日別アーカイブ: 2018年6月22日

プリウス エアコンのエバポレーターを洗浄(手順詳細)


※トヨタ純正クリーンエアフィルター(デンソー製)およびクィックエバポレータークリーナーS(ドライブジョイ:DRIVE JOY)

 

ZVW30プリウス(平成23年6月登録)のエバポレーター洗浄とエアコンフィルター交換を自分で行いました

 

トヨタ系ディーラーで行う作業と同じクリーナーを使用~エアコン内から発生する不快な臭いを除去し、カビや細菌の長期発生を防止します。 クリーンエアフィルター交換とセットでクィック施工が可能になります。

 

ディーラーに依頼すると1万円くらいかかりますが、自分でやれば実費4,000円以内で出来ます。
前回は、ディーラーにて購入2年目の平成25年6月にクィック施工(エバポレーター洗浄・クリーンエアフィルター交換)して貰って以来、5年間一度も行っておらず、今回(3回目)の車検で事前の概算見積りに提案として入っていました。

 

センターコンソールにプラズマクラスターを装備しており、そのせいかどうかわかりませんが、特にカビ臭くはないもののエバポレーターの洗浄を自ら敢行する事にした次第。

 

※ 商品はアマゾンに注文

※ 商品の内容物

※ クィックエバポレータークリーナーSの付属品。パイプの片方先端にノズルがついています

クィックエバポレータークリーナーには(S)と(Ⅲ)がありますが、SはⅢより抗菌・消臭性能がパワーアップされ、パイプも19cm更に延長。 エアゾールタイプで主成分はエタノール~消臭剤・除菌・防カビ剤が添加されています。底に製造年月日印字あり。

 

1.  グローボックスを外す(プリウス取説を参照)

2. エアコンフィルターを取り出す

3. エバポレーターブロアファンの開口部が現れる

4. 所定のエアコン設定にする

すべてのドア窓は全開にします(吹き出し口からの噴霧ガスを吸わないようにするため)

*A/C(エアコンスイッチ):オフ
*内気循環
*温度:最低(LOと表示される)
*風量:手動最大(AUTOオフ)
*吹き出し口:VENTモード(上部のみ吹き出し)

 

5. クリーナーのパイプ先端ノズルがファンの真上に来るよう取り付ける

フィルター挿入口の右寄り下部にブロアファン(手鏡で確認できます)があるので、パイプ固定プレートを写真の位置に貼り付け、ノズルがファンの中心に来るよう長さを調整する。
延ばしすぎるとファンに当たってカタカタ音がするので要注意。

一方のパイプをクリーナ上部に差込み、レバーを強く押し込むとロックされます(噴霧開始)
そのまま約3分で噴霧は終了します。

ブロアファンの音が大きくクリーナに耳を近づけても、噴霧終了の確認が出来ませんのでスマホのストップウォッチ等を利用します。 開始3分半で噴霧は終了していました。

 

6. 噴霧終了後、エアコン設定はそのままで、A/C(エアコンスイッチ)をオンにする

エアコンを回し続けます。 エバポレーターの冷却フィンに結露が発生し、水滴により汚れやカビなどを流します。 説明では5分間となっていますが、すぐに水滴が落ちない事もあるので、落ち始めてから5分~10分位かけた方がよいと思います。

エアコン動作させたまま、この間に新しいクリーンフィルターに交換・挿入しておきます。

 

7. 助手席側の下に水滴が流れ出ていることを確認

7.  ケースに入った消臭剤をグローボックスの裏側に貼り付ける

前回ディーラーが貼っていたところに貼り付けました。

グローボックスを元に戻します。 処置後はとってもいい香りが漂っています。
業務仕様なので効果抜群です。 作業は30分以内

1年間は抗菌コートが施されます。 汚れがひどくならないうちにエバポレータ洗浄およびクリーンエアフィルター交換は、1年毎に行うべきです。

 

 

取り外したデンソー製クリーンエアフィルター(5年前、ディーラーにて交換したもの)