毎年2月16日~3月15日の1ヵ月間は、所得税または消費税の確定申告期間であります。個人事業主やフリーランスなどが対象になりますが、会社員(給与所得者)も医療費控除、住宅ローン控除を受ける人やふるさと納税の利用、20万円以上の副収入がある人は確定申告の対象になります。
私の主たる収入は公的年金ですが、ほんのささやかな副収入があるため、毎年この時期になると確定申告をします。すでに2月18日、e-Tax(国税電子申告・納税システム)にて確定申告を済ませました。e-Tax利用による確定申告は、平成18年(2006年)からなので、今年で18回目になります。
サラリーマン退職後、有限会社を設立の際、税務署主催のe-Taxの説明会を聞いて以来、会社の所得税等の確定申告は、e-Taxを利用していました。会社閉鎖後もご縁でキャリアを活かせるお手伝いなどもあり、確定申告の必要性から e-Taxを継続。24時間いつでも自宅から利用できる利便性から重宝しています。ちなみに、2月16日以前からでも申告可能(1月4日から)ですが、提出の扱いは2月16日からです。
前置きが長くなりましたが、国税庁サイトの確定申告書等作成コーナーから、パソコンを使ってe-Tax 開始にあたり、関連アプリの更新等による事前準備(セットアップ)が必要になるのですが、その過程でちょっとしたトラブルがありました。
今年も、インストール済のマイナポータルアプリに更新案内があり、ダウンロードおよびインストールをしたのですが、以下の通り「アプリケーションのインストールされているバージョンが確認できません。セットアップを終了します」というメッセージが出て、セットアップが差し戻されて先に進みません。
マイナンバーカードで確定申告する場合、マイナポータルは必須のアプリです。また、利用するブラウザがChromeの場合、拡張機能にマイナポータルを追加する必要があります。昨年からWindows11で e-Taxを利用しています。マイナポータルアプリはインストール済ですが、トラブルはありませんでした。
事前準備には、毎年のように関連アプリのバージョンアップがあるため、パソコンでe-Taxを利用する場合、アプリを最新のものに更新しないとセットアップがうまくゆきません。バージョンアップは上書き更新で対応していましたが、今までこの方法で一度も問題はありませんでした。
チェックのため、別のWindows10パソコンにマイナポータルアプリを新規インストールしたところ問題ないことが判明。そこで、Windows11パソコンにインストール済のマイナポータルアプリを一旦削除の上、今回ダウンロードした同アプリを再インストールしたところ、正常にセットアップ終了しました。一般的なパソコンの知識があれば納得できる原因ではあります。
確定申告データ送信後、e-Taxのメッセージボックスで受付完了したことが確認できます。
パソコンでの e-Tax利用は、OSは Windows10および11、ブラウザは、ChromeおよびEdgeとなっています。Mac OSは利用できません。スマホからも可能ですが、収支内訳書を必要とする確定申告はできません。