日別アーカイブ: 2021年2月23日

コロナ禍ですばやく検温できる予測式電子体温計は必需品です

 

コロナ禍で、感染拡大防止のため、何かにつけて体温を測定する機会が増えました。自宅においても検温する必要性が生じて、20秒で検温できる予測式のオムロンMC681電子体温計(けんおんくん)を購入しました。価格は税込で約2,000円。10秒や15秒で検温できる商品もありますが、当然ながら価格も少し高くなります。

病院の検温で電子体温計は何度か使ったことがありますが、検温時間が15秒~20秒と短く、検温に10分もかかる我が家の電子体温計とえらく違うのでびっくりした記憶があります。性能・価格・業務用?の違いとは思っていましたが、今思えば予測式電子体温計だった訳であります。

新型コロナウイルス対策として、病院や学校、スポーツクラブ・遊戯施設では、額の温度=体温であることから、サーマルカメラ(顔画像を捉えて瞬時に体温を表示)や赤外線体温計(額にハンドセンサーを近づけて測定)の非接触型の検温方法が導入されて、今では日常的に体温測定が行われるようになりました。

新型コロナ感染の初期症状は、発熱が伴うので検温は必須になります。コロナ禍では体温計の常備はしておきたいものです。37.5度超えるときは要注意です。

 

20秒ですばやく検温できるのはとても便利です。検温が終わると「ピッピッピッ」と電子音で知らせてくれますが、思いのほか小さい音なので、周りが騒々しいと聞き逃しそうです。一般的に実測式体温計において、正しく検温するには、体温の温度上昇がなくなる約10分間、ワキにしっかりと体温計を挟んで測定する必要があります(口の中では5分間)。

今回購入した電子体温計は、予測式ではありますが、実測式体温計としても使えますので、20秒後電子音が鳴っても、引き続き検温を続けると、体温の上昇がなくなると(約10分後:平衡温)、再び電子音で知られせてくれます(3分過ぎて2回目の電子音が鳴る前に抜くと体温は低く表示されます)

 

ちなみに、メーカー(テルモ)の検温に関する実態調査では、実測式体温計で10分間測っている人はわずか2%です。また、予測式電子体温計は実測式体温計としても使えますが、実測機能を使っている人は全くいないそうです~それはそうですよねぇ(笑)

体温計については、たまに風邪を引いたときなど、熱があるかなと確認のための時しか、使ったことがなく、今までの使用頻度は極めて少ないです。私の検温時間はいつも3分前後です。10分間もかけて検温したことは一度もありません。3分でも発熱時は大抵38.5度くらいありましたので、実際の体温はもっとあったのかもしれませんね。これからは予測式電子体温計でクリアできます。

 

予測式体温計のしくみは、検温開始から20秒間の体温の上がり方を分析・演算をして、10分後の体温を割り出しています。

※ 出典:オムロンヘルスケア

 

我が家には、今回購入した予測式電子体温計のほかに、実測式電子体温計アルコール式体温計各1本あり、計3本の体温計が揃いましたが、今後使うのは予測式電子体温計だけになりそうです。