我がマンション管理組合の総会が開催されるも毎回の出席率が悪い

昨日、我がマンション管理組合の第36期通常総会(平成元年第1回総会より築36年)が開催されました。今回は私めが理事長(延べ4回着任、毎年持ち回りで決めます)でしたが、管理会社担当者同席の基に進めました。毎回のことながら出席率は悪いです。今回の総会の出席者8名、出席率は50%でしたが、議決権行使書は欠席者から貰っているので、この度の総会に提出された4つの議案はすべて100%承認となりました。調べてみると、出席率の低さは、他のマンション総会でも少なからずその傾向があるようです。

私が住むマンションは16世帯の小規模マンションです。積立金の貯蓄ペースは、大規模マンションに比べて低いので、大規模修繕工事(過去2回行っています)や老巧化による設備のメンテナンスなど、居住者の負担を増やすことなく積立金の範囲でやるにはいろいろと苦労があります。

2ヵ月前に、36年目にしてエレベーター入れ替えを行いましたが、費用は占めて1,600万円也。メーカーの特別配慮で6回ローン支払いを認めてくれることなり、毎月の積立金は一時的(6年間)に下がるものの、ローン支払いと積立金による貯蓄を両立できることになりました。

どこのマンション総会もそうだと思いますが、管理会社のアドバイスや提案を基に、出席者の意見交換で結論を出し、議案は総意(承認)を以て進めています。エレベーター入れ替えも、2年前から総会や数回の臨時総会を経て決めました。

マンションの購入にあたっては「マンションの管理を買え」とよく言われます。これは、建物自体の条件(築年数・設備・立地条件など)だけでなく、管理組合の運営状況や管理会社のサービスを重視すると言う意味です。つまり、管理状態が良いマンションは、将来の資産価値の維持や、快適な生活環境を維持する上で有利になるため、管理状況をしっかり確認して購入すべきだということです。

36年前(平成元年)、マンション購入の際、管理組合のしっかりしたところを選ぶには、売れ筋の大手デベロッパーであることが一番の目安かなと思いました。建物自体の条件は問題なかったので、最終的に三井不動産のマンションに決めた経緯があります。

当マンションの第一回の総会は当然ながら出席率はよかったですが、いつのごろかだんだん出席率が悪くなってゆきました。毎回欠席する人は決まっています。直近の15年間の総会では、毎回欠席する人は、持ち回りで選定している管理組合の役員人事(理事長・副理事・理事・監事の4人)に対して逃げ腰の人が多いです。

スタート時は、仲のよかった住民も、歳を重ね殆どが後期高齢者。36年間も一緒に住んでいると利害が絡んだり、住民同士の人間関係、騒音問題などから、その人の人間性・人格・責任感・協調性などがはっきり見えてきます。総会に限っていえば、出席しない人は、協調性がなく無責任であることは否めません。変わってきたのではなくもともとそういう素地があったのだと思います。

私は、友人など付き合いする対象は、「来るもの拒まず、去るもの追わず」のスタンスです。この歳になると好き嫌いがはっきりしてきます。無理して八方美人になる必要はありません。我がマンションにも、36年間も一緒に住んでいるのに、まともな挨拶が未だに出来ない人がいます。嫌いな人でも、大人の対応で挨拶だけでもと、交わす場合がありますが、挨拶を返さない人には、次から私もしませんw

残り人生も限られていますから、他人の機嫌取りする積りはありません。但し、仲の良い人とはお互いが通じあうものがあり、気配りはもちろんのこと、気の合う人とのひとときはとても居心地が良いものです。マンションの居住者において仲のよい人は限られていますがそれでよいかと思います。マンション住民に限らず、嫌いな人に嫌われてもなんとも思いませんw 気の合う人だけと付き合えばいいのです。

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