車は、ガス抜けも珍しくありませんでした。ガス抜けになると冷えが悪くなります。当時エアコン(コンプレッサー)は、常に廻してていた方が、ガス抜けがおこりにくいと言われていました。近年の車は、技術進歩により、エアコンをオフしていてもガス抜けはないと思います。

結論が遅くなりましたが、オートエアコンは常にオンにしておいたほうがベストです。車のエンジンも然りですが、物理的に回転したり、動いているものは、必ずオイル(潤滑油)が使用され、円滑に各パーツが動くように設計されています。しばらく使わないと、接触面に滞留・残存しているオイルが乾いたりすると、油膜が無くなり故障の原因となります。車のエンジンもエアコン(コンプレッサー)も適度に回していた方が、寿命は長くなります。